《年末年始の旅　2012-2013　バルセロナ＆イスタンブール》12月31日〈7〉　すったもんだの末、無事　モンセラｰト修道院見学

2012/12/31 - 2012/12/31

12月31日、コロニア・グエル　から　バルセロナ・エスパーニャへ戻るつもりが　急遽、そのまま　モンセラットへ向かう事に・・・

colonia guellコロニア・グエル駅から、12:09　Ｓ33線に乗り　二駅先の　sant vicenc dels horts 駅で　降ります。

ここで　Ｒ５線に　乗り換えるのですが　モンセラットまでの　チケットを持っていないのが　気になり、エスパーニャからコロニア・グエルまでのチケットで　自動改札を出ようとしますが　出れず・・・・・当然ですね（−−；)

他の乗客が　呼び出しボタンで　呼び出していた女性駅員さんに　事情を説明しますが　一旦バルセロナ・エスパーニャまで戻れ、と言われてしまいす。が、めげずに駅員さんに食いつきます。　

「時間がないので　どうしても　こもままモンセラットへ行きたい！」　「ダメ！戻りなさい。」　「ここでチケットを買いなおして　モンセラットへ行きたい！」　スペイン語×英語　の　押し問答の末、しぶしぶ　駅員さん　改札の鍵を開けて　出してくれました。　

駅員さんの指示通り　発券機で　モンセラットまでのチケット購入、到着したＲ５線に飛び乗り　無事　モンセラットへ・・・

エリア モンセラット(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

Ｒ５線が来るまでの　5分ほどの待ち時間に　改札での　すったもんだ。

最初は　エスパーニャに戻って　チケットを買いなおして　モンセラットへ行くしかない、と　言い張っていた駅員さん、ですが　結局は　丁寧に　チケットの買い方を指示してくれました。　グラシアス！

ホームに入ってきた　列車に　飛び乗って、一部始終を見ていた　日本人の若いカップルに　「はぁ〜〜ドキドキしましたよー」　と　拍手されました。

30分ほどで　車窓の外に　モンセラットの奇岩が　見えてきました。

monistorol de montserratモンセラット登山電車の駅、の一つ手前、aeri de montserratモンセラットロープウェイ駅　で　降ります。

時間があれば　片道１５分の　登山電車もいいですが　ロープウェイは５分で着くので　こちらを選択。

駅から　ロープウェイ乗り場までは　すぐ。　表示も分かりやすいです。

ロープウェイの往復チケットを買って　しばらく待ちます。

8分ほど待つと　上から降りてきた　ロープウェイに　乗降客が乗り換えて　頂上へ出発。

崖っぷちギリギリに　建物が建っています。

ものの６分ほどで　到着。

たった　６分ですが　結構　景色は堪能できます。

岩肌に　へばりつくように　お土産物店とレストランの建物が見えます。

先に　昼食をとります。

好きなものを取っていって　最後に　レジを済ませます。

観光客で　いっぱいの　レストラン。

モンセラットは　スペインの聖地です。

ここから更に　上のほうへいく　巡礼ルートが　ありますが　今回は　ここで修道院を見学するだけで　退散します。

こっちは　修道院とは反対方向。　

何が　あるかなぁ〜。　何もないので　回れ右　修道院へ・・

８８０年に山の洞窟で聖母マリア像が発見されたのを機に　修道院が建設されます。

ロマネスク〜ゴシックと　改築を重ねた　修道院は1811年　侵攻したナポレオン軍による火災、その後の　修道院閉鎖時の　略奪などで　廃墟となり、その後　再建されました。

建物は　新しいです。　

のこぎり山、モンセラットの　奇岩に抱かれた　修道院です。

「アトゥリオのパティオ」と呼ばれる中庭を　進みます。

教会　奥の祭壇に　黒いマリア様が　祭られています。

マリア様の前を　祈りながら　人が　横切っていくのが　見えます。

右手の方に　マリア様　への　通路があるようです。

右手　側廊の通路には　人の列。

後ろに　くっついて　階段をゆっくり　ゆっくり　進んで行きます。

そこ、ここに聖人の像。

黒いマリア様への階段壁には　女性の聖人のモザイク画が　並んでいます。

人の頭越しに　マリア様が見えて来ました。

周りの装飾が　煌びやかに。

皆　立ち止まって　撮影するので　なかなか進みません。

何をお祈りしよう・・・・　あらかじめ何も考えていなかった事に気付き　思いつきで　多々お願い、神頼み。

ヌエストラ＝セニョラ・デ・モンセラート　黒い聖母子像は、高さ約95センチメートルのポプラの木像で、顔と手足を除いて金箔が施されています。

初代教会時代にエルサレムで製作されたと伝えられていますが、実際には12世紀のロマネスク様式の頃の作品だそうです。

「ラ・モレネタ」と呼ばれる聖母は、幼子イエズスを膝に乗せ、全宇宙を象徴する　球体を右手に持っています。

マリア様右手の　丸玉を撫でて　ついでにあちこち　触れておきました。

にわか信者ですが　なにとぞ宜しく・・・・

頭上のモザイクも素晴らしいです。　鳩？も飛んでいます。

黒いマリア様に　お願い事をした後は　裏側にある礼拝室に　入ってみます。

ちょうど　マリア様の後姿が拝めるように　なっているので　信者の人たちの
静かな祈りの場のようです。

少しの時間　椅子に座って　無我の境地に・・・・なんて、煩悩多すぎて。

瞑想されている信者の方の　邪魔にならぬよう　静かーに　退室。

聖人たちのステンドグラス。

そして出口。

巡礼の最後、マリア様にささげられた　蝋燭の灯が　とても厳かで　美しいです。

15時。　修道院を後に　ロープウェイ乗り場へ戻ります。

暖房もない待合所で　20分待たされ　冷え切って　やっとロープウェイに乗れました。

谷間に　ぶらさがっている　不安定感が　ひしひし。

色んな表情をした奇岩を眺めるうちに　地上へと。

地に足が着きました。　生きて戻ってまいりましたぁ。

駅からも　黄色い点、ロープウェイが　２機　見えます。

15時45分の　Ｒ５線で　バルセロナへ。

16時45分　ちょうど１時間で　バルセロナ　エスパーニャ駅に到着。

これから　メトロ乗り継ぎ　カサ・ミラ　へ・・・