2010/10/14 - 2010/10/16
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usastreetさん
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この旅最大のお楽しみ満載な2日目。
当初の計画、(朝)万里の長城→(夕方)景山公園で紫禁城の落日→(夜)京劇観劇 の計画が大幅に狂うことに。
観光できるいくつかのエリアがあるのですが、初めての長城なので一番メジャーな八達嶺へ行くことにしました。
北京市街地からはバスやツアーがたくさん出ていますが、夜の予定もあるので安心の火車を利用することにしました。
前日、まさかの火車間引き事件(?!)でいきなり予定の変更を余儀なくされてしまいましたが、夕方に行く予定だった景山公園を日の出に持ってくることで、むしろその後の計画にゆとりができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
早上好!ただいま7時30分。
早起きしたのにモタモタしてしまって、予定時間よりも30分遅い出発。やばいっっっ
お日様が昇ってしまう前に急がなくては〜〜
ホテルから徒歩で景山公園に向かいます。
だいたい徒歩20分ちょっと。 -
着きました。
チケット売り場で入場券を購入します。2元也。
毎日通っている人民のみなさまはICパスをピッとやって颯爽と入場しております。
すでに公園内にはたくさんのグループが運動真っ最中。元気です。 -
朝焼けの中に輝く景山公園。すがすがしい空気が漂っていて、思わず深呼吸しちゃいます。
景山公園は故宮の裏側にある人工の山。
頂上から一望できる故宮の姿を夢見てgogo!
遠回りで緩やかな坂を昇っていけるのですが、何しろ出遅れているので、最短距離で昇れる急な坂(いや階段的な壁)をよじ登ります。
そんな険しい階段でも軽やかな柔軟体操を見せるおじいさん、、タダモノじゃない。さすが武侠の国だ。 -
およそ10分弱で頂上に着きます。
すごい眺めです。広角28mmで撮影しても全部入りません。すごすぎっ
朝日を浴びて黄金に輝いている故宮は、人を黙らせますね。カメラを構えたまま見入っている日本人を余所に、人民たちは柔軟体操にぬかりがない。ずっと喋ってる。
君たちはこの光景の素晴らしさに慣れきっている!うらやましいぞ、このーーー! -
頂上からの朝日。間違えて夕焼けモードにしちゃったのでやけにオレンジ色。
北京の街は朝焼けや夕焼けのオレンジ色がとても似合います。 -
マニュアルに戻しました。
こんな感じの朝を撮ってみた。
本当はもう結構明るくて、人もどんどん増えていて、ゆっくりできる雰囲気でもなかったんだけど。
景山公園は、明が滅びる時、李自成軍が皇帝を追い詰め、時の皇帝がこの公園の槐の木で首を吊って自害したところでもあります。
コンパクトで緑豊かで、時間があればもっとお散歩したい場所です。 -
朝日で心が満腹になったものの、体は空腹になりました。
景山公園を出て故宮の西側の道を下っていくと、小さな小吃のお店がありました。
蒸籠で蒸したてのようです。さっそく中へ! -
小龍包を2つ頼んでみたら、これがオススメとばかりに餃子と饅頭を見せられました。
おなかペコペコだし、じゃあそれで〜*^^*
餃子は味がしっかりついたお肉の餡がめちゃ美味しい。皮は厚めで食べ応えあります。10個入り5元。 -
もうひとつはニラ饅頭。
これ激ウマ! 味は単純なニラとにんにくやと思うのですが、ニラの味が濃い。美味しい。
写真を撮る前に食べちゃったので変な空間があります^^;
10個入り5元。 -
おなかもいっぱいになった!
さあ万里の長城に行きましょう〜 -
上から読んでも北京北、下から読んでも北京北駅です。
待合室は天井が高くて広々しています。
コンビニが入っており、旅のお供のお菓子や飲み物はここで購入することできます。
中国のペットボトル茶はお砂糖が入っているので苦手。スポーツドリンクを購入しました。
考えてみたら、昨日買ったお茶ボトルに作ってくれば良かったんだよ〜
せっかくの中国的遠足なのにバカだ・・(_ _*)・・・シュン -
火車の中はこうなっています。
1等席17元。
上海から杭州に行く時に乗った火車よりも少しコンパクトな感じ。
座席は2×2シートで、回転もできますが4人掛けにはできません。真ん中の足を置くところがありえない狭さになります。
ここでひとつ問題が発生。
前日に切符を購入した時にはわからなかったのですが、座席が通路挟んで2席になっており、連席ではないのです〜><
日本では通常考えられないことですが、前から順番に詰めて販売している中国です。もしかしたら車両が分かれてしまうことだってあり得るんですね〜
わたしたちの続きの席に座った中国人カップルなんて思いっきり列が違ってました。かわいそうに・・・。
席を代わってあげた後、わたしの隣の方に「お席代わってもらえませんか?」って聞いたら、めっちゃ嫌な顔されて、その上ずっと文句言われた(笑)
どうやら友達の隣に座っている女の子のことが気に入らないらしい。理由はよくわからないけど・・・。
まあ、そんなこともあり得るので、火車に乗る時は覚悟しましょう。 -
火車の進行方向から左側では車窓から長城が見えます。すごいです〜 テンション上がる!
約1時間で八達嶺に到着。
小さな駅ですが割と綺麗め。ホームは屋根なし青空タイプ。
しかし中国人、、うるさいな。
火車の中でずーっと食べてるか喋ってるか。パワフル過ぎて真似できない。 -
八達嶺の入場券はICカードです。45元。
入場後、ICカードは回収されて普通のカードを渡してくれます。テレホンカードサイズで意外と立派。 -
今日はお天気も良くて、風も気持ちいいです。
山の木々も徐々に紅葉していて遠足日和。
それだけに人の数も半端ではありません。
日本人は結構すぐにわかります。登山風の格好してる人多し。欧米人はもう少しラフでスポーティーな格好で、結構バテてる人も多い^^;
ここでも中国人民はすごいです。異彩を放ってます。
持ち物からして違う!
果実酒つけるんですか?的なガラスポットにお茶がたぷんたぷん入ってて、もう片方の手にはビニール袋にぎっしり詰まった林檎。
トウモロコシや焼き豚を食べながら歩いている人民もいます。タダモノじゃない・・・。考えられない。こんな急な坂道で、どうしてまともに立っていられるのか?
写真だって変な場所で撮るのは人民と相場は決まっています。すごすぎて尊敬しちゃうよ。
三〜四楼あたりがきつい坂続きですが、そこから先もたびたび厳しい壁がありますので、あなたが人民ではない限り、靴はちゃんとしたものを履いていきましょう。 -
これどの辺だったっけ・・。
あまりにも人が多すぎて、自分のペースで登れない。それが余計にきついです。
人が少なければ女坂は割と起伏もあって楽しみながら登れるでしょう。
ここはまだ階段が見えますが、一番混んでいるところは地面見えなかったです。自分がいま立ってるのかどうかも怪しいぐらい、人の背中しか見えない。 -
途中の楼から写した紅葉。
上に行くほど狭くなっていきます。 -
帰りは四楼から出ている滑車に乗ろうと決めていました。
相当混んでいます。切符を購入して並ばないと、一度列から抜けないといけない羽目になりますのでご注意を。
切符購入から実際に乗車するまで20分は並びました。
片道30元。登りもあります。 -
帰りはスイスイ。めちゃ気持ち良いです。
わりと時間をかけて降りてくれるので、風景も楽しむことができます。
それでも乗車時間は5分程度だと思いますが…。
この写真を最後にカードへの書き込みが不可となってしまい、写真を取れず。。
これから京劇も見に行くのに困るよ〜〜
火車の時間まで1時間半もあるので、歩いて駅まで向かいます。
滑車を降りると広場で露店が出ており、熊楽園もあります。ちょっと臭いですが、熊がゴロゴロしていてかわいいです。(写真撮りたかったよ〜;;)
駅に向かう途中、おなかが空いたので何か食べようということになり、禁断のファーストフード店に向かいます。
上海のマクドナルドが激マズだったので、なんか恐怖症…。
ケンタッキーフライドチキン、スパイシーなチキンで味はまあまあでした。食べられないことはない。
わたしは日本でもKFCは好きじゃないからあまり食べたことないので、こんな味なのかもわからないのですけど…。一緒にいたKeyちゃんは美味しいと言っていたので美味しいのでしょう。
ドリンクをホットティーにして正解でした。意外と体が冷えていたみたいです。 -
SDカードを購入するため、急きょ西単にやってきました。
百貨店なら日本製のSDカードあるだろうと…。
あるにはありましたが高いっ。
この旅一番の出費です。Panasonic 2Gで390元ですよ!!日本より高いっちゅーねん。 -
昨日、場所の下見をした湖広会館に到着。
現地の会社でチケットの手配をお願いしており、待ち合わせ時間は19時。ただ今18時。ちょっと早すぎました。
だいたいどこの業者さんも、ここで待ち合わせをするようです。
劇場の外にトイレがあるのですが、トイレハンターのKeyちゃんによると、ここの外のトイレはとても綺麗なんだけど、扉がないそうです。我ら初のニーハオトイレに遭遇。
綺麗だけど扉がないトイレか、扉はあるけど汚いトイレか・・・悩むところですな。あなたならどっち派? -
建物の中に入りました。
四合院作りの古いタイプの大衆劇場を復元した劇場です。二階席もあります。 -
舞台の上の看板。
この劇場は、玉三郎さんも公演したことがあるそうです。
おもに観光客が訪れる劇場なので、人気作品を上演するらしい。
本日の作品は「閙天宮」
孫悟空が天界で大暴れするお話です。 -
わたしたちは一階のテーブル席を予約しました。お茶、お菓子付380元。
お茶は茉莉花茶。ポットにたっぷり入れてくれ、お湯も継ぎ足してくれます。
足してくれる時の銅のやかんがすっごい可愛い! -
始まりました。
美女〜〜〜
いや、せっかく見るなら美女が出てくる作品を見たかったのでね。孫悟空は好きだけど、今日は1本立てって知ってションボリだったんで・・・。翌々日は、同じ作品+覇王別姫って知って、ダブルショックで・・・(_ _*)・・・シュン
美女の登場万歳! -
「閙天宮」
斉天大聖になった孫悟空が、天界の桃園の管理人になります。
或る日、天界で開催される宴に自分が招かれていないことを知って腹を立てた孫悟空が、宴に出される不老長寿の桃やお酒、神様になれる金丹までも盗み食いして逃げちゃいます。
この大暴れを知った天の帝が、部下たちに孫悟空を捕まえてこいと命じるのだけど、軽くあしらって撃退してしまう孫悟空のユーモラスな物語。
ただいま盗み食い中の孫悟空。 -
本日第一の美女発見!
かわいい。ひときわ美しい〜〜〜
二人出てくる綺麗どころのひとり。
白い衣装の美人は月孛星君、赤い衣装の美人は紅鸞。 -
白い美人の月孛星君の右側、ピンク色の小さい人が哪吒という少年の神様。
杭州で購入した“哪吒闹海”っていう工芸茶の神様だ〜って思ったのでした。
わっかと槍で孫悟空と戦う(遊んでもらう?)シーンがなかなかの見せ場です。
ほかに火を噴く大きい神様、巨霊神の結構ギャグっぽい雰囲気や、動きまくる孫悟空の華麗なアクションは、話の内容を知らなくても楽しめる作品だと思います。
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