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愛知開催の競技かるた大会 (愛知大会) に参加。 <br />大会翌日、大阪の高師浜 (たかしのはま) を訪ねました。<br /><br /><br />〔第72首/祐子内親王家紀伊〕<br /> 音に聞く 高師の浜の あだ波は<br />  かけじや袖の ぬれもこそすれ<br /><br />

【百人一首歌枕巡り】 高師浜のあだ波 ~高師浜の今と昔~

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2012/12/09 - 2012/12/09

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京妓

京妓さん

愛知開催の競技かるた大会 (愛知大会) に参加。
大会翌日、大阪の高師浜 (たかしのはま) を訪ねました。


〔第72首/祐子内親王家紀伊〕
 音に聞く 高師の浜の あだ波は
  かけじや袖の ぬれもこそすれ

交通手段
私鉄 徒歩

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  • 【住ノ江駅】<br /><br /><br />第18首 「すみのえの」 の歌碑の次は<br />第72首 「おとにきく」 の歌碑へ。<br /><br /><br />南海本線 「住ノ江」 → 「羽衣」

    【住ノ江駅】


    第18首 「すみのえの」 の歌碑の次は
    第72首 「おとにきく」 の歌碑へ。


    南海本線 「住ノ江」 → 「羽衣」

  • 【羽衣駅】<br /><br /><br />ここで南海高師浜線に乗り換え。<br /><br />南海高師浜線 「羽衣」 → 「高師浜」

    【羽衣駅】


    ここで南海高師浜線に乗り換え。

    南海高師浜線 「羽衣」 → 「高師浜」

  • 【高師浜駅】<br /><br />終点で人はまばら。<br />日曜だからなのか、いつものなのか、<br />駅員さんすらいない無人駅でした。<br /><br />通りかかった男性に高石神社への道をお聞きしたら、<br />とても親切に教えて下さいました。<br /><br />ありがとうございました!

    【高師浜駅】

    終点で人はまばら。
    日曜だからなのか、いつものなのか、
    駅員さんすらいない無人駅でした。

    通りかかった男性に高石神社への道をお聞きしたら、
    とても親切に教えて下さいました。

    ありがとうございました!

  • 【高石神社】<br /><br /><br />高石神社。<br />http://homepage2.nifty.com/jinja/index02.htm<br /><br /><br />高師浜駅から歩いて数分です。

    【高石神社】


    高石神社。
    http://homepage2.nifty.com/jinja/index02.htm


    高師浜駅から歩いて数分です。

  • 【高石神社/由緒】

    【高石神社/由緒】

  • 【高石神社/由緒】<br /><br /><br />百人一首の歌碑があることも説明されています。

    【高石神社/由緒】


    百人一首の歌碑があることも説明されています。

  • 【歌 碑】<br /><br /><br />そして、これがその歌碑。<br /><br /><br /><br />建立時期がわからないほど古いものなので、<br />削れて読めなくなっている部分も。<br /><br /><br />以前になかった屋根がついただけでも<br />だいぶ違うのかもしれませんが、<br />これ以上、劣化しないことを願うばかり。

    【歌 碑】


    そして、これがその歌碑。



    建立時期がわからないほど古いものなので、
    削れて読めなくなっている部分も。


    以前になかった屋根がついただけでも
    だいぶ違うのかもしれませんが、
    これ以上、劣化しないことを願うばかり。

  • 【歌 碑】<br /><br /><br />〔第72首/祐子内親王家紀伊〕<br /> 音に聞く 高師の浜の あだ波は<br />  かけじや袖の ぬれもこそすれ<br /><br /><br /><br />写真の撮り方の問題ではなく、<br />近くで見ても、歌を知っている私が見ても、<br />判読の難しい部分があります。

    【歌 碑】


    〔第72首/祐子内親王家紀伊〕
     音に聞く 高師の浜の あだ波は
      かけじや袖の ぬれもこそすれ



    写真の撮り方の問題ではなく、
    近くで見ても、歌を知っている私が見ても、
    判読の難しい部分があります。

  • 【歌 碑】<br /><br /><br />祐子。<br /><br /><br /><br />この辺は、拡大すれば十分読み取れます。

    【歌 碑】


    祐子。



    この辺は、拡大すれば十分読み取れます。

  • 【歌 碑】<br /><br /><br />内親王家。

    【歌 碑】


    内親王家。

  • 【歌 碑】<br /><br /><br />家紀伊。

    【歌 碑】


    家紀伊。

  • 【歌 碑】<br /><br /><br />音にきく。

    【歌 碑】


    音にきく。

  • 【歌 碑】<br /><br /><br />高石濱の。<br /><br /><br /><br />ここが限界。<br />この先は下記写真の通り。<br /><br />歌を知っていても、<br />彫られた文字とマッチングできず \(◎o◎)/

    【歌 碑】


    高石濱の。



    ここが限界。
    この先は下記写真の通り。

    歌を知っていても、
    彫られた文字とマッチングできず \(◎o◎)/

  • 【歌 碑】

    【歌 碑】

  • 【競技かるたプチ情報】<br /><br /><br />「お」 で始まる札は7枚。<br /><br />最もやっかいなのは、<br />「おおえ (やま)」<br />「おおけ (なく) 」<br />「おおこ (との) 」<br />「おお」 始まりの3字決まりが3枚。<br />お手つきが発生しやすい札です。<br /><br /><br />ついで、<br />「おく (やまに)」<br />「おぐ (らやま)」<br />音が似ているし、山を詠んでいるし、<br />初心者は混同しやすい札かもしれません。<br /><br /><br />そして、<br />「おと (にきく)」<br />「おも (いわび)」<br />音も情景も似ていませんが、<br />「お」 の残り2枚ということでセットで覚えたり、<br />並べて配置している人が多い札です。

    【競技かるたプチ情報】


    「お」 で始まる札は7枚。

    最もやっかいなのは、
    「おおえ (やま)」
    「おおけ (なく) 」
    「おおこ (との) 」
    「おお」 始まりの3字決まりが3枚。
    お手つきが発生しやすい札です。


    ついで、
    「おく (やまに)」
    「おぐ (らやま)」
    音が似ているし、山を詠んでいるし、
    初心者は混同しやすい札かもしれません。


    そして、
    「おと (にきく)」
    「おも (いわび)」
    音も情景も似ていませんが、
    「お」 の残り2枚ということでセットで覚えたり、
    並べて配置している人が多い札です。

  • 【競技かるたプチ情報】<br /><br /><br />残念ながら、<br />私は 「お」 の札への反応が良くありません。<br /><br />1音目の 「お」 の音を耳が掴みにくい上、<br />思い入れのある歌があまりないので、<br />どこか自分の中で後回しになっている感じ。<br /><br /><br /><br />ここを訪れたのを機に、<br />「おと」 の札をもう少し意識するようにしてみるつもり。<br /><br />ただ、歌碑もよく読めないし、<br />高師浜の景色も激変しているし、<br />なかなか難しい気はしますが… (@_@;)<br /><br />

    【競技かるたプチ情報】


    残念ながら、
    私は 「お」 の札への反応が良くありません。

    1音目の 「お」 の音を耳が掴みにくい上、
    思い入れのある歌があまりないので、
    どこか自分の中で後回しになっている感じ。



    ここを訪れたのを機に、
    「おと」 の札をもう少し意識するようにしてみるつもり。

    ただ、歌碑もよく読めないし、
    高師浜の景色も激変しているし、
    なかなか難しい気はしますが… (@_@;)

  • 【高石神社】<br /><br /><br />貴重な絵を発見!

    【高石神社】


    貴重な絵を発見!

  • 【昔の高師浜】<br /><br /><br />かつては、こんなふうに松林に囲まれ、<br />遠くに山を臨む浜だったんですね。<br /><br />それが今や…

    【昔の高師浜】


    かつては、こんなふうに松林に囲まれ、
    遠くに山を臨む浜だったんですね。

    それが今や…

  • 【現代の高師浜】<br /><br />遠くに工場の白い煙がモクモクけむる船着き場!<br /><br /><br />平安から平成まで、<br />歌は残れど景色は残らず。<br /><br />残念… (&gt;_&lt;)

    【現代の高師浜】

    遠くに工場の白い煙がモクモクけむる船着き場!


    平安から平成まで、
    歌は残れど景色は残らず。

    残念… (>_<)

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この旅行記へのコメント (4)

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  • とりのそらねさん 2014/09/05 13:09:41
    初投稿
    はじめまして
    私も競技かるたをやってます。

    音に聞く・・・が私の十八番(というか、祐子内親王家紀伊が大好き)なので、高師浜を検索してたら、この記事を見つけました。

    碑の写真ですが、
    「お(於)とに(尓)き(?)く」
    「高石濱の」
    「あ(阿)だ(多)な(奈)み(三)は(盤)」
    「かけ(氣?)じや」
    「袖のぬれ(連)も/こそ(?)す(?)れ(?)」
    となってます。


    名古曾の滝ではないですが、
    当時の面影が無く残念に思います。


    私はかねてから万葉集の歌枕めぐりをしているので、興味深く読ませてもらいました。

    京妓

    京妓さん からの返信 2014/09/07 23:03:10
    RE: 初投稿
    とりのそらね さん

    はじめまして。メッセージありがとうございました。

    とりのそらねさんも競技かるたをなさっているんですね。
    大会でお目にかかったことがあるでしょうか?
    あとでトップ画面のメール機能から、所属会と名前を送っておきますね。

    とりのそらねさんは「おと」が十八番なんですね。
    石碑の解説ありがとございました。
    これ以上、風化しないように何とかならないものかなと思っています。

    歌枕巡り、読んで頂いてありがとうございました(*^_^*)


  • 横浜臨海公園さん 2013/01/02 03:25:43
    高師浜
    コリノリさま、こんばんは。


    住吉大社から高師の地域は、かつて万葉集や和歌に詠まれた景勝地だった様ですが、当時の大和川河口地区だった為に水害被害が著しく、幕府は川村瑞賢に調査を命じ、瑞賢は大和川改良は単なる河川改修程度では改善困難と判定し、宝永元年(1700年)に現在の流れに変えたものです。
    然し、此の為に、当時の難波湾は遠のいてしまい景勝の地が喪失した次第です。



    横浜臨海公園

    京妓

    京妓さん からの返信 2013/01/02 03:35:51
    RE: 高師浜
    横浜臨海公園さま

    詳しい情報をありがとうございました。
    水害から人々を守るために、景勝地に手を加えなければならなかったんですね。

    百人一首を嗜んでいる者としては、難波潟、高師浜、住ノ江の岸、
    いずれも変貌してしまったのが残念ですが、時の流れには逆らえませんね…。

                                  コリノリ


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