２０１３　７月①　ストラスブール編

2013/07/07 - 2013/07/10

会社の夏休みを早目に所得してフランス　アルザス地方とイギリス　ロンドンを旅してきました。

スタジオジブリの「ハウルの動く城」が大好きでそのモデルとなった町がある、と聞いて俄然行く気になりました。あの可愛い街並みを見てみたい！そんな思いで旅の準備を始めました。大分前にロンドン行きのチケットをＪＡＬで購入していたのでヒースロー→フランクフルト→ストラスブール（バス）はルフトハンザ航空で追加購入。フランクフルト→ストラスブールはルフトハンザバスが運行されておりルフトハンザ航空のＨＰから日本語で簡単に購入出来ます。

しかし今年のヨーロッパは暑かった・・。毎日晴天続きなのは嬉しかったけど暑さに弱いので連日３０度近くまで上がる気温にややぐったり気味。湿気がない分まだいいのですが久しぶりに毎日汗だくの日々でした。暑さにやられあまり詳しい写真を撮れてませんでしたがとても素敵な場所でしたのでこれから行こうと思う方の参考になれば、と思います。

エリア フランス

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: JAL ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田→ロンドン（１泊）→フランクフルトまでやってきました。途中の写真がまったくないのは暑い中重い荷物を引きずって移動していたので余裕がありませんでした。やはり旅は身軽にが鉄則ですね・・。


ストラスブールへは色々なアクセスの仕方がありますが意外とフランクフルトからのアクセスが容易で予約も日本語で簡単に出来ますので私のように英語に不安のある方にはおすすめのアクセス方法です。

フランクフルトからはルフトハンザバスでストラスブールに向います（ノンストップで２時間半）。ルフトハンザバスはルフトハンザ航空のHPで日本語で予約出来ます。フランクフルト空港到着時に到着ロビーから１つ上の出発フロアに上がりチェックインをします。

自動チェックイン機でルフトハンザバスのチェックインをしました。予約番号を入力するだけで行きと帰りのバスのボーディングパス(１枚のみ）を発行されてチェックイン完了です。

もう一度１回下の到着ロビーに降りて建物の外に出ます。

外に出てすぐこの看板が目印です。ストラスブール行は１日６便（8：30,11：00,13：30,17：30,20：30,21：45）あります(2013．7月現在）私は11時にも乗れましたが余裕を持って１本遅い13：30の便に乗車。

乗車時間の30分前位からこの付近に人が集まってきます。混み合うので早目に到着することをオススメします。バスは大型の観光バスで綺麗でしたしエアコン、トイレ完備で快適でした。

フランクフルト空港に向かう場合もストラスブール駅到着と同じ場所からﾊﾞｽが出ます。到着時に場所をよく確認しておきましょう。その場所にもルフトハンザのこのマークがありますがこれよりも大分小さいので見逃さないように。

ストラスブール着。

３日間お世話になったベストウエスタンホテル　モノポールメトロポール。
ストラスブール駅からも１本道で近く(約５分）バスルームも広くバスタブも有り。写真の右上のバルコニーがある部分がちょうど私の部屋のバスルームの窓でした。

翌々日の市内観光

ホテルで貰った無料のマップを見ながらとりあえず歩いて街のシンボルのノートルダム大聖堂方向へ。

この後教会横のインフォメーションで３日間有効のストラスブールパスを購入。このパスを購入すると最初の博物館は無料、次が半額という特典と水上クルーズが無料でついてくるという物でしたので購入しました。しかし購入後博物館の場所を確認した時に行こうとしていたアルザス博物館、ロアン宮の博物館どちらも休館であることが発覚。ガーン。

とぼとぼとインフォメーションを出て目の前の大聖堂内部へ。
ステンドグラスの美しさでちょっと癒される。

外は暑くても教会内はうっすら涼しいのでこの後ちょくちょく涼みに立寄ってました(笑）

１日１回。毎日１２時半になるとこのカラクリ時計が動き出します。手前に鉄の扉がついていてガイドブックによると動き出すときは別途入場料を支払わないと入場出来ないようになっている模様。

今回は時間が合わず動いている所を見ることが出来ませんでした。次回また来た時にでも。

ロアン宮。この向こう側が博物館。

マリー・アントワネットがお嫁入りにフランスに来た際フランスで最初に泊まったのがこのロアン宮。外観だけしか見ていませんが非常に美しい館でした。

時間が沢山あったので水上クルーズへ。
ストラスブールパスの中に含まれていたのであまり興味がなかったけれど博物館休館で時間を持て余したので無理やり参加。

ここでストラスブールパスのチケットを水上クルーズチケットと引き換える。チケット売り場の人が優しく英語で「グリーンの部分の１番ね」と教えてくれたのでその部分のチケットを渡すとクルーズのチケットと交換してくれる。いくつかある乗り場のどこに行けばいいか教えてくれる。

指定された乗り場の船に乗船。

この船に乗り約１時間街中を流れる川をクルーズ。船はこんな感じで屋根がなく日差しを遮る物は何もないので晴れている場合は帽子と水分補給をお忘れなく。

水上から見たストラスブールの街並み。
到着してから２日も経っていたのにまだこの街を全然見ていなかったことに気付く。

あまり期待せずに乗ったせいかこれがすごくよかった！お天気も素晴らしかったし、船が動き出せば風が吹いてくるので気持ちよかった。

イヤホンガイドが座席についていて日本語の解説もあり。

由緒正しきオペラハウス。

サンポール教会。

現在は修復中でした。

街の外れにあるＥＵ本会議場。

歴史的な街並の中、この周辺だけが近代化のビルが多数。
わざわざこれだけを見に行くのは町外れなので大変そうだけど、クルーズならのんびり連れて行ってもらえるのでよかった。

船を下船。

ちょうどお昼時でお腹がすいてきたので下船してすぐの所にある軽食のスタンドでアルザス名物タルトフランベが食べれるようなので並んで購入。

タルトフランベ。５ユーロ。

観光地価格でちょい高めだったけど薄いピザ生地の上にオニオンと生乳を発酵させたチーズ（フロマージュブラン）、ベーコンちょっと。軽く酸味を感じましたが気にならい程度で口当たりも軽く美味しかった。

大聖堂の目の前のジェラート屋さん「Amorino」

外からは解らないけど店内に行列が出来るほどの盛況ぶり。一瞬悩んだけれどショーケースを見て美味しそうだったので並んでみる。

コーンの上に３種類を選んで５ユーロ。店員さんがフランス語しか通じず、ほとんど指さしてオーダー（笑）マンゴー、ラズベリー、キャラメル。高かったけど非常に美味だったので許容範囲。今回は暑かったせいか色々な所でアイスやジェラートを食べたけどここが今回の旅のＮＯ１でした。盛り付け方もユニークだった！

お店の名前を忘れないようにお店の前にあった看板を撮影。

暑かったので一度ホテルへ帰って休憩した後、プチフランス地区へ。

先程水上クルーズでも見たけどホテルからそう遠くないので木組みの可愛い街並みを観たくて歩いてみました。

路地裏も絵になる。
日差しが強いので光と影のコントラストがはっきりしている。

そういえば暑くてカフェに入ることがなかった（暖かい飲み物を飲む気がなかった）せっかくのフランスだったのに勿体なかった。夢は世界中でお茶することなのに。

プチフランスの象徴。

水上クルーズだとちょうどここが運河を渡るために水位の高さを調節する場所になる。船に乗っている時はあまり水位の変化を感じないが（特に何を言われるわけでもないので）運河の外からも水位を調節する様子を見学出来るのでそちらの方が水位の変化がはっきり解って楽しい。

２週間ほど前はまだ寒かったらしい。それがこの１週間と少しで急に暑くなったので色々な花が一斉に咲きだしたらしい。至る所で咲いていてとても綺麗だった。花とかあまりよく知らないけれどそれでも春と夏に咲く花が一緒に咲いていること位は解る。

川に突き出たレストラン。

ここも花がとても綺麗に咲いている。

遠くに教会を眺めながら川縁の道を歩きながらホテルへと戻ります。

もう明日の朝はフランクフルトへ移動なのでストラスブールとはお別れです。次回はあまり暑くない時期に来ようと思います（笑）