原チャでゴー第９５弾−一大事だ！御隠居！路銀が底を尽きやしたぜ・・ははは，八兵衛や慌てるではない，倉敷の屏風祭で，坊主が屏風にひょうずに…，ひょうずに・・・痛たたたた！！あああ…！！てーへんだ！御隠居が年甲斐も無く早口言葉にチャレンジするもんだから，舌噛みきって…，心肺停止状態…，助さん格さん，おいらが寺の手配はするから…，ボケ！！勝手に儂を死人扱いするんじゃ…，ああ，御隠居，貴方は死んだんだから，大人しくそこに横になって…，エエー？！こんなの何時もの八兵衛じゃねー？！

2011/10/16 - 2011/10/16

と…、秋と言えば…、誰が何と言おうと！（…、言わないって…、）食欲の秋だー！旨いもんたらふく喰らって、グータラ、グータラ、ダララララ、またまた、旨いもんたらふく喰らって、グータラ、グータラ、ダララララ…、

と…、グータラとダラララの強力コラボにグータラ力２００％バージョンUP（…当社比！）…、って、何が当社比なのよ、全然意味分かんねー？！正にグータラ道ここ極まれり！と，勝利宣言！ハハハハー！！

で…、更なる極みを求め投じた、ストレートど真ん中、が…、哀しいかな、グータラだけに（…、２００％バージョンUPは単なるホラなのかー？！）、球に威力の「ほ」の字も無く…、「ほ」？！・・・哀しかろうが、哀しくなかろうが、威力に「ほ」の字が有る筈ないじゃん？！無いのは「い」の字だろ！…、ああ…，正に燃える闘魂！１・２・３・ダァーッ！！…、いや…、それ…、アントニオ猪木だって！

と…、ヨレヨレのストレートは、見事、ピンポン球の如く弾き返され、遥か彼方センターバックスクリーンを直撃！代打満塁逆転サヨナラホームラン！

と…、歓喜の渦に沸き上がる相手側ベンチ、踊り狂うスタンド！

方や…、白けきった味方ベンチ、怒り狂ったスタンドのファン！ベンチに戻る俺に向かって投げつけられる、腐った卵、腐った納豆、腐ったくさやの干物（…、そんな物騒な物、野球場に持ってくるなー？！）…、余りの腐臭に目がシパシパ…、味方ベンチも余りの臭さに…、

「帰れー！帰れー！」

と…、突如、沸き上がる帰れコール！…、って、帰るのは味方ベンチしかねーだろ？！何処に行けと言うのですか俺はー？！お前らそれでもチームメイトか？！

と…、反省の意味を込め，グータラ三昧の日々に別れを告げ、旅立つこと倉敷！無茶苦茶近っ！！

本日、阿智神社の御神幸並びに倉敷屏風祭りとイベント満載！なのに、お隣の岡山は何も無し！しょぼっ！！この格差は何よ？！

エリア 倉敷(岡山)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: バイク

祭りだワッショイ！…

と…，秋真っただ中，古から土と共に生きてきた農耕民族の日本人にとっては，秋は豊穣を祝い，神に感謝する季節と決まっている…，多分…，だろうかな？！

と…，日本全国何処もかしこもお祭りだらけ，が…，西国の片田舎岡山ではお祭りらしい祭りが無い？！何故？！何故なのよ野田さん？！ねえ？！ねえ？！

と…，尋ねてみたんだが，今は荒波に揉まれる，国の舵取りの為，猫の手も借りたいくらい忙しいから，頼むから勘弁してほしいのよ？！との，言葉に男Ｐｉａｎｏ心を撃たれ即死…，人生５０年長いようで短いような，唯，無意味としか言いようのない人生でした，なむなむなむ，ちーん！

もとーい！との，言葉に男Ｐｉａｎｏ心をうたれ…，

「野田さん？！男Ｐｉａｎｏ心うたれたでござんす…，なんなりとお申しつけくだしゃれ？！」

「むむむ…，じゃ…，もう少し役に立つ猫でも探してくれないか？！頼む！」

もう少し役に立つ猫…，役に立つ猫…，…，やっぱ，俺って猫以下かい？！

と…，仕方―が無いので，お手紙書いた…，（…，お前は黒ヤギさんかい？！）

「野田さんの，いけず！好かんタコ！」

と…，野田さんの手を煩わすこと無く，俺なりに想像してみるのだが，岡山は天候に恵まれ，台風，干ばつ等の天災も極めて少ない，然るに，古から飢饉に見舞われることなど殆ど無く，安穏と暮らしてきた，然るに，神に感謝する概念が極めて希薄！薄いこと，薄いこと，隣のおちゃんの髪の毛並みに薄い！もう，毛生え薬なんかじゃ手遅れじゃん！無駄なこと止めなよ！！おっちゃん！！

ああ…，神さまご免ちゃいね！

と…，祭りを楽しむために隣の市に頼らなくてはならないこの屈辱！ははは…，全然ねーし！ウーワッ？！流石，厚顔無恥ならばこの男に並ぶものなしと恐れられるＰｉａｎｏ！

と…，ひたすら西へ西へと原チャを走らすこと１０日…，何だか見渡す限りの砂漠砂漠…，エエエー？！何処よここ？！と，暇だけなら荷馬車１０台分位はあるべ，の，じじいを発見！

「じいさん？！俺道に迷ったみたいなんだけど，倉敷って何処よ？！ついでに，ここって何処よ？！」

「○△□□◎○☆○▽！！」（クラシキはどげな所か知らんがのう？！ここはアフガンちゅー，なかなか，デンジャラスな所じゃけん，兄ちゃんも気―つけて，帰りんさいよ，ハハハハー！！）

かーちゃんの馬鹿―！…

「かーちゃん，『今日は休みだからトイザラスでも行って○□ちゃんの好きな玩具でも買おうね？！』って，言ったじゃん？！なのに，『坂ノ上おじゃる丸　5さい』（…，何でそこに拘る？！）みたいな変てこなかっこうさせて…，じいちゃんが『嘘つきは泥棒の始まりじゃけん，嘘は駄目だべ！』って言ってたけど，かーちゃんは何度も嘘ついたから，パイレーツ・オブ・カリビアン４『生命の泉』（…，お前は拘りマニアか―？！）並の大泥棒だね…，でも，何で４作には，キーラ・ナイトレイが出てないのよ？！キーラ・ナイトレイが出てないパイレーツ・オブ・カリビアンなんて…，なんて…，大嫌いだー！！」

「なに，変に色気付きやがってんだよ色ボケ坊主が！今日は大切なお祭りなんだから，ちゃーんと，しなくちゃ駄目だよ？！ちゃんとしたら，帰りに，トイザラスで○□ちゃんの好きな玩具買ったげるからね，でもー，ちゃんとしなかったら…，チラノザウルスに頭から丸齧りだからね，ハハハハー！！」

コードネーム“じいさん”…

と…、秋の柔らかい日差しを全身に受け、ついつい、船を漕ぐ漕ぐ漕ぎまくり…、挙げ句、じいさん、辿り着いたが南極大陸！ペンギン熱烈歓迎も無茶苦茶寒っ！！へーくしょん！！−３０℃かー？！

と…、日本全国津々浦々、何処にでもいる、極々、普通のじいさん達…、

ささやかな年金を頼りに、慎ましいながらも、孫たちに囲まれ楽しく余生を過ごす、じいさん達…、が…、その中に只1人、一見優しい眼差しの中に、鋭い光を放ち、辺りを隈無く観察するじいさん…、

そう…、彼こそが、裏社会でその人ありと恐れられる凄腕の殺し屋、人は畏怖の念を持って彼を呼ぶ…、コードネーム“じいさん”…、

と…、今日も今日とて時代衣装に身を窶し、行列に溶け込む…，、

「のう！源さんよぅ！源さーん！ボケ源！！んー？！駄目だこりゃ爆睡しちょるがな？！」

「むむむむぅ〜、おらー寒みーのは、でーれえ苦手じゃ〜、今回ばかりは年貢の納め時かのう？！角の花屋の○△ばーさん・・・黙っちょたけど、おらでー好きじゃったー？！おら、先にあの世さいくべ…、じゃから、あの世で夫婦になっちょくれんかのう？！でへへへへ…、おぉー？！何ーと皺くちゃな仏様だべな？！」

「誰が皺くちゃな仏様だべか？！お前―はホンにスケベじじいの見本と言うか，スケベの国からスケベ教を布教に来た教祖様と言うか…，そうそう，それはそうと，源ちゃん！あそこに座ってるじいさんお前さん見覚えがあるかいのう？！儂は町内のじいさん連中ならあらかた知っとるつもりじゃが，あん人だけはとんと見覚えがねーんじゃ？！」

「あぁん？！見知らぬじじい…，男かー？！男は…，好かん！」

「ウーワッ？！言いきったかい？！ありゃ？！あん人がおらんなったでねーか？！ま…，別に大したこともねーからええか？！じゃけど，お前―のスケベ癖は直さにゃあかんで？！」

と…，じいさま２人がのんきに話に花を咲かせている時も時，白壁の土蔵の陰，満月のように振り絞った弓…，矢の先の矢じりには巨象も一瞬で殺傷すると言う高濃度の青酸化合物が注入され…，１人の男の胸に向け…，静かに放たれた…，

鬼が来た！…

と…、本日、阿智神社御神幸…、ご飯の締めに、これをポリポリやりながら喰らう茶漬け、旨いんだよなー、でも、歳も歳だから塩分の過剰摂取は駄目だってかーちゃんから…、かーちゃんから…、いねーじゃん！！別居真っ直中じゃん！！（…、何だかなー、自分で傷口に粗塩を大量に降りかけ、金束子でガシガシ目一杯擦ってる様な…、マゾだよマジ…、）、で…、それは、お新香、今日は御神幸！

と…、神々しくも華やかな行列を一目見ようと、近在近郷の老若男女はもとより、北は遙々北極からホッキョクグマさんが、南も負けじと対抗して、南極から皇帝ペンギンさんが…、普通来ねーだろ？！ここは旭山動物園ですかい？！何時から皇帝ペンギンさんは神道になられたんですかい？！

と…、近所の犬コロならまだしも…、動物園じゃあるめーし、ホッキョクグマや皇帝ペンギンや赤鬼が…、赤鬼が…、来てるじゃん？！

むむむむ…、神聖な儀式に鬼はなー？！やっぱ不味いよなー？！エ？！帰って貰え？！ははは、そーか帰って貰えば良いのかー？！こりゃー、うっかりうっかりうっかり八兵衛だわな…、って、俺が言うんですかい？！それって、死ねと言うのと全然大差ねーでしょ？！相手鬼ですよ？！酷っ！！

仕方ねーなー、取り敢えず逃げれるように半身に構えて…、

「もし…、」

「ウガーッ！！！！」…ボコ！！ボコ！！ボコ！！

「痛たたたたたたたた！！！！！！！もし…、で、殴るか普通？！しかも念入りに３回も、ウーワッ！頭の周りを星が回ってら、俺は太陽さんですかい？！」

と…、緊急集会の結果…、見て見ぬふりをしよう！鬼なんて現世に存在する訳ねーじゃん！幻覚幻覚…、って、俺様は殴られ損ですかい？！

御遍路さん…、

と…、白装束に身を包んだ…、包んだ…、って、超どピンクじゃん！派手だねー？！目チカチカするし…、で…、男の子は花柄かい？！

と…、子供２人だけの訳あり御遍路さん（…、勝手に決めるなー？！）が、遙々四国八十八箇所巡りにここ倉敷に…、って、ここ四国じゃねーし？！お前ーら迷子かー？！

と…、何で御遍路さんが御神幸に来るねん？！四国へ行けよ、四国へ！

と…、普通は疑義の声が上がるのですが…、鬼の参加と言う余りにもデンジャラスな展開の前には…、

「別に…、御遍路さんくらい良いじゃん…、暴れる訳じゃねーし…、」

と…、最早、投げやり感２００％UP…、と…、反対に世界の株価と同様に下がりっぱなしのテンション…、底値知らずの有様…、

もう、お祭りを楽しむと言う次元を超越し、如何にして、鬼の餌食にならず、今日１日生き伸びるかー？！と言う、壮絶極まるサバイバルな雰囲気が蔓延！

こ…、こ…、こんなのお祭りじゃねーや！！

鬼が来た！−続…

と…、皆が待ちに待った、楽しいく華やかな祭りの日が…、一転、命を賭したサバイバルゲームに…、斯様な地獄絵巻を誰が予想しただろうか？！この窮地を救う者は現れないのかー？！神は我々を見捨てたもうかー？！

ん…？！西国の片田舎岡山と言えば、言わずも知れた、自他共に認める桃太郎伝説の発祥の地！民人の窮地を正義のヒーロー桃太郎が見逃す訳がないではないかー？！

ましてや、相手は永遠のライバル鬼！

そう！皆で…、皆で口をそろえ…、故郷が誇るヒーロー、彼の名を呼ぼうじゃないか！

「桃太郎ー！！！！！！」

「ウガガガガァー！！！！！！！」

だー！！！桃太郎呼んだ筈なのに…、筈なのに…、もう１匹、鬼が来ちまったよー？！それも、子供の胴回り位ある金棒もってるしー！！鬼のタッグチームの襲来かー？！

と…，突如，混沌の中から現れし，正義心溢れまくりの青年…，

「本日は，阿智神社の御神幸…，神聖なこの祭りを悪戯に乱すとは，桃太郎が許しても私が許さん！このまま大人しく立ち去るなら此度の狼藉不問に付すが，なおも…，アガー！！！！！」

と…，正義心はあれど，流石の鬼の金棒の前には何ら意味をなさず…，金棒一閃，青年は見事青空の彼方へと…，

と…，時を同じくして，常夏の楽園ハワイはワイキキビーチ…，本日も，いちゃいちゃのばカップルが群れをなし…，

「○▽君の馬鹿―？！勝手に沖に泳いでいちゃって，□◎が泳げないこと知ってるくせにー，もう□◎知―らない，ぷんぷん，浮気しちゃってもしらないからー！ドザ！！ウーワッ！！空から何か降ってきたわ？！これって宇宙人の侵略なのー？！どひー！！！！！血まみれの人間じゃん！！何でワイキキまで来てスプラッターなのよー？！嫌―！！！！日本に帰るー！！」

鬼退治！…

と…、余りの惨状に堪りかね、桃太郎にメールしたところ…、

「只今、パラオにて鬼退治ならぬ、鬼の居ぬ間の心の洗濯？！じゃぶじゃぶしまくらちよこってます、ぷぷぷ！当方の帰着は来週半ばを予定してますんで、健闘心からお祈り申します、エ？！ダイブ・ショップの車が待ってる、あらら…、じゃ…、そう言うことで…、バハハーイ！」

と…、心温まる返事…、流石、西国の片田舎岡山のヒーロー！他人への配慮全く無し！最新鋭の電子顕微鏡で目を皿の様にして見ても、思いやりの、「お」の字も発見できず、所詮、あいつに期待した俺らがアホですわ、ははは…、

と…、偶々、偶然にも、御神幸のお陰で、にわかなんちゃって武者行列が…、と言った途端…、

「あ…？！俺の父ちゃん危篤状態だったじゃん！病院！病院！」

「あ…？！俺危篤状態だったじゃん？！病院！病院！（…、危篤状態の奴が
行列に参加する訳ねーだろー？！）」

「あ…？！AKB４８の番組、録画予約するの忘れてるじゃん？！帰ろ！帰ろ！」

「あ…？！AK-47アサルトライフルを居間に置きっぱなしじゃん？！子供が玩具と間違えて撃ちまくったら…、ぷぷぷ…、（…、何が、ぷぷぷなのよ？！普通持ってねーだろ？！）帰ろ！帰ろ！」

と…、見る見る間に、うたた寝していたじいさん１人、恐ろしさの余り、突如、心臓発作を起こし、AEDで蘇生治療中のじいさん１人、計２人を除き、見事、散会…、流石、岡山県人！

何だかなー…、

と…、出番を控え、手持ち無沙汰なガキンチョ連中…、

「何だか、鬼暴れ放題だね？！」

「うん！さっき聞いたんだけどさー、持ち株が、ガタガタに下落して、スゲー損失出して、腹が立って、腹が立って、野田さんは何やっとんじゃー？！と…、叫んでたよ？！」

「ふーん？！鬼さんも大変だね？！」

「そうそう…、大きな金棒持った鬼さんだけど…、家庭不和で嫁さんが別居しちゃったらしく、泣きながら金棒振り回してたんだけどさ、Ｐｉａｎｏっておやじが『俺と一緒じゃん？！俺と伴に悲しみを分かち合おうじゃないかー？！』って、駆け寄ったんだけどさ…、『お前なんかと一緒にするな、ボケ野郎ー！！』って、金棒で吹っ飛ばされて、空の彼方に消えちゃったよ？！」

「そっかー？！はやぶさが無事地球に帰還した後で良かったね？！」

「Ｐｉａｎｏのおやじは、今頃、何処なんだろね？！」

「んー？！全然興味ないけどさ、銀河系を突破してるんじゃないの、はやぶさと違って二度と地球に帰って貰いたくないね」

「そうだね、これに関しては鬼さんに感謝すべき事なんじゃないかな？！宇宙の謎の解明と、地球の平和に貢献ってことでね？！」

倉敷小町…

と…、本日、阿智神社の御神幸と目出たき日にあれど…、好事魔多しとはこのことか？！突如、現れし２匹の鬼が乱暴狼藉の限りを尽くし、俺はと言えば…、無惨にも金棒のフルスイングに遙か大気圏を突破！…、暇を持て余すガキンチョ連中には銀河系の圏外にでも弾き飛ばされたんじゃねーの、との、誹謗を受け、が…、運良く、小惑星イトカワに激突、その反動で、ヘレンケラーさえも、ど肝を抜く、奇跡の生還を果たしたのだ、が…、待っていたのはブーイングの嵐…、

「儂は神何ぞ信じていなかった、じゃろうが、全世界的不況の嵐の真っ直中、民人が困窮に喘いでいるのに、救いの手さえ差し出さない…、そんな神なら儂は崇むるに値しないと思っておった、じゃがの…、Ｐｉａｎｏが遙か空の彼方へと消え去った時思ったのじゃ、神はいる！これを切っ掛けに地球は息を吹き返すに違いない、そう信じた…，じゃが…，神はまたも，我々を裏切った！Ｐｉａｎｏさえいなければと多くの民人が願っていたのに，もう，儂はこの世に救いを求めん…，」

が…，ひ…，ひ…，酷っ！！折角，地球に生還したと言うのに，俺はアンゴルモアの大王ですかい？！地球に破滅をもたらすためにやってきた破壊神ですかい？！

んー？！それはそうと…，何だか，半径１００ｍ四方に花園が現れたような雰囲気は何？！

だー！！！倉敷小町ですかい？！ウウウッ！！暇を持て余すガキンチョ連中に罵倒されようと，死にかけたじじいに神の存在についてうだうだ言われようと，俺…，地球に帰ってよかった！！エ？！彼女たちの半径１０Ｋｍ以内に立ち入るな？！酷っ！！俺はエボラウィルスですかい？！

倉敷小町−続…

「おごれる鬼も久しからず、唯秋の日の夢のごとし…、たけき鬼も遂にはほろびぬ、偏に小町娘の前の塵に同じ…、なんてね…、ははは、鬼君達もなかなか派手に立ち回った様だが、いやいやいや、ご苦労さんだねー…、君たちの出番はもう無いかね、あ…、そうそう、TV楽しみにしてた様だけど、悪いねー、編集の関係で全てカット！いやいや、放送時間の都合上仕方ねーのよ、何せね、視聴者の皆さんが期待している、倉敷小町！彼女たちのインタビュー、屏風祭りへの町歩きシーン等々目白押しなのよ…、エ？！サンマは目黒に限る？！流石、鬼さんだけに古典落語に詳しいねー、（…、今の若者は誰も知らねーつってんだよ？！察しが、悪りー、馬鹿鬼だねー？！）じゃ…、今度立ち回りのシーンがあったら頼むからねー、バイバーイ！！（…、今時、そんなもの、ねーに決まってるだろが、早く帰れよ、時間が押してんだよ、頼むから？！ディレクターの頭から湯気出てるじゃん、ひー！！！）あ…，そうそう，倉敷特産，一口含んだだけで，おおお…？！二口含んだら悶絶と言う，絶品のお茶用意してますから取り敢えずそちらへ…，」

「○□ちゃん，茶！！茶だよー！！」

「エエエー？！そんなこと聞いてませーん？！第一お茶なんか用意してないしー？！」

「何が『エエエー？！そんなこと聞いてませーん？！』だよ？！只今，俺様が言ったんだよ現在進行形！アシスタントなら少しは気を利かせろよ，ボケ！！ああー？！仕方ねーから，水道水に，そこらに生えてる雑草洗ってグタグタ煮ちゃえよ？！エ？！腹壊すかも？！鬼が死ぬかー？！青酸カリバケツに一杯飲んでも死なねーよ？！」

「あああ…，大変お待たせを，ささこちらへ…，アクションシーンの数々見させて頂きましたが…，凄い！！格好いい！！いよ！鬼さん憎いねー！！後家殺し！！の一言に尽きますね，ははは，エ？！一言じゃない？！そーですよねー？！俺のお馬鹿ちゃん！えへ！エ？！草が煮えた？！ん？！草が煮えた？！だー！！！！すいませんねー？！うちのアシスタント，チベットの山奥の出身でね，何でもあちらの方では茶が入ったってのを，葉が煮えたって言うそうなんですよねー，いやー，世界は広いですわ，ははは…，ささ，遠慮なさらずとも，グイっていってくださいな，グイーっと…，」

「あー，鬼さんご免なー，あいつがせかすさかい，草…，よう洗えんかったんよ，じゃから，少し土がついとるかもしれへんわ？！」

「が…？！」

何だかなー−続…

と…、未だ…，出番を控え、手持ち無沙汰なガキンチョ連中…、

「鬼さんまたまた暴れだしたね？！」

「なんだかさ，ＴＶ局の人が騙して，雑草煮たのを銘茶だと称して飲ましたらしいよ，酷いよね？！」

「そうだね，たとえ１％の視聴率を争ってるって言っても，人としてなしてはならない事はあるからね，たとえ相手が鬼さんであろうとも，大の大人が率先して破るってのは不味いよね…，で…，話はガラガラリーンと変わっちゃうけどさ…，お前の好みって誰よ？！」

「エエエー？！いきなりそっち方面かよー？！・・・むむむ…，難しい…，先週の全国模試並みのレベルって漢字？！」

「あのな，レベルは外来語だから漢字じゃねーの，感じ？！ぷぷぷ…，流石の秀才の◎□君もあっちの方は，うぶいでないの，わらわが手ほどきしてしんぜようか？！ほーほっほっほっほっほー？！」

「お前はなー，会社一筋３５年，部長も一目を置くお局様…，が…，その実は，先代の社長に騙され，非業の死を告げた両親の一人娘！巨大コンツェルンが握る世界を揺るがす謎とは何か？！女を捨て１人の復讐鬼に身をやつした彼女の捨て身の作戦とは？！あ…，来週の木曜スペシャルじゃ！」

巫女，巫女，巫女…

「何だか今年の御神幸は賑賑しゅうございますね…，」（巫女Ａ）

「あー？！鬼が暴れてるからに決まってんだろ？！それくらい見りゃわかるだろ，ったく，煩せーから，さっさと始末しやがれってんだよ？！（巫女Ｂ）

「ＺＺＺＺＺＺＺＺＺ…，」（巫女Ｃ）

「如何に鬼と言えども生き物です，そのように簡単に悪者と決め付けて，退治すると言うのは，早計ではないでしょうか？！」（巫女Ａ）

「あぁ〜？！お前，頭のネジ弛んでんじゃねーのかよ？！あれだけ暴れていたら悪者に決まってるだろ？！こら！！巫女Ｃ！！グースカこいてねーで，鬼止めてこいよ，うりゃー！！」（巫女Ｂ）

「ＺＺＺＺＺＺＺＺ…，エ？！ひー！！！！！！！！」（巫女Ｃ）

「あらあら…，巫女Ｃさんたら，自分から金棒目がけて突進と言うのは些か策が無いと言うか…，何処まで飛ばされたんでしょうね…，」（巫女Ａ）

「ありゃりゃ，巫女Ｃったら，グースカの次は場外ホームランかよ？！役立たなーなーマジ…，しゃーねーなー，あたいの出番ってとこですかい？！」（巫女Ｂ）

「あらあら，巫女Ｂさんたら，バットに釘打ちつけたものなんか持ち出して…，それじゃ，ボール打ちにくいでしょ？！」（巫女Ａ）

「誰が野球すんですかい？！今日は町内対抗の野球大会の日ですかい？！鬼ボコるに決まってるじゃんか？！おい！面子は揃ってんだろーな？！」（巫女Ｂ）

「へい！姉さん！ここの皆，姉さんに命預けやしたぜ！」（脇役Ａ）

「じゃ…，いっちょ派手に騒ぐとするかな！」（巫女Ｂ）

「あらあら…，巫女Ｂさん達元気が良いわねー，ほほほほ…，」（巫女Ａ）

太鼓の達人…

紫の衣装も凛々しく，バチさばきも玄人裸足の彼女…，人は畏怖の念を持って言う「太鼓の◎□…，」

「がー！！！！この日の為に学校帰りに，巧みに先コーの目を盗んで，何度ゲーセンに寄ったか？！幾多の１００円玉がゲーム機に投入されたか？！全部私の小遣いだかんね！で…，拍手だけかい？！しかも，メインあっちで，半ば脇役…，いや，マジ脇役…，やってらんねー？！もー絶対やらねーよ，私の１００円玉はどーなるのよ，カンパ無しかよ？！私めは尊いボランティアさんですかい？！ア…，ア…，アホらし…，むかつくから，このバチで鬼殴り倒したろか？！伊達に太鼓の◎□呼ばれてる訳じゃねーのよ？！デリャー！！！！！！！」

と…，小遣いの恨み恐ろし，必殺技竜虎１００連打見事ヒット！流石の鬼もこれには轟沈！

「は…，太鼓の◎□様にかかれば鬼さんだろうが，民主党だろうが，モバゲーだろうが一撃よ…，って，これもボランティアかい？！」

素隠居星人来襲！…

と…，今年は，「スカイライン−征服」をはじめとして，エイリアンの地球侵略映画の目白押し，お陰でＮＹをはじめ地球の大都市は最低１０回位はボコボコに全滅した筈なのだが…，倉敷は西国の片田舎岡山の隣町だけに目に入らなかったらしい…，ちぇ！…，ちぇ！かい？！

が…，遅ればせながら，ここ倉敷にもエイリアンの魔の手が…，その名も恐るべし…，素隠居星人…，素隠居星人かー？！何だかなー？！侵略に来たのか？！助けを求めに来たのか全然はっきりしねー？！

と…，素隠居星人，かなりの高齢なのか足が覚束無い，見ていてハラハラする…，倒れたら最後，介護無くして立ち上がれねー！！無茶苦茶弱ー！！

が…，実はこれは地球人を油断させての演技，油断したところを，唯一無二の武器「渋団扇」で頭をペタンと叩く…，むむむ…，エイリアンだけあって，「渋団扇」に見せかけて，実は叩かれた途端に，素隠居に変体するのかー？！と…，思いきや，どーも，只の「渋団扇」…，しょぼっ！！

更に…，動作が鈍いために，子供にさえもかわされる…，情けねー？！

しかも，高齢ゆえに，すぐに疲れるのか，あちらこちで道端にへたってる…，最早，エイリアンと言うよりか要介護老人かー？！

素隠居星人来襲！−続…

と…、余りの無力さの加減に子供には、いい様におちょくられ…、右にヨロヨロ…、左へヨロヨロ…、見かねた、かーちゃんからは…、

「こら！いい加減にしなさい！素隠居星人さんは、足腰が無茶苦茶弱って、もう、へろへろ…、なのに、無謀にも、わざわざ倉敷を侵略しに来てくれたんだから、余り本気で虐めちゃ駄目よ！西国の片田舎岡山を侵略しようだなんて、何て奇特なエイリアンさんだねー？！有り難や、有り難や、なむなむなむ〜、ちーん！」

と…、侵略に来たにも関わらず有り難がれると言う、前代未聞のエイリアン「素隠居星人」

もし…、万が一、間違ってNYのスラム街なんかに着陸したならば、５分も持たずに全員なぶり殺しにあっていただけに、素隠居星人超ラッキー・・・なのか…？！

と…、またも、すばしっこいガキんちょに、唯一の武器（…、あれが武器かー？！）「渋団扇」を奪われ、反対に頭を抱え、右にヨロヨロ…、左へヨロヨロ…、逃げまくる素隠居星人…、侵略者としての威厳はどーしたんだー？！頑張れ素隠居星人！！

素隠居星人来襲！−続々…

と…、流石に、地球誕生以来の最弱エイリアンの栄誉（…、違うだろー？！）を授かる素隠居星人なれど、右も左も分からない幼児にとっては、へんてこなお面を被った異物…、例えその力が小学生低学年よりも遙かに劣ると言えども、見慣れない異物は怖い…、然るに、エーンエンエン！！エーンエンエン！！と、泣きじゃくる！

と…、突如の異変に慌てふためく素隠居星人なのだが…、悪ガキどもは容赦が無い！全然無い！

「あー、あー、あー、悪ーりんだー！！○△ちゃんをー泣ーかした！先生に言ぅーちゃろー！言ぅーちゃろー！こちゃろー！」（…、先生も困るだろーがー？！）

と…、ガキと言うものは、ある意味、質が悪い…、大人ならば、限度をわきまえているのだが、ガキの場合、相手が精神的にダウンしていようが、いまいが、完膚無きまでに、己が満足するまで止めようとしない…、

「あ…？！先生！！見て見て！！悪―い，素隠居星人が○△ちゃんを泣かしただよー，悪−いんだ！悪いんだー！！ハハハハー！！」

「どアホ！！悪いのはお前らじゃ，弱いものを寄ってたかって苛めて楽しいか？！儂はお前らが情けない！！罰として，漢字ノート１０Ｐ明日までに！！」

「エエエー？！先生…，素隠居星人より怖い！」

太鼓の達人◎□ちゃんの憂鬱…

と…、始まりを待たずして、鬼の乱入、素隠居星人の襲来（…、と言いつつも、逃げ回っているのは概ね素隠居星人なのは何故？！）、と…、想定外のサプライズに何時にも増して賑々しい、本日の御神幸…、

「やっぱ、祭りは盛り上がって、なんぼだよなー！ハハハハー！！ひっく！！ん？！もう、酒がなくなってるじゃんよー？！誰が飲んだんだよぅー俺様の酒…、エ？！さっきから俺が1人手酌でガバガバ飲んでるー？！…、ガバガバかー？！ガバガバは駄目だね…、駄目て…，カバの友達じゃあるまいし、やっぱ、酒はグビグビに限るね、な？！そこの辛気くさい顔してるお姉ーちゃん？！」

「昼間っから酒浴びくさって、酒臭い駄目駄目おやじに言われたねーわ！！ボケ！！デンデケデン！！」

と…、な…、な…、なんと！このおやじ，倉敷のＰｉａｎｏかー？！と、思わず叫んだところ…、倉敷市民から非難囂々…、倉敷には、昼間から浴びる程酒を飲み喰らった挙げ句、女の子に声を掛ける様なエロおやじなど存在しない、即時訂正を要求する！の雨霰…，痛たたたた…，

と…、止むを得ないので…、某所から倉敷にやって来た、へべれけエロおやじ…、太鼓の達人◎□ちゃんのバチさばきも鮮やかに、後頭部へ連打！結果、見事、その場に撃沈！なむなむなむ〜、ちーん！

「へべれけエロおやじ撃沈しても…、ゲーム機に飲まれた、私の大切な１００円玉は帰ってこないのよね？！カムバーック！！マイ　１００円玉ー！！」

御輿だわっしょい！…

と…、祭りと言えば、御輿！ん？！何で敢えて女御輿なのよ？！エ？！御輿と言えば男衆が勇壮に担ぎ上げる、男臭ぷんぷんの男御輿でしょ？！

あー？！駄目駄目、俺…、男臭嗅いただけで、謎のウィルスが体中の細胞が溶解して、体の穴という穴から血を噴き出し…、ひー！！！またまた、スプラッタかーい！！挙げ句、死に至ると言う、エバラ焼肉のタレ！！もう、焼肉焼肉食べ放ーだーい♪食べ放ーだーい♪ヘイ！！もとーい！！彼の悪名高きエボラ出血熱に酷似した、男臭嫌い嫌い熱なのよ…、

が…、発症例が１件、患者も俺１人だけ…、と言うことで、科学者も全くやる気無し…、

「良いじゃん…、彼の死は７０億を超した地球人類全ての悲願なんだから…、」

エエエー？！俺は世界７０億全体の敵ですかい？！もしや…，かーちゃん？！…、まさか…、君まで…、ひー！！！！！！！！

と…、言うことで、必然的に女御輿追いまくり！が…、胡散臭さ２００％濃縮還元のおやじに恐れをなして、女御輿逃げまくり…、と、斯くして、ここに、歴史上類を見ない追撃バトルが…、繰り広げられると思いきや、先程の太鼓の達人◎□ちゃんの鮮やかなバチが俺の後頭部をデンデケデン！！またも、撃沈！なむなむなむ〜、ちーん！

「胡散臭さ２００％濃縮還元おやじ撃沈しても…、ゲーム機に飲まれた、私の大切な１００円玉は帰ってこないのよね？！カムバーック！！マイ　１００円玉ー！！」