2012/02/23 - 2012/02/25
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にゃんこ姫さん
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スポーツ・クラブで、トレーニングの後、
お風呂(一応、温泉)に入っていたら、
急に本当の温泉に行きたくなりました。
月初めに北海道に行ったばかりの上、
3月にはまた海外旅行が控えているのに、
「いくらなんでも、遊び過ぎ!」
ではあるのですが・・・。
そこは、
「思い立ったら、前進あるのみ!」の
私たち夫婦のこと。
やっぱり、出かけることに
なってしまいました。 (^^;)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
1日目:2月23日(木)曇
湯西川温泉の玄関口、「野岩線」の『湯西川温泉』駅
に到着しました。
「道の駅」も兼ねています。 -
いつから、こんなキャッチ・フレーズが
できたのでしょうね。
このあたりでは、昔から、「カッパ伝説」
があったのだそうですが。 -
「クリッパ」なんていうマスコット・
キャラクターも、できていました。
壁に貼ってあった新聞のコピーに
よると、カッパのキャラを「駅おこし」
に使う方針なのだそうです。 -
「河童神社」なるものまで、
ありました。 (笑) -
季節がら、華やかな雛壇が
飾られています。
この地では、女の子の節句しか
行なわないのです。
これには、歴史的な理由がありますが、
後で詳しく書くことにします。 -
恒例の「かまくら祭」は、
湯西川温泉の冬の風物詩と
なっています。
「日本夜景遺産」(そんなの、あったの!?)
に認定されたそうです。 -
駅の食堂(レストランという雰囲気では
ないので)で、軽い昼食をとりました。
『鴨せいろ』800円なり。 -
鴨は、つゆの下に沈んでいましたが、
ちゃんと入っていました。
味は・・・まずくはなかった。 -
着いた時には、雪は降って
いませんでしたが、かなり
積もっています。 -
駅前にある足湯。
できた頃から、一度入ってみたかった
のですが、いつもは、もっと遅い列車を
利用するため、ホテルに直行していた
のです。 -
というわけで、今回はじめて(この)足湯に
浸かってみました。
湯量豊富で、熱くて、
「いい湯だな〜♪」 -
しばらく「道の駅」で遊んでから、
路線バスで、「湯西川温泉」へ。
以前は道が狭くて、大型バスが
すれ違えなかったのですが、新しい道路が
完成して、スムーズに走行できるようになり
ました。
所要時間も、30分かかっていたのが、
20分で「本家伴久」ホテルに到着。
「平家直系」というのが自慢のホテルで、
現在、第25代目当主です。 -
3時のチェックインまで、少し間が
あるので、同じバスで到着した人たちと
一緒にロビーで待ちます。
大きな囲炉裏が切ってあって、いろいろと
骨董的価値のありそうな調度品が置かれて
います。
ウェルカム・コーヒーのサービスがありました。 -
吹き抜けの天井。
-
このホテルの正式名称は、
「本家伴久萬久旅館」です。 -
クラシカルな着物が飾られて
います。 -
お雛様も。
-
こちらは、雛の「つるし飾り」。
-
ロビーから川向うに、この時季「伴久旅館」名物の
「氷瀑」が眺められます。
人工的に水を凍らせて作った、氷の
オブジェ。
たった2人の職人さんが作るのだそうです。
前回、冬に来た年は、暖冬で氷が育たなかった
ということで、実際に見るのは初めてです。 -
これも、ホテルとしては関東
唯一の吊り橋「かずら橋」です。
この橋を渡った対岸には、囲炉裏料理の
お食事処『平家の隠れ館』があります。 -
宿泊客ひと組ずつ、「伴久」伝統の
「迎え太鼓」で歓迎してくれます。 -
部屋の造りは、一室ずつ違います。
私たちのお部屋は、東館2階の『都忘れ』
です。 -
インテリアは、古木を多用した
凝った造りです。 -
クラシカルなクローゼット。
下の箱は、安全金庫です。
「蔵元」と書いてあるのが面白い。 -
この風流な一角は・・・
じつは、トイレです。 -
「おこぼしどころ」という表現が
スゴイ! (笑)
古い建物なので、中はとても狭いの
ですが、一応、ウォシュレットに
なっています。 -
部屋の窓からも、「かずら橋」が
見えました。
目の下の建物は、露天風呂です。
男性用は、対岸から丸見えだそうな。(笑)
以前は、女性のほうも同様だったのですが、
さすがに近年では、目隠しがつきました。
大らかというか、なんというか・・・。(*_*) -
さっそく、その温泉に入りに
行きました。
こちらは、女性用の内風呂です。
他の宿泊客たちは、温泉街で開催中の
「かまくら祭」を見に行ったのか、
誰もいません。 -
そして、こちらが露天風呂『藤鞍の湯』です。
昔、源氏との戦いに敗れた落人たちが、
この地に温泉を発見して住みつきました。
その時に、子孫たちが発見して使用できる
ようにと、藤の鞍を埋めたことから、
この名がつけられました。
弱アルカリの源泉で、お肌によいとされています。 -
温泉で暖まってから、夕食前に
ホテルのすぐ近くの「平家集落」まで
散歩に出かけました。
湯西川沿いに、数軒の古民家が並んでいます。
河原にも、家の屋根にも、相当量の雪が
積もっていました。 -
昔ながらのお豆腐店『会津屋』。
軒先に、凍り豆腐が吊るして
ありました。
店先で、出来立てのお豆腐を
食べることもできるそうですが、
私たちが行った時は、開いているのを
見たことがありません。 -
ちょうど、地域のボランティアの方々が、
火を灯した「ミニかまくら」を
運んでいるところでした。
雪を固めて作った器に、ろうそくが
入っています。 -
河川敷の雪の上に、ひとつひとつ
並べていきます。
手間のかかる作業ですね。 -
今年の「かまくら祭」のメイン会場は、
温泉街からさらに先に進んだ「沢口河川敷」
で、もっとたくさんの「ミニかまくら」が
灯されるのですが、それは土・日だけで、
今の時期の木・金だけ、この「平家集落」でも
点灯されるそうです。 -
写真では見えにくいのですが、
雪の中に点々と、灯りが置かれています。 -
寒くなったので、ホテルに帰って、
きました。
少し暗くなって、灯りがよく見えるように
なりました。
窓ガラスが汚れているのが残念!
規模は小さいながら、この光景が見られて
よかったです。
以前にも一度、お祭りの日に来ていますが、
その時は風が強くて、ろうそくが大部分
消えてしまったのです。 -
夕食の時間になりました。
「かずら橋」を渡って、対岸の
お食事処に向かいます。 -
氷瀑もライトアップされました。
肉眼で見ると、もう少し紫色に
近いのですが、とても幻想的な
眺めです。 -
「かずら橋」を渡り切ったところが
夕食をとる『平家隠れ館』の入り口です。 -
中には、幾つかの部屋があって、
囲炉裏がたくさん並んでいます。
ひとつずつの囲炉裏は衝立てで
仕切られていて、それぞれの席に
お客の名を書いた札が置いてありました。 -
「湯西川温泉」名物『囲炉裏料理』。
炭火の周りに、串に刺した食材を
並べて、焼けたところから熱々を
食します。
鮎の塩焼き、板台餅、一升べら、
厚揚げ。
『一升べら』は、木製のへらに
山鳥のつくねを盛ったもので、
お酒が一升すすむという意味の、
これも湯西川名物です。
手前の竹筒は、私たちのコースに
付いている『若竹酒』。 -
きれいに盛りつけられた前菜。
左手前の小桶は、『粒そば』
(そばの実)で、初めに食べると
悪酔いしないのだとか。 -
流麗な手書き文字の「お品書き」。
本日のメニューは、
『かまくら祭り 如月喰切り料理』
だそうです。
『囲炉裏会席』ですね。 -
『山の幸コラーゲン鍋』。
お肉は、栃木豚・・・だったかな。 -
他にも、『雉シチュー』などが出て、
最後は『食事』と称して、少量の
握り寿司と、赤出し汁、
『水菓子』のメロン、苺、みかん、
マスカット餅で〆。
これでも、お腹がいっぱいになります。
食後も、もう一度「ミニかまくら」を
見にでかけようかと思っていたのですが、
雨がパラつきだしたので、そのまま部屋へ帰り
ました。
明日は、「かまくら祭」会場を見てから、
「鬼怒川温泉」へ向かいます。
−その2につづくー
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この旅行記へのコメント (2)
-
- saikai99さん 2012/03/01 16:19:27
- 素敵な旅路
- にゃんこ姫さん お久しぶりです♪
雪の湯西川温泉 平家直系の長たらしい「本家伴久萬久旅館」
またまた続いての熟年旅行とは羨ましいです
雪見て一杯ではなく、、、露天風呂もおとなの贅沢なひとときですよね
料理も素敵なのでしょう。。。
氷爆のオブジェが幻想的ですね
私メは、先月久し振りで「お上りさん」の予定でしたが、カキ焼きの帰路
立寄った神社で転んで捻挫のアクシデント!!!
5日間ほど松葉杖のお世話になりましたが 「お上りさん」はキャンセル
この下旬からの渡ハに向けて治療に専念の日々。。。どぅにか歩ける状態と
なりまして 一安心!です
3月は、にゃんこ姫さんも海外へ。。。ですか? どこでしょう〜
saikai99
- にゃんこ姫さん からの返信 2012/03/04 03:18:46
- RE: 素敵な旅路
- saikai99さま、
ご無沙汰いたしました。
コメントありがとうございました。
おみ足のほうは、回復されましたでしょうか。
ご災難でしたね。
くれぐれも、お大事になさってください。
> 雪の湯西川温泉 平家直系の長たらしい「本家伴久萬久旅館」
> またまた続いての熟年旅行とは羨ましいです
>
> 雪見て一杯ではなく、、、露天風呂もおとなの贅沢なひとときですよね
> 料理も素敵なのでしょう。。。
温泉はいつでも大好きですが、特に
寒い時期は、ついつい足が向いてしまいます。
といっても、冬は遠出はおっくうになるので、
どうしても近場になってしまいますが。
> 3月は、にゃんこ姫さんも海外へ。。。ですか? どこでしょう〜
え〜と・・・(笑)、アラスカへオーロラを見に
出かけます。
昨秋にクルーズ旅行をしたばかりですので、
しばらく海外には行かないつもりだったのですが、
今年は太陽の黒点の活動が盛んで、こういう時は
オーロラ観測に適していると聞きまして・・・。
やはり、せっかく行くなら、ぜひ見てきたいと
思いますので。
こんなことばかりしていると、いずれ遠からず
我が家は破産の憂き目に陥りそうですが。(-_-;)
さきほど、旅行記を拝見しようとしたのですが、
なぜか開けなくて・・・
「メンテナンス中の可能性あり。」
というメッセージが出ました。
またあらためて、見せていただきに伺いますね。
一日も早い全快をお祈り致します。
にゃんこ姫
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