![同日の11月21日の朝刊によりますとアメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングで横山大観のコレクションで知られる足立美術館が見事日本一に選ばれ、これで2003年から続けている日本一の称号を10年連続に延ばすと言う快挙を成し遂げました。<br />(ちなみに前作の由志園は38位だとかで、それでも全国900庭園の中からですので立派なものです。)<br /><br /><br />またフランスの旅行ガイド『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』や『ギッド・ブルー・ジャポン(ブルーガイド)』でも山陰地方では唯一の「三つ星」を獲得、高い評価を受けています。<br /><br />広さ約16万5000㎡(約5万坪)の園内には枯れ山水庭や苔庭など6つの庭があり、手入れの行き届いたアカマツ(約800本)やクロマツ、モミジ、ツツジ、サツキなどが専門庭師(5人)によって植栽、手入れをされています。<br /><br />借景との自然と調和のとれた枯れ山水庭など、特に色の変わるこの時期は見ごたえがありますね。<br /><br />創設者、足立全康氏は農家に生まれましたが、貧しい農家を離れ若くして自ら商いの道へと進み木炭の運搬、販売を始めたのをきっかけにその後、繊維や不動産等色んな事業を興して儲けた資金で日本画等美術品を蒐集しました。<br /><br />その後、昭和45年に美術館を創設。<br />その美術館を世界の美術館にしたいと言う思いから美へのこだわりは庭へと続き自らが納得できる庭をと月日をかけて庭師に造らせたと言われています。<br /><br />●足立美術館<br /><br />○開館時間 <br />04月~9月 9:00~17:30 年中無休 <br />10月~3月 9:00~17:00 <br /> <br /> <br />※新館のみ、展示替え期間中はお休みをいただきます。<br />くわしくは[展覧会のご案内>2012年度 新館]ページをご覧ください。 <br /> <br />○入館料(税込) <br />①個人 <br />大 人 2200円 ¥1,800 ¥1.600 <br />大学生 1700円 ¥1,400 ¥1,200 <br />高校生*1 900円 ¥700 ¥600 <br />小・中学生*1*2 400円 ¥300 ¥200 <br /><br />②団体(20名以上) ③団体(100名以上) <br />大 人 1800円 1600円<br />大学生 1400円 1200円<br />高校生*1 700円 600円<br />小・中学生*1*2 300円 200円<br /><br />※青少年の優遇処置について <br />*1公立学校が休業日となる土曜日は、小中高生の入館料を無料といたします。(要学生証提示) <br />*2小中学校(高校は含まず)の学校教育の一環として教師等が引率し利用する場合は、事前に申込みがあった場合に限り無料といたします。 <br /> <br />※音声ガイド <br /> 庭園の見どころと展示作品の解説を、音声で案内します。 <br /> 貸出料:1台 500円 受付で貸出。 <br />※駐車場 <br /> 大型バス40台、マイカー400台が無料で駐車していただけます。 <br /><br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/72/77/650x_10727745.jpg?updated_at=1354381173)
2012/11/21 - 2012/11/21
7位(同エリア331件中)
comevaさん
- comevaさんTOP
- 旅行記701冊
- クチコミ156件
- Q&A回答0件
- 2,376,614アクセス
- フォロワー280人
同日の11月21日の朝刊によりますとアメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングで横山大観のコレクションで知られる足立美術館が見事日本一に選ばれ、これで2003年から続けている日本一の称号を10年連続に延ばすと言う快挙を成し遂げました。
(ちなみに前作の由志園は38位だとかで、それでも全国900庭園の中からですので立派なものです。)
またフランスの旅行ガイド『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』や『ギッド・ブルー・ジャポン(ブルーガイド)』でも山陰地方では唯一の「三つ星」を獲得、高い評価を受けています。
広さ約16万5000㎡(約5万坪)の園内には枯れ山水庭や苔庭など6つの庭があり、手入れの行き届いたアカマツ(約800本)やクロマツ、モミジ、ツツジ、サツキなどが専門庭師(5人)によって植栽、手入れをされています。
借景との自然と調和のとれた枯れ山水庭など、特に色の変わるこの時期は見ごたえがありますね。
創設者、足立全康氏は農家に生まれましたが、貧しい農家を離れ若くして自ら商いの道へと進み木炭の運搬、販売を始めたのをきっかけにその後、繊維や不動産等色んな事業を興して儲けた資金で日本画等美術品を蒐集しました。
その後、昭和45年に美術館を創設。
その美術館を世界の美術館にしたいと言う思いから美へのこだわりは庭へと続き自らが納得できる庭をと月日をかけて庭師に造らせたと言われています。
●足立美術館
○開館時間
04月~9月 9:00~17:30 年中無休
10月~3月 9:00~17:00
※新館のみ、展示替え期間中はお休みをいただきます。
くわしくは[展覧会のご案内>2012年度 新館]ページをご覧ください。
○入館料(税込)
①個人
大 人 2200円 ¥1,800 ¥1.600
大学生 1700円 ¥1,400 ¥1,200
高校生*1 900円 ¥700 ¥600
小・中学生*1*2 400円 ¥300 ¥200
②団体(20名以上) ③団体(100名以上)
大 人 1800円 1600円
大学生 1400円 1200円
高校生*1 700円 600円
小・中学生*1*2 300円 200円
※青少年の優遇処置について
*1公立学校が休業日となる土曜日は、小中高生の入館料を無料といたします。(要学生証提示)
*2小中学校(高校は含まず)の学校教育の一環として教師等が引率し利用する場合は、事前に申込みがあった場合に限り無料といたします。
※音声ガイド
庭園の見どころと展示作品の解説を、音声で案内します。
貸出料:1台 500円 受付で貸出。
※駐車場
大型バス40台、マイカー400台が無料で駐車していただけます。
-
紅葉
足立美術館の横山大観と言えばやはりこの「紅葉」でしょうか・・(写真は足立美術館名品選より)
※館内美術品等撮影不可。 -
○歓迎の庭(美術館入口前)
-
-
-
○苔庭 Moss Garden
杉苔、這苔、砂苔等
杉苔を中心とした京風な雅な庭園です。 -
-
杉苔と赤松
赤松の多くは同じ日本海側、石川県の能登半島の松 -
○枯山水庭 Dry Landscape Garden
借景の山によって膨らみが広がります。 -
その山も色づき始めていました。
-
館内は当日も多くの観光客でいっぱいでした。
-
中央後方はこのあたりでは一番高い京羅木山(473M)そのやや左側に見える高い山が16世紀半ばに毛利・尼子の合戦で毛利が本陣を張った勝山(252M)
春はサツキやツツジ、夏の新緑に秋は紅葉、冬は雪景色と庭園の四季を味わうことが出来ます。 -
茶室「環翆庵」(左)と十三重塔(右)
※十三重塔
延元4年(1339年)の刻銘文があります。
1848年に和歌山県紀ノ川河口鼠島で発掘され十代藩主徳川治宝公の命によって無量光寺圓珠院に安置されたもの。
昭和9年に重要美術品に指定される。 -
○生の額絵
-
-
枯山水庭の築山
-
○中庭
-
○池庭 Pond Garden
湧水に鯉が群れ遊ぶ池庭 -
背景と建物の調和を考えて造られています。
-
-
○生の掛軸
白砂青松庭 -
○生の衝立
ここも額縁になっています。 -
○白砂青松庭 White Gravel&Pine Garden
左下の敷石は四国産の青石、又中央やや右手池の中に浮かんで見える石が鳥取県産佐治石です。
右手白砂には黒松が点在。 -
白砂青松庭は横山大観の名作「白沙青松」を忠実に再現した庭だと言われています。
-
-
白砂に黒松が点在。
見づらいですが、亀鶴の滝(高さ15M)が右手に見えます。
背景は亀鶴山 -
寿立庵前の庭
-
-
-
苔の蹲
-
-
○寿立庵
-
-
桂離宮の松琴亭を模して造られた茶室寿立庵の庭
-
-
※冬季特別展(平成24年12月1日(土)〜平成25年2月28日(木))
(主な出品作品)
横山大観「乾坤輝く」
川合玉堂「夕月夜」
上村松園「娘深雪」
橋本関雪「唐犬図」
川端龍子「愛染」
榊原紫峰「青梅」
伊東深水「夢多き頃」
写真は川端龍子の「愛染」(足立美術館名品選より)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
12
35