2002/07/05 - 2010/02/20
16位(同エリア248件中)
terry513さん
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(3)東海岸から中西部 までの国立公園等を訪問し紹介してきましたが、引き続き(4)として中西部・山岳地方の国立公園と国定公園等をご紹介します。
【中西部~山岳編】中西部(ワイオミング州 ~アリゾナ州)
【国立公園】
◆イエローストーン国立公園(ワイオミング州)
◆グランドティトン国立公園(ワイオミング州)
◆ロッキー・マウンテン国立公園(コロラド州)
◆ブラックキャニオン国立公園(コロラド州)
◆メサ・ヴェルデ国立公園(コロラド州)
◆グレートサンドデューンズ国立公園(コロラド州)
◆カールズバッド国立公園(ニューメキシコ州)
◆サガロ国立公園(アリゾナ州)
◆化石の森国立公園(アリゾナ州)
◆グランドキャニオンNP【真夏編】(アリゾナ州)
◆グランドキャニオンNP【真冬編】(アリゾナ州)
◆ザイオン国立公園(ユタ州)
◆ブライスキャニオン国立公園【真夏編】(ユタ州)
◆ブライスキャニオン国立公園【真冬編】(ユタ州)
◆キャピトルリーフ国立公園(ユタ州)
◆キャニオンランズ国立公園(ユタ州)
◆アーチーズ国立公園(ユタ州)
◆グレイシャー国立公園(モンタナ州)
(16ヶ所の国立公園と別シーズン2ヶ所)
【国定公園・国立史跡等】
◆デビルズタワー国定公園(ワイオミング州)
◆ダイナソアー国定公園(コロラド州、ユタ州)
◆コロラド国定公園(コロラド州)
◆カプリン火山国定公園(ニューメキシコ州)
◆フォート・ユニオン国定公園(ニューメキシコ州)
◆エル・マルペイス国定公園(ニューメキシコ州)
◆エル・モロ国定公園(ニューメキシコ州)
◆ホワイトサンズ国定公園(ニューメキシコ州)
◆チリカウア国定公園(アリゾナ州)
★アリゾナ大隕石孔(アリゾナ州)
◆サンセット・クレーター国定公園(アリゾナ州)
◆ウパキ国定公園(アリゾナ州)
◆ウォルナット・キャニオン国定公園(アリゾナ州)
◆キャニオン・デ・シェイ国定公園(アリゾナ州)
◆ナバホ国定公園(アリゾナ州)
★モニュメント・バレー(アリゾナ/ユタ州)
◆グレンキャニオン国立保養地(アリゾナ/ユタ州)
★アンテンロープ・キャニオン(アリゾナ州)
◆ナチュラル・ブリッジ国定公園(ユタ州)
◆レインボウブリッジ国定公園(アリゾナ州)
◆リトルビッグホーン古戦場国定公園(モンタナ州)
◆ビッグホーン・キャニオン国立保養地(モンタナ州)
(22ヶ所の国定公園等です。★印は国立以外の公園です)
掲載は日本から一番遠い順(馴染み薄い!多分)撮影した季節も春夏秋冬Mixです・・・・・・・
表紙写真はモニュメントバレーへの道、
国道US-163号線(フォレストガンプ・ポイント)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
◆ イエローストーン国立公園◆【世界自然遺産】
(Yellowstone National Park)
(アイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州)
イエローストーン国立公園はアイダホ州、モンタナ州、及びワイオミング州に位置する世界最古の国立公園であり、ワイオミング州北西部を中心として8,980平方kmにわたる。この公園は原始の森に囲まれた世界で一番多く間欠泉(Geyser:カイザー)や噴気孔(Fumarole)、マッドポット(Mud Pot)が集中し、この熱水現象は園内に1万あるといわれている。これだけ熱い湯が湧き出す所なら、我々日本人なら「温泉!」と、、、、当然園内に露天風呂がありました。熱水が川に流れ込んでいると言う原始的な所。水着を着てザブーンと入ればまぎれも無い温泉です。また後でつくずく思ったことは生卵と籠を持ってくれば、道端で『温泉卵』が出来たかな、、、、、
はじめての訪門は1988年初夏。夜11時、ラスベガスからグレイハウンドのバスにてソルトレーク経由で翌日のお昼に公園の西玄関口のウエスト・イエローストーンに到着。観光案内所にて公園内のホテルを予約し、レンタカーをピックアップしました。予約してもらったノリスキャニオンのロッジへ。トリプルベッドの部屋で$50(朝食付き)だった。アメリカにおける2度目の国立公園訪問でした。(最初はケンタッキー州のマンモス・ケーブ国立公園で学生時代です)それ以来、訪米時ごとに暇を見つけ全国の国立公園巡りが始まりました。公園は前年の山火事で辺り一面茶色になった山肌を覚えています。後で日系2世の友人に話したらあそこはマツタケが沢山とれる所とか、特に山火事のあとはメキシカンの好きな傘茸が取れるとか。イエローストーンは好きな公園の1つです、、、、、
写真
1段目はイエローストン西入口の看板
2段目はローワーフォールとグランドキャニオン
3段目はハイデンバレー、
イエローストーン川沿いのバイソンの群れ
4段目はグランドプリズマチックプール
5段目はオールドフェイスフルガイザー(間欠泉) -
◆グランドティトン国立公園◆(ワイオミング州)
(Grand Teton National Park)
グランド・ティトン国立公園は、ワイオミング州西部、イエローストーン国立公園の南に位置する国立公園である。 この公園は、ティトン山脈の最高峰であるグランド・ティトン(標高4,197 m)に因んで名づけられた。
景色は素晴らしい。トレイル歩きも楽しいと思うが、グラディトンの山の中の方を歩くトレッキングは本格的な装備が必要です。車では1日で主要スポットを巡ることができ、素晴らしい景色を堪能できます。イエローストーンからすぐ南下すれば公園の中心、ジェニー湖畔(Jenny Lake)に到着する事が出来る。
☆ 映画『シェーン』:監督ジョージ・スティーヴンス、脚本A・B・ガスリー・Jr.、製作ジョージ・スティーヴンス、出演者アラン・ラッド
はここグランドティトン山脈が望める農場で撮影された。
「シェーン!!カムバック!!」必死でひきとめるジョーイの叫びを背景に、シェーンはワイオミングの山へと去っていった。「グッバイ!シェーン…」最後の別れの声に送られるように。今でも彼(ジョー)の叫び声が聞こえるようだ・・・・・・ -
◆デビルズタワー国定公園◆(ワイオミング州)
(Devils Tower National Monument)
アメリカで最初の国定公園National Monumentに指定されたデビルスタワーはワイオミング州の北東、サウスダコタ州にも近いところ、吾輩はラピッド・シティー(サウスダコタ州)より車でI-90を西へ夕刻ベル・フォーシェに入り翌朝ヒューレット経由(州道34号線)で現地へ向かいました。途中多くのハーレー軍団(オートバイ)に遭遇、年一回のスタージス(オートバイの祭典で約10万台以上のハーレーなどの大型バイクが全米から集まって来ていた。)の真っ直中にいたのでした。そんな訳でどこのモーテルも満員でラピッド・シテーから2時間以上離れた田舎町のベル・フォーシェでやっと宿がとれました。そこは見渡す限りのプレリー(平原)の中ヒューレットを過ぎた頃遠くにポツンとたっていました、あのタワーが、、、
スピルバーグ監督の映画「未知との遭遇」のラストシーンでUFOが舞い降りたポイントとして有名になった。しかし、裏側にはUFO基地はありませんでした。そりゃそうだ・・・・ -
◆ロッキー・マウンテン国立公園◆ (コロラド州)
(Rocky Mountain National Park)
ロッキーマウンテン国立公園コロラド州北部にある国立公園で、公園はロッキー山脈内に位置し、壮大な山々の眺め、様々な野生動物、森林からツンドラまでの幅広い自然を楽しむことができる。
見所はアルペンリッジ・ロード(Alpine Ridge Road)と呼ばれる舗装道路としては世界一高い3713mを走行するドライブです(正式には国道US-34号線)。又、標高3600m前後のツンドラ・トレイル、美しい湖と圧倒的な迫力で迫るロッキーの山々を眺めることができるべアー湖(Bear Lake)を起点とする多くのトレイルです。 -
◆ダイナソアー国定公園◆ (コロラド州、ユタ州)
(Dinosaur National Monument)
ダイナソアー国定公園はコロラド州北西部とユタ州北東部の人里離れた荒涼とした丘陵地帯にまたがる国定公園です。公園は大きくわけて、化石採掘で有名なユタ州側とグリーン河が創りだした壮大な渓谷美が見られるキャニオン地区のコロラド州側に分かれます。
○ 国道US-40号線(ソルトレーク〜デンバー間)、ジェンセン(Jensen)を少し北方へ入ると、ユタ州側入口のビジターセンターがあります。センターからシャトルバス(無料)にて約5分で化石採掘現場をそのまま利用して作られた化石博物館につれて行ってもらえます。館内は昔の採掘現場をそのまま利用していて、壁には恐竜等の化石がそのままの状態で多数見る事が出来ます。
残念ながら化石博物館は建物の老朽化と周辺の地層が不安定なため現在閉鎖中で新たな建物を建築中です。新しい建物が出来るまでの間は仮設の建物が入り口近くに用意されている。
ビジターセンターからシャトルバスに乗ってFossil Discovery Trailの入口まで行くと、片道1km弱の簡単なトレイルを歩く事が出来る。トレイルを歩きながら恐竜の化石を見学でき、化石が岩石から侵食により出てきている様子が良くわかる。化石は触れることは出来るが、周辺の岩等持ち帰ってはいけないので注意すること。公園内では、3世紀から12世紀までこの周辺に暮らしていたフリモント先住民族の壁画も見ることが出来る。
○ 国道US-40号線、ダイナソアー(Dinosaur)から少し東方へ行くとコロラド州側のビジターセンターが国道沿いに見つけられる。
ビジターセンター内には係員からいろいろなアドバイスや質問をする事が出来、公園に関する各種展示、ビデオ、小さな劇場、公園関連商品の売店があります。ビジターセンターを出て、ハーパー・コーナー・ドライブ(Harpers Corner Drive)をドライブ。片道7,80Kmの快適な高原ドライブエイです。道路沿いにはいくつかの展望台(ビューポイント)が設けられている。
終点のハーパー・コーナー((Harpers Corner)から、往復3Km程度のトレイルの先端まで行きますと、大きくグリーン川が蛇行する壮大なホースシュー・ベント(馬蹄形をした川)の地形全体が展望できる。
コロラド側の公園内には現在化石は見つかっていないがそれ以上に素晴らしく壮大な景色は国定公園の中でも上位に値する。一部の国立公園よりかなり上位である・・・・ -
◆コロラド国定公園◆ (コロラド州)
(Colorado National Monument)
コロラド国定記念碑は、州の西部に位置し、国立公園サービスの管轄でグランドジャンクション市の一部です。
ここは半砂漠の土地でコロラド高原の一部で、国定公園はハイキングコース、乗馬、サイクリング道路があり、スリリングなドライブコースには所々に設けられた展望台があります。そこから見る景色は雄大な渓谷や多くの奇岩を見る事ができます。公園内におけるモニュメントキャニオンの呼び物は、独立記念塔、キスカップル、およびコークスオーブンなどの奇岩が有名です。
グランド・ジャンクション市中心部から車で西へ約20分も走れば公園ゲートがあり全コース約2時間手頃なドライブコースです。
先日のTV(NHKの英語でしゃべらんナイト)で知った!往年の名悪役?プロレスラーのスタン・ハンセンがこの町に住んでいる。
日本人の奇麗な奥さんと一緒に老後を過ごしていて、良いお爺ちゃんになっていた・・・・・ウエスタン・ラリアットやテキサス・ホーンが懐かしい。 TVの画から察するにコロラド・モニュメントへ行く時ハンセン邸の直ぐ前を通った様な記憶がする! -
◆ブラックキャニオン国立公園◆ (コロラド州)
(Black Canyon of the Gunnison National Park)
ブラックキャニオン国立公園はコロラド州西部にある国立公園で、公園は、122 km2の面積を占めている。
グニスン河が流れるブラック・キャニオンを境に大きくNorth RimとSouth Rimに大別される。North Rimへは未舗装道路などのため、多くの観光客はSouth Rimを訪れます。 -
◆メサ・ヴェルデ国立公園◆ 【世界文化遺産】
(Mesa Verde National Park) (コロラド州)
メサ・ヴェルデ国立公園はコロラド州南西部に位置するプエブロインディアンのアナサジ族の残した断崖をくりぬいた一連の集落遺跡群です。メサ・ヴェルデとはスペイン語で、緑の台地という意味である。面積は211 km2の地域を占めている。一番近い町はコーテズ(Cortez)で15km東方に位置している。コロラド、ユタ、アリゾナ、ニュー・メキシコ4州の州境が1点に出会う フォー・コーナーズから国道US-160号線を北東へ約63Km行けばコーテズの町へ到着出来る。モニュメント・バレーからでもそう遠くはない。
コーテズ(Cortez)から国道US-160号線を東へ取れば、最近新しく出来たグレートサンドデューンズ国立公園へ行く事が出来る。約300Km先だが国立/国定公園巡りの計画に入れても良いでしょう。 -
◆グレートサンドデューンズ国立公園◆ (コロラド州)
(Great Sand Dunes National Park and Preserve)
グレートサンドデューンズ国立公園コロラド州南部にある国立公園。元々、グレートサンドデューンズ・ナショナル・モニュメントと呼ばれていたが、2004年9月に米国で最も新しい国立公園に指定されました。この公園はサン・ルイス・ヴァレーの東端に位置し、約340 km?の面積を占めている。
北アメリカではもっとも高い砂丘で標高2600m余、高さは230mもあります。背後には標高4000mを超えるクレストン峰を有するサングレ・デ・クリスト山脈があり素晴らしい景観を見せています。
コロラド州都デンバーからインターステート・I-25号線を南方のスプリングフィールド及びサンタフェー方面へ。途中プエブロを過ぎウォルセン・バーグの町を左折れし国道US-160号線を西方へとりブランカを過ぎた頃には右手にアイ・サインが見えてくる。。。。
メキシコ州のサンタフェもしくはアルバカーキーからは同じくI-25号線を北上しても良い。
このあたり一帯は多くの国立公園や国定公園があり、快適なハイウエーをドライブ周遊する事が出来る・・・・・・・。 -
◆カプリン火山国定公園◆ (ニューメキシコ州)
(Capulin Volcano National Monument)
カプリン火山は56000年前から62000年前に形成されたと言われている対称的な噴石丘です。900万年以前に始まった火山活動の最終段階で、4つの溶岩流と噴石が冷たい雨で冷やされて現在の形となったそうです。
山頂付近まで気軽にドライブ出来ます。頂上近くの駐車場からは火山の最高地点2494mを通る距離約1.6Kmのクレーター・リム・トレイルと、クレーター(噴火口)の底に下る約400mのクレーター・ベント・トレイルがあります。噴火口の縁を巡るクレーター・リム・トレイルからはニュー・メキシコのなだらかな広大な平原を見渡すことが出来る。
デンバーからコロラドスプリングを通過サンタフェ方面へのI-25号線、ニューメキシコ州に入って間もなくラトン(Raton)の町を左折アマリロ(テキサス州)方面東へ国道US-87号線を約40km走ると左手に見えてくる。 -
◆フォート・ユニオン国定公園◆(ニューメキシコ州)
(Fort Union National Monument)
メキシコ戦争(1846〜48年)に勝利したことでニューメキシコ準州を得たアメリカが、交通の安全を確保するために築いた要塞でした。アメリカ南西部では最大の規模を誇っていた。
当時、西部への移動経路として、サンタフェ・トレイルがあった。ミズーリ州インデペンデンスからカンザス州、オクラホマ州、テキサス州を通り、サンタフェに至る交易路だった。
当初はアメリカ先住民の襲撃を防ぐものだったが、1861年からの南北戦争では、北軍に従属し、サンタフェ・トレイルの守備にあたそうです。 -
◆エル・マルペイス国定公園◆ (ニューメキシコ州)
(El Malpais National Monument)
エル・マルパイス国定公園はインターステーツI-40号線沿いのグランツ( Grants) の南方約30km位置しています。一番近くの大都市は110kmほど離れたアルバカーキです。
公園は大きくわけて、東側と西側の地区に分れます。
○ 東側地区は見どころも多く昔の火山活動による自然の造形美が楽しめる。
・サンドブルフ(Sand Bluff)はその名のとおり砂岩の崖で、公園内ではもっとも雄大な景色が眺められます。柵もない崖に立ち、爽快な気分を味わえます。
・ナチュラルアーチ(Natural Arch)は砂岩のアーチです。岩壁の一部が崩落して形づかれたもので、近くで見ると意外と迫力があります。駐車場から200m程歩いた所で見られる事が出来ます。アーチーズ国立公園のアーチと良く似ており創造過程も同じでしょう。
・ラバフォールズ(Lava Falls)は1周45分の溶岩の中をハイキングするコースです。途中に溶岩が流れていた様子が分かる Lava Falls が見られます。
○西側のエルカルデロン(El Calderon) には溶岩洞窟があり、溶岩の周辺が冷えて固まった後に、内部の溶岩が流れて空洞ができる。さらに天井が陥没して、姿を現したものが、エルカルデロンの溶岩トンネルです。ヘルメット、ライトと手袋等の装備を持っていけば洞窟探検をすることができます。
⇒ この公園の東方25Kmにはエルモロ国定公園があり両方の公園を楽しむと良いでしょう。 -
◆エル・モロ国定公園◆ (ニューメキシコ州)
(El Morro National Monument)
公園面積はあまり広くありませんが、ランドマークとなっているエルモロを取り囲むように、2つのトレイルが楽しめます。
Inscription Rock Trail(約800m)は標高差も殆ど無くとても楽なトレイルでそびえ立つ絶壁とプールが見物出来ます。
Mesa Top Trail(3.2Km)はおよそ1時間半で回れる短いトレイルです。変化に富、景色も素晴らしく、そそり立つ岩壁、曲がりくねった登り坂、頂上近くに登ると、眼下にニューメキシコの大平原が広がる。少しハードなトレイルだがそれだけ以上に満足出来る事と思う。
所要時間は2つをあわせても2時間程度の短いループ・トレイルですが、そびえ立つ絶壁、ニューメキシコの大平原を望め、先住民の遺跡まであり、スリル満点なトレイルでしょう。
⇒ エル・マルペイス国定公園(El Malpais National Monument)の西側ビジターセンターからは25Km程度しか離れていませんので。両方を訪れるのが良いかと思います・・・・・ -
◆ホワイトサンズ国定記念物◆ (ニューメキシコ州)
(White Sands National Monument)
ホワイトサンズ国定記念物はニューメキシコ州アラモゴードの南西およそ25 kmに位置する国定記念物である。山に囲まれたトゥラロサ盆地にあり、石膏の結晶でできた約710 km?の広大な白い砂丘の南部から成る。公園内の道路を車で走っていると道路が白い砂で覆われてまるで雪国を走っているようである。
この公園は完全にホワイトサンズ・ミサイル実験場の中にあるので、ニューメキシコ州ラスクルーセス及びアラモゴード間の国道70号線と国定記念物は、ミサイル実験場でテストが行われる際に安全理由のために閉鎖される。この閉鎖は平均して1 - 2時間の間、だいたい週に2回ほど起こるので時間の余裕を持って訪れた方が良い。近くにホーローマン空軍基地もあり公園内に滞在中も絶えず上空をジェット機が飛行していました。
アルバカーキからインターステーツI-25号号線を南方へ約350kmで国道US-70号線JCTラスクルーセス(Las Cruces)に着く。国道US-70号線JCTを東方へ取れば約60Kmで公園のビジターセンターに着く事が出来る(合計約410km)。
南の方からのアプローチならエルパソからI-10号線を西方へ約50Km、I-25号線のJCTを北へ約10Kmで国道US-70号線JCTのラスクルーセスに着く。そこから約60km(約1時間)で公園入口に到着出来ます(合計120km)。
道路は快適だがどちらのアプローチも所々でパトカーが潜んでいるので注意が必要だ。ただしメキシコ国境に近い為、国境警備隊のパトカーも良く見るので・・・・
ビジターセンターから園内道路を経て白い砂丘に向かう。ここに入場ゲートがあり入園料を払い最終地点のハート・オブ・サンド・自然センター(Hearts of the Sands Nature Center。)まで約13kmのドライブです。途中からは道路上も両側も真っ白な銀世界の様・・・・・・・。
砂丘の上を素足で歩いても暑くありません。それは白い砂が石英を主成分とする砂状結晶でできている砂丘とは異なり、最も暑い夏季にさえ、石膏は太陽のエネルギーをすぐには熱に変えないので、素足でも問題なく歩くことができるそうです。多くの子供達が素足でそり滑りに興じていました。 -
◆カールズバッド国立公園◆ 【世界遺産】自然遺産
(Carlsbad Caverns National Park)
(ニューメキシコ州)
カールズバッド洞窟群国立公園はニューメキシコ州南西角のグアダルーペ山脈(Guadalupe Mountains)に位置する公園である。 二畳紀の化石礁のあるカールズバッド洞窟 と多数の他の洞窟を保存するために設立された。 公園には83の洞窟がある。その一つ、レチュギア・ケイブ(Lechuguilla Cave)は、全米最深(489m)で、長さは世界第5位(203Km)の石灰岩の洞窟です。
国道US-62/180号線沿いのホワイツ・シティ(White's City)を西方向へ約10Km走ると、小高い丘の上にビジターセンターがある。かなり大きな建物で内部は公園内の紹介パネルから、レストランお土産店まである。カウンターにて園内の有料ガイド・ツアーの予約や入場料($8)を支払います。
ここビジターセンターの建物から地下230mにある洞窟(Big Room)までは一気にエレベーターで下りる事もできる。
地上入口(Natural Entrance)から徒歩で歩いて下りる事もできる(写真2段目)。
地下エレベーターで約200m下りた所には巨大な施設がある。案内所、お土産店、軽食、化粧室などである。(写真3段目参照)
地下へ下りて行く途中は数多くの鍾乳石群をみる事が出来る。
230mぐらい下りた所には、世界最大でビッグ・ルームといわれる高さ80m余の大きな地下空洞がある。(写真4段目)
洞窟は約100万匹のメキシコ・オヒキコウモリ(Mexican Free-tailed Bat)の聖域である。 日中コウモリは、カールズバッド洞窟の天然の入口の近くの通路、バットケイブ(Bat Cave)の天井に群がっているが、肉眼ではあまり見付ける事はできません。しかし夕暮れには、コウモリは巨大な群れとなって洞窟を飛び立つ。 暗く、速く動く雲のように、夜空を背景にして、コウモリは素晴らしいショーを見せてくれます。 -
◆サワロ国立公園◆(アリゾナ州)
(Saguaro National Park)
サワロ国立公園は、アリゾナ州にある国立公園です。
公園は2つの地区に分かれており、1つはツーソン市の中心から東へおよそ32 kmにあり、もう1つは西へ24 kmにある。それぞれの地区にビジター・センターがある。どちらもツーソンから車で簡単に行けるが、公共交通機関で行くことはできないようです。どちらも人型をした様なサボテンが密集しているサボテン公園のような所、他に絶滅危惧種の動植物があるようです。 -
◆化石の森国立公園◆(アリゾナ州)
(Petrified Forest National Park)
化石の森国立公園は、ホルブルックとナバホの間のインターステートI-40号線沿いにあるアリゾナ州北東部の国立公園です。 世界最大で最も色彩豊かな珪化木で、そのほとんどはアラウカリオキシロン・アリゾニカム (Araucarioxylon arizonicum) 種の化石です。
【公園の見どころ】
・ ペインテッド砂漠館 (Painted Desert Inn)
公園の北側の入口近くにある。元々は、ハーバート・デイヴィッド・ロア (Herbert David Lore) が経営していたホテル。珪化木をふんだんに用いており、石の木の家 (Stone Tree House) と呼ばれていた。その後、公園側がこれを買い取り、再築、改修を重ね、現在は美術館兼書店となっている。
・ ブルー・メサ (Blue Mesa)
ブルー・メサ部層の青、紫、灰の縞模様が観察できる丘。この部層は、およそ2億2,000万年から2億2,500万年前のものである。
・ アゲート・ブリッジ
枯れ川の河床にかかる珪化木の橋。橋は下部がコンクリートで補強されている。アゲートは、瑪瑙(メノウ)の意味です。
・ アゲート・ハウス
珪化木を用いて作られたレインボー・フォレストにある古代プエブロ族の家。 -
【フラッグスタッフ近辺の国立/国定公園等名所の地図】
アリゾナ州のフラッグスタッフ近辺には多くの国立/国定公園などがあります -
◆グランドキャニオン国立公園◆(アリゾナ州)
(Grand Canyon National Park)
【真夏のグランドキャニオン編】(7月下旬)
グランドキャニオン(Grand Canyon)、とにかく素晴らしいの一言に尽きます。ここは単なる峡谷というよりもむしろ、峡谷やその裂け目や岩の塊が、なんとも不思議な形に孤立する山、地卓、尖塔岩と入り交じる迷宮であるとも言えるでしょう。色とりどりに重なる沈殿物の結晶が、時間の経過とともに、光線の具合でさまざまな表情を見せています。大自然の驚異とは、まさにこのような景観を指すのでしょう。 -
【真冬のグランドキャニオン編】(1月末)
暑い真夏のグランドキャニオン、滞在したホテルの壁にかかっていた冬景色の写真。あの暑い公園にも積雪がある事をはじめて知った。念願かなって冬のグランド・サークルを訪れる機会を得ましたので、ご紹介いたします。(2010年2月中旬再訪)
朝8時過ぎウイリアムスのモーテル6を出る、国道US-180号線/州道AZ-64号線を真北方向へ約90Kmグランドキャニオンビレッジへ。道路の両サイドは雪、お空は雲ひとつない快晴だ!以前夏に子供たちと来た時、暑い暑いの悲鳴が聞けたのだ。
約1時間余で公園ゲートに到着。入場料車1台$25(1週間パスのみで1日パスが無くなった)、いつの間に値上がしたのか!1人旅にはちと高い。年間パスを買うべきだったが、(年内に後どれだけ訪問出来るかによる)
真冬のグランドサークル、グランドキャニオン編
⇒ http://4travel.jp/traveler/terry513/album/10428507/ -
◆チリカウア国定公園◆(アリゾナ州)
(Chiricahua National Monyument)
チリカウア国定公園はアリゾナ州の南東の隅に位置し、チワワ砂漠とソノラ砂漠にあって、ロッキー山脈の南端とメキシコ北部シエラマドレ山脈が交差する所にあり、そこに自生するチリカワ植物と動物生物の多様性は、北半球では最高クラスの 1 つです。
2700 万年前、火山の巨大噴火により、チリカウア国定公園周辺の土地を築きあげた。1980年に噴火したセント ・ ヘレンズ山やトルコのクリーク カルデラ噴火より1000倍の高珪質火山灰および軽石が600m以上も地上を覆いました。この混合溶融岩が流紋岩質凝灰岩と呼ばれ、最終的に今日の奇岩、尖塔状に侵食したそうです。
景色もなかなかのものでスケールは一回り小さいが、ブライス・キャニオンの様な柱状節理が壮観ですが。日本からは交通の便が悪く、インターステートI-10号線をエルパソ(TX)からツーソンへのドライブ途中宿探しの為下りた所がウィルコックス(Willcox)。翌朝少し早めに起床、南東へ州道AZ-186号線を約50km寄り道ドライブいたしました。
-
★バリンジャー・クレーター★(アリゾナ州)
((Barringer Crater/Meteor Crater)
【真冬のバリンジャー・クレーター】
バリンジャー・クレーター (Barringer Crater) は、アリゾナ州フラッグスタッフから東方へインターステートI-40号線で約55キロメートルに位置します。アリゾナ233番出口より南方へ約10Km行くと小高い丘(約30m)が見えてくる。
ここは国立公園でも州立公園でもない。民間の観光地ですが結構有名なのと近くの国立公園からそう遠くもありません。フラッグスタッフ近辺へ行かれる機会があれば少し寄られればと紹介いたしました。
入場料は$15.00(成人)、$14.00(60歳以上)、$8.00(6−17歳)です。
今から約5万年前に地球に衝突した隕石によって形成されたクレーターであり、直径約1.2 - 1.5キロメートル、深さ約170メートルである。クレーターを取り囲む周壁が特徴的で、周囲の平原からの高さは30メートルである。バリンジャー・クレーターを形成した隕石が衝突した時代、バリンジャー・クレーターが位置するコロラド高原は現在よりも寒冷湿潤な気候であり、マンモスや地上オオナマケモノが生息する草原地帯であった。
このクレーターは、「バリンジャー隕石孔」、「バリンガー・クレーター」、「バリンガー隕石孔」とも表記され、「アリゾナ大隕石孔」や「メテオ・クレーター」、「ミーティア・クレーター」(Meteor Crater、直訳:流星クレーターまたは隕石クレーター)といった別名でも呼ばれている。
2004年に放映されたNHKスペシャル「地球大進化〜46億年・人類への旅」では、「バリンガー」と紹介された。
訪れたのは真冬の2010年2月中旬。寒風が吹きさらす広大なコロラド高原の真直中にあるバリンジャー・クレーター、以前真夏に訪れた時(40℃)と比べると比べものにならない寒さ(零下10℃)でした。 -
◆サンセットクレーター火山国定公園◆(アリゾナ州)
(Sunset Crater Volcano National Monument)
サンセットクレーター火山国定公園(Sunset Crater Volcano National Monument)はフラッグスタッフから北方約25kmの所に位置します。フラッグスタッフから車で国道US-89号線を約20分北上すると、サンセットクレーターの標識が出て来たら、そこを右折します。公園ゲートがあり、入場料$5(〜7日間)を払います。又、料金所の横に小さな案内所(博物館)と洗面所があり利用すると良いでしょう。
林間をドライブして行くと、溶岩が流れ出た荒涼としたエリアに出ます。この公園は、約1100年前まで噴火していた火山です。当時近隣に住んでいた先住民族の人々にかなりの影響をもたらしたそうです。
見学ドライブ後、公園ゲート前の道路を右折(北東方面)します。しばらく走ると荒涼たる砂漠地帯に突入し、ウパキ遺跡やウコキ遺跡のある遺跡エリアへと突入して行きます。サンセットクレーター火山国定公園を訪れる際には遺跡エリアのある、ウパキ国定公園へも立ち寄る事をお進めします・・・・・・♪ -
◆ウパキ国定公園◆(アリゾナ州)
(Wupatki National Monument)
ウパキ国定公園は、フラッグスタッフ( Flagstaff) から国道US-89で北へ55kmのところに位置しています。また、グランドキャニオン・イーストリムから州道SR-64、国道US-89号線キャメロン(Cameron)経由で南東へ約88kmのところにあります。この公園は、先住民族アナサジ・シナグワ族のプエブロ Pueblo と呼ばれる住居跡が見所です。いずれからのアプローチでも道路サイドに公園の案内標識がありわかりやすいです。
同じ地区にウパキ国定公園と隣接してサンセットクレーター火山国定公園があります。40km離れていますが、両方を巡られるのをおすすめします。
フラッグスタッフ方面から訪れる場合はサンセットクレーターの入口ゲート前を通りますので、先にサンセットクレーターを訪れるのも良いかと思います。 -
◆ウォルナットキャニオン国定公園◆(アリゾナ州)
(Walnut Canyon National Monument)
ウォルナットキャニオン国定公園はフラッグスタッフ( Flagstaff)から東方向約7kmに位置し、1100年〜1250年前の先住民住居跡の遺跡公園です。
フラッグスタッフ市内より歴史的国道ルート66号線を東へ取り、インターステートI-40号線のJCT(案内標識有)をウォルナットキャニオン道路(Walnut Canyon Rd.)に進み、約1.6km進めば公園入口へ到着出来る。
ビジターセンターより、かなりきつい階段を登って行くと崖の途中に多数の先住民住居跡の遺跡があります。 -
◆キャニオン・デ・シェィ国定公園◆(アリゾナ州)
(Canyon de Chelly National Monument)
フラグスタッフからインターステートI-40号線を東方へドライブする。途中、化石の森国立公園を見学した後、I-40号線と国道US-191号線のJCTを北方へ、約100kmでチンル(Chinle)の町に着く。そこから東にしばし進むと、ようやく目的地の国定公園に着きます。
ここはスペイン語で「岩の峡谷」を表す、キャニオン・デ・シェイ国定公園。見所はこの一帯に広がる峡谷群の絶景ですが、この谷底で今でもネイティブ・アメリカンが、自然との調和を保ちながら生活してる事が最大の魅力でもあります。眼下には畑や整地されたグラウンド等も見え、生活感ある土地の雰囲気が漂います。
グランドキャニオンと同様、サウスリム(南の崖)、ノースリム(北の崖)の上から景観を楽しめる。谷底には今もナバホ族が居住し、民有地が多く谷底への出入りは限定されている。崖にはホワイトハウスなどと呼ばれる多くの先住民族の住居遺跡が残っている。一番の見所はサウスリムで、最奥にあるスパイダーロックと呼ばれる高さ240mの尖塔です。 -
★モニュメント・バレー★(アリゾナ/ユタ州)
(Monument Valley Navajo Tribal Park)
モニュメント・バレーは、ユタ州南部からアリゾナ州北部にかけて広がる地域一帯の名称である。
メサといわれるテーブル形の台地やさらに浸食が進んだビュートといわれる岩山が点在し、あたかも記念碑(モニュメント)が並んでいるような景観を示していることからこの名がついた。
古くからのナバホ族居住地域で、居留地となった現在では、その一部はナバホ族管轄のもとモニュメント・バレー・ナバホ部族公園(入場料$5)として一般に開放・公開されております。ナバホ族の聖地とも呼ばれ有名な観光地で、多くの西部劇等が撮影され有名になりました。したがって、ここは国立公園でも国定公園でもありません。又、西隣の一部はユタ州立公園としてとして公開されている地域もある。
この公園へ行くにはツアー(バス)に参加するかレンタカーで行く以外にはグランドキャニオンより小型飛行機で行く以外にありません。(2009年以降飛行機によるモニュメントバレーツアーは中止されているようです)
レンタカーで行くには、フェニックスから5時間半、フラッグスタッフから3時間、ペイジから2時間半、サウスリムから3時間、ノースリムから4時間半はかかる。
最近(2008年)公園内ビジターセンター横にザ・ビュー・ホテルが開所したので宿泊すれば部屋内から最高の朝日を見る事が出来る。シーズンはかなり前から予約が必要の様だ。
水平線に昇る太陽、その朝日に照らされたビュート(残丘)。朝晩のモニュメント・バレーは最も美しい。私もこの美しい自然に魅せられて数回訪れました。
モニュメントバレー界隈で撮影された映画は、40本以上もある。「駅馬車」’39年監督:ジョン・フォード 主演:ジョン・ウェイン、「荒野の決闘」、「アパッチ砦」、「黄色いリボン」、「リオ・グランデの砦」、「2001年宇宙の旅」、「イージ・ライダー」、「アイガー・サンクション」、「バック・トゥ・ザ・フューチャー?」、「テルマ&ルイーズ」、「フォレスト・ガンプ 一期一会」、「ため息つかせて」、「ウインドトーカーズ」ジョン・ウー監督、ニコラス・ケージ主演、等など、、、
写真
1公園エントランス看板
2ビジターセンターからの望む、ライト&レフト・ハンドミトン
3スリー・シスターズ
4トーテム・ポール
5ジョン・フォードポイント -
◆ナバホ国定公園◆(アリゾナ州)
(Navajo National Monument)
ナバホ国定公園は、12、13世紀に古代先住民族の一部族アナサジ族が暮らしていた断崖住居遺跡がある国定公園です。
真冬のモニュメント・バレーを後にして、グレン・キャニオンのあるページの町に向かった。途中国定公園のアイ・サインを見つけたので寄ってみる事にした。国道USー160号線を右折したが結構距離がある。約20分雪の山道を運転して行くとようやくビジターセンターに到着した。
センターにはナバホ族らしい無愛想な男女のレンジャーが二人だけ(少しお邪魔だったかなという雰囲気?)、他に観光客は全く居なかった。
センターから雪道のトレイルを歩く事約10分、見晴らしの良いポイントに着く。谷を挟んで反対側にある断崖住居を望めるが、積雪の為近くで見る事は出来ませんでした。
HDカメラのズームレンズで撮ったのが4段目写真です。5段目の住居跡写真はビジターセンター内パネルからの1枚です。
積雪時以外ならトレイルを歩いて谷底に下りる事が出来、反対側の崖を登り住居跡まで行く事が出来るそうだ。メサベルデ等の住居遺跡に良く似ている。 -
◆ザイオン国立公園◆(ユタ州)
(Zion NATIONAL PARK)
ユタ州南部、巨岩群のスケールは他を圧倒しちょうどグランド・キャニオンは上から見るのに対して下から見て歩くといった感じ。
○ ザ・ナローズ(The Narrows)
ここでしか味わえないハイキングコースです。バージン川の中をジャブジャブと峡谷の奥へ歩いて行く、楽しいトレーイルです。川は岸壁いっぱい流れているが、深さは通常足首から膝くらいしかない。流れに逆らって行くと川はどんどん細くなり、垂直の岸壁が両側にせまって来て押しつぶされそうだ。 一番奥の狭い所をナローズと呼び幅は約6m、しかし岩の高さは300m以上で圧巻だ!砂漠地方から旅行して来ると緑の木と水がある、なんと素晴らしく潤いを感じることか、ホント・・・・♪
○ リバーサイド・ウォーク (Riverside Walk)
ザイオン・キャニオン・シーニック・ドライブの終点で、テンプル・オブ・シナワバの駐車場(北)から始まります。約1.6kmで、バージン川に沿ったトレイルです。ゆっくり歩いて35分程度です。老若男女を問わず、誰にでも楽しめるコースで、平坦なトレイルです。春や夏には様々な花が観察でき、時には小動物が顔を覗かせてくれる楽しいコースです。 一年中楽しめますが、冬は凍っている場合があるので注意してください。
○キャニオンオーバールック(Canyon Overlook)
ザイオン南のゲートから入り、東のゲートへ抜ける途中、スイッチバックの坂道(ザイオン・マウントカーメル・ハイウェイ)を登り詰めると長いトンネルに出ます。そのトンネルを抜けたすぐ近く(トンネル東口、)に小さな駐車場がありますが、そこから道路を渡ると「キャニオン・オーバールック」という看板があります。そこがこのハイキングコースの出発点です。ゆっくり歩きながら、途中キャニオン・オーバールックの展望台で約15分ぐらい休憩しても約1時間で往復できます。展望台から見える景色はザイオンでは珍しい上から見下ろす景色です。美しいザイオン・キャニオンとパインクリーク・キャニオンを望むことができます。片道0.8km(標高差50m)
○ エンジェルズ・ランディング (Angeles Landing)
ザイオン・キャニオン・シーニック・ドライブのグロット・ピクニック・エリアが出発地点です。キャニオンのふもとからエンジェルズ・ランディングまでの453mの高さを上る急な怖いところもある厳しいコースですが、登り切ったときの感動は最高です。「天使の舞い降りるところ」と名付けられただけのことはあり、ここからはザイオン・キャニオンが一望できます。しっかりとしたハイキング用具を整えていく必要があります。充分な水と軽食を持参すると良いでしょう。
年間250万人の訪問者があるザイオン国立公園では、車の混雑を緩和するため、2000年5月26日よりシャトルバスを中心に据えた新しい交通システムが始まりました。新システムは公園南の町、スプリングデールのシネマックス・シアターと、その真向かいに新設されたビジターセンターを基点としています。
写真
1段目は公園入口
2段目はキャニオンオーバールック
3段目は司教の宮殿
4段目はナローズ入口
5段目はチェッカーボード・メサ -
◆グレン・キャニオン国立保養地◆(ユタ州)
(Glen Canyon National Recreation Area)
壮大な峡谷、グレンキャニオンでダムの建設が始まったのが1956年。それから20数年もかけて、キャニオンは水をたたえたレイクパウエルへとその姿を変えました。
青い空を背景にした赤い岩山、そしてどこまでも透き通るような青い水面-。グレンキャニオンの中に豊かに水をたたえるレイクパウエルは、アリゾナ州からユタ州にまたがる大リゾート地となっています。
この大リゾート地はグレンキャニオン国立レクリエーションエリアとして、アメリカ各地から人々が訪れています。特に人気があるのはマリンスポーツやクルーズツアーで、ワーウィープ・マリーナ(Wahweap Marina)から出発するレークパウエルクルーズツアーとレインボーブリッジ観光ツアーなどです。
今回、私はモニュメント・バレーから国道US-160号線・州道AR-98号線を経て、午後ゲート・シティーであるページ(Page)の町に到着しました。道中変化ある景色で約2時間半のドライブ1人旅も全く退屈しませんでした。以前、家族(4人)で訪れた時はフラッグスタッフ( Flagstaff) から国道US-89号線を北上し訪れましたが、今回で2度目の訪問です。ページの町へ近づくともくもくと煙を出す3本煙突の発電所が見えてきます。ページの町の中心地のモーテル(アメリカン・バリュー・インで$30/1day)にチェックインしました。ページの町をベースにしホースシューベント、キャニオンダム、アンテンロープキャニオン、レークパウエルクルーズツアー(レインボーブリッジ国立モニュメント観光を含む)に出かけると良いと思います。
○レークパウエルクルーズツアー
クルーズ中の景色は映画「猿の惑星」でも使用されたように不思議な光景で、水に浮かぶキャニオンの美しく幻想的な姿を楽しむことができます。(写真②③段目)
○グレンキャニオンダム(写真4段目)
グレンキャニオンを流れるコロラド川をせき止めレークパウエルを出現させました。ダムの下には水力発電所があります。ダムサイト横にはカール・ハイデン・ビジターセンター(Carl Hayden Visitor Center)が併設されており、ダム見学ツアーも実施されています(料金$7)。 全米第2の規模(1位はフーバーダム)です。高さ216m、幅475m
○ホースシューベント(写真5段目)
コロラド川が蹄鉄(horseshoe)の形に蛇行している場所の名前です。グレンキャニオンダムとパウエル湖から少し下流、ページの南約6キロメートルに位置している。国道US-89号線から1.2Km歩くとたどり着ける。
○アンテンロープキャニオン(アリゾナ州)
ページの町の中心地の案内所からツアーが出ている(料金$29~)。現地、アッパー/ローアー・アンテンロープキャニオンへはページの町、南方向5kmの所で3本煙突が目印の火力発電所すぐ西隣。現地にてツアー参加(料金$14~)も申し込み出来るようです。アッパー・アンテンロープキャニオンはツアー以外も見学可能のようです。(★アンテンロープキャニオン★ 写真の項参照) -
◆レインボー・ブリッジ国定公園◆(ユタ州)
(Rainbow Bridge National Monument)
レインボーブリッジは、グレンキャニオンにある世界最大のナチュラルブリッジです。
その高さは最高で約90mもあり、空に架かる虹橋のようです。大きさばかりでなく、その形も極めて美しいもので、ネイティブ・アメリカンはこのレインボーブリッジを「虹が固まった石」として信仰の対象としてきました。
このレインボーブリッジへは、陸地から直接行くことはできず、船に乗って近くの船着き場まで行き、そこからトレイルを歩かなければ見に行くことはできません。(トレイルは約1〜1.5kmです)
行き方はツアーに参加するのが便利です。ワーウィープ・マリーナ(Wahweap Marina) から朝8時に出港し、午後4時に帰ってくる1日コースがありますが、昼食込で$100+Taxです。非常に高いと思ったが、1人旅でまだ良かったと思う(家族連れなら!・・・汗)。ワーウィープを出港してから、片道90km・3時間ほどクルーズしてレインボーブリッジ国定公園の最寄りの船着場に到着します。
ワーウィープ・マリーナへはページの町を通り抜け、国道US-89号線を北西へグレンキャニオンダムの横(橋を渡り)を通過し、しばらく走ると標識があり右へ曲がります(入場料が必要)。 -
★アンテロープ・キャニオン★(アリゾナ州)
(Antelope Canyon Navajo Tribal Park)
モニュメント・バレーと同じ様にナバホ族(Navajo) のインディアン居住区にあり、彼らが管理する公園です。ここは国立公園ではありませんが、レイクパウエル・グレンキャニオンの近くまで来たら立ち寄るべきポイントとして紹介します。
アンテロープ・キャニオンは他のスロット・キャニオンと同じく、周囲の砂岩(ここではナバホ砂岩)の侵食によりできた何百年にも及ぶ地層を形成しており、これは主として鉄砲水のほか、風成の侵食によるものだそうです。特に雨季の時期に降る雨水はアンテロープ・キャニオンの一部である谷間を流れ、より狭い通路を流れるにつれ水は加速して砂を拾いあげる。その後長い時間をかけて通路が侵食されると、狭い通路は更に広くなり岩の鋭さはより滑らかにされて、岩の「流れる」ような特徴が形成され独特の岩の通路が、長い時間をかけて完成された。
このキャニオンに入るためには、ツアーを利用する必要があります。具体的には、ペイジの町の中心からと公園入口から出ています。現地まで約15分の送迎料、案内ガイド料込み約1時間30分~で29ドル支払いましたが。現地まで行けば14ドルで済む様です。ペイジのツアー出発は予約が出来ますので希望時間帯にもよりますが予約された方が良い時もあるようです。シーズンオフは何時でも参加できますが、写真を撮るのに都合良い時間は太陽が真上に来る時間が最も人気があるようです。写真⑤段目のように天井からの太陽光(A Ray of Light)撮影ができるからです。
【写真撮影時のアドバイス】
写真撮影又はビデオ撮影時の注意事項はAWB(オートホワイトバランス)をマニュアルにしておくことです。なぜなら廻り一面の壁、地面(砂)等が赤色ですから正確な白色を感知出来ず、『紫』の様な変なカラー写真に仕上がる事が多いようです。それとフラッシュや照明を使わない事、壁が白く仕上がりキャニオン特有の赤色が出ないからです。
ポップ・ミュージック界での人気を誇る、ブリトニー・スピアーズが2001年にヒットさせた曲「アイム・ノット・ア・ガール、ノット・イェット・ア・ウーマン」のプロモーション・ビデオは、アッパー・アンテロープ・キャニオンで撮影された。 -
◆ナチュラル・ブリッジ国定公園◆(ユタ州)
(Natural Bridges National Monument) -
◆ブライスキャニオン国立公園◆(アリゾナ州)
(Bryce Canyon National Park)
【真夏のブライスキャニオン】(7月初旬)
ブライス・キャニオン国立公園は、ユタ州南西部に位置する国立公園です。その名とは異なり、キャニオンというより、ポンソーガント高原 (Paunsaugunt Plateau) の東側沿いを浸食によってできた巨大な自然の円形劇場のようです。ブライス・キャニオンは、「土柱」と呼ばれる独特の地質構造を有する。土柱は、風、水、氷による川床と湖床の堆積岩の浸食により形成されたもので、赤、橙、白の岩の色が、見事な風景を見せてくれる。
公園内の28kmの道路をドライブしながら展望台などで景色を眺めたり、トレイルを歩くなどして、ばほとんどの部分を見て回れる。リム・トレイルをはじめ崖の上の展望台からカラフルな地層の崖や尖塔を見ているだけでは無く、ナバホ・トレイルなどのトレイルを歩けば尖塔などをまじかに見る事で、新たな感動を覚えられる。又、トレイル歩きをすると多くの動物や植物にも接することが出来る。
標高がザイオン国立公園やグランドキャニオン国立公園に比べるとはるかに標高が高い。海抜2400m〜2700mであるのでこの地域の生態と気候はまったく異なり、10月にもなると雪景色となる。 -
【真冬のブライスキャニオン】(2月下旬)
昨夜ページの町に宿泊午前中アンテンロープキャニオンツアーに参加した。朝は少し小雪がちらつく寒い様子。午後からは快晴のようだ、国道US-89号線を北上しブライスキャニオンへ向かう。山々は白いが空は雲一つ無い真っ青なお天気。途中ポリスに注意しながら制限時速一杯(?)で走行する・・
午後2時過ぎにブライスキャニオン国立公園ゲートに到着する。廻り一面真っ白な世界だ。今回の訪問は、雪が多くてトレイルに下りる事が出来なかったので、各展望台よりキャニオンを望む。寒い、寒いと言いつつ・・・・ -
◆キャピトルリーフ国立公園◆(ユタ州)
(Capitol Reef National Park)
キャピトル・リーフ国立公園は、ユタ州南央部の国立公園である。長さは160 kmで、かなり細長い。公園の設立は1971年、面積は979 km?。年間を通して開いているが、最も人気の季節は5月から9月までだそうです。 -
◆キャニオンランズ国立公園◆(ユタ州)
(Canyonlands National Park)
キャニオンランズ国立公園は、ユタ州東部にある国立公園。公園は、コロラド高原に位置し、1,366 km?の面積を占めている。
この公園は、コロラド川とグリーン川によって浸食された峡谷である。二つの川は公園内で合流するため、公園は川によって隔てられた以下の三つの地区に分けられる。
・ アイランド・イン・ザ・スカイ Island in the Sky
・ ニードルズ The Needles
・ メイズ The Maze
三つの地区は峡谷で隔てられており、公園内では行き来することはできない。 それらに加え、飛び地としてホースシュー・キャニオン (Horseshoe Canyon) がある。
-
◆アーチーズ国立公園◆(ユタ州)
(Arches National Park)
アーチーズ国立公園は、国立公園で、類を見ない様々な地形に加え、世界的に有名なデリケート・アーチ (Delicate Arch) を含む、2,000を超える自然にできた砂岩のアーチを保護している。
公園は、ユタ州モアブの町近くに位置し、面積は309 km?である。 標高が最も高いのは、 1970年以降、42のアーチが浸食のために倒れた。 -
◆グレイシャー国立公園◆【世界自然遺産】
(Glacier National Park)(モンタナ州)
グレイシャー国立公園は、アメリカ合衆国モンタナ州北部にある公園です。面積は4101 km? であり、そのほとんどを森林、山と湖でしめる。園内には名前のある湖が130以上あり、1000種類以上の植物と数百種に及ぶ動物が生息している。人によって乱されていないままのこの巨大な生態系は、「大陸生態系の頂点(Crown of the Continent Ecosystem)」と称されている。グレイシャー国立公園は、カナダ・ブリティッシュコロンビア州およびアルバータ州とも国境を接し、カナダ側のウォータートン・レイク国立公園とも接している。グレイシャー国立公園とウォータートン・レイク国立公園の2つをあわせて、国際平和公園となっており、これは両者を合わせてウォータートン・グレイシャー国際平和自然公園として1932年に指定された。又、1995年には世界遺産(自然遺産)に指定された。 -
◆リトルビッグホーン古戦場国定公園◆(モンタナ州)
(Little Bighorn Battlefield National Monument)
1876年6月25日、26日、ジョージ・アームストロング・カスター司令官率いる騎兵隊と、インディアンが大激戦をここリトルビッグホーン川付近で行った。騎兵隊側は敗れた。その戦場が国定公園と指定された。公園内には多くの墓石が建てられている。また、戦闘の様子が分かるようトレイル、道路沿いに多くの解説が付けられている。 -
◆ビッグホーン・キャニオン国立保養地◆(モンタナ州)
(Bighorn Canyon National Recreation Area)
1968年竣工のYellowtailダムにより出現した全長71マイルのBighorn Lakeを中心として各種レクレーション施設ができ、ビッグホーン・キャニオン国立保養地として指定された。
◆後編として西海岸〜太平洋諸島編をご紹介予定です。
ノース・カスケードNP(ワシントン州)からハワイ火山NP(ハワイ州)
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この旅行記へのコメント (4)
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- jackさん 2011/11/30 15:02:09
- とても懐かしく見させていただきました。
- お邪魔させていただいております 。
25年前にイエローストーン、グランティトン、色々車で回りました。
とても、懐かしく見させて頂きました。
でも、すごい旅行記ですね。
本みたいです。
-
- c.makotoさん 2011/10/16 22:11:57
- こんばんわ^^
- 懐かしいですなぁ〜僕もTerryさんと似たような年に
ハーレーで旅したので懐かしく見させてもらいました。
メジャーな国立公園からマイナーな国定公園まで
色々行かれてますね^^
僕もハーレーで全部行ったので
写真を見て
ああ、ここでバイクトラぶったな〜
あ、この道の道路脇で野宿したなぁ〜
思い出に更けて楽しく見てましたよ
アメリカのみならず
色んな所に行っているんですね
また暇な時に旅行記見にきます
-
- Anonymous Travellerさん 2011/08/25 11:52:45
- おみごと。
- Terryさん、こんにちは。
この表紙にあるリストというのはこれから更新するもの全てですよね?いつも同じコメントで恐縮ですが凄い。
今回のリストにないところで行ったことがあるのはサンセットクレーター国定公園ぐらいでしょうか。おみごとです。
Terryさん、そろそろ本が書けるんじゃないですか?(笑)
フルヲ
- terry513さん からの返信 2011/08/25 13:12:08
- RE: おみごと。
- >フルヲさん、こんにちは
書き込み、ご投票ありがとうございます。
フルヲさんの西海岸旅行も毎度楽しみに拝見してます。
粗、予想通りの行程ですが・・・・・・(漠)
サンセットクレーターは掲載予定です。
ウパキ国定公園のすぐ隣ですので写真は撮ってあります。
サンセットクレーターを一緒に掲載する予定でした。
公園の案内パンフも共通でウパキ・サンセットクレーター
国定公園と表示されているようです。
国定公園や史跡等を入れるとだんだん数が多くなり、
又々分割してしまい、西海岸等を後編に分けました。
後に、あそこも国立******公園だったの???
と、知ってだんだん増えてしまいました。・・(笑)
良い例がフォーリングウォータなんかもです。
中には外せない国立以外の場所も、モニュメント・バレーや
アンテンロープ等々したがって適当に割愛してます。
Terry
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