2003/09/20 - 2003/09/26
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yamada423さん
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湖水地方 ウィンダミア湖 2003.9.23
Windermere in The Lake District
湖上を吹く風の寒さは身震いするほどで、早く着けば良いのにと・・・。
ロンドン・湖水地方の旅2003②湖水地方
年に一度の2003年の海外旅行は、1997年以来のロンドンでした。自動車会社のエンジニアとして出張で何度も訪れたイギリスですが、1997年に特許庁関連の財団法人へ移った年の9月末、ダイアナ妃の事故死から1ヵ月後に長女と行って以来です。9月末までの夏休みを利用したフライト・ホテルセットのJTB個人ツアー7日間でした。(ヴァージン・アトランティックとロイヤル・ホースガーズ)
2003.9.23(火)
今日と明日は湖水地方への1泊2日の小旅行です。
エンバンクメントから地下鉄でユーストン駅へ行き、急いで売店で朝食のパンとコーヒーを買い13番線のグラスゴー行きに乗った。6:20分発だが、まだ外は薄暗い。6:40ごろになってようやく日の出を迎えた。しばらく走ると左の車窓から雲を背景に虹が見えた。
単調な緑の景色がつづき、牧場の牛や羊が目につく。またイギリス独特の根元が太くなった巨大なサイロのような火力発電所を見かけた。9時過ぎにはすっかり晴れた。
10:06に湖水地方の入り口のオクセンホルム駅に到着し現地人の女性ツアー・ガイドの迎えを受けた。
9名のツアーでミニバスの運転手兼ガイドが英語で二日間案内してくれた。
まずウィンダミア湖のほとりにある湖水地方観光の拠点ボウネスのB&Bサンダウン・ケントンGH(ゲストハウス)へ落ち着いた。
午後は12時に映画館前に集合し、ミニバスでウィンダミア湖の北側を半周してニア・ソーリー村のヒル・トップ農場へ向かった。ピーター・ラビットの作者ビアトリクス・ポターがここに購入した古い家は350年前、200年前と100年前の3つの部分からなる古いものだ。帰りは湖上遊覧船でボーネスに戻った。湖の上からは周囲の山々の景色の素晴らしさに感動したが、寒さによる震えもあったかもしれない。これらの景色を職場のパソコンの背景にしていたこともある。
ボーネスに戻り、街中のレストランでアフタヌーン・ティーをして休んだ。窓の外に見慣れない鳥が見えたので店のマダムに訪ねたらカラスcrowとのことだ。日本のカラスより一回り小さい。
夕食はボーネスの街中のBigeyというレストランを予約し、同行の若い女性で一人参加の鈴木さんを誘い、イギリス伝統のロースト・ビーフのコース料理を楽しんだ。
B&Bはツインの6畳ぐらいの広さだったがスティーム暖房がされて快適だった。外は星がすごくきれいで、北斗七星もよく見えた。
2003.9.24(水)
7時ごろ起床して朝食前にホテルの周辺を散歩した。静かで落ち着いた街並みで、建物はかなり年を経ているように見える。
8:15に2階の食堂で朝食。宿主のジョージ・アイリーンさんが作ってくれた、ソーセージ、エッグ、マッシュルーム、焼きトマトのイングリッシュ・ブレックファストで、トーストに自家製マーマレードと紅茶。
9時に迎えの車に乗り湖水地方の九つの湖めぐりに出発した。メンバーは全員昨日と同じで13名。ルート・マップとMDによる日本語による案内付だった。
いくつもの小さい湖は湖面が鏡のように静かで周辺には人の住む気配はなく、静まり返って神秘的と言ってよいほどだ。
昼食はフィッシュ&チップス(£3.25)ですごく美味しかった。
鈴木さんがビネガーをかけて食べるのを教えてくれた。
3時にボーネスに戻りいったん解散し、買物時間には羊のぬいぐるみやピーターの置物などを買った。
4:30にB&B前に集合し、オクセンホルムまで送り届けてもらった。5:41発のロンドン行きVirgin Trainで帰途に着いた。車内でビールとサンドイッチを買って夕食の代わりにした。途中はウトウトしながら・・・?
21:17 予定通りEUSTON駅に無事着いた。
2日間の湖水地方の旅は楽しかったが、少々疲れた。
撮影 Nikon Coolpix5400
CONTAX RX PlanerT*1.4/50
現地の日の出・日没時刻はこのクチコミ記事で簡単に調べられます。
http://4travel.jp/overseas/area/europe/france/mont_st_michael/tips/10177076/
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- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- ヴァージン アトランティック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
PR
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湖水地方への1泊2日の小旅行に出発です。6:20ユーストン駅を出発し、しばらくして日の出を迎えました。
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列車のスピードは150Km/h程度の感じです。牧草地が延々と続きます。
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天候はめまぐるしく変わり、ときには虹が見えたりもします。
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湖水地方の入り口のオクセンホルム駅Oxenholm Lake Districtに到着しツアー・ガイドの迎えを受けた。
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この地方では比較的大きな町ケンダルで一休みしました。THE SHAKESPEREは一階がギフト・ショップ、2階がレストランのようです。
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イギリスの地方都市の街並み
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路面に書かれた小さなROUND ABOUT(ロータリー)
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住宅は2階+屋根裏部屋が標準のようです。
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ニアソーリー村のヒルトップ農場の家
ピーター・ラビットの作者ビアトリクス・ポターがここに購入した古い家は350年前、200年前と100年前の3つの部分からなる古いものだ。 -
壁の文字1906は最後に増築された年でしょうか。
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ヒルトップ農場の家の周囲はこのようは牧草地で羊がいます。
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ナショナル・トラスト HIL TOP
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石積みの境界もこの地方の特徴のようです。
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遠くに小高い山が連なっています。
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のんびりと草を食む羊
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ヒルトップHIL TOPの墓地
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墓地に置かれた少年の手には小鳥が。
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かわいい動物の人形たち。
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湖水地方の特産品 ハチミツなどの店。
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ピーター・ラビット関連のみやげもの店。
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建物自体もナショナル・トラストのようです。
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帰りはここからウィンダミア湖Windermereを船で横切ってボウネスBownessへ戻ります。
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湖上から見る山はそれほど高くは見えず、ハイキングにちょうどよい感じです。
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水面を渡る風は冷たく、おもわずフードを被りたいほどです。
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ヨットが浮かぶのどかな光景です。
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何の建物か分かりませんがかなり古そうです。昔はこの地方ではいろいろな鉱物資源の採掘が盛んだったようで、関係しているかも知れません。
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次回は湖畔のホテルに泊まってみたいです。
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湖の西側はこのように木々と丘の緑が印象的です。建物は見当たりません。
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もう少しでボウネスBownessに着きます。
湖上はかなり寒いので早く着いてほしいと思っていました。
残暑厳しい日本を発つときには想定していない気候です。 -
夜の街はこんな雰囲気です。
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人通りはわずかです。前を往くのは同行者です。
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ショーウィンドウ 1
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ショーウィンドウ 2
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翌朝7時ごろ起きて朝食前にホテル(B&B)周辺を散歩した。
これは他のB&B BEECHWOODです。30ポンドより
http://www.beechwoodlakes.co.uk/ -
各戸にUHFアンテナがあるのを見るとイギリス長屋(造語)でしょうか。
外壁はこの地方に多い薄い板状の石を積み上げています。 -
この通りの家並みは2階+屋根裏部屋です。
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こちらの家並みは3階+屋根裏部屋です。
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Quality Hot & Cold FOOD Served Hereと2階の窓に書いてありますが
1階にはVACANCY空き店舗の張り紙。 -
小さな花のシクラメンは野生でしょうか、それとも矮性でしょうか。
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今日は湖水地方の9つの湖めぐりに出かけます。メンバーは13名。ルート・マップとMDによる日本語音声解説付です。 この地方はナショナル・トラストの管理区域のようです。
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鏡のような湖です。
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草むらで寝転ぶには寒さを感じます。
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大きなワラビが生い茂っています。こちらでは山菜を食べる習慣があるのか分かりません。
フランスのブルターニュ地方でも線路際にたくさんの枯れたワラビを見かけたことがあります。 -
この手漕ぎボートは遊覧用でしょうか。
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Coniston Boating Centreの貸しボート事務所
http://www.lakedistrict.gov.uk/index/visiting/conistonboatingcentre.htm -
鴨も慣れているのか警戒しません。
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シーズン・オフで係留中のヨット
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白鳥が寄ってきましたが餌を持っていませんでした。
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癒しの風景です。
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カモのいる風景
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外壁石積み木造2階建住宅
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イギリスロマン派の詩人ワーズワースゆかりの地、湖水地方のグラスミアの村に
あるジンジャー・ブレッドの店サラー・ネルソン。
有名らしいので土産に買いましたが、正直私には合いませんでした。
赤いチェックの柄の包装紙の普通のショート・ブレッドが好きです。 -
アーチ石橋(ストーン・ブリッジ)
小川に架かるちっちゃなストーン・ブリッジだが、これがみんなの恰好の記念撮影場所になっている。
このミニ橋だが、よく見ると小さな石を一つひとつ丁寧に積み上げて造られており、ただアーチ部分のキーストーンのみがいちばん大きな石となっている。 -
小高い山も登ってみると結構急峻です。
右の流れは小川と言うより沢のようです。 -
二つの湖が上下に見える展望台「サプライズビューSurprise View」
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展望台「サプライズビューSurprise View」での記念写真
2日間の現地ツアーの参加者ですが私は撮影者なので写っていません。
中央左がガイド兼ドライバーです。 -
望遠にすると遠くの湖がはっきり見えます。
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ツアーで知り合った鈴木さんとこの店でフィッシュ・アンド・チップスを食べました。
ビネガーをかけると美味しいと教えてもらいました。 -
途中で立ち寄った町ですがどこか忘れました。
ストーン・サークルの前に立ち寄ったのでケズウィック
Keswickかも知れません。
※ケズウィックに間違いありませんでした。 -
ライオンの宿 OLDE GOLDEN LION INN
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ヒツジは私(1943〜)の親戚です。
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キャッスルリグ Castlerigg のストーンサークルは、湖水地方の町ケズウィック Keswick の近くにあります。
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ストーン・サークルの謎は分かりません。
イギリスではストーン・ヘンジが有名です。
http://inoues.net/ruins/stone_henji.html -
記念撮影
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湖水地方特有の石積みの境界 羊には所有者の色が付いています。
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予定の見学を終え、一路ボウネスに戻ります。
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典型的なイングランドの風景です。
連なる小高い丘を覆う牧草地のヒツジや牛と、点在する町や村は平坦なフランスの景色とは異なります。 -
帰りもオクセンホルムOxenholmeから列車に乗ります。
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オクセンホルムOxenholme駅のホーム
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駅には犬の水飲み場があります。
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ロンドン行きの17:41発Virgin Train。21:17Euston駅着
ノーザン・ラインでエンバンクメント駅前のホテルには10時前に着いた。
二日間の湖水地方の旅は天気にも恵まれ楽しかったが少々疲れた。
おつかれさまでした。ホッ!
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