2012/12/09 - 2012/12/09
277位(同エリア444件中)
京妓さん
愛知開催の競技かるた大会 (愛知大会) に参加。
大会翌日、大阪の住ノ江 (すみのえ) を訪ねました。
〔第18首/藤原敏行朝臣〕
住の江の 岸に寄る波 よるさへや
夢の通い路 人目よくらむ
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
-
【住吉大社】
和歌の神様ともされる住吉大神。
昔の歌人たちが参詣し、
一生に一度でいいから、一首でいいから、
勅撰和歌集に載る歌が詠めるようにと
祈願したのだとか。
http://www.sumiyoshitaisha.net/ -
【住吉大社】
初夢の あまたの 歌の神に逢う -
【反 橋】
「住の江の岸に寄る波」 と詠まれた景色は、
残念ながら今はもう見られませんが、
住吉大社HPによると、
昔はこの橋の近くまで波が打ち寄せていたそうです。 -
【反 橋】
石の橋脚は、慶長年間に
淀君が奉納したものであると
いわれているそうです。 -
【川端康成/反橋】
川端康成が、小説 『反橋』 で
「上るよりもおりる方がこはいものです」 と
書いたことでも知られる反橋。
現代のブーツ女子にとっては、
下りは比較的ラクですが、
上りは足を横向きにしないと歩きづらいです。 -
【川端康成/反橋】
-
【住吉大社】
四角柱の鳥居であるため、
角鳥居 (かくとりい) とも呼ばれています。 -
【住吉大社】
後鳥羽上皇
「かくてなお かわらずまもれ よつをへて
此みちてらす 住吉の神や」
藤原定家
「あいおいの ひさしき色も 常磐にて
君が世まもる 住吉の松」
などが有名です。
また、藤原定家の父・藤原俊成が、
嘉応2(1170)年、住吉大社での秋の歌合に参加。
後に、歌の道を究めるため、
住吉大社に17日間籠ったのだとか。 -
【五所御前】
皆さん、隙間から
手を突っ込んで何かしています。 -
【住吉の五大力】
体力・智力・財力・福力・寿力。 -
【五大力】
見つけましたよ♪ -
【五大力】
御守袋にイン。 -
【住吉大社】
-
【住吉大社】
-
【住吉大社】
何か宿っていそうな木…。 -
【住吉大社】
-
【住吉大社】
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【住吉大社】
結婚式に遭遇。 -
【うさぎみくじ】
うさぎはカワイイんだけど…
隣で巫女さんがおみくじ代金の箱を
ガバッと開けて、
ジャラジャラーッとかき集めて、
バタンッと閉めて、
タッタッタッと立ち去って行った (@_@;)
巫女さん、お仕事とはいえ、
作業が豪快すぎて興ざめです。 -
【うさぎみくじ】
はい。神様の仰せの通り、強欲です…。
身を飾るより心を飾り、
足ることを知るよう努めます。 -
【阿弥陀寺】
阪堺電気軌道で、
住吉鳥居から我孫子道へ。
阿弥陀寺へ向かいます。
道を1本間違えたのですが、
ご近所のおじさまが親切に教えて下さいました。
ありがとうございました! -
【阿弥陀寺】
欄干のオレンジと
黄色く色づいた木が、
見事に調和。
小さなお寺には人の気配なし。 -
【歌 碑】
〔第18首/藤原敏行朝臣〕
住の江の 岸に寄る波 よるさへや
夢の通い路 人目よくらむ -
【競技かるたプチ情報】
競技かるたは試合の進行に伴って
決まり字が変化していきますが、
最初から同じ音で始まる札がなく、
1音めで取れる 「一枚札」 が7首あります。
「むらさめの」 「めぐりあひて」 「ふくからに」など
「むすめふさほせ」 と言われるもので、
「すみのえの」 もその1つ。
1音目勝負とは言いつつ、
S音が得意な選手との対戦では
「す(SU)」 になる前のSの音で手が飛び出し、
「す」 と読まれた時には
札は飛んで行っていることがほとんど。 -
【競技かるたプチ情報】
私もS音にはわりと反応できる方。
サ行の歌は5首。
「さ (びしさに)」
「しの (ぶれど)」
「しら (つゆに)」
「す (みのえの)」
「せ (をはやみ)」
「さ・す・せ」が1枚札、
「し」も2枚なのでどちらか読まれたら
その時点で1字で取れる札に。
つまり、S音はどれもスピード勝負。
最近、「さ・せ」 のS音と、「し・す」 のS音の
違いも聴けるようになってきました。
「し・す」 の方が僅かに速く耳に入ってくるので、
おかげで 「しの/しら」 がまだ2字決まりの時は
まだ取るつもりがなくても手が先に飛び出してしまい、
札に触ってしまったり、思いっきり払ってしまったり…。
終盤まで 「しの/しら」 が詠まれない試合は、
ちょっと苦手… (@_@;) -
【競技かるたプチ情報】
その点、「す」 は迷いなく飛び出せるので、
自陣にあっても相手陣にあっても困りません。
ただ、「せ」 を読む時に
ごく軽く 「す」 の音が入ってから
「せ」 と発声する方が稀にいらっしゃるのですが、
その時は 「せ」 で 「す」 を払う
お手つきをすることがあります。
いずれは読手さんごとの聴き分けもできるよう、
精進します \(*^_^*)/ -
【住ノ江駅】
次は、
南海の住ノ江駅から高師浜へ向かいます。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- とりのそらねさん 2014/09/10 08:50:58
- 豪快かつ力強い字に
- 私の中で「すみのえの」は結構好きな歌です
一番上の表紙?の歌碑を見て、字に目が行きました。
寺内大吉さんというかたは作家・スポーツライター・僧侶の方だそうで、その人柄にじみ出ているような力強い字だなぁと思いました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BA%E5%86%85%E5%A4%A7%E5%90%89
お坊さんの字は力強く、学者さんの字は柔らかい印象があります。
Sの音は聴けるのですが、その聴き分けはできません。
「しら」と「しの」の『し』の聴き分けはなんとなくできるのですが。
「さ・せ」と「し・す」ですか・・・意識して聴いてみます。
- 京妓さん からの返信 2014/09/12 21:39:12
- RE: 豪快かつ力強い字に
- 寺内さんという方は、今回教えて頂いて初めて知りましたが、
ユニークな経歴の方ですね。
まさかそのような方が書いておられるとは知りませんでした。
S音は特別意識しなくても音を捉えやすいので、
大会でS音の多い札組みに当たると、ちょっとラクです。
逆に1枚も入ってないとテンションだだ下がり…。
- とりのそらねさん からの返信 2014/09/16 16:58:04
- RE: RE: 豪快かつ力強い字に
- 私の場合は「お(を)」と「・・・ら」ですね。
お(を)で始まる歌と、決まり字がらで終わるときは、特に意識しなくても体が反応します。
特に「うら」と「おと」は。
「す」だけですがモノにしました!
「し」と「せ」もなんとなく分かってきました。
私には「し」「す・せ」「さ」と分かれるようです。
ただ、「さ」は未だ苦手です(「し」でも「す」でも「せ」でもないといった感じで・・・←ex.『あきの』の上に手を置いて「の」じゃないからもう一方の陣の『あきか』に手を出すみたいな)
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