⑤　アメリカ国立公園を制覇する　★ 西海岸～太平洋諸島周辺ドライブ旅行 ★　（３９公園抜粋編）

2002/01/27 - 2011/12/28

　③④ 東海岸から中西部 までの国立公園等を紹介してきましたが、引き続き⑤として西海岸及び太平洋諸島までの国立公園と国定公園等をご紹介いたします。
　　
【後編】西海岸及び太平洋諸島

【国立公園】
◆ノースカスケード国立公園（ワシントン州）
◆オリンピック国立公園（ワシントン州）
◆マウント・レーニア国立公園（ワシントン州）
◆クレイターレイク国立公園（オレゴン州）
◆グレートベイスン国立公園（ネバダ州）
◆デスバレー国立公園（ネバダ/カリフォルニア州）
◆ラッセン火山国立公園（カリフォルニア州）
◆レッドウッド国立公園（カリフォルニア州）
◆ヨセミテ国立公園（カリフォルニア州）
◆キングス・キャニオン国立公園
◆セコイア国立公園（カリフォルニア州）
◆ヨシュア・ツリー国立公園（カリフォルニア州）
◆チャネル諸島国立公園（カリフォルニア州）
◆デナリ国立公園（アラスカ州）
◆ハレアカラ国立公園（ハワイ州）
◆ハワイ火山国立公園（ハワイ州
◆アメリカンサモア国立公園（アメリカ領サモア）

（以上１7ヶ所の国立公園）

　
【国定公園・国立史跡等】
◆ミード湖国立保養地（ネバダ州）
◆ウイスキータウン・シャスタ－トリニティ国立保養地（CA）
◆ゴールデン・ゲート保養地（カリフォルニア州）
・フォート・ベーカー　
・オレマ・バレー
・ボニタ岬灯台
◆ポイントレイズ国立海岸公園
◆ミュアーウッズ国定公園
◆ポイントレイズ国立海岸公園
◆フォート・ポイント国立史跡
◆アルカトラス島
◆ピナクルズ国定公園（カリフォルニア州）
◆デビルズポストパイル国定公園（カリフォルニア州）
◆マンザーナ国立歴史跡（カリォル二ア州）
◆カブリヨ国定公園（カリォル二ア州）
◆カロコ・ホノコハウ国立歴史公園◆（ハワイ州）
◆プウホムア・オ・ホナウナウ国立歴史公園（ハワイ州）
◆プーコホラ・ヘイアウ国立歴史公園（ハワイ州）
★プナルウ黒砂海岸公園（ハワイ州）
★ダイヤモンドヘッド（ハワイ州）

◆アメリカン記念公園（北マリアナ諸島・サイパン）近日掲載予定
◆太平洋戦争記念歴史公園（グアム準州）近日掲載予定

（以上２２ヶ所の国定公園と名所スポット）



写真はアラスカ、マッキンレー（デナリ）山

エリア その他の観光地(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エアカナダ デルタ航空 ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

◆ノースカスケード国立公園◆（ワシントン州）
（North Cascade National Park）

ノース・カスケード国立公園は、ワシントン州北部にある国立公園で北端はカナダ国境に接しています。

　　公園は、南部地区、ロス湖国立レクリエーション・エリア、シュラン湖国立レクリエーション・エリア の隣接した４地域に分れている。それらを1つの国立公園として組織管理されている。一般の観光客にとって南部、北部の山岳地域以外は全く別の雰囲気の地域です（レクレーション地区）。

　　山脈の西側と東側では全く別の雰囲気を持っている。西側の天候は曇りがち、東側は晴れている。山岳地域の最も素晴らしい景観はロス湖（Ross Lake）のビュースポットまで行けば見ることができる。

　　シアトルからI-5号線を北方向マウントバーノンで州道WA-20号線に入り東方向へ公園に向かいました、入園時までは雲行きがあやしかったのですが幸いにも、公園に到着する頃は東西どちらも快晴になり素敵な映像を撮る事が出来ました。シアトルから片道約２時間半の行程でした。

　　ノース・カスケードハイウェー（州道WA-20号線）が公園エリアに入ってすぐの所に公園入口標識があり、少し州道から外れた所にビジターセンターがあります。写真は①段目参照

　　湖水地域までの途中、左右の山々、谷川、滝及びダムなどを見ながらディアブロ湖展望台へ到着する。途中見るべきビュースポットには駐車場が完備されています。この公園にはどこにも入場料金の徴収所が見当たらなかった。写真は②段目参照

　　展望台をしばらく東方へドライブする。州道WA-20号線沿いにレイニーイ・レーク（Rainy Lake)トレイル入口の標識を見つける事が出来る。平坦なトレイルで片道５００m程でレイニーイ湖や山岳の山並み、サンダーリー氷河などをみるポイントに行く事が出来る。写真は③④⑤段目

◆オリンピック国立公園◆ 【世界遺産】
(Olympic National Park) （ワシントン州）

オリンピック国立公園は、ワシントン州、オリンピック半島にある公園です。公園は基本的に3つの地域に分けられる。太平洋の海岸線、オリンピック山脈、温帯雨林の３ヶ所です。1981年、世界遺産に登録された。又、1988年、オリンピック半島のほぼ全域がオリンピック自然保護地域に指定され、地域の保護がさらに強化された。最寄の都市はワシントン州のポートエンジェルスです。


○オリンピック山脈

公園の中心には、山腹と稜線が巨大な太古からの氷河に覆われたオリンピック山脈がある。山脈の西半分では、高さ２４２８ｍのオリンポス山が他を圧倒している。 いくつかの氷河があるが、そのうち最大のものはホー氷河で、長さは５ｋｍ近くある。

　　東を見ると、西側の山脈の雨蔭のため、山脈はずっと乾燥するようになる。 こちらには数多くの高峰と岩だらけの尾根がある。 この地域の最高峰は、２３７４ｍのデセプション山がある。
写真の
②段目はハリケーン・ビジターセンターとオリンピック山脈
③段目はレーク・クレセントです。


○温帯雨林

　　公園の西側には、ホー・レイン・フォレストやキノート・レイン・フォレストを含む温帯雨林があり、米国本土で最も湿った地域だそうです。温帯雨林であるため、熱帯性シダ植物が生い茂るのではなく、濃密なトウヒ、モミを含む森林や、これらの木々の樹皮を覆い、枝から緑の湿った巻きひげのようにポタポタ垂るコケが多く見られます。
写真は④段目

○太平洋の海岸線

太平洋岸沿いの細長い土地は、起伏に富んだ、しばしば霧で覆い隠された砂浜の広がりと隣接する小さな森。海辺は砂浜もあるが重そうな岩と巨岩だらけの海岸もある。所々、藪、繁茂、滑りやすい足場、潮の干満、温帯雨林気候のため、全てを走破するには困難な公園です。又、海岸線には先住民の地域社会があり公園の海岸線は２度程途切れております。

写真
⑤段目はオリンピック半島の太平洋岸の波打ち際


　　　ここオリンピック国立公園を初めて訪れたのは１９８７年７月家族旅行でした。ポートエンゼルスに２泊し（レッド・ライオン＄７５／１day）、前日はフェリーにてカナダ・ビクトリアへの日帰り旅行でした。フェリーから見たオリンピック山脈が忘れられず、シアトル方面のドライブ旅行を延期し早朝ハリケーン・ビジターセンターを訪れました。この日も快晴でハリケーン・ビジターセンターから見た山脈は素晴らしいものでした。それ以来家族連れを含め２度程訪問しました。

◆マウントレーニア◆（ワシントン州）
（Mount Rainier National Park）

　マウントレーニア国立公園はワシントン州シアトル南東部位置する国立公園で、合衆国５番目の国立公園として設立されました。公園は９５３km2の面積で、標高４３９２ｍの成層火山です。カスケード山脈の中の最高峰です。みる方向で日本の富士山に良く似ている為、日系人の間では懐かしんでタコマ富士とも言われています。

　　初めてここマウントレーニア国立公園を訪れたのは１９８７年７月の家族（４人）旅行だった。まだ、マリーナーズの球場がキングス・ドームの時代だった。それ以来３度程訪れました。シアトルから片道約２時間半のドライブでした。










写真
① 公園西口エントランスゲート
　
② Christine Falls　
パラダイス・ロッジへの道沿いにある滝（下側の滝）
　
③ Mount Rainier

④ Reflection Lake

⑤ Tipsoo Lakes

◆クレーターレーク国立公園◆（オレゴン州）
（Crater Lake National Park）

　　クレーターレイク国立公園は、オレゴン州南部に位置する国立公園です。主な見所はクレーターレイクである。１９０２年に米国で5番目の国立公園として設立されました。 公園はクレーターレイクのカルデラ湖を取り囲んでいる。そのカルデラ湖は、活動停止後にマザマ山と呼ばれている破壊された火山の残骸の中にある。 湖は最深５９７ｍ、米国で最も深い湖で世界で７番目の深さである。 カルデラ湖の周縁部は、２，１００～２，４００ｍの高さです。 公園の面積は７４１? 。 湖は、流入・流出の河川を持たなくて、 湖水は通常極めて青く澄んでいる。





写真は
①段目はエントランス看板
②段目はCloudcap Overlook方面を望む
③段目はWizard島
④段目は湖面にPhantom Shipが望める、昔の海賊船のように見えるのでこの名がついたそうです
⑤段目はレークからおよそ８Ｋｍ離れたピナクル谷での岩の柱　

◆グレートベーズン国立公園◆（ネバタ州）
（Great Basin National Park）
　
　　グレートベースン国立公園は、1986年に設立された国立公園で、ユタ州との州境近く、ネバダ州の東中央部に位置する。公園の名は、「大いなる盆地」を意味するグレートベースン、すなわちシエラネバダ山脈とロッキー山脈の間の乾燥した山がちの地域に由来する。公園は、ラスベガスの北、約４６７ kmに位置し、ラスベガスの中心街から車で約５時間は要する。

　　公園は、最も古い生物として知られる太古からの ブリストルコーン・マツの森と、ネバダ州第２の高峰で高さ３，９８２ｍのホイーラー・ピーク (Wheeler Peak)、山麓にあるリーマン洞窟 (Lehman Caves)が有名です。園内の道路で簡単に３０００ｍ以上の標高のところまで行け、山岳気分を味わえる。







（写真）

①段目は公園入口看板とビジターセンター
後方に見える山がホイーラー・ピークです

②段目は左側から
ジェフト・デービス・ピーク（３９８３ｍ）
ベーカー・ピーク（３７４８ｍ）
ホイーラー・ピーク（３９８２ｍ）

③段目はステラ（Ｓｔｅｌｌａ）湖からみた各ピーク

④段目はリーマン洞窟

⑤段目はレキシントン・アーチ

◆デスバレー国立公園◆（ネバタ／カリォルニア州）
(Ｄｅａｔｈ Ｖａｌｌｅｙ Ｎａｔｉｏｎａｌ Ｐａｒｋ)

デスヴァレー国立公園、カリフォルニア州のシエラネバダ山脈東部に位置する国立公園です。

　現在のデスヴァレー国立公園地域がアメリカ合衆国によって国立公園として指定される以前、この地域における主要な産業は採鉱であった。デスヴァレー（死の谷) という地名は、18世紀ゴールドラッシュさなか、カリフォルニア州にある金鉱地へ向かっていたグループが近道をしようとしてこの谷に迷い込み、数週間さまよった末にメンバーの数人が酷暑と水不足によって命を落としたことに由来している。19世紀末から20世紀初頭にかけてのデスヴァレーでは、局所的なゴールドラッシュの発生が幾度となく発生し、いくつもの街が生まれては消えた。その一方、ホウ砂の採掘は唯一長期間安定した利益をもたらした。

　ネバダ州ラスベガスのストリップからI-15号線を北に進み、42番出口からラスロップ・ウェルズまでUS-95号線を北に約139キロメートル進む。ラスロップ・ウェルズで南に曲がり、ネバダ州道373号線とカリフォルニア州道127号線を約37キロメートル進み、デスヴァレー・ジャンクションで西に曲がると、約27キロメートルでファーニス・クリークに到着する。

　車で公園に入る前には、水とガソリンの補給は忘れずに。公園内にも1箇所ありますが行く方角によってかなり距離があり、休業の時もあるようで注意が必要です。吾輩もタンク半分で入園した為、帰途ハイウエーのガソリンスタンドまでガス欠ランプが点灯し冷や冷やものでした・・・（汗） US-95号線から州道373号線に入ってしまうと全くガソリンスタンドはありません。途中一か所は閉鎖中、公園内のストーブパイプ（カリフォーニア寄り）に一か所ある様ですが。。。



写真
①段目は公園入口看板
②段目はFurnace Creek にある４９er'Sの記念碑
③段目はザブリスキー・ポイントからのビュー
④段目は砂丘　Sand dunes death valley

◆ミード湖国立保養地◆（ネバタ州）
（Lake Mead National Recreation Area）

　　ミード湖はフーバー・ダムによってコロラド川を堰き止められて出来た湖です。できあがった湖周辺を国立保養地とし国立公園管理局管轄として運営されている。フーバー・ダムは、ネバダ州とアリゾナ州の州境にあるブラックキャニオンのコロラド川に建設されました。フーバーダムの最寄りの町はボルダーシティーです。ラスベガスからボルダーシティとフーバー・ダムへは約１時間のドライブで行く事が出来ます。

　　ミード湖ビジターセンターはボルダーシティに位置し、館内には公園の案内所及び書籍、お土産品などが販売されています。営業時間は午前８：００～午後４：３０までオープンしています。（年中無休）

　　公園内の施設としてモハベ砂漠内でのキャンプや湖畔キャンプ場の設備が数ヶ所用意されています。参考までにキャンプ場使用料金は、サイト当たり＄１０からです。又、オートキャンプ場（RV）の設備も完備しているようです。

　　湖面にてのカヤック乗り、スポーツフィッシング等のレクリエーションエリアの提供や紹介も扱っています。

　　モハベ砂漠内及び湖岸をサイクリングする風光明媚なノースショアロード、レイクショアドライブ又は全長５６Ｋｍにもなる山々のループトレイルもあります。

　　モハベ砂漠内にはガラガラ蛇も多くいるようなので注意が必要ですが、それでも雷に打たれるリスクより２０分の１の確率だそうです。。（汗）ドライブ観光のみの訪問者にとってはあまり心配する必要ありません。

　　ラスベガスから一番近い観光地ですが、グランドサークルへの途中などに寄られれば良いかと思います。

　　★　フーバーダムの堤頂の道路は、国道US-93号線です。片側1車線で超渋滞道路となっていたため、通過するだけで約１時間も費やす時もありました。しかし、ダム直下にバイパス道路として日本の大林組によりフーバー（コロラドリバー）橋が２０１０年８月に建設されました。フーバーブリッジ の全長は、1900フィート（およそ、580m）で 400mの高さがある。北米最長のコンクリートアーチ橋です。新しい名所が1つ増えました。歩いて渡る事も出来るようで、スリリングな体験を味わう事も出来るでしょう。。。　

　



写真

①段目はミード湖入口看板

②段目はミード湖のボート・ヤード

③段目はミード湖面より山岳ビュー

④段目はフーバーダム堰堤を越えた所の駐車場より
　ミード湖方面のビュー

⑤フーバーダムの内側（ミード湖側）、取水塔
新しく完成した「コロラド・リバー・ブリッジ」
別名フーバー・ブリッジ。
　フーバー・ダム堰堤を越えた所の駐車場より

◆レッドウッド国立・州立公園◆　【世界遺産】
(Redwood National and State Parks)（カリフォルニア州）

レッドウッド国立公園は、カリフォルニア州の北端で太平洋岸に位置する国立公園です。1980年ユネスコの世界遺産に登録されました。

レッドウッドの公園は、１つの国立公園と３つのカリフォルニア州立公園が、協力して運営、管理するようになり、2006年に世界遺産登録名が「レッドウッド国立公園」から「レッドウッド国立・州立公園」に変更されました。

４つの共同運営管理
・レッドウッド国立公園
・ジェデッドアイア ・ スミス・レッドウッド州立公園
・プレーリー・クリーク・レッドウッド州立公園
・デル・ノールト・コースト・　レッドウッド州立公園

　公園内には１００ｍを超すような高さのレッドウッドの群生がみられます。又、美しい海岸線のレッド・ウッド海岸にはクジラの遊泳がみられ、野生のエルクなどはレッドウッド・クリーク（Redwood Creek ）にて多くみる事が出来ます。それらの公園はレッドウッド・ハイウエー（国道US-101号線）沿いに位置していますが、ロックフェラー・フォレスト内にある世界一のレッドウッドをみるには公園局の許可が必要で一日先着５０名だそうです。

「センターから片道約１時間以上もかけて、かなり入り込んだ所にありますよ。ビジターセンター付近のレッドウッドは高さでは数メートル低いだけだからそれを見物した方が時間をセーブ出来る」とパーク・レンジャーに言われましたが。。「シスコから何時間もかけてドライブして、それを見に来たのだから」と言ったら納得し教えてもらった。それは公園域外で国道US101号線を南方へ１００Ｋｍ以上ドライブし少し国道を離れたロックフェラーフォレスト内にある事だったのでシスコへの帰途立ちよりました。

いずれにせよこの国立公園はコーポレーティブとかで、どこからが国立公園か州立公園（単独）なのか良くわかりにくい公園だった。

写真
①公園入口看板
最近新しく看板が書き換えられた

②レッドウッド国立公園ビジター・センター

③レッドウッド海岸
オーバールックから南方向ビュー

④レッドウッド公園内トレイル（国立公園域外）　
ロックフェラー・フォーレスト　内
（Rockefeller Forest in Humboldt）

⑤ジャイアント・ツリー（国立公園域外）
ロックフェラー・フォレスト、ブル・クリーク　内
（ Rockefeller Forest on the flats of Bull Creek)
高さでは世界一（高さ３６３フィート≒１１０．９ｍ）


☆　映画のロケ地として公園内で撮影された作品例
・スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還のエンドアのエンドアの戦い（ハンボルト郡の北部にて）
・ジェラシック・パーク、　ザ・ロスト・ワールド（プレーン・クリーク・レッドウッド州立公園内にて）
・タイタンの時間、２００７年アイマックス映画にて上映
・猿の惑星の征服“ザ・ライズ・オブ・プラネット・ェープス”
などで描かれています。

◆ウイスキータウン・シャスタ－トリニティ国立保養地◆
（Whiskeytown National Recreation Area)（カリフォルニア州）

ウイスキータウン・シャスタ－トリニティ国立保養地は３ヶ所のユニットに分散されている。この公園でシャスタ－とトリニティ、２ヶ所のユニットは国立公園局と米国森林サービスの共同管理で運営されていますが、ウイスキータウンのみ国立公園局が運営しています。

○　ウイスキータウン・ユニット
ウイスキータウンは1849年のカリフォルニアのゴールドラッシュに 金鉱夫達がそこに定住し町が発展していきました。最初の頃はストリームのウィスキークリークと呼ばれていたが、後に名前がウイスキータウンに変更されました。 公園は、トレイル、レクリエーションやスポーツ活動など、様々な体験が出来るウイスキータウン湖です。

ウイスキータウン湖はトリニティ川流域からサクラメント川流域に、トンネルと水圧鉄管を通して水を転用して作成されました。レクリエーションエリア内で最も有名なランドマークは、シャスタバリー（標高6209フィート）です。 頂上へは徒歩で、4輪駆動車で到達することができるようです。（州道CA-239号線沿いのドライブ）
写真
①段目はウィスキータウン湖です
②段目はウィスキータウン湖の水圧鉄管による取水穴

○　トリニティー・ユニット
トリニティエリアは４つのサブユニットがあります。ルイストン湖、トリニティダム、スチュアートフォークとノースレイクエリアです。それぞれのユニットにおいては、４つの湖沼で構成されていますのでキャンプやトレイル・ハイキング、マス釣り等のフィッシングで楽しむ事が出来ます。又、景色も良くシーニック・ハイウエーに沿ってドライブが出来ます。（州道CA-3号線沿いのドライブ）
写真
③段目はトリニテイ湖、サクラメント川を堰き止められてつくられた

○　シャスタ・レーク・ユニット
シャスタ湖はシャスタ・ダムにて堰き止められた、カリフォルニア州最大の人工貯水湖です。湖はサンフランシスコ湾の海岸線より長く、総延長約６００Ｋｍもあります。シャスタ・ダムは米国で２番目に大きく（１番はグランドクーリー・ダム）、２番目に背の高いコンクリートダム（１番はフーバーダム）です。

風光明媚な美しさに魅力を感じる多くの人々が訪れる驚異的な野外レクリエーションのワンダーランドです。トリニティとウイスキータウンの場合と同様に、ウォータースポーツ愛好家は、彼らのニーズを満たすために十分な民間及び公共施設のを見つける事が出来るでしょう。マリーナ、ボートランプ、キャンプ場、海岸線のピクニックエリアと優れたマルチユーストレイルも設置存在しています。 （　←公園パンフより引用　）

インターステートI-5号線が公園内中央を南北に通過しており、レスト・エリアにて、休憩し湖水の景色でも楽しんでみてはいかがでしょうか・・・・・。
写真
④段目シャスタ・ダムとシャスタ湖遠くにシャスタ山を望む事が出来る
⑤段目はシャスタ湖北止まりから見たシャスタ山

◆ラッセン火山国立公園◆（カリフォルニア州）
（Lassen Volcanic National Park）

ラッセン火山国立公園は、カリフォルニア州北中央部にある国立公園です。公園にそびえたつのはラッセン山 (Lassen Peak) です。ラッセン山は、世界最大の溶岩ドームであり、カスケード山脈で最も南にある火山です。


　公園へはカリフォルニア州道CA-89号線と州道CA-44号線経由で行くことができる。CA-89号線は公園の中まで続いている。CA-89号線は公園を南北に貫いて走っている。南は州道CA-36号線に始まり、北はCA-44号線で終わる。CA-89号線は、ラッセン山の麓のすぐ近くを通っている。

　　吾輩は前夜レッド・ブラフのモーテルに宿泊し朝８時過ぎにラッセン山向けで出発し、約１時間余で公園ビジターセンターに到着する。お山は快晴で５月下旬でもかなりの残雪が残っていたが、丁度良い感じで撮影出来満足でした。午後１時過ぎには次の目的地に向かってドライブする事ができました。　





写真

①段目は公園南西入口看板

②ケーオーム・ヤー・マー・ニー・ビジターセンター
（Kohm Yah-mah-nee Visitor Center）

③荒廃地から見たラッセン山
（Lassen Peak from Devastated Area）

④マンザナイト湖に映るラッセン山
（Lassen Peak reflected in Manzanita Lake）

⑤バンパス･ヘル、沸騰する池、泥水泉、噴気孔がある。
（Bumpass Hell contains boiling springs, mudpots, and fumaroles）

◆ゴールデンゲート国立保養地◆（カリフィルにア州）
(Golden Gate National Recreation Area)

ゴールデン・ゲート国立保養地は、サンフランシスコ・ベイエリア周辺の国立保養地である。1972年10月27日に指定された。サンマテオ郡、マリン郡の一部の地域が含まている。全米で一番多い公園の集合体です。


〈マリン群地区〉

◆　フォート・ベーカー（Fort Baker）：旧陸軍基地で金門橋北側に位置してます。（写真３段目参照）

◆　ヘッドランド芸術センター：　今は公園として利用されている旧陸軍基地の兵舎を利用し１９８０年代後期にオープンされ、アートセンターとして利用されている。オープンしてから多くのアーティストを引きつけてきた「ヘッドランズ・アートセンター」。その魅力の一つは、どんな用途にも対応できるスペースで、年３回センター内に居住しているアーティストの作品を公開している。
（写真３段目の建物の一部と４段目はマリンヘッドランドの海岸及び岬です）

◆　オークウッド・バレー：マリン市の北方からマリンヘッドランドの南方のバレー

◆　オレマ・バレー：トマレス・ベイからボニラス・ラグーン（潟）間の草地と森

◆　ポイント・ボニタ灯台：沿岸警備隊の管轄現役灯台でボニタ岬（写真５段目）

◆　マイヤー海岸：旧陸軍基地から太平洋を見渡せる崖岬間の州道CA-1沿い

◆　スティンソン海岸：ボリナス・ラグーン（潟）の南からサンフランシスコの北ラディンビーチ間


他にミュアーー・ウッド国定公園、ポイントレーズ国立海浜公園も同じグループですが別写真で紹介させていただきます。

後、５ヶ所のキャンプエリアがあります。







上記国立公園管轄の公園・サイト等は全てサンフランシスコよりゴールデンゲートブリッジ（金門橋）を北方へ渡った半島に位置してます。サンフランシスコ湾一周ドライブの途中によれば良いかと思います。

◆ポイントレイズ国立海浜公園
（Point Reyｅs National Seashore）

　サンフランシスコから北方のベアバレービジターセンター（Bear Valley Visitor Center）まで約５０ｋｍのドライブです。サンフランシスコから車で１時間余かかりますが、道路事情により時間を要する事があります。

◆ミュアーウッズ国定公園
（Muir Woods National Monument）

ミュアーウッズ国定公園はゴールデンゲート国立保養地に属し、アメリカ国立公園局管轄の国定公園です。サンフランシスコ北方約１９ｋｍのマリン郡南側地域で太平洋沿岸に位置します。公園内はレッドウッド国立公園ほどではありませんが高い木が群生している公園です。












































★　次ににゴールデンゲートブリッジより南側にある公園を紹介します。

◆フォート・ポイント国立史跡◆
（Fort Point National Historic Site）

サンフランシスコ湾口のゴールデンゲート橋の南側の麓にある砦跡です。南北戦争当時敵、ベイエリアへの侵入を防ぐ目的で建設されました。１２６門の大砲を収容する大きな砦でしたが、完成直後に戦争が終わり一度も戦闘では大砲を発射しませんでした。

現在、フォート・ポイント国立史跡としてゴールデンゲート国立保養地の一部として国立公園局が運営管理しています。

フィッシャーマンウォーフからベイエリア沿い西へゴールデンゲート方向へドライブすれば行き止まりがこの史跡公園です。

◆アルカトラズ島◆
(Alcatraz Island)

アルカトラズ島は、サンフランシスコ湾内、サンフランシスコ市から2.4kmのところに浮かぶ、面積0.076km?の小島である。昔は灯台、軍事要塞、軍事監獄、そして1963年まで連邦刑務所として使用され、ザ・ロック、監獄島とも呼ばれている。1972年、国立レクリエーション地域となり、1976年及び1986年にランドマークの指定を受けた。

現在、この島は、アメリカ合衆国国立公園局が運営するゴールデンゲート国立レクリエーション地域の歴史地区となっており、一般観光客に公開されている。観光客は、サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフ近くのピア33からフェリーで島に渡ることができる。



　

　☆フェリーで島に渡る場合ここピア３３前の車駐車場料金はたしか１５ドルもした。フィッシャーマンワーフのレストランにて７ドル以上の食事をすると無料チケットを発行してくれる。昼食でも食べ、その前のフェリーに乗れば・・・セーブ・マネー＄（ご参考に！）サンフランシスコ市内のコインパーキングの未払いは厳しく５分間オーバーでもチケットか撤去されるのでご注意を・・！　　絶えず集金３輪バイクが巡回しているので、、

◆ヨセミテ国立公園◆【世界自然遺産】
（Yosemite Ｎａｔｉｏｎａｌ Ｐａｒｋ）（カリフォルニア州）

ヨセミテ国立公園は、カルニア州中央部にある、自然保護を目的とした国立公園です。公園の面積は3081平方キロメートルで、シエラネバダ山脈の西山麓に広がっている。年間非常に多くの観光客が訪れるが、そのほとんどが集まるのは公園全体の1パーセントにも満たないヨセミテ渓谷です。1984年に世界遺産に登録され、そそり立つ白い花崗岩の絶壁、そこを流れ落ちる多くの巨大な滝、谷や木々の間を流れる澄んだ大小の川、ジャイアントセコイアの巨木の林、生物学的な多様性が世界的に知られることとなったそうです。

有名スポットとしてはヨセミテ渓谷があります。この渓谷は公園全体の１％にすぎませんが、ほとんどの観光客が訪れ、滞在する場所です。１枚岩の岩山（絶壁）としてエル・キャピタンは、花崗岩の絶壁であり、様々なクライミング・ルートがあること、1年を通じて登れることから、世界中でも人気の高いロッククライミングのスポットである。又、花崗岩ドームのセンチネルドーム、ハーフドームはそれぞれ渓谷の底から910メートル、1500メートルの高さがある。（写真③④⑤段目参照）

　　初めて訪れた時（１９８９年８月）は家族旅行でした。マンモス・レークから東側入口のタイオガ峠（写真①段目参照）より入場いたしました。その時タイオガ湖（写真②段目参照）にてビデオ撮影をしていたら、老夫婦から声をかけられた。「そんなに写真を撮らない方が、フィルムがなくなるよ！これから先（ヨセミテ渓谷）の方が１０倍も景色が上だから・・・」と！　　その後も数度訪れていますが私的には上側（タイオガ道路沿い）の方が観光客が少し少なく、トレイル、山歩きには便利でお気に入りの地域です。いつの間にか入場料も３０ドル／１週間に値上がり、１人旅にはちと痛い。今までは全国立公園パスが５０ドルだったので！（２００９年８月）しかし、景色が素晴らしくお宿に問題なければ（キャンパー、RV等なら最高）１週間滞在しても退屈しない・・・♪
　

◆デビルスポストパイル国定公園◆（カりフォルニア州）
(Deviles Postpile　National monyument)

デビルスポストパイル国定公園はカリフォルニア州中央部にあり、マンモス・マウンテン（マンモス・レーク）のすぐ近くに位置します。１９１１年異常形成なる柱状玄武岩を保護する為設立されました。

公園の面積は3.23 平方キロメートルあり、２ヶ所の主だったスポットがあります。１つは柱状玄武岩の岩山、２つ目はレインボー滝です。さらに公園を通過し奥へ行けば、パシフィッククレスト トレイル、ジョンミューア トレイル歩道に出る事が出来ます。

丁度、デビルスタワー（ワイオミング州）の超小型版と言った所です


　　何度も友人や家族とでロスアンゼルスからマンモス・レーク（フィッシング）、マンモス・マウンテン（スキー）に訪れました。又、マンモス・タウンには友人もおりました。その時、この公園には２回程訪れました。マンモスレークからは狭い山道を約３０分は登って行かなければなりません。公園までシャトルバスが運行されていますが、マイカーで公園までドライブ出来ます。






写真
①段目は国定公園入口の看板
マンモス・マウンテン・スキー場を過ぎた所にある

②段目はデビルズポストパイルの壁面部
下部にはパイルが崩れた残骸が

③段目はデビルズポストパイル、
上部一部崩壊されかかった所

④段目はポストパイル上部
崩壊される前の状態で、平らな柱状玄武岩の集束状態上部

⑤段目はレインボー滝、
構成されている岩も柱状玄武岩で出来ているようだ
日本の新潟県妙高市にある苗名滝に少し似ている。
お天気良くて、お昼頃は必ず虹を見る事が出来る。

◆マンザナール国立史跡◆（カリフォルニア州）
(Manzanar National Historic Site)

　　マンザナール強制収容所は、第二次世界大戦中に日系アメリカ人が収容された収容所の一つです。現在はマンザナール国立史跡です。

　　マッキンリー山を除く北米大陸の最高峰であるホイットニー山はマンザナー収容所の敷地からも見ることが出来る。ならびに、ウィリアムソン山を含むシエラネヴァダ山脈のふもと、カリフォルニア州オーエンズヴァレー（モハベ砂漠、デスヴァレーに連なる）に位置し、南はローンパイン、北はインディペンデンスに接する。日系アメリカ人が収容された１０の収容所の中で最もよく知られている。「マンザナール」とはスペイン語で「リンゴ園」を意味するそうです。

　　私がはじめてこの地を訪れたのは１９８６年７月、ロスアンジェルス、リトル東京に住む日系３世の友人とマンモス・レークへフィッシングに行く途中立ち寄りました。彼の両親（日系２世）も、ここと同じ収容所に入れられていた為、陽気な彼がかなり神妙な顔付きでこの収容所跡地を散策していたのを思い出します。１９８６年当時、この跡地には守衛建物、建物遺構及び勾留者によって１９４３年に建てられた慰霊塔（写真③段目参照）のみで何もありませんでした。日系議員や日系人協会の運動努力によって、国立公園局が同地区を史跡として保存させることとなり、２０１０年住居用バラック、トイレ及び監視塔（写真⑤段目参照）を復元、立派なビジター・センターも完成しました。ビジターセンター（写真④段目参照）内には当時をしのぶ多くの写真や資料が展示されています。マンモス・レーク方面へ行く時は必ず立ち止まる場所の一つです。

　州道CA-395号線沿いインデペンデンス近く、ローンパインを約２５Ｋｍ北方へドライブした所、左側ですぐにわかります。



■　この強制収容所については次の作品に描かれています

・　二つの祖国
（1980年6月26日号から1983年8月11日号まで週刊新潮に連載された山崎豊子の小説）
・　 山河燃ゆ
（二つの祖国を原作として1984年に放映されたNHK大河ドラマ）
・　 愛と哀しみの旅路（米国映画）
・　 99年の愛～JAPANESE AMERICANS～
（2010年に、TBSテレビの開局60周年記念として放映されたTVドラマ。収容された日系アメリカ人が荒れ地を農地に変えていく様子など、マンザナー強制収容所内での暮らしぶりが描かれている）

◆ピナクルズ国定公園◆（カリフォルニア州）
（Pinnacles National Monument）

ピナクルズ国定公園はカリフォルニア州中央山地のサリナス・バレーに位置します。国道US-101号線沿いソレーダードの町から約２ｋｍ東方になります。

公園の出入り口には州道CA-146号線の東と西の２ヶ所あります。どちらのトレイルから入っても公園内ホーキンス・ピークを１周し出てくるループトレイルになっています。ループトレイル入口まで直接、車で行ける東側口の方が１．９Ｋｍのジュニパー・キャニオン・トレイル歩きが少なく便利でしょう。いずれにせよ一周約５ｋｍ（標高差約４５０ｍ）のトレイル歩きです。ただ東側の入口から入る場合、US-101号線キング・シテイをから東北へビターウオーター経由州道CA-25号線を北西へサン・ベニートからCA-146号線に入る。少し分かりにくいのが難である。その上カーブが多く注意が必要です。

春、秋ならまだ良いですが真夏は強烈な日差しと暑さです。それ相応の装備（暑さ対策）と水の持参はお忘れなく。かなり急な所（写真④段目参照）も登らなければなりませんが、ほとんどが延々と登りが続くトレイル歩きです。ただ多くの奇岩や景色を見る事で、それ相応の満足感は得られるかと思います。健脚な方はどうぞ、吾輩の様に普段あまり歩かない者にとってはチトきつかった・・・（笑）（２００４年６月）

◆キングスキャニオン国立公園◆（カリフォルニア州）
(Kings Canyon National Park)

　　キングズ・キャニオン国立公園は、シエラネバダ山脈南部、カリフォルニア州フレズノの東にある国立公園です。公園はセコイア国立公園に隣接している。２つの公園は国立公園局によって１つの単位、セコイア・キングズ・キャニオン国立公園として管理されている。




写真
①段目はグラント・グローブ・ビジターセンター
（Grant Grove Visitor Center）

②段目はパノラミック・ポイント(Ｐａｎｏｒａｍｉｃ Ｐｏｉｎｔ)
グラント・グローブ・ビジターセンターから車で約３Ｋｍ強
トレイルは５００ｍで、眼下にヒューム・レークやシェラネバタの山々が望める

③段目はグラント将軍の木
トレールは５００ｍで、巨大なジャイアント・セコイアが密生しているトレールを歩く。大木の幹のトンネルなどがあるが一際大きいのがグラント将軍の木です

④駄目は、キングス・キャニオン・シーニック・バイウエー(Kings Canyon Scenic Byway=CA Hwy.180)でグラント・グローブ・ビジターセンターからキングスキャニオン国立公園の終点まで５０ｋｍに及ぶ山岳道路です。素晴らしい大パノラマが展開します。

⑤段目はローリング・リバー滝
　ハイウエーの終点から８０ｍもないほどの短いトレイルを歩き終点まで行く、 目の前に轟音を轟かせる大滝の滝つぼが見られる。岩肌のトンネルから出た水がいきなり滝壺に流れ落ちます。

◆セコイア国立公園◆（カリフォルニア州）
（Sequoia National Park）

　　セコイア国立公園は、シエラネバダ山脈の南部、ヴァイセリア (Visalia) の東にある国立公園です。１８９０年、米国で３番目の国立公園として設立された。自然資源のほかに、アラスカとハワイを除く米国４８州の中で最も標高が高い場所、海抜４４２１ｍのホイットニー山がある。公園は、キングズ・キャニオン国立公園に隣接しているので、２つの公園は国立公園局によって1つの単位として管理されており、セコイア・キングズキャニオン国立公園と呼ばれている。

　　公園は、地球上で最大の巨木、シャーマン将軍の木を始めとする、セコイアデンドロンの木で最も有名である。シャーマン将軍の木は、ジャイアント・フォレスト (Giant Forest) に生えており、そこには体積で世界最大の木１０本のうち５本がある。

◆チャネル諸島国立公園◆（カリフォルニア州）
（Channel Ilands National Park）

チャネル諸島国立公園は、太平洋、カリフォルニア州の沖合いにあるチャネル諸島の8つの島のうち、サンタローザ島（Santa Rosa Island)、アナカパ島(Anacapa Island),サンミグエル島(San Miguel Island)、サンタクルーズ島(Santa Cruz Island)とサンタバーバラ島（Santa Barbara Island)の５つの島で構成される国立公園です。冬にはホエールウォッチングも盛んに行なわれている。大都市ロサンゼルスから直接行けないが故に、手付かずの自然が残されています。

公園に含まれる島々は、カリフォルニア南部の海岸沿いに、サンタ・バーバラの近くの、ポイント・コンセプションからロサンゼルス南西のサンクレメント島まで広がっている。公園の本部とロバート・J・ラゴマルシノ・ビジター・センターは、ヴェンチュラ市にあります。

公園は基本的に無人島です。それぞれの島に渡るには指定船会社のアイランド・パッカーズ社（Island Packers）http://www.islandpackers.com/の船に乗らなければなりません。曜日、お天気などで出港時間と島での滞在時間が違います。必ず就航４５分前まで確認する事とネットなどで調べ前持って予約しておくと便利でしょう。

以前、私は同じチャネル諸島のセントカタリナ島には友人のクルーザーで訪れた事がありましたが、国立公園地域は初めての訪問でした。公園内で一番行きやすく小さな東アナカパ島を紹介させていただきます。トレール歩きもそうきつく無く、お花畑が綺麗で景色も良く、滞在の約５時間も退屈せずあっと終わりました。

島内に売店島はありませんので、滞在時間にもよりますが必ず軽食と水の用意は忘れないように。


写真
①段目は本土側にあるロバート・J・ラゴマルシノ・ビジター・センター（本部）です
ビジターセンター横手より高速船でそれぞれの島に渡る事が出来ます。渡航料金は５６ドル、５５歳以上は５１ドルでチト割高です・・

②段目は岩礁の左側がアナカパ・アーチです
海上からみる事が出来ます。多くの海取りがとまっていますので上部が真っ白です。

③段目はアナカパ島ビジターセンター
船着場は崖になっているのでボートを降りてすぐ、鋼鉄製の急な階段を登ります。階段を登ると島全体はほぼフラットです。正面に見えるのがアナカパ島ビジターセンターです。その奥がキャンプ場です。

④段目はお花畑
名前はわかりませんがあたり一面花が咲いています。又、海鳥の楽園にもなっています。

⑤段目はインスピレーション・ポイント
島の東端の岬です

◆ヨシュア・ツリー国立公園◆（カリフォルニア州）
（Ｊｏｓｈｕａ Ｔｒｅｅ Ｎａｔｉｏｎａｌ Ｐａｒｋ）

ヨシュア・ツリー国立公園は、カリフォルニア州南東部に位置する国立公園です。ロサンゼルスの東220キロメートルに位置し、１９９４年に国立公園に制定されました。

より高度があり、湿っており、やや涼しいモハーヴェ砂漠は、ヨシュア・ツリー（ユッカ・ブレヴィフォリア）の特別な生息地であり、公園の名はここから採られたヨシュア・ツリーの森に加え、公園の西部はカリフォルニアの砂漠に見受けられる地質学的にみてもきわめて興味深いものらしい。

世界中のロッククライマー憧れの土地ですが、その一方で観光客をあまり見かけることはありません。ここはまだ俗化していない、秘宝とも言うべき土地なのです。

公園へのアクセスは、カリフォルニア州パーム・デザート（Palm Desert）からほど近いコットンウッド・スプリングス（Cottonwood Springs）にビジターセンターと入口があるほか、ヨシュアツリー村（village of Joshua Tree）もしくはトゥエンティナイン・パームス町（town of Twenty-Nine Palms）にもハイカントリーな入口があります。公園内を通り抜けられる道は２、３本しかありませんが、広々と開けた場所や見事な景色を堪能できるハイキングトレイルなら至る所にあります。

私は暑い９月に訪れましたが、出来るだけ真夏は避け、砂漠の気温がすごしやすくなる１０月から３月の間が良いと思います。ただ、けっして飲み水は切らさないようにし砂漠の暑さと乾燥は、ちゃんと対策を講じておかないとかなり危険にもなり得ます。砂漠地帯です強烈な紫外線です、どの季節でも、日焼け止めと帽子、サングラスは必携です。

　公園から約３０分でパームスプリングです、高級リゾート地ですので高級レストランやショップがあります。お帰りにはデナーなんかいかがですか？勿論私は途中のドライブインでマックバーガーを・・・（笑）

◆カブリヨ国定公園◆（カリフォルニア州）
（Ｃａｂｒｉｌｌｏ Ｎａｔｉｏｎａｌ Ｍｏｎｕｍｅｎｔ）

　　コロンブスより５０年後にここサンディエゴ湾岬にあるロア岬（Loma）に上陸した最初のヨーロッパの探検隊Juan Rodríguez Cabrilloを記念するために国定公園に設立された。


写真
①公園ビジターセンター

②丘の高台にあるロマ灯台（Old Point Loma Lighthouse）

③ロマ灯台

④カブリヨ像（Cabrillo Statue）
後方にサンディエゴ湾と市内が遠望出来る眼下には湾口を出入りする船艇や空軍基地などが望める。

⑤海岸沿いのトレイルから太平洋の眺望

◆デナリ国立公園◆（アラスカ州）
（Denali National Park and Preserve）

デナリ国立公園は、アラスカ州内陸部に位置し、北米最高峰のマッキンリー山（デナリ）を含む国立公園です。

「デナリ」 ("Denali") という言葉は、先住民アサバスカン (Athabaskan) の言葉で、「偉大なもの」を意味し、マッキンリー山自体を指す。マッキンリー山は、1897年当時オハイオ州出身のウィリアム・マッキンリー (William McKinley) 大統領に因んで名付けられたのだそうです。

公園へは、公園道路からカンティシュナ (Kantishna) の鉱山キャンプへ続く約１５０Kmの道があり行くことができるようです。永久凍土と周期的な凍結融解により道路を維持するのに巨額の費用を要するため、道路のごく一部（約２４ｋｍ）しか舗装されていない。

一般観光客の自家用車では、早春と晩秋しか通行が認められていない。夏期は、公園内を運行しているシャトルバスでしか公園内部に行く事は出来ない。シャトルバスに乗るためには、当日券～翌々日券を購入しなければなりませんが、シーズン季、曜日では当日券の購入は難しい場合ありそうでネット予約等をした方良いようです。　

バス観光にはの全工程ナレーションつきのツアーがいくつかあり、最も人気があるのはツンドラ・ウィルダネス・ツアー (Tundra Wilderness Tour)だそうです。ツアーは最初のタイガからツンドラを抜けて、トクラット川 (Toklat River) またはカンティシュナまでの行程で片道約５時間余だそうです。

　　シャトルバスに乗らなくても遠くからデナリ（マッキンリー山）を眺めることができますが、私は夏季フェアバンクスへのドライブ帰途立ち寄りましたので、一番短いシャトルバス・ツアーの乗車券を購入いたしました。幸いデナリ（マキンリー山）を見る事が出来ました。再度訪問の機会あれば、公園内奥深くまで入園、滞在したい・・・・。2006年8月

シャトルバス
宿泊等の予約⇒http://www.reservedenali.com/









写真
①段目は公園入口看板

②段目はビジター・センター

③段目はパーク・ロード

④段目はグレーシャー・バレー(Glacier Valley)
エイルソン・ビジターセンター(Eielson Visitor Center)
より

⑤段目はマッキンレー山
エイルソン・ビジターセンターより

◆カロコ・ホノコハウ国立歴史公園◆（ハワイ州）
(Kaloko-Honokohau National Historical Park)

カロコ・ホノコハウ国立歴史公園はハワイ島、コナ空港とカイルア・コナの途中、どちらかも10分程度のところにあります。

この一帯の海岸線、コナ・コーストは、古代からハワイの先住民が暮らしていた地域。そのため、ここを国立の歴史公園に指定し、彼らの遺跡を保護している。 カロコ・ホノコハウ国立歴史公園の中には、約300年前に石を積み上げて作られた養魚場（FISH POND）が2つ残されている。 その他、復元された神殿、ヘイアウなどを復元した建物があります。

◆プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園◆（ハワイ州）
(Pu'uhonua o Honaunau National Historic Park)

プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園はハワイ島コナ・カイルア南方、車で約４０分の海岸沿いにあります。古代ハワイの神殿や遺跡などを保存した国立歴史公園です。

1961年にプウホヌア・オ・ホナウナウ史跡を国立歴史公園に指定された。
園内には神殿などを復元した建物があります。

◆プウコホラ・ヘイアウ国立歴史公園◆（ハワイ州）
(Puukohola Heiau Historical Site)

プウコホラ・ヘイアウ（石造神殿）国立歴史公園はハワイ島コハラ・コーストリゾート・エリアのすぐ北方にあります。道路からでもすぐ見られ、ハワイ最大規模のヘイアウ（神殿）です。ヘイアウはハワイの先住民の神聖な場所です。プウコホラ・ヘイアウは予言を現実へと導くために建造されたそうで、この神殿跡などを保護する為、国立歴史公園に指定され管理されています。

ノース・コハラ出身のカメハメハ大王は、プウコホラ・ヘイアウを建造して戦いの神クカイリモクを奉り、そのご加護でハワイの島々を統一するようカフナ（神官）から助言を受けました。 まるで要塞のようなヘイアウは１７９０年〜１７９１年にコハラ・コーストを監視する目的で建てられました。 カメハメハ大王は１８１０年にハワイの島々を統一。カフナの予言はついに現実となったそうです。

★プナルウ黒砂海岸公園★（ハワイ州）
（Punaluu Black Sands Beach Park）

パナルウの黒砂海岸へは、カイルア・コナから約1時間45分、キラウエア火山へ行く途中にある。パナルウの黒砂海岸は、火山が噴出した真っ黒な溶岩が砕けた砂のため、真っ黒な色をしている。又、海がめが多くパナルウの黒砂海岸のビーチで休憩をしているのを見れる事でも知られている。プナルウの黒砂海岸では、かなりの高確率で海がめに会えます。

ハワイ火山国立公園の南隣、約３０分の所です。コナ方面からドライブする場合、丁度休憩には良い場所ですので立ち寄ってください。

◆ハワイ火山国立公園◆　【世界自然遺産】
（Hawaii Volcanoes National Park）（ハワイ州）

ハワイ火山国立公園は、ハワイ島の南に広がる火山地帯を中心とした国立公園です。

ハワイ火山国立公園は、公園保護区内に二つの活火山を有する。キラウエア火山から流れ出た熔岩は、周辺施設にもその影響が及んでいる。１９８７年にプナへ続く海岸沿いの道路（137号線）が、１９８８年に南海岸にあったワハウラ・ビジターセンターが、１９９０年にはカラパナの町が、１９９４年にはカモアモア・ビーチとワハウラ・ヘイアウがそれぞれ熔岩によって飲み込まれた。

ハワイ島の火山の特徴として、溶岩の流出速度が遅いため、キラウエア火山は世界一安全な火山とも言われている。キラウエアの火口のイキ火口から噴火の様子が観察できる。観察ツアーも存在するようである。

キラウエア火山の噴火活動は、プナルウ黒砂海岸の形成に、大きな影響を与えていると考えられている。（前記載写真：プナルウ黒砂海岸の項参照）

現在、火山活動の中心部は公園北東部に位置するプウ・オオ火口で、流れ出る熔岩を見ることができる。
























写真
①段目は公園入口看板
カイルア・コナから州道HI-11号線をボルケーノ方面へプナルウ黒砂海岸を過ぎ約１５分で公園入口に入る

②段目はキラウエアー火山カルデラ
トーマス・ジャガー博物館、展望台よりの遠望

③段目はデッド・エンド

④段目はサーストンのラバーチューブ内（溶岩トンネル）

⑤段目はフウオオ火口東斜面から溶岩が噴き上げている様子

◆ハレアカラ国立公園◆（ハワイ州）
(Haleakala　National　Park)

ハレアカラ国立公園は、ハワイ州のマウイ島に位置する国立公園です。公園の面積は、118平方キロで、そのうち100平方キロはウィルダネス・エリア（荒廃地）です。　公園の目玉は、休火山であるハレアカラ(東マウイ） 火山です。この山が最後に噴火したのは１７９０年頃だそうです。公園は２つの異なる地区に分けられ、山頂地域とキパフル地域（海岸沿い）です。

○　山頂地域には、ハレアカラ・クレーター (Haleakala Crater)、火山の山頂、山頂周辺地域がある。この地域には、ハワイ州道HI-378号線で行くことができます。

巨大なハレアカラ・クレーターは、直径１１．２５Ｋｍ、幅３．２Ｋｍ、深さ約８００ｍです。クレーターの内側には、大きな噴石丘等、火山によってできた多くの地形が点在し、２本の主要なトレイルが、山頂地域からクレーターの中に続いている。すなわち、ハレマウウ・トレイルとスライディング・サンズ・トレイルです。ハイカーは、クレイター内の３つの山小屋のいずれかに泊まる事が出来ますが最初にビジターセンター（頂上にもあります）を通じて予約する必要があります。

頂上にて壮大な日の出を見る事も出来ますが、同じぐらい見事な日没を見物するのも最高でしょう。

○　公園の2番目の地区はキパフル地区です。山頂地域からこの地区に直接車で行くことはできません。島の東南海岸を通る曲がりくねった州道HI-360号線（湾岸道路）を通っていく必要があります。オヘオ('Ohe'o)と呼ばれる峡谷にあるパリケア川(Palikea Stream)沿いの２４を超える淵である。これらの淵は元々ハレアカラの火山から流れ出た溶岩が直接太平洋に流れ込んで出来た川です。この川には珍しい在来の淡水魚がいる。観光客や地元の子供達と一緒にここで水遊びすることもできる。写真⑤段目参照



①段目は公園入口と入場ゲート（左側奥）

②段目はハレアカラ・クレーター、ビジターセンター（２９６９ｍ）から望む

③段目はハレアカラ火山山頂、ハワイ大学天文台やNASAの監視建物がみられる

④段目はハレアカラ火山山頂ハワイ大学天文台越しの夕日

⑤段目はキパフル地区のビジターセンターから歩いて４００ｍ歩いて行った所にあるオヘオ('Ohe'o)プールです。センターからトレイルを４．８ｋｍオヘオ('Ohe'o)峡谷に入った所には滝の高さ１２４ｍのワイモク滝(Waimoku Falls)があります。

★ダイヤモンドヘッド州立公園★（ハワイ州）
（Diamond Head State Monument）


ハワイのレアヒ（マグロの額）として知られ、クレーターの斜面で見つけた石をダイヤモンドだと勘違いした19世紀の英国の船乗りがダイヤモンド・ヘッドと名付けたそうです。 この「ダイヤモンド」は、きらきら光る方解石の結晶で、価値はありません・・・

ダイヤモンド・ヘッド・クレーターはワイキキから車またはバスですぐです。 がんばってトレイルを登りました。階段は２ヶ所で合計175段、薄暗い地下トンネルや古い掩蔽壕などもあります。 ダイヤモンド・ヘッドの頂上からは息をのむような眺望が広がり、登るだけの価値ある体験が出来ると思います。

写真
①ダイヤモンドヘッド、クレーター内登山道入口

②クレーター内、ピーク（頂上）へのトレイル

③トレイル内２つ目の階段で９９段もあります。

④頂上より東方を望む

⑤ 頂上よりホノルル市街方面を望む

◆アメリカン・サモア国立公園　アメリカ領サモア
(National Park of American Samoa)

　【　アメリカ合衆国５０州以外で唯一の国立公園です　】

アメリカ領サモアは、南太平洋に位置するアメリカ合衆国準州であり、サモア独立国の南東に存在する。南太平洋のポリネシア地方にあるアメリカ合衆国の自治領。アメリカン・サモア、または、東サモアとも呼ばれる。

公園は、アメリカ領サモアにある米国の国立公園で、3つの島々に分かれている。すなわち、トゥトゥイラ島、オフ島、タウ島です。1993年9月9日、国立公園局は、サモアの村議会からすべての公園の土地を50年間リースする契約を締結。公園には珊瑚礁と熱帯雨林がある。公園の本来の目的はサモア独特の自然の保護にあるが、ハイキング、シュノーケリング、スキューバ・ダイビングで人気がある。

アメリカ国立公園局管轄下の公園シリーズ、前編、中編、後編を最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

訪問時から年月（１０年余）が経っている公園もあり間違った記載や写真、誤字脱字もあるかと思いまが、手直し追加していく予定です。ご一報いただければ訂正させていただきますゆえ、よろしくお願いいたします。

今後行ってみたい国立公園として、米本土４８州のうち唯一訪問出来なかったミシガン州のアイスルロイヤルNP、アラスカ州の残り８ヶ所です〜♪

訪問が個人では不可能に近い公園もあるようですが、今後行けるチャンスがあればチャレンジし追加更新いたしたいと思います。

この旅行記へのコメント （2）

• 昆虫博士さん 2014/05/10 09:38:18

  素晴らしい写真＆解説

  terry513さん、はじめまして。
  
  フォロー、投票などありがとうございます。
  
  この「アメリカ国立公園を制覇する」シリーズは 写真がどれも素晴らしく、さらに解説もよく、感銘を受けました。アメリカの国立公園ユニットはまだ1ヶ所しか訪問していませんが、北米滞在中にできるだけ見て回ろうと思っていますので、ぜひ参考にさせて頂きます。
  
  今後ともよろしくお願いします。

  terry513さん からの返信 2014/05/29 00:24:47

  RE: 素晴らしい写真＆解説

  ＞昆虫博士さん、
  
  そちらこそ、投票ありがとうございます。
  
  バンクーバーにお住まいのようで、懐かしです。
  
  バンクバーは以前何度か訪れました。VIAを使って大陸横断もやった事もありました。途中バンフやカルガリーに立ち寄り各国立公園をも旅しました。
  
  是非、昆虫博士さんも滞米中に出来るだけ多くの国立公園を訪れて下さい。
  私も近々再チャレンジする予定です。
  
  今後とも宜しくお願いします。
  
  by Terry513