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【佐倉の名所を訪ねる】 最後の佐倉藩主、堀田正倫が後半生を過ごした「旧堀田邸」

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    旅行時期 2013/01/09 - 2013/01/09 (2013/01/16投稿

    パスポートがあと半年ほどで切れるので、今のうちに申請しておくことにしました。以前は千葉市の中央旅券事務所まで行かなければならなかったんですが、今は佐倉市内の印旛合同庁舎でも申請・受け取りができるようになっていて、私にとっては好都合です。

    せっかくお化粧して出かけるなら、ついでに近くに何かないかと調べたら・・・

    ありましたー。
    佐倉市民なのにまだ一度も行ったことがない佐倉の名所、「旧堀田邸(きゅうほったてい)」が。

    旧堀田邸は、佐倉藩の最後の藩主で廃藩置県後は華族として東京に住んでいた堀田正倫(ほったまさとも)が、後半生を農業と教育の発展に尽くそうと、1890年(明治23年)に故郷佐倉に建てて移り住んだ屋敷です。

    当時より規模は縮小されていますが、平成11年に大規模な補修復元工事を行い、庭園と共に一般公開されていて、今は国の重要文化財に指定されています。

    「佐倉フィルムコミッション」により積極的にロケ誘致を行っているため、近年では映画やドラマのロケ地としても知られるようになって来ました。「坂の上の雲」「侍戦隊シンケンジャー」「JIN-仁‐」などがここで撮影されています。

    旧堀田邸でお茶会が催されるというような記事を佐倉市の広報誌で読んだことがあったので、失礼ながら行く前は、茶室を少し大きくしたぐらいの建物なのかと思っていました。

    行ってみると、もともと3万坪あったという敷地は、現在は3分の1になったとは言え広々。建物は、玄関棟、居間棟、座敷棟、書斎棟、湯殿の5棟が復元された立派なもの。きらびやかさはありませんが、質素な美しさがありました。

    写真 40枚

    交通手段 : 
    • 現地移動 :  自家用車
    エリア:
    千葉 | 佐倉・四街道
    エリアの満足度:
    評価なし
    • 駐車場。
      国道296バイパスから印旛合同庁舎の東側の通りを入り、突き当ったら右折、坂道を上って左手にあります。

      わー駐車場広い〜と思ったら、このうち奥の?1から?14までだけが旧堀田邸専用の駐車スペースでした。

      そんなに混み合う観光地ではないので、行事の時でない限り十分だと思います。

      駐車場からはかなり歩きます。
      療養介護病院「佐倉厚生園」や老人ホーム「ゆうゆうの里」が並ぶ道を奥へ入って行った突き当りが旧堀田邸です。

    • 旧堀田邸の門。
      右手の建物は門番所です。

      積極的に撮影のロケ誘致を行っている旧堀田邸。
      ドラマ「侍戦隊シンケンジャー」の中では、シンケンジャー本部の志葉邸という設定だったそうです。

      テレビを見ていた人には馴染みのある門なんじゃないでしょうか?

      旧堀田邸・さくら庭園
      http://www.city.sakura.lg.jp/0000000627.html

    • 大木があって堀田邸の玄関が見えました。

      門を入った所にスタンプ台があって、一人の男性が「よいしょ!」って言いながらスタンプを押していました。
      スタンプラリーのようなものをやっているのでしょうかね?
      見ると「駅からハイキング」と書いてありました。

    • 私は建物は後にして、先に「さくら庭園」として公開されている庭を見ることにしました。

      庭を見るのは無料です。

      お庭だけ見に来る人もいるようでした。

    • 庭園は広々した芝生になっています。
      所どころに松の木。

      かなり起伏があります。

    • 座敷棟。

      旧堀田邸の写真と言うと必ずこのシーンが出て来るので、私はてっきりこの建物だけだと思っていました。

      実際は幾つもの棟が渡り廊下で連結された造りで、思っていたより大きな建物でした。

    • ほぼ全景。
      どうして全景の写真が使われないのかわかりました。
      後ろの建物が写ってしまうからなんでしょうねぇ。

      こうして庭から見ると、2階建ての部分もあります。

    • 庭の端まで来たら、こんなマークが。
      「駅からハイキング JR東日本」って書いてある。

      さっきスタンプを押してた男性が参加してたのはこれだったのかー。

    • しかし、この「駅からハイキング」、かなり強引な道を行かせますよ。

      矢印をたどってちょっと歩いてみました。

    • あらら、ルートはこんな感じで続きます。

      一応それとわかるぐらいの道になってるし、矢印があるので何とか進めます。

      林の向こうには車がひっきりなしに走っているので、迷い込むことは無さそうです。


      あんまり深入りしても何なんで、私はこのぐらいで引き返すことにします。

    • 旧堀田邸のかや門。

    • つまり茅葺屋根の門です。

    • かや門の外へちょっと出てみたら、木々の向こうに佐倉の市街地が広がっていました。
      見えそうで見えないですけど。

      旧堀田邸は小高い場所にあるんですね。

    • 木の写真を撮っていると、庭掃除に来た職員の女性が
      「植物がお好きなんですか?」と話しかけて来ました。
      「このお庭は夏になると百日紅(さるすべり)がきれいなんですよ」

      そういうのを聞くと、夏にまた見に来たくなっちゃいます。

      実がおもしろいと思って撮った写真。
      「クチナシです」って職員の女性。
      そう言えばクチナシの実ってこんな形だったと思い出しました。
      お料理に黄色い色をつける時に使いますよね。栗きんとんとか。

      「2月11日には普段非公開の2階と書斎棟が特別公開されるので、ぜひいらしてください。写真サークルの方々が毎年団体でいらして、皆さん2階の窓からの眺めを写真に撮られてますよ」なんて次々に話をしてくださいました。

    • では、建物を眺めながら入口の方へ引き返します。

      手前の黄色い壁の部分が書斎棟。

      その向こうの2階建ての部分が居間棟。

      右手に突き出した板壁の部分が座敷棟です。

      屋敷の周りにも芝生が植えられ、木の皮を編んだ低い垣根で囲まれています。

    • 2階建ての居間棟をじっくり。

    • 改めて玄関へ回ります。

      玄関の屋根は優雅にちょっと丸みがつけられています。

    • 後で見たものですが、室内にこんなパネルが展示されていました。

      ドラマ「JIN−仁− 完結編」の中では堀田邸の玄関がこんなシーンで使われていたんですね。

      「JIN−仁−」は近年珍しい高視聴率ドラマですが、私は完結編はほとんど見ていなかったので、大きな顔して語ることはできません。

    • 「JIN」「侍戦隊シンケンジャー」の他には「坂の上の雲」、映画「小川の辺」などの撮影が旧堀田邸や佐倉の武家屋敷で行われたそうです。

      見学者入口は玄関の右手脇。

      この時の見学者は私一人でした。
      ちょっと気恥ずかしいけど、ゆっくり見学させてもらいます。

      入館料は310円(消費税込みでよくある315円じゃありませんよ)。この半端な金額がなんともローカル。

      武家屋敷、佐倉順天堂記念館とセットの3館共通入館券(520円)もあります。

      内部は写真撮影OK。フラッシュ使用もOKです。
      ただし一か所、古文書のところだけは撮影禁止です。

    • 土日はガイドさんが案内してくれるそうですが、今日は平日なので、代わりに居間棟の一室で15分ほどのビデオ「明治に生きた最後の殿様 堀田正倫」を見せてもらいました。

      堀田正倫(ほったまさとも)は、お父さんが井伊直弼との勢力争いに負けて失脚したためわずか9歳で家督を譲られて佐倉藩11万石藩主となり、その後大政奉還、廃藩置県を経て境遇は二転三転。

      徳川慶喜の助命と徳川家の存続を京都へ嘆願しに行って明治新政府から徳川幕府の味方をしたとみなされ一時京都に軟禁されたり、家来の頑張りでまた戻されたり、波乱の人生だったようです。
      まだ二十歳前の頃の話です。

    • 廃藩置県後は東京に住み、その後華族(伯爵)に叙されたものの佐倉を忘れることなく、農業と教育の発展に尽くそうと故郷佐倉の地に3万坪の土地を購入、屋敷を建てて戻って来ました。

      屋敷の周りに農事試験場を作る一方、奨学会を作って当時の佐倉中(現佐倉高校 長嶋茂雄さんの出身校です)へ多額の寄付をしたそうです。

      ビデオを見せてもらって感激しました〜。


      ビデオを見た部屋は家族の居住空間、居間棟の一室です。
      邸内で催しも行われるからでしょう、エアコン完備でした(笑)。

      そこから見えた庭。

    • 隣りの部屋は「役女詰所」。

      さらにその奥は「御寝の間」。

    • 「役女詰所」の襖の引き手と襖紙。

      襖紙は独特の色と柄です。
      もしかしたらインド更紗?

      ガイドさんがいないのでわかりません。

    • 「御寝の間」は立ち入り禁止なので、のぞき込んで写真だけ撮りました。

      ここの襖紙も同じ色調ですが、さっきの部屋とはまた違った柄です。

    • 「居間」。

      天袋と地袋の絵は明治を代表する女流画家、跡見花渓(あとみかけい)の筆によるものです。

      説明によると、跡見花渓は東京の跡見学園の前身になる跡見学校を創立した人だそうです。

    • 廊下へ出てみると、書斎棟(非公開)へ通じる渡り廊下がありました。

      そして石と芝生のお庭。

      この渡り廊下を書斎棟とは反対側へくねくね行った先にお手洗いがありまして、昔ながらのスライドつまみがついた木の戸です。

      こういう所のトイレは「使用できません」と書いてあったりするものですが、ここには現代式トイレのマークがついています。
      もしかしたら見学者が使ってもいいのでしょうか?
      でも昔ながらの「ぽっとん便所」だったらどうしよう?

      みしみしと音のする廊下を踏んでノックもしてこわごわつまみを引いて戸を開けてみたら、中には完全現代版の温水洗浄便座が設置されていました(笑)。

      ちなみにこのお屋敷、トイレは廊下から入れるようになっていて、全部で6か所あります。
      すべて今も使えるのかどうかはわかりませんが、撮影隊も観光客も来ますから、ある程度の数は必要でしょうね。

    • この庭で撮影された「シンケンジャー」の一場面。

      佐倉市民としては、旧堀田邸がシンケンジャーの本拠地、志葉家の屋敷の設定になっていたなんて、嬉しいです。

    • ここで撮影された「JIN 完結編」の一場面。

    • 上の写真で大沢たかおさんと綾瀬はるかさんの間に写っているのがこれ。

      自然石の手水鉢。

    • 畳の渡り廊下を通って、南側に突き出すように建てられた座敷棟へやって来ました。

      お出迎えするカムロちゃん。

      カムロちゃんはその昔、佐倉城に住んでいたあやかし。
      こう見えて400歳です。

      江戸時代の記録書に「城内で毎晩8〜9歳ぐらいのかむろ(オカッパ頭の子ども)が書院の杉戸から抜け出して遊んでいる」という記述があるそうです。

      今は佐倉市の広報に一役買っています。

    • 座敷棟の「応接の間」。

      「こちらの座布団に座って庭を眺めてみてください。ここから最も眺めがいいように作られているので」というようなことが書いてあります。

    • さっそく私も座布団に座って眺めてみました。

      こんな眺め。

    • 廊下から見た庭。

      この大きな木、さっき職員の女性が言ってたサルスベリかな?

      これに葉が出て花が咲いたらいいでしょうね。

      これは夏にまた来たいなぁ。

    • 玄関棟には堀田家の年表や資料も展示されていました。

      写真は堀田正倫(ほったまさとも)氏。

      幕末期(左 10代の頃)と明治期(右 21歳)。
      9歳で佐倉藩主となり、以後、佐倉藩知事、伯爵となった堀田正倫氏。
      9歳で大名のお殿様ですもの。さすが、若くても威厳がありますね。
      洋装の方はちょっと偉そうにも見えますが。

    • 「湯殿」は大正天皇が東宮時代に農事試験場を訪問された際、休憩所として作られました。

      くねくね渡り廊下でつながっています。

    • 湯殿の「化粧の間」。

      東宮時代とは言え個人宅に大正天皇をお迎えするとは、さすがに堀田家は由緒ある家柄だったんですね〜。(@@

    • お風呂は湯船につかるタイプではなくて、かけ湯によって入浴するタイプだったそうです。

    • 見学者が私一人だったという贅沢。
      あんまり長居したら変に思われないかなとか意識してしまってちょっと落ち着きませんでした(笑)が、お屋敷を独占したような気分で回れました。

      思っていたより大きなお屋敷で、見応えありました。

      梅のつぼみがほころんで早やピンクに色付いて来てます。

      ここは季節の移ろいが感じられそうな場所。
      また別の季節に来てみたいです。

    • 帰りに佐倉のお蕎麦の有名店、房州屋へ寄りました。

    • ここ、大晦日は年越しそばで大忙しだったようです。

      鴨南そば。

      お出汁が濃い目でとてもおいしかったです。
      冷えた体が温まりましたー。

      パスポートの申請がてらやって来た佐倉の旧市街。
      佐倉の最後のお殿様が後年住んだ屋敷、旧堀田邸。
      歴史の街佐倉の一端をのぞくことができました。

      旧堀田邸の2013年の特別公開は2月11日、4月29日、11月23日の予定です。
      その時は日頃公開していない門番所、書斎棟、2階も見せてもらえるとか。

      うーん、それも魅力だけど、もうパスポートの用事はないし、また私が重い腰を上げることができるか〜、そっちが問題です。(*^_^*)

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