2012/08/30 - 2012/09/03
131位(同エリア462件中)
ニーコさん
初めてのモンゴルに行って来ました。
なぜモンゴルに行くことにしたかというと…
・5日間の休みで行けるところ
・行ったことがないところ
・雨季じゃないところ
・世界遺産、もしくは、大自然
という条件に当てはめていったら、「モンゴル」かなぁ、と。
距離的には日本からそんなに離れていないのに、圧倒的な大自然、私達の生活とは全く異なる遊牧民の生活、にカルチャーショックを受けました。
「旅」の醍醐味ってこういうカルチャーショックを受けることかなと思ったりしました。
旅程:
8/30 KE704 成田→インチョン
KE867 インチョン→ウランバートル
ウランバートル泊
8/31 テレルジにて乗馬トレッキング
ウランバートル泊
9/1 ホスタイ国立公園1日観光
ウランバートル泊
9/2 ウランバートル市内観光
KE868 ウランバートル→インチョン
9/3 KE701 インチョン→成田
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 2.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
ほぼ1年ぶりの海外なので、旅行の計画を始めた時点でかなり盛り上がり、珍しく予習なんてしてみたりしました。
旅行会社からもらったDVDも全部見たし(なかなかおもしろかった)、図書館に行って「地球の歩き方」とモンゴルについての本を借りてみたり。
とはいっても、直前になると結局バタバタして不完全な予習。
結局、いつも通り中途半端な準備のまま出発です。 -
「東京シャトル」で東京駅→成田空港まで行ってみました。
エアポートリムジンバスだと3000円なのに、こちらは1000円(キャンペーン価格800円)。
本数は少ないですが、この安さは魅力的です。
事前に予約をしておくと、スムーズに乗れます。 -
バスに乗って成田空港に向かっている途中で、旅行会社から電話がありました。「インチョン空港行きの便が3時間程遅れることが決定したそうです。」とのこと。
えーーー。
東京は晴れて猛暑の1日でしたが、数日前に沖縄を直撃した大型台風15号が、韓国の方に来ているみたいで、大韓航空の便は機材繰りもあってかなり乱れているみたい。
大韓航空のカウンターも人でごった返してるし、チェックインもできない状態なので、とりあえず、マクドナルドでハンバーガー買って、腹ごしらえ。
イライラして待っててもしょうがないし。
そうこうしているうちに、意外と早くチェックインが始まりました。
13:55発の便が16:45発に。
インチョン→ウランバートルの便に乗り継げるかが微妙なところでしたが、ウランバートル行きの便も多分3時間程遅れるようなので、乗り継ぎはできるでしょうとのこと。
不幸中の幸いか…。 -
免税店を見たり、本読んだりしている間に、割とあっさり時間は過ぎて、インチョン行きの便に搭乗。
インチョン行きの便は空いていて、短いフライトとはいえ、3席を1人で使えて楽チンでした。
機内食も美味しくいただきました。
CHOYAの梅ゼリーが美味しかった。これって普通に売ってるのかな? -
インチョン空港に到着。
台風の影響で全般的にかなり便が乱れているようで、乗り継ぎカウンターも長蛇の列…。乗り継ぎができない人も多数いて、エアポートホテルを案内されていました。
ウランバートル行きの便は…成田で聞いた通り、19:50発→22:50発に変更されていたので、乗り継ぐことができそう。
とはいえ、乗り継ぎカウンターの対応もあまり良くなくて、周りの人達も相当イライラ。怒って、係員に怒鳴りまくる韓国人。
私も搭乗券をもらうまで、1時間以上かかりました(疲)
やっとウランバートル行きの便のゲートまで辿り着きました。
ゲート前のテレビで、台風のニュースをやっていました。
かなり被害が大きかったみたい。 -
インチョン空港を利用するのはほぼ初めて。
広いー…。広過ぎて、歩くの疲れる。
3時間遅れではあったものの、この後無事にインチョン→ウランバートルの便に乗り込み、約3時間のフライト。
こちらの便は、満席でした。 -
旅行会社の人が空港に迎えに来てくれていて、ホテルの部屋に辿り着いたのは、深夜3時過ぎでした…。
さすがに、疲れました。
宿泊ホテルは、「ラマダ ウランバートル シティセンター」。
去年できたばかりの新しいホテルだそうで、きれいでした。
でも、部屋がすごくタバコ臭い…。
替えてもらおうかとも思いましたが、もう疲れて眠かったのでやめました。
でもこういうタバコのにおいって、部屋に入った瞬間はうわっくさーい、と毎回思うのですが、3分も経つと全く気にならなくなっちゃうんですよね。ラマダ ウランバートル シティセンター ホテル ホテル
-
バスルーム。
バスタブはないけれど、水周りはきれいで快適。
1人旅だからこそストレスを感じずに、快適に過ごしたい、と思って、新しくてきれいなホテルにしました。
バスタブがないのはちょっと残念ですが、多分この国では水が貴重なんじゃないかと思われるので(イメージですが)、しょうがない。
シャワーからちゃんと豊富にお湯が出るだけでもありがたい。 -
シャワーを浴びて、3時間程寝て、まだ眠いけど、2日目は朝から乗馬に行くので頑張って起きました。
ホテルの窓からの景色。
割と街中にあるホテルのはずだけど、なんとなく殺風景な感じ。
向こうの方に山(丘?)が見える。 -
ホテルの朝食。
まぁまぁ種類もあるビュッフェでしたが、いまいち美味しくない。
ものすごい色のグレープフルーツジュースですが、果汁ゼロなんじゃないかと思う人工的な香料の味で、飲めないくらい。
インゲン豆も硬いし…
朝食が美味しくないってかなり残念…と思っていましたが、翌日、翌々日とどんどん美味しく感じられるようになってきたので、味に慣れたのか、たまたまこの日食べたもののチョイスがよくなかったのか? -
ホテルのダイニング。
朝も昼も夜も、レストランとして営業してます。
ここで結局4回(朝3回、夜1回)、食事しました -
8時にホテルにお迎えが来てくれて、乗馬をする為にテレルジ国立公園に向かいました。
ウランバートル市街地を抜けるとすぐに草原、丘(山)、家畜の群れ、という景色。
モンゴルに来たなーという実感が湧いてくる。
1時間ちょっとでテレルジ国立公園内のツーリストキャンプに到着。
ここにはこんな形の岩があちこちにある。
それにしても、なんかお天気がどんどん悪くなってるー(泣)カーン テレルジ ツーリスト キャンプ ホテル
-
ツーリストキャンプ付近の景色。
ここら辺は大草原というモンゴルのイメージとはちょっと違う感じ。
森っぽいところがあったり、岩があちこちにあったり。
ツーリストキャンプは、真ん中にトイレやシャワーの建物、食堂ゲルなんかがあって、その周りに宿泊用ゲルが並んでいます。 -
食堂になってるゲル。
この時点で涼しいを通り越して、かなり寒いので、真ん中の薪ストーブを焚き始めていました。
まだ8月なのに、お天気が悪いこともあってか、多分気温は10℃前後だったと思います。
ある程度は寒いことも予想していましたが、ここまで寒いとは…! -
10時から乗馬開始ということですが、9時過ぎに到着してしまったので、それまでの間、食堂でお茶を飲みながらまったりと待機。
こちらは「タミル・ウェルネス・ツーリストキャンプ」というところらしい。 -
そしてついに人生初の乗馬です。
この馬に乗るのねー。
モンゴルの馬は小さめなので、乗りやすいらしいです。
馬は後ろに行ったらダメ(蹴られる)。
乗る時は必ず左側から乗ること。
馬のガイドさん(遊牧民で馬の持主)とガイドさんの2人がついてくれて、出発です。
馬のガイドさんが私の乗っている馬の綱を持っていてくれるので、安心。 -
乗馬自体は楽しいし、景色もすごくきれいなのだけど、何せ雨が激しくなってきて、めちゃめちゃ寒いー。
ツーリストキャンプで誰かの膝まであるセーターを借りて(ガイドP君がどこかから持って来てくれた)中に着こんではいるものの、水がしみ込んで来てずぶ濡れになりつつある。
P君もウランバートルで雨が降ってなかったから、薄着で来ちゃっていて、凍えてる。
本当は「亀石」まで馬で行く予定でしたが、予定を変更して、馬のガイドさんの自宅(ゲル)まで行くことになりました。
ガイドさんのお母さんがゲルの中のストーブを焚いてくれて、しばし、そこで暖を取りつつ、休憩。 -
お母さんが伝統的なミルクティとお茶菓子(ヨーグルトを干したものとチーズ)を出してくれました。
これが噂の塩味ミルクティ。
うん、別にまずくはない…でも飲み慣れないから、あまり美味しくも感じない。やっぱり私は塩が入っていない方がいいなぁ。
お茶というより、スープと考えた方がいいのかもしれない。
チーズは逆に塩味を感じなかった。でも、普通にチーズで美味しい。
ヨーグルトを乾燥させたものは、結構硬い。味は確かに、ヨーグルト。まずくはないけど、ヨーグルトはそのままで食べたい派だな、私は。
つまりこういうのは、保存食ですね。 -
多分、小一時間くらい、ぬくぬくとストーブを焚いたゲルの中で休憩してたと思う。外はまだ雨が降ってるし、なかなかまた雨に濡れて凍えながら乗馬する気になれない私達3人(馬のガイドさん、ガイドP君、私)。
でもずっとここにいるわけにもいかないので、しょうがないから渋々出発(笑)
P君は馬のガイドさんに民族衣装(綿入れのコートっぽい、あったかいやつ)を借りて、着こんでた。
でも、だんだん雨が止んできた。 -
馬の群れ。
仔馬もいる。 -
ここ、テレルジ国立公園は、保養地・観光地なので、ツーリストキャンプがいっぱいある。
そして、遊牧民のゲルもある。
きれいなところだー。 -
なんか、馬が集まって遊んでる。
走り回ったり、追いかけっこしたり、噛みついてみたり、転がってみたり…。 -
ガイドのP君曰く、モンゴルでは「馬が遊ぶと天気が悪くなる」と言うらしい。
日本で言うところの、「猫が耳の後ろまで顔を洗うと雨が降る」的なものらしい。
馬、めちゃめちゃ遊んでるんですけど。
P君も初めて見るほどのはしゃぎっぷりらしい。
今日も雨だけど、明日も雨と言うことか…(泣) -
P君が撮ってくれた私のへっぴり腰乗馬姿。
自分ではそれなりに乗れていると思っていましたが、写真で見るとなんかイマイチだなぁ。
P君に聞いたら、モンゴル人は大抵馬に乗れるらしい。
国民の大半が馬に乗れる国ってすごい。
さすが、チンギス・ハーンの国! -
ツーリストキャンプに無事戻って来て、昼食タイム。
にんじんサラダ。麺と羊肉のスープ(うどんっぽい)。
美味しいです。 -
ちょっと写真はブレてしまってますが、メインは中華風の野菜とか肉とか卵の炒め物とご飯。
これも美味しかったですが、モンゴル料理と言うわけではないのだそうです。
最近でこそ野菜を食べるようになってきたとはいえ、モンゴルの伝統的な食生活は、基本的に肉と乳製品だそうです。
だからなのか、P君もドライバーさんも野菜があまり好きではないみたい。 -
テレルジからウランバートルのホテルへの帰りは、ウランバートル市内の大渋滞で3時間以上かかりました。(雨だったからということもあるのかも)
道が良くなくて、車が多いので、慢性的な渋滞がひどいらしいです。
その為、車のナンバー(の下一桁?)によって1週間に1日は走ってはいけない日というのがそれぞれ決められているのだそうです。
やっとホテルに着いて、まだ夕方だったのでちょっと外出してみることに。
雨の勢いがすご過ぎるのか、道の排水設備が整っていないのか(恐らく後者と思われる)、道が川のようになっている(汗)
やばいー。
ものすごい車が多い上に、交通ルールもいまいちわからず、ただでさえ道を渡るのが大変なのに、その上、道がこんな状態。
すぐそこのスーパーに行くのに、10分くらいかかってしまった。 -
スーパーにて。
ざっと見た感じ輸入物が多いようで、あまりローカル色が感じられない。
これなんかはモンゴルっぽいかな?
多分、バター。 -
これはさっきゲルでいただいたヨーグルトを干したものかな?
もしくは、チーズ?
それにしてもこのスーパー、モンゴル独特のものがやっぱり少ない感じで、あんまりおもしろくない。 -
宿泊していたホテルに隣接しているショッピングビル。
ここも中途半端であまりおもしろくない。
新しくてきれいはきれいだけど。人もあまりいない。 -
ホテルの部屋からの景色。
まだ交差点は水浸し。 -
外は洪水状態だし、疲れていたので、夕食はホテルのレストランにて。
モンゴルらしい料理を食べたかったのだけど、そういうメニューはなかったので、モンゴルの羊を使った「オッソブッコ」(肉を骨つきのまま輪切りにし、香味野菜と炒め、トマト味で煮込んだもの。)にしてみました。
サフランのリゾット付き。
これ、予想以上に美味しかったです。 -
海外のホテルに行っていつも思うこと。
NHK WORLDの存在意義って?
海外でわざわざNHK WORLDを見るのって日本人でしょ?
なぜ英語なのだろうか。ちょっとイラッとする。
ともあれ、こちらのホテルも色んな国の番組が見られるのだけれど、日本のテレビは完全英語放送のNHK WORLDのみ。
そして、「世界ふれあい街歩き」の英語バージョンを見る。
オーストラリアのアリススプリングスだった。
エアーズロック、行ってみたいな。 -
旅行中の読書用に持って来た「蒼き狼」。
チンギス・ハーンの生涯について書かれた名作。
でもモンゴル人の名前がいっぱい出てきて、誰が誰やら途中からわからなくなってきます。
右側は、旅行会社にもらった「旅行者ガイド モンゴル語」。 -
この「旅行者ガイド モンゴル語」、校閲が甘い(笑)
「殺すカントリースキー」って…
怖いな。 -
前の晩、あまり寝ていなかったので、10時間ぐらいぐっすり寝てしまいました。
せっかく旅行に来ているのに、こんなに寝るのはもったいない気もしますが、寝ることが非常に幸せに感じる今日この頃。
なにはともあれ、ぐっすり寝てすっきり。
朝ご飯は、前日よりも美味しく感じました。
シンプルにパンにバターが美味しい。あとソーセージも。
でも、このバターがドイツからの輸入品と思われる「アルペン・バター」でした。美味しいからいいんですが、なんかちょっと残念。モンゴル産の「美味しい岩塩入りバター」とかあればいいのに。
この日は、9時半にお迎えが来て、「ホスタイ国立公園」に行きます! -
郊外をずーっと1時間半程走り、峠っぽいところでちょっと休憩。
車を降りたら、寒いっっっ!!!
風がビュービュー吹いてて、雨は降っていないものの、めちゃくちゃ寒い。
昨日の寒さに懲りて、持って来たありったけの服を着こんで来て良かった…。
多分5℃ぐらいだったんじゃないかな。
日本の猛烈な残暑からは想像もつかなかった、この寒さ。なんとなくスーツケースに放り込んだヒートテックが役に立ちました。
これは「オボー」という祠的なものらしいです。
山の上に作られていて、旅の安全を祈るところなのだそうです。 -
横を見ると、馬の群れ。
この馬達も、夜になると家(飼い主のところ)に戻るんだって。
周囲には人間は全然いません。 -
こんなに寒いけど、健気に花が咲いています。
あまりの寒さ&強風に、すぐに車に戻ってしまいましたが、景色は最高です。
見渡す限りの丘、草原。人工的なものが全然ない景色。 -
道なき道を進み、とあるゲルに到着。
ドライバーさんがなんでここに辿り着けるのかが不思議。
そして、普通乗用車でこんな道なき道を走れるのもすごい。
ソーラーパネルとパラボラアンテナが付いています。 -
遊牧民のお宅訪問。
前日に乗馬の時にもゲルにお邪魔したので、ゲルに入るのは2回目。
ストーブも焚いてくれて、ゲルの中は暖かくて快適。
ちなみにこちらのストーブの燃料は、牛の糞を乾かしたものでした。
エコだわ〜。
家具がかわいい。 -
お昼ご飯前のおやつ。
パンと「生クリーム」。
パンにこの生クリームをつけていただきます。
牛乳の上澄みの乳脂肪分が固まったところ、という感じ。私達の感覚からすると、生クリームとバターの中間ぐらい。
割と美味しい。 -
隣の息子夫婦の新婚さんのゲルを見せてもらいました。
息子夫婦はこの日、奥さんが歯が痛くて、ウランバートルの歯医者さんに行っていてお留守でした。
液晶テレビとかキティちゃんとか置いてあって、現代風。 -
すごくかわいくて人懐こいワンコがいました。
-
お昼ご飯をご馳走になりました。
モンゴルの定番料理らしい「ツォイワン」。
羊肉とじゃがいもの入った焼きうどんっぽい料理。
ちょっと油っぽかったですが、クセもなく、美味しかったです。
でも本当に野菜はほとんど食べないんだなー…。
所変われば、食生活も変わる。 -
ツアーには「遊牧民のゲル組み立て体験」ができると聞いていましたが、そういう体験ができるテーマパーク的なものがあるのかなーと漠然と思っていました。
昼食を食べて、ゲルの外に出てみたら、隣に建っているゲルがこんなに解体されていた!
えー…普通に住んでるゲルをわざわざ私達の為に解体して見せてくれるんだ…(汗)なんか申し訳ない気持ちでいっぱいになる。 -
このゲルはキッチン・ゲルらしい。
馬乳酒の入った入れ物とか、バター的なものとか置いてある。 -
風が強いから、どんどん組み立てるよーってことで、みんなでテキパキ組み立てていきます。
木の枠に、布を1枚巻いて、その上に厚いフェルトを巻いていきます。
冬になるとこれにもう1枚フェルトを重ねるのだそうです。 -
ここの家の男の子もお手伝い。
娘さんの子供で、小学校4年生。
学校に通う為、普段はウランバートルの親戚の家に下宿してるのだそうです。
ガイドP君も普通に手慣れた様子で手伝ってる。
モンゴル人は大抵の人が馬に乗れて、且つ、ゲルも組み立てられるらしい。
すごいなー。尊敬する。 -
屋根部分にキャンバス地っぽい厚手の布を重ねて…。
-
最後に白い布をかぶせる。
この布はビニールなのかと思っていたのですが、普通の綿の布でした。 -
最後に、ロープで全体を固定。
ここまであっという間に20分くらいで出来ちゃった。
みんなすっごく手際が良い。
最初の木の枠を組み立てるところ(今回はやっていない)が1番大変らしいのですが、慣れている人ならば、2人で2時間くらいで組み立ててしまうそうです。
そして、大体3ヶ月毎に移動するそうです。
ここの家のお父さんが、強そうで、カッコよかった。
この後、組み立てなおしたゲルの前で記念撮影。後から聞いたら、ここの家の家族だけじゃなくて、近所(どのくらいの近所なのかは不明)の人とかもいたらしい。
ちゃんとしたお土産持って来ればよかったのだけど、とりあえず、持って来てたお菓子(コアラのマーチとか海老せんべいとか)を渡してみた。口に合えばいいんだけど…。 -
こちらのお宅には「トイレはない。どこでも好きなところでするスタイル。」ということだったので、ちょっと斜面を降りたところで失礼させていただきました。
雄大な景色、羊の群れ。 -
羊達は馬と違って自分達だけで家に帰って来れないので、夕方には連れて帰って来なくちゃいけないそうです。
ここには狼がいるので、家畜は夜はゲルの周りで固まって過ごすとのこと。
というか、狼って全世界的に絶滅したのかと思ってた私。
ただ日本で絶滅しただけで、モンゴルには普通にいるんですね。
まぁ日本には熊がいるけど。 -
ここはもう「ホスタイ国立公園」の中です。
というか、先程のゲルも国立公園の中だったそう。
このホスタイ国立公園ではさまざまな野生動物が生息しているのですが、特に野生馬「タヒ」が保護されていることで有名なのだそうです。
P君によれば、タヒ遭遇率は90%以上、大体見られるらしいので、期待が高まります。
そして、この辺で日本の映画が撮影されたとか。
何ていう名前の映画だったか、聞いたけど忘れてしまいました。国立ホスタイ公園 国立公園
-
野生馬(タヒ)を探し求めて、道なき道を普通の乗用車で走り回る。
「あの山の上の方にいるんだけど…。」
って、全く見えないよっ!
モルモットの仲間の「タルバガン」や、カササギ、遠くの上空に鷲なんかは見られましたが、メインイベントの「タヒ」が見られない…。 -
もう今日は見られないのかな…と半ばあきらめていたら、「いるよ!」との声。
ドライバーさんが、天気が悪くて寒いので、山の下の方にいるんじゃないかと予想して、こちらに来てくれたとのこと。
わー、いるいる。
6頭ほどの群れ。 -
車を降りて、近づいてみます。
結構近くまで行ける!
雄が1頭と、残りは雌の群れみたいです。 -
「タヒは、ロシアの博物学者ニコライ・プジェワルスキーが1879年にモンゴルで発見したウマ科の動物で、シマウマを除く、唯一の野生ウマ種。
体長約2.6m、体重約300kg、ポニー程の大きさで体色は茶褐色。たてがみは短く立っている。」 -
「かつてはユーラシア大陸に広く生息していたが、農地の拡大や家畜の導入により数が少なくなっていった。モンゴルでは完全な野生状態のタヒは1960年代までは生息していたが、その後、絶滅した。
1992年、オランダの動物園で飼育・繁殖されていた16頭がホスタイ国立公園に放たれ、またその後、他の国の動物園から80頭ほどが送られ、野生化と繁殖が成功した。」 -
現在は約300頭がここホスタイ国立公園に生息しているそうです。
見られて良かった♪
飛行機は遅れるわ、乗馬の時に雨は降るわ、寒いわで、ちょっとついてないかも…と思っていましたが、そうでもなかったみたい。 -
この花は色んなところに咲いてました。
-
こちらはイイ匂いのする花。
何かのハーブみたいです。
P君によると、モンゴルでは風邪を引いた時にこの花を煎じて飲むのだとか。
カモミールではないですが、そんな感じ? -
ホスタイ国立公園内のツーリストキャンプ。
こちらは、ツーリストキャンプと、研究センターも兼ねてるみたいです。
結構規模も大きい感じ。 -
ツーリストキャンプの片隅にあるミニ博物館見学。
博物館というよりは、「展示室」と言った方がいいのかも。
仔タヒの剥製。 -
写真パネル中心です。
真ん中にミニチュアのゲル。 -
ツーリストキャンプの食堂で夕食。
前日のテレルジのツーリストキャンプもそうでしたが、観光客向けの料理で、口に合います。
メインは肉団子。
普通に美味しい。 -
ウランバートルへの帰り道。
ちょっと遠いですが、「砂丘」なんだそうです。
「モルツォグ砂丘」と言うところらしい。
帰り道に、遠くから眺めただけ。
☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆
「2012年晩夏 モンゴル旅行記(2)」に続きます!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- あっちゃんさん 2012/09/20 00:08:08
- 同じキャンプ!
- ニーコさん、こんばんは
最初のキャンプはタミルだったんですね。
私が泊まったのと同じ所で嬉しかったです。
ガイドのP君は名前がPですよね。
私のガイドくんはBだから違うかな。
シャイでかわいい男の子でした。
風景が緑だといいですね!
私の時はまだ茶色っぽかったので全然景色が違います。
しかし野生の馬なんているんですね。
私もここへ行ってみたかったです。
モンゴルって本当に近いのにこんな所があるんだ!!!って
私もすごく感動のカルチャーショックでした。
- ニーコさん からの返信 2012/09/20 21:42:41
- RE: 同じキャンプ!
- あっちゃん、こんばんは〜。
テレルジには泊らなかったので、休憩&ご飯だけでしたが、
タミル・ウェルネス・ツーリスト・キャンプでしたよ!
あっちゃんの泊ったところですか?
ご飯、結構美味しかったですよね。
馬のガイドさんは、多分あっちゃんの時の人とは違うと思います。
私の時の人は、なかなかのイケメン君でしたよ〜。
P君は馬のガイドさんじゃなくて、日本語のガイドさんで、23歳という
若い男の子でした。
モンゴルの大学で日本語を勉強したと言ってました。
本当に、モンゴルって近いのに、自然もすごいし、こんなところなんだー、
と良い意味でサプライズな感じでした。
直行便だともっと気軽に行けると思うと、また乗馬しに行きたいなーと
思います♪
ニーコ
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カーン テレルジ ツーリスト キャンプ
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