2012/08/30 - 2012/09/03
183位(同エリア462件中)
ニーコさん
初めてのモンゴルに行って来ました。
3泊5日の旅でしたが、人生初の乗馬をしたり、世界的にも珍しい野生種の馬を見たり、遊牧民のゲルを訪問したり…
最終日(4日目)は、ウランバートル市内観光をしました。
最初は飛行機が遅れたり、天気が悪かったりと、ちょっとついていない感じでしたが、終わってみればみんな良い思い出(超ポジティブ)。
今度モンゴルに行く時には、乗馬三昧&モンゴル相撲に挑戦してみたいなー(うそ)。
旅程:
8/30 KE704 成田→インチョン
KE867 インチョン→ウランバートル
ウランバートル泊
8/31 テレルジにて乗馬トレッキング
ウランバートル泊
9/1 ホスタイ国立公園1日観光
ウランバートル泊
9/2 ウランバートル市内観光
KE868 ウランバートル→インチョン
9/3 KE701 インチョン→成田
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 2.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
最終日(4日目)の朝。
この日が1番晴れている。
雨季じゃないから、という理由も、モンゴルを旅先に選んだ理由のひとつだったのだけれど、モンゴルも8月半ば過ぎると、天候が不安定になってくるらしい。
ガイドのP君によれば、7月が1番天気も安定してて旅行(乗馬含め)するのに良い季節だよ、とのこと。
早く言ってよー。
と言っても、旅行時期が先に決まってたからしょうがないのですが。
これからモンゴル旅行をする方にアドバイスを1つ。(ガイドブックには必ず書いてあるので、全く私オリジナルの意見ではないです。)
天気が悪いと、予想以上に寒いです。
日本の真冬レベルです。
あと、防水モノもあると、雨の中の乗馬には非常に役立ちます。 -
3泊したベッド@ラマダ シティセンター ウランバートル。
寝心地良かったので、ものすごくたくさん寝れました。 -
部屋のお茶コーナー。
湯沸かしポット、インスタントコーヒー、紅茶ティーバッグ、コンプリメンタリーの水ペットボトル2本(毎日補充される)があります。
ちなみに、冷蔵庫(ミニバー)、セーフティボックスもありました。
部屋がタバコ臭い以外はとっても快適なホテルでした。 -
3回目のホテルでの朝食。
やっと辿り着いたワッフル。これが美味しくて、2回もおかわりしてしまいました。
初日からこれを食べておけば良かった。
プチダノン風のヨーグルトはロシアからの輸入品。
ドイツからのバターもそうですが、牛がたくさんいて、乳製品を主食のひとつに位置付けている国なのに、なんでこんなに輸入品ばっかりなんだろう…。
単にホテルなので外国人の口に合うものを置いているというだけなのかな。 -
11時にホテルをチェックアウトして、「ウランバートル市内観光」に出発。
まず来たのは、ガンダン寺。
「1838年第5代活仏ボグドハーンによって建立されたチベット仏教寺院。極左政権期には寺院としての機能が失われたが、1940年代には回復。1970年に宗教大学が併設され、さらに最近の民主化以降、民族文化の再興運動が起こると、チベット仏教の再評価や寺院の再建、文化財の保護・修復運動の中心的存在となっている。」 -
何がすごいって、鳩の数。
どこもかしこも鳩だらけです。 -
奥に見えるのが「経堂」だそうで、中ではたくさんの若いお坊さん達がお経を読んでいました。
(写真撮影は禁止だったので、写真はなし)
同じチベット仏教だからか、ブータンとほとんど一緒でした。
デジャヴュ!
厳かな雰囲気で、信仰心の篤さを感じました。 -
それにしてもすごい数の鳩。
これは、鳩に餌をあげるのが「功徳」とされているらしく、みんなが餌をあげるからとのこと。
鳩の餌(麦)をたくさん売っています。 -
鳩に餌をあげると、本当に来世でイイことがあるのだろうか…
それが信じられない私には、きっとご利益なんてないと思う。 -
こちらが本堂(1番メインのところ?)ということなのですが、外観は割と地味目。社務所的なところに見える。
中は確かに日本でいうところの本堂っぽくなっていて、色々な供養等の行事を行えるようなホールみたいな感じ。
檀家さんの法事の相談に乗っている僧侶、みたいな光景も見られました。
日本と同じだなー。
なんかこの写真、改めて見てみると、暗雲が立ち込めてます。 -
こちら側は青空なのにね。
この柱は、社会主義時代にお寺が破壊された時に、倒そうとしてもどうしても倒れなかったという柱なのだそうです。
この柱を触って、節のような穴の中に願い事をささやくと、その願い事がかなうんだって。
私もこっそり穴に願い事をささやいてみました。
「幸せになれますように…。」
漠然としすぎたかな? -
観音堂の方を見てみると、こっちには黒い雲が…。
今にも雨が降り出しそう。
なんか変な天気だな。 -
お寺の横にあった大きなパネル。
これは、これから郊外に建てる予定のものすごい大きな仏像(観音像)の完成予想図。
50m以上の大きな仏像を建てるんだって。
比較として、ニューヨークの自由の女神とか横に描いてあります。
うーーーん。こういうの建てようと思うセンスってどうかなー。 -
さらにその横のパネルには、建設予定の仏教施設の完成予想図。
(ここに50何mかの仏像が置かれる)
こちらもまたすごい。
敷地内にはパゴダみたいな塔が何個も建ち、なぜかテニスコート完備。
そして、夜はモンゴルの国旗のマークにぎらぎらとライトアップされるという。
いわば、仏教テーマパーク。
建設予定地は、何もない大自然の草原。
草原そのままの方がいいと思うんだけど…。
やめとけばいいのに。
でも、日本にも、こんなもの何で作ったんだろう?っていうものたくさんあるから、他人の国のこととやかく言えないか。 -
観音堂。
中には高さ25mの観音像がある。
「これは盲目となった第8代活仏ボグドハーン(在位1911〜1924年)が、その治癒を祈願して建立した開眼観音である。初代観音像はスターリンによって1938年に破壊され、ソ連に持ち去られた。今の観音像は2代目のもので、1990年に建造が開始され、1996年10月に完成した。」
内部の写真を撮るには、7000トゥグリク払わなくてはならないと言われ、別に払っても良かったのですが、「じゃあいい!」と撮らなかった私。
今、計算してみると400円ぐらいだったから、別に払っても良かったのかも。
最後までレートがピンと来ずに終わった旅行でした…。 -
横の方では結構大きい仏教の学校を建設中でした。
先程の仏教テーマパークやでっかい仏像建造計画と言い、仏教のイケイケな勢いを感じました。 -
で、みんなまだ鳩にせっせと餌をやっています。
-
次に訪れたのは、スフバートル広場。
「広場の北側には、政府宮殿があり、その前面に台座に座る大きなチンギス・ハーン像が建てられている。」
政府宮殿=国会議事堂?
なんか、やってるみたい。チンギスハーン広場 広場・公園
-
衛兵交代みたいなのをやっていました。
兵隊さん達、みんな背が高ーい。 -
制服がカラフル。
帽子がモンゴルっぽい。 -
有名な、チンギス・ハーンの像。
大昔の話とはいえ、ものすごく広大な領土を得た、英雄です。
その頃の勢いは本当にすごかったんだろうなー。
そしてその勇猛な騎馬民族の子孫だということに誇りを持っているモンゴルの人達。 -
ガイドP君もびっくりしていたのが、国会議事堂の内部が見学できるようになっていたこと。
つい最近から、日曜日だけ見学できるようになったらしいです。
見学は無料だったぽく、私達も入ってみました。
中はなんか色々な物の展示室になっていて、見学しているのはほとんどがモンゴル人でした。
みんなすごい勢いで記念撮影してます。 -
展示品は、
こんな仏画とか… -
こんなメダルとか…
-
チンギス・ハーンの画とか(よく歴史の教科書とかに出てくる画。でもオリジナルではなさそう。)…
-
いまいちよくわからない展示品でしたが、モンゴル人達は熱心に鑑賞していました。
国のお宝なのかなぁ。 -
外に出てきました。
チンギス・ハーン像の両脇には、彼の家来の将軍の騎馬像があります。
誰だったか名前を聞きましたが、忘れてしまいました。
民族衣装で正装した年配のモンゴル人も何人も見かけました。
ここに観光に来てるっぽいです。 -
スフバートル広場(国会議事堂の前)。
「ウランバートルを代表する広場で、その中央に1946年に建てられたスフバートルの騎馬像が置かれている。スフバートルは1921年のモンゴル革命の指導者の一人で、1923年に30歳で夭逝した国の英雄である。」
ちょっと雨がパラついてきたー…。
変な天気です。 -
ピンクの建物は、国立ドラマ劇場。
-
お昼ご飯はツアーに含まれていて、連れて来てもらったのは「モダン・ノマズ」というモンゴル料理レストラン。
なんかおしゃれな感じのレストランでした。
まず、揚げパン。
シンプルな揚げパンでしたが、美味しかった。モダン ノマズ (ブランチ 5) 地元の料理
-
こちらは、スープ。
パイ包みスープのパイが膨らまなかった風(笑)
中身は羊の肉の入ったさっぱり系のスープで、これも美味しかったです。 -
メインは牛肉。
こちらも普通に美味しかったです。
モンゴル料理と言っても、観光客向けかな。 -
食事の後は、ザイサンの丘に向かいます。
ちょうど結婚式のカップルが記念撮影に来ていました。
モンゴル人のカップルは、ここザイサン・トルゴイや、スフバートル広場なんかで記念写真を撮るのが定番らしいです。
写真は、新婚カップルの車にくっついていた人形。 -
ザイサン・トルゴイ。
「市街の南にある丘で、1971年に記念碑がたてられた。ソ連兵士がモンゴル兵士と共同で侵略者の日本軍から防衛したモンゴル人民共和国独立を象徴している。」
この階段、割と地味にきついです。 -
さっきまで雨がパラついてたのに、こんなにお天気になりました。
階段の途中から、後ろを振り返ると…眺めがすごい! -
新婚カップルは撮影を終えて、入れ違いに下に降りて行きました。
丘の上のモニュメントは、社会主義、プロパガンダっぽいレトロなテイストの壁画。 -
「トルゴイ」というのは塔のことらしいので、これがその塔なのでしょう。
真っ青な青空。
天気が良いと、暑いくらいの気温です。 -
ウランバートルの町を一望!
見えにくいかもしれませんが、端の方に火力発電所が見えます。 -
壁画の(この写真で)左の方には、日本の旗(旭日旗)を踏みつける兵隊さんの画が描かれています。
ここでは、日本は悪者です…。 -
上って来たので、降りなくちゃならない…。
-
階段を降りたところに鷲がいた(鷹?その違いがよくわからない…)。
観光客の記念撮影用。
2000トゥグリクで一緒に記念撮影ができる。
もちろん、撮ります! -
こんな感じで記念撮影できます。
ちなみに写真は私ではなく(笑)私の次に撮っていた人です。
でも、この子、かなり重いー。
腕を持ち上げてキープさせておくのが大変。
しかも腕を揺らさないと、羽を広げないから、この状態で腕を動かさないといけない。 -
この後は、ショッピングタイム〜。
カシミヤ製品工場の直売店、ノミンデパート、食料品ザハ(マーケット)に行きました。
写真は、食料品ザハの乳製品の店。
チーズや、ヨーグルトを干したものを売っています。 -
こちらのお店で、岩塩とストリングチーズを購入。
日本向けらしい日本語のパッケージのものも売っていました(ノミンデパートの食料品売り場にも売っていた)。 -
フルーツ。
割と豊富に売っていますが、高級品なのかも。 -
こちらのマーケットは小ぎれいでした。
ここでお土産用のお菓子(チョコレート)も購入。 -
なんかの実。ベリー系?
発酵させて飲み物(お酒?)を作るそうです。 -
野菜。
種類は色々ありますが、ほとんどが輸入ものだそうです。
そうなるとやはり割高なのでしょう。 -
お肉屋さん。
モンゴル人のいわば主食。
豪快にさばいていました。 -
本当は私の申し込んだウランバートル市内観光ツアーは、食料品ザハまでで終わりだったのですが、夜の飛行機の時間まで時間がまだまだあったので、「モンゴル民族舞踊」に連れて来てもらいました。
「Mongolian National Song And Dance Ensemble 'Tumen Ekh'」という少々辺鄙なところにある劇場。こんなところで?と思っていたら、開園時間が近づくにつれ、観光バスがどんどん来て、あっという間に人でいっぱいになりました。
値段は、15000トゥグリク+写真撮影代8000トゥグリク。
日本円に換算すると…1350円ぐらい。
(今、計算して初めてどのぐらいの値段だか知りました。)
それにしても、モンゴルにこんなに外国人観光客がいるんだーとちょっと驚きました。日本人も何人かいましたが、韓国人、欧米人、どこの国の人かわからない感じの人とか色々。 -
ショーは全部で1時間ぐらい。
踊りあり、歌あり。
かなり本格的で、見応えがあります。 -
後ろ右側の人のことをひそかに「親方」と命名。
こういう相撲部屋の親方いるいる!
後ろ左側の人は、なかなかイケメン。 -
親方が、衣装を替えて来て、ホーミーを披露!
「ホーミーは、アルタイ山脈周辺民族の間に伝わる喉歌と呼ばれる歌唱法。一般に、緊張した喉から発せられる笛のような声のことを指す。語源はモンゴル語で『咽頭、動物の腹部の毛皮』をあらわす。」(Wikipediaより)
このホーミーを聞きたかったんだ。
すごい不思議で神秘的な音。 -
綾小路きみまろ?
不思議な髪型のかぶりもの…。 -
雑技団的な、身体が軟らかい美女2人。
-
すごいー。
彼女達の背骨はどうなっているんだろう? -
最後は仮面をかぶった人達の踊り。
この仮面が、私がブータンでお土産に買って来たお面と同じでした!
チベット仏教に関するお面なのだと思います。
内容盛りだくさんの舞台で、かなり楽しめました。
連れて来てもらって良かった。
話は変わるのですが、ここの劇場で韓国人のツアーのガイドさんから、モンゴル人に間違われたので、「私ってモンゴル人に見える?」とP君に聞いたところ、「すごくモンゴル人っぽいから、何度もモンゴル語で話しかけそうになった。」とのこと。
へーそうなんだ。
私はかなりモンゴル顔らしいです。
自分の新たな一面を発見。 -
この後、モンゴルでの最後の食事に行ったのですが、なんか偏頭痛と胃のもたれで食欲がなく、それでもせっかくだからとボーズ(餃子っぽいもの)とお肉の炒めたのを無理矢理食べて、油っぽくてかなりきつかったです…。
まずかったわけじゃないのですが。
モンゴルにはあっさり系の食べ物、例えばざる蕎麦とかお粥とか、そういうものはなさそう…。
そんな事情で体調が悪く写真も撮ってません。
連れて行ってもらったお店が、旅行前に予習で見たDVDに出ていたお店で、多分結構イケてるお店だったので、写真がないのが残念。
21時過ぎに空港まで送ってもらって、3日間お世話になったドライバーさん(名前は結局最後まで覚えられなかった)とガイドP君とお別れ。
ウランバートルの空港はあまり大きくありません。
ゲート内には(写真の)お土産屋さん、カフェ、本屋さん、小さな免税店、なんかがありました。
帰りのウランバートル→インチョンのKE868は23:50発。
満席みたいでした。
相変わらず胃の調子もイマイチだったので、飛行機の中では食事も食べずに寝ていました。 -
インチョン空港には3:50に到着。成田行きの飛行機(KE701)の出発は、9:10なので、5時間近くインターバルがあります。
一旦、入国して、空港の地下1階にあるスパへ。
お風呂に入って、仮眠室で2時間ちょっと休憩。
寝過ごすのが怖かったのと、そろそろみんな起き始める時間だったのでざわざわしていて、眠れず…でも横になって休めたので少しは楽でした。
でも相変わらず胃が痛いー。
ここ1年以上かなり規則正しい生活をしていたので、久しぶりの深夜便に結構参りました。 -
体はきつかったけれど、インチョン空港でちょっとだけお買物。
毒蛇とカタツムリのパック、BBクリーム。
おまけに小さい化粧水を何個かもらいました。
BBクリームは1年半くらい前から使い始めて、定番になってます。 -
成田空港からは、また東京シャトルで経済的に(1000円)帰ろうと思っていたのですが、出発が50分後、と言われ、疲れていたので5分後に出発だったエアポートリムジン(3000円)に飛び乗ってしまいました。
今回モンゴルで買ったお土産達。
カシミヤのセーター(100 US$くらいでした)、ヤクとラクダの毛の靴下、チョコレート、岩塩色々、スモークストリングチーズ。
☆おしまい☆
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