1996/06/12 - 1996/06/16
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yamada423さん
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イタリア トリノの街並みで印象的だった回廊
今回は1996年6月に、出張でヨーロッパ(伊、仏、独)の自動車メーカー数社を訪ねた時に撮った街並みや公園などの写真を紹介します。自動車会社の研究開発部門のエンジニアとして、いろいろな意味での技術交流の一環で出張したため、普通の観光地らしい賑やかなところはありません。
しかし観光旅行では経験することのできない場面も幾つかありますので、あえて旅行記として取り上げることにしました。
当然ながら、技術交流の場面に関連するところは省いてあります。仕事が終わった後のoff buisinessの交流場面だけは掲載しました。
イタリア北部の工業都市トリノは2006年冬のオリンピックで荒川静香が金メダルを取ったことで記憶に新しいと思います。
フィアットの本拠地で企業城下町の一面も有ります。パリ経由で深夜に到着し、翌日午前中にフィアットを訪ね、翌早朝出発という慌ただしい日程でした。
街の印象は、歴史を感じさせる一般的な住居用建物の一階部分の道路側はゆったりした幅の回廊がめぐり、ロンドンやパリの街並みとは異なる趣を感じました。
街では英語が殆ど通じなくて、ホテルへの帰り道に迷った時には本当に困りました。ホテルカードなどは必携です。
フランス東部、アルザス地方の中心都市ストラスブルグではGMの変速機工場を訪ねました。旧市街は一周4Kmほどのライン川に通じる運河に囲まれ、水の豊かさが身近に感じれます。
運河の東外側にあるオランジュリー公園(日比谷公園より少し大きい)では噴水や自然のままの姿の巨木が点在する芝生(草叢)で憩う人々が羨ましく思えました。(こちらはタイトな日程で出張なのに)(イタリア、フランス、ドイツの前半編)
出張旅行の後半は、シュトットガルトの後半とパリです。この時に訪ねたダイムラー社(ベンツ)の人たちとの丘の上のブドウ畑でのワインパーティやベンツ・ミュージアムの歴史的名車を紹介します。
夕日とワインとでピンクに染まった人々との談笑は一生忘れがたい楽しい思い出です。
「ヨーロッパ出張②シュトットガルトのベンツとパリ」
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10467662/
CONTAX RX Planer 1.4/50 (FUJI COLOR)1996.6
2014年10月、南仏エクサンプロヴァンスに住むフランスの友人夫妻とフラミンゴ渡来地で知られるカマルグを訪ねたおり、教会の屋上で出会った夫妻と、お互いに何処から来たかを話したところ彼らはイタリア人で、私が元自動車会社でトリノのフィアットへ行ったことがあると言ったら、トリノ工科大学http://www.polito.it/
出身だと教えてくれた。
一緒に撮った写真です。
http://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/38/11/31/src_38113141.jpg?1429590367
http://4travel.jp/travelogue/10999512
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 航空会社
- エールフランス
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イチオシ
トリノ市内の建物をめぐる回廊
いかにも豊かな繁栄の歴史を感じさせる。
ここに椅子を並べたカフェで憩うには蒸し暑い気候でした。西アルプスの南の麓にあるこの街は地中海気候の影響も受けているように感じた。 -
観光地ではないため街に華やかさは感じられなかったが、ここが繁華街とどのような位置関係かなどは全く知識がない。調べるような観光旅行ではなかった。
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この住宅(アパルトマン)を見ると4階+屋根裏部屋といった感じで、ここにも回廊が見られる。
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この写真を見るとトリノが山の麓の町であることがわかる。トリノの東北東100Kmにはミラノが有り、その北60Kmにはコモ湖などが有名な湖水地方がある。
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ごく普通の街の風景
ここの路面は今でも(と言っても14年前)花崗岩の石の舗装である。
横断する人の姿勢のよいのには感心する。 -
トリノ市内の小さな公園
樹木の枝を切ってはいけない、という決まりがあるかのように自然のままにのびた樹が点在する。 -
フランスストラスブルグの大聖堂前のレストラン・カフェで憩う人々。
日差しが強くて眩しそう。 -
前の写真と同じレストランのある建物全景。
左の黒く見えるところは4階までレストランで、その他は一般的なアパート。
日中はコントラストが強すぎて、このような写真は好んでは撮らない。
黒く見える建物はカメルゼル邸maison Kamemerzellで1571年に建てられたルネッサンス様式の建物。 -
石畳に覆われた旧市街西端のプチ・フランスを走る観光電気列車。
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イチオシ
アルザス地方にはこのような木組み構造(ハーフティンバー)がわかる独特な建物が見られる街がいくつかある。コルマールなどもそうだ。
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ストラスブルグの旧市街はライン川につながる一周4Kmほどの運河に囲まれている。
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運河を半周するディナー・クルーズの折り返し点
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ストラスブルグの運河のディナー・クルーズ船にて
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運河を半周するディナー・クルーズの折り返し点に係留されたボート
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ディナー・クルーズ船の船長のファミリーです。
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イチオシ
セントポール教会(Eglise Saint Paul)の壁面が残照に輝いて美しい。 噴水が涼を誘う
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日が傾き直射日光から解放された前出のレストラン。
屋内に明かりがともり始め、私が一番好きな時間帯になった。趣がまるで違い、いわゆるhappy hourが始まる。
黒く見える建物はカメルゼル邸maison Kamemerzellで1571年に建てられたルネッサンス様式の建物。 -
オランジュリー公園の入り口に続く道
ロアール地方のシュノンソー城に向かう道とイメージが似ています。
勤続25年記念旅行?パリとロアールのお城 Paris 1995
http://4travel.jp/travelogue/10465837 -
運河の東外側にあるオランジュリー公園(日比谷公園より少し大きい)の噴水
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オランジュリー公園の木の影が芝生に落ちる、木洩れ日模様
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印象深かったのはかずかずの巨木です。枝を払わずに自然のままに育てた(放置した)各種樹木は樹高と枝の広がりが等しいほどに恰幅よく成長していました。
人間も自由に成長する環境に置かれればこのような幅広い(知識・教養・能力など)人物に成長するのであろうとの感慨を深めました。
後日新宿御苑でもヒマラヤスギの巨木を目にしたとき同じ思いでした。 -
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オランジュリー公園の木々は自然のままに育ち豊かさを感じる。
日本では見たことがない暗赤色の大木がヨーロッパではよく見かけますが、
樹木名を誰かご存知でしょうか。 -
オランジュリー公園の北にある欧州議会の建物。
この近くの住宅街でイタリア領事館を見かけました。 -
満開のバラの花もコントラストが強すぎて綺麗な写真にはならなかった。(言い訳ですが)
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公園の池に架かる橋
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公園の池でボート遊びをする家族
親子の楽しげな会話が聞こえてくるようだ -
旧市街の西の端にある元の漁師村が、今は人気のスポット プチ・フランスpetit franceと呼ばれる地域になっている。この運河に面した欄干にも花いっぱいのプランターが掛けてある。
このときの印象が忘れられず、2006年の秋に再び訪れました。
2006フランスの旅
②http://4travel.jp/traveler/810766/album/10499699/
①http://4travel.jp/traveler/810766/album/10498571/
③http://4travel.jp/traveler/810766/album/10500245/ -
プチ・フランスの水路の向こう(東方向)にはストラスブルグ大聖堂の塔が見える。
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ストラスブルグ駅から列車でライン川を渡り、ドイツのシュットットガルトに向かう。土曜日にストラスブルグ市内を観光した翌日の朝で、同行の出張者はパリやル・マンに向かったため一人旅となった。
途中で南ドイツの有名な温泉保養地バーデン・バーデンを通り、シュットガルトまでは約3時間だった。 -
バーデン・バーデン駅のホーム
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ストラスブルグから乗ってきた列車が昼ごろにシュトットガルト駅についた。
旅行者の多くがリュック姿であったが、出張の私はスーツケースを転がしていた。 -
シュトットガルト駅からタクシーで10分もかからないインターコンチネンタルホテル。昼食に食べたホワイトアスパラガスは季節を感じさせて美味しかったのを覚えている。
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イチオシ
シュトットガルトの公園の珍しい形の噴水
上を覆う樹はナツメ(棗)で、小粒のオリーブほどの大きさの熟した赤い実を子どもたちが採って食べていた。
木陰で憩う人々が小さく見える。 -
シュトットガルトの公園
緑豊かな木陰で憩う人々 -
シュトットガルトの駅近くの建物の屋上にはベンツのシンボル・マークであるスリー・スターが見える。さすがにベンツの本拠地と言った感じ。
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シュトットガルト駅前を往く人々
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駅の近くの公園に植えられた真っ赤なゼラニウム
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おどけたポーズを作る男の子
近くの芝生で母親が見つめていた。 -
白鳥が水辺で子育て出来るのは、野良犬や野良猫がいないためでしょうか?
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ラベンダーに似たうす紫の花が満開で、見る人の心を癒してくれる
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