2013/04/20 - 2013/04/20
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まみさん
曇天で気温が低く、3月か2月に戻ったような4月第三週目の週末に、今年2013年2度目の森林公園に出かけました。
光の中の花を撮るのが好きな私にとって、こんな天気はがーっかり。
冬だったら、こんな曇天の撮影散策は迷わず動物園に出かけちゃいます。
だけど、春なのです。
そして森林公園のチューリップは、この週末を逃したらもう厳しいでしょう。
というわけで出かけました、森林公園。
そして、曇天でも花撮影散策が楽しめることを思い出しました。
新緑の美しさは晴天の方が輝かしくて瑞々しいけれど、曇天でもそのすがすがしさに変わりありませんでした。
最近、植物撮影はクロスフィルターを通してふんわりとやわらかい雰囲気で撮るのが気に入っていますが、それは曇天こそ有効でした。
そして春だからこそ、チューリップの他に、とりわけ野花撮影を楽しみにしていました。
野草コースの入口では、思ったほど咲いていなかったのですが、コースを進むにつれて、まるで野花の玉手箱!?
花期終わりかけの花から、いままさに盛りの花、そして咲き始めの花がそろっていて、リレーとバトンタッチの最中でした。
特に嬉しかったのはクマガイソウとの再会。
まだ咲きはじめで3株しか咲いていませんでしたが、去年一昨年と時期を逸して会えず、久しぶりだったので、それでも嬉しかったです。
他にざっと挙げてみても、花期終わり近くでもけなげに咲いていたのはヒトリシズカ、シュンラン、ヤマシャクヤク、ニリンソウ、スミレなど。
まさに盛りだったのはジュエニヒトエ、シャガ、ヤマブキソウ、ムラサキケマン、チゴユリ、イカリソウ、マムシグサ。
そして咲き始めのクマガイソウ。
野草コースでちょっとだけ見られるザゼンソウとフデリンドウは、残念ながらもう終わっていました。
(フデリンドウは、コクリコさんが見つけた紅黄葉樹園の方までは回れませんでした。)
でも、花の種類も多ければ、花の個数も多くて、野草コースだけで2時間たっぷりかけてしてまいました。
玉手箱を開けたように(!?)、時間はあっという間にたってしまいました。
実は、先週末の昭和記念公園のチューリップ・オフ会では野花撮影もしっかり楽しみ、そのときとかぶる花も多かったのですが、昭和記念公園と森林公園とでは咲き方や周りの環境が違うので、同じ花であっても撮り甲斐がありました。
それにしても久しぶりのサイクリングは───森林公園のサイクリングコースはアップダウンが多いので、息が切れました。
コースの新緑や花木の美しさがその苦労を相殺してくれましたけどネ。
<チューリップと春の野花に夢中になった新緑の森林公園の旅行記シリーズ構成>
■(前編)クマガイソウに会いたい!~野草コースで春の野花にじっくり取り組みたくて
□(後編)森林公園の2度目のチューリップ・ガーデン~今年はどんな風に撮ろうかしら
森林公園の公式サイト
http://www.shinrin-koen.go.jp/
<タイムメモ>
09:50 家を出る
10:40 森林公園駅に到着
10:45-11:25 駅前サイクリングコース
11:25 森林公園南口に到着
11:30 南口サイクリングコースに入る
12:05-14:15 野草コース(約2時間10分)
14:50-16:05 チューリップ・ガーデン(約1時間10分)
16:25 中央口から森林公園を出る
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
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森林公園駅に鯉のぼり
そうでした、ゴールデンウィークというのは、鯉のぼりの季節でもあったんでした。
ああ、季節はあっという間にめぐってきます。
特に春になると、夏が来るのはあっという間に感じられるでしょう。
これは単焦点のマクロレンズで撮りました。
今回の森林公園では、できればマクロレンズ1本で撮影しようと思ったのですが、野草コースで柵から離れたところに咲いていた花や、チューリップ・ガーデンでは、60mmの単焦点マクロレンズではらちがあかず、広角ズームレンズも使いました。
でもなるべくマクロレンズでチャレンジしました。 -
森林公園駅を飾る鯉のぼり
建物の中なので風にたなびきませんネ。 -
いつものとおり駅前で自転車をレンタルして、駅前サイクリングコースを出発!
これもマクロレンズで撮りました。
マクロレンズは、単焦点レンズの利点であるレンズの明るさと、マクロレンズの特徴で焦点範囲が狭く前後にぼけができやすいのが気に入っています。 -
ツツジの生け垣が鮮やかにピンクに染まりつつある季節
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藤もうっすら咲き始め
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八重桜はカーネーションのように私を待っていた@
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駅前サイクリングコースの八重桜もこの時期の楽しみの1つ
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奥のお嬢様に注目
八重桜は他のタイプの大木もあって花は鈴なりでした。
でも、いかんせん曇天で薄暗く、相当ハイキーにしなければ花色が薄汚れたかんじになりそうだったので、今回は割愛。
森林公園に急ぐことにしました。 -
新緑いっぱいの南口に11時25分に到着
さすがにピクニック日和とはほど遠い天気だったので、空いていました。
駅前サイクリングコースから南口まで約3kmなので、自転車を走らせれば駅前から15分で南口に到着します。
今回は、40分かけてしまいました。
途中で主にチューリップ花壇と八重桜を撮るために立ち止まったためです。
でも、もっと時間をかけてしまったときもあるので(苦笑)、これでも自粛した方です。
駅前サイクリングコースで撮ったチューリップは、チューリップ写真でまとめた後編「チューリップめざして新緑が美しい森林公園へ(後編)森林公園の2度目のチューリップ・ガーデン〜今年はどんな風に撮ろうかしら」にて。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10768388 -
南口広場の噴水前で記念撮影
マンロレンズで撮っているので画角が狭い中を、なんとかパチリ。 -
南口広場の新緑の下でなにやら体操するグループ
わかばフェスタの催し物の1つ、森林ヨーガ教室でした。
4月20日と5月9日はハタヨーガ、5月11日と5月16日はタイ式ヨーガ。
時間は10時半から11時半で、このあとまもなく終わりました。
参加費は500円。雨天中止。定員各日30名、対象は4才以上。 -
赤みを帯びた若い葉っぱ
南口サイクリングコースの入口で、ふと目にとめて。 -
新緑あふれるサイクリングコース
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駐車場のそばでみつけた大木の花
ウワズミザクラかな。 -
光の中にとける
逆光だったし、花は白いので、うんとハイキーで。 -
野草コース最寄りの駐輪場から階段を上がる
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園内のあちこちでヤマツツジが咲き始め
サイクリングコースを走っている最中にも少し見かけたのですが、まだつぼみの方が多かったです。 -
野草コースに到着、12時すぎ
春ですから、ここに紹介されていない花も見つけることができました。
ヤブレガサだけは、それらしいのがあったのですが、花っぽくないので写真を撮りませんでした。 -
野草コースの入口で、早速ジュウニヒトエを見つけた@
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ひっそりと咲いていたシュンラン
花色が緑なので、目を凝らして注意深く探さないと、見逃してしまいます。
立派な望遠レンズを装着した別のカメラマンが狙っていたので、見つけることができました。
ただ、少し距離があったので、さすがにマクロレンズでは撮れず、広角ズームレンズに交換しました。 -
後ろ姿の白いイカリソウ
これも野草コース入口で撮ったものです。
レンズはマンロレンズに戻しました。
イカリソウは野草コースのもっと奥でたくさん見つけましたが、ほとんどがピンクのイカリソウでした。 -
1人静かになってしまったヒトリシズカ
ヒトリシズカはたいてい1人静かではなくいっぱい賑やかに咲くのですが、花期終わり近くだったせいか、珍しくその名の通り、ぽつんぽつんと1人ずつ静かに咲いていました。 -
良く見るとジュウニヒトエも花盛り
これも野草コースのあちこちでたくさん見かけました。 -
野草コースにはシャガもたーくさん@
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マクロレンズでシャガに迫ってみる
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オレンジとブルーのステキな模様と、はばたく鳥の羽根のような中心のひらひらを見据えて
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シャガの花芯で小さな天使が背中の羽根を広げて
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野草コースのヤマツツジと散策終えて戻る人たちの後ろ姿
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野草コースのヤマツツジは見事な色艶!
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ヤマブキも野草コースの新緑を彩り
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地上ではヤマブキソウがぎっしり!!
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花びらが4枚のヤマブキソウ
花木のヤマブキは花びらが5枚です。 -
ヤマブキソウの花芯で巫女たちが踊る
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すっくと立ち上がっためしべ
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ムラサキケマンもたーくさん!
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複雑な形の花なのでマクロレンズで撮るのが面白い@
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葉っぱのトランポリンで遊ぶ
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ふんわりと咲き広がるヤマブキソウ
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ヤマブキソウの黄色の中にぽこぽこ浮かぶ白い花は……
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上品な可愛らしさのヤマシャクヤク@
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花びらは一重だけど、花芯は牡丹にそっくり
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ヤマブキソウを背景に、マムシグサ2株
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大事に隠された花芯を覗く
別のマムシグサです。 -
再会! クマガイソウ!
ああ、森林公園で再会するのは3年ぶりです。 -
野生のランの中では花のサイズが最大というクマガイソウ
あわいピンク色をしていなければ、花って気がしない不思議な形状です。 -
ヤマブキソウと語らうクマガイソウ
見つけられたのは3株だけでした。
ピーク時にはもっとたくさん咲きますが、森林公園の野草コースでは、奥の方の斜面の上に咲いていることが多いです。
でも今回は3株とも通路のすぐそばに咲いていてくれました。
通路のそばの方が花期が早いようです。 -
上を向いた花がたくさんだったチゴユリ
チゴユリは、先週末の昭和記念公園のこもれびの森に負けず劣らずたくさん咲いていましたが、あんなにぎっしり密集していなくて、1つ1つの株が離れて咲いていました。
先週末の昭和記念公園のチゴユリの写真のある旅行記(2013年4月14日)
「昭和記念公園ファン倶楽部のチューリップ・オフ会2013(後編)春の花の新たな邂逅と再会にあふれた春の昭和記念公園とオフ会」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10766503/ -
めしべを見せた横向きのチゴユリ
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うつむいて咲くのはチゴユリのポリシー@
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林間に咲くヤマブキ
花びらが4枚のヤマブキソウではなく、花びらが5枚の花木の方です。 -
そのまま紋になれそうな優等生な花姿
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たくさんのヤマブキにも彩られた野草コース
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ニリンソウもまだまださくさん!
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ニリンソウ(二輪草)なのにペアがいなくなった花が多かったけれど……
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ニリンソウのセンシティブな花の中心
おしべのかんじが、仲間であるフクジュソウ、セツブンソウやキクザイチゲなどのキンポウゲ科花とよくにています。
といっても、キンポウゲ科の花は私が思っていたよりもずっと多様な花がある大所帯でした。 -
一部だけほんのりリンゴ色に染まったニリンソウの花びらの外側
森林公園の野草コースにニリンソウはたくさん群生するのですが、イチリンソウは見たことがないです。 -
ちっちゃなツボスミレに森林公園でも再会
タチがつかないツボスミレかな
今年最初にツボスミレを見つけたのは、埼玉こども動物自然公園でのことでした。
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/28712571/
関連の旅行記(2013年4月6日)
「春の暴風が来る前に、埼玉こども動物自然公園へGo!(4)八重桜と葉桜と春の花木にあふれた動物自然公園〜森林公園の代わりに春の花を求めて」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10764819/ -
大きな草にはさまれながらけなげに咲く
でもよく見ると、ツボスミレと花の付き方や葉っぱの形が違うかも。 -
新緑色のマムシグサはマムシというよりアオヘビ!?
花はみーんな東向きだったので、この子は横顔で。 -
複雑な花姿のピンクのイカリソウ
表紙候補でした。 -
光の中でたわむれる
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けんかするほど仲が良い@
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縦縞模様が際立つマムシグサ
でも森林の中だと意外と保護色だったりします。
マムシグサの株も、よく見るとものすごくたくさんありました。
ただ、よく似たウラシマソウは、森林公園の野草コースでは見たことがないです。 -
葉っぱのテーブルを前にしたタチツボスミレ
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幹に着生!?
ランの一種でしょうか。
この木自身の枝には見えません。 -
野草コースの入口に戻ったら、シュンランもう1株見つけた@
いやはや、野草コースではほぼ独占状態に近かったので、シートを敷いて座り込んで、マロンレンズでの撮影をじっくり楽しみました。
その段階で、本日も都市緑化植物園やボーダー花壇の方までは行けなくなりました。
でも、1番目的のチューリップ撮影の時間を考えて、ちゃんと時々時計を確認しました。
ただ、チューリップを優先させるため、運動広場のアイスランドポピーもあきらめることにしました。
後編はチューリップ特集です。
「チューリップめざして新緑麗しい森林公園へ(後編)森林公園の2度目のチューリップ・ガーデン〜今年はどんな風に撮ろうかしら」へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10768388
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