ミラノから日帰りプチ旅行2009年

2009/05/01 - 2009/05/09

２００９年と２０１０年の５月、新緑の美しいイタリアを旅しました。
２００９年はミラノを拠点に
①コモ湖
②アオスタからバスでクールマイヨール。ケーブルカーを乗り継いでモンブランの中腹へ
③バスでパヴィア修道院、帰りは電車でミラノへ
④ジェノバ
⑤トリノ
⑥最終日はミラノ
というように、毎日電車でプチ旅行。
結構充実した毎日でした。
ハイライトをお届けします。

エリア ミラノ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

ミラノ中央駅
ホテルは歩いて５分くらい。
電車に乗るのに便利でした。

２日目、さっそくコモ湖へ。
コモ湖の駅を出て、湖まで１０分くらい歩いたかな？
３年前なので忘れました！

コモ湖

お花もきれいでした。

ケーブルカーでブルナーテ村へ登りました。
急こう配を約７分で山頂駅に着きます。

ケーブルカーの車窓からコモ湖がきれいに見えます。

村には教会もありました。
遠くアルプスの山やコモの街が見え、とってもきれいでした。
天気も良かったし・・・・・

フニクラ（ケーブルカー）の駅

湖の湖畔のレストラン。
５月でしたが、暑かったので水着の人もいました。
。

近くに美術館があり、カンジンスキーとシャガールの特別展をやっていました

翌日、天気が良かったのでアオスタへ。
ミラノから列車でアオスタへ行くのは、トリノ行きの電車に乗り、途中、ＣＨＩＶＡＳＯという駅で乗り換え、北へ、渓谷へ入って行きます。
ミラノを過ぎると車窓には田園が広がり、イタリア北部は米の産地なんだと納得。

だんだん雪をかぶった山々が見えてきました。

アオスタに到着。
イタリア北西端の州で、４０００Ｍ級の山々に囲まれた渓谷の街です。
ミラノから２時間以上かかったと思います。

駅前を歩くとローマ時代の遺跡がありました。

中心地の市庁舎。
ここにインフォメーションがあったので、モンブランやマッターホルンが観たい！と相談しました。
５月のこの季節は、スキーシーズンが終わり、夏山のシーズンにはまだ早いということで、アオスタの登山のリフトやロープウエイは動いていないとのこと。
ここから１時間バスに乗ってクールマユールへ行けば、モンブランの中腹へいくロープウエイが動いているよ、と教えてくれました。

バスの時間までの間、街歩き、バールへ寄ってワインと軽い食事をしました。

アオスタのメイン通りは短いけれど、バールやレストランなどのお店もあり、素敵です。
街の至る所から山が見えます。

バスは１時間に１本だったかな？
午後２時ごろになってしまい、乗客は少なかったのですが、珍しく日本人の若いカップルに会いました。
向こうも、こんなところで、しかも結構年配の夫婦に会うとは思わなかったと言われました。

電光掲示板の時刻表もあります。

バス停は立派ですが、がらんとしています。
お店はありませんでした。

アオスタからクールマユールまで１時間。渓谷沿いの道で素晴らしかったです。
クールマイヨールに到着。
山の中のリゾート地で、おしゃれな感じです。
景色は素晴らしいの一言！

モンテビアンコ（モンブラン）行きのロープウエイ乗り場。
クールマユールの標高が１２００Ｍくらい。
ここから、３４６２Ｍの高さまで登ります。
途中、２回くらいロープウエイを乗り継いだ記憶があります。

途中から一面の雪景色。

ロープウエイの終点、Point Helbronner　には小屋があり、キリスト像？や地図が飾られていました。

案内書によると、ここはイタリア側モンブランの最高地点。
夏季シーズンの６月１日から１０月末くらいまでは、ここからフランス側最高地点　Aiguill de Midi（３８４２Ｍ）までモンブラン国境越えのゴンドラが運航されるそうです。

今、フランス側へ行くとしたら、スキーしかないですね（笑）
シャモニーへ抜けるトンネルはあるみたいですが・・・

展望台は３６０度のパノラマです。
天気も良く最高でした！

モンブラン
きれいでした！！

展望台は板張りになっていて、午後の陽だまりの中で皆、寝転んでいました。
モチロン私たちも・・・
気持ちの良いひと時でした。
とっても、３５００Ｍに居るとは思えません。
でも、この日は暖かく最高でした・・♪

スキーの斜面

途中の乗り換え駅Pavillionにレストランと売店があり、ここも展望台になっています。
夫はワイン、私はカプチーノをいただきました。

モンブラン空中散歩はとっても印象深いものでした。
あんな高いところまでロープウエイで行けるとは思えませんでした。
途中で出会った日本人カップルさんは、今日は近くの町で泊っていくと言っていました。
私たちはクールマユールへ戻り、またバスでアオスタへ。
夕食を食べたら８時過ぎ、予定の列車は間に合わなくなりましたが、１日アオスタ州を満喫しました。
いつか、フランスのシャモニーからイタリアへ行ってみたいです。

５月５日、ミラノ近郊のパヴィアへ行きました。
修道院へはバスで行きます。
案内書にあるメトロで降りて「Ｓｉｌａ」バスを探しました。
青い鮮やかなバスです。
乗り場を見つけたのでパヴィア修道院へ行きたいと告げたところ、バス停は隣の駅だと言われました。
でも、親切に、隣の駅までバスに乗せてくれました！

バス停からこんな素敵な並木道を歩くと修道院に到着です。

正面のファサード。
立派です！
残念ながら内部は撮影禁止。ガイドブックを買いました。

中庭の回廊

とても素晴らしい修道院でした。
売店があり、修道士さんが作った食品が売られています。チョット重たかったのですが、栗の蜂蜜を買いました。
癖があって、苦味があって変わった味でした。

見学を終え、バス停の前のレストランでランチ。
安くておいしかったです。

バスでパヴィアの町へ。
教会が閉まっていて入れなかったのは残念。
パヴィアは大学もあり、活気のある雰囲気でした。

駅の近くには大型スーパー「エッセンルーガ」もあります。

町を流れるティチーノ川にかかる屋根付きの橋。
川の向こうにドゥオモが見えます。

翌日はジェノバに。
ミラノ中央駅の近くに宿泊したので、列車に乗りまくりました。
ジェノバは港町。
駅前にコロンブスの像が立っています。

旧市街には王宮や大学があります。
さすが、中世に海運で栄えた町、堂々とした建築物が素敵です。

お昼にジェノベーゼのパスタ。

旧市街を歩いて行くとケーブルカーの乗り場があり、町の上まで行けます。
住宅地が広がっていました。

上から見たジェノバ

街並みも素敵です

ジェノバ港の夕暮れ

明日はチェックアウト。
トリノへ行くことにしました。
ミラノから乗り換えなく１時間半くらいです。
切符は券売機で買うのが多かったです。
モタモタしていると、近寄ってきて親切気にどこ行くの？と言って操作してくれたがる人がいますが、お金を要求されるので要注意！

トリノは道が広く、建物が大きく、パリに似た感じを受けました。
１９世紀の町、という感じ。

とりあえず高い所に登って町を眺めようと、モーレ・アントレッリアーナに登りました。
アルプスの山々も見えきれいでした。

町は近代的で、活気があり、若い人もいっぱいいました。
映画博物館があり中に入ると、いろんなセットやポスターなどがあり面白かったです。

トリノにはポー川が流れています。川のほとりを歩いていたら、馬に乗った警官に会いました。

最終日。
夜のフライトなのでミラノ市内を散策です。
行ってみたかったのは、ミラノ最古の教会、ミラノの守護聖人のサンタンブロージョ聖堂です。

内部も美しく、

中庭も美しい回廊が・・

古い壁画

出発前に友人から、ミラノでおいしいレストランを教えてもらいました。
「トラットリアミラネーゼ」です。
ドゥオモの近くの店ですが、３回も行ったのに閉まっています。
長期旅行でも行ったのかしら？？？
今回はあきらめました。
ミラノ風カツとリゾットを食べたかったのですが・・

（翌年リベンジしました！）

ドゥオモの近くの生ハムのお店。
「サルサメンテリア・ヴェルディアーナ」
店の前で生ハムをスライスしています。
これが生ハムの盛り合わせ一人分。

ワインはグラスでなく、お茶碗に入れてきます。
ニョッキやスープも食べましたがおいしかったです。

トラットリアミラネーゼが閉まっていたので、すぐ近くのレストランに入りました。
トスカーナ料理で、大当たり！おいしかった！

慌ただしく過ごしたミラノと近郊のプチ旅行。
モチロン、ドゥオモやその近辺は毎日のようにウロウロしました。

３年前って若かったんだなあ？とつくづく思います。

次の旅行記は２０１０年のイタリアを思い出しながらまとめようと思います。