中国明朝時代の伽藍配置が珍しい黄檗山萬福寺

2013/06/30 - 2013/06/30

萬福寺は中国福建省から渡来した隠元禅師が後水尾法皇や徳川４代将軍家綱公の尊崇を得て、１６６１年開創された日本三禅宗（臨済、曹洞、黄檗）の一つ黄檗宗の大本山。境内の建造物は中国の明朝様式を取り入れた伽藍配置で、創建当初の姿を今に伝える寺院は他に例がなく主な建造物は国の重要文化財となっている。
境内のあちこちに見られる珍しい中国風の建造物等を拝観し三室戸寺へあじさいを見ようかと思ったが付近は大渋滞。近くの伊藤久右衛門本店で「茶そば」と評判の抹茶パフェなどを食べて帰路に就いた。

エリア 宇治(京都)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

総門

総門の扁額（高泉署）

門の両脇にある龍目井

放生池

孟宗竹隠元藪（宇治市名木百選）

三門

三門の両脇にある中国風の門

通玄門

開山堂

即非蓮

松隠堂

陽山紅

菩提樹

沙羅双樹

合山鐘

壽塔

石碑亭

禅堂（座禅道場）

天王殿

聯燈堂へと続く回廊

大雄宝殿（本堂）

「萬徳尊」の扁額は二代木庵禅師の書

法堂

徑山費隠禅師筆の額「獅子吼」

卍くずしの勾欄

齊堂（食堂）の額（木庵禅師筆）

開版（魚梆）

齊堂前にある魚板で木魚の原型となった。時を報ずるものとして今も使われている。

生飯台

食前に一箸の飯を餓鬼や鬼子母神などに施しをする台

巡照板

朝夕これを打って一山の僧のいましめの句を声高らかに唱える。

謹白大衆（謹んで大衆に白す）
生死事大（生死は事大にして）
無常迅速（無常は迅速なり）
慎勿放逸（慎んで放逸する事勿れ）

売茶堂

黄檗樹（和名きはだ）

伊藤久右衛門本店

茶そば「源氏のかをり」

抹茶パフェ

宇治金時白玉