岐阜の円空仏

2010/05/29 - 2010/05/30

岐阜で円空仏を巡ってきました。（羽島市）円空資料館内の中観音堂→（羽島市）薬師寺→（高山市）千光寺円空仏寺宝。岐阜には、この他にも沢山の円空仏があるそうです。

エリア 羽島(岐阜)

• 交通手段: 自家用車

岐阜羽島円空資料館内の中観音堂。「円空上人生誕の地」に建てられた資料館で本尊の十一面観音像をはじめ17体の円空仏（県重要文化財）が展示されています。隣接して「円空上人産湯の井戸」があります。

中観音堂の円空仏は写真を撮ってもよいのだそうです。もちろん「仏さんの写真を撮ってもよいですか？」と聞いてから撮影しました。十一面観音像。

不動明王像。

鬼子母神像。

観音像。

向かって左が聖徳太子像。現在、大黒さんは町の展示会に出張中だそうです。

資料館の中の、こちらの円空仏は本物だそうです。ケースの中に数体、展示してありました。金剛童子像と呼ばれている像。

資料館の円空仏はほとんどがレプリカです。案内してもらったじいちゃんがもの凄く雑に扱う姿が笑えるのでした。

中観音堂から車で3分ほどのところにある薬師寺。薬師如来像をはじめ、9体の円空仏（県重要文化財）が安置されています。

こちらの薬師寺の薬師三尊像と護法神像は、円空上人初期の作品の内でも最も優れたものだといわれています。こちらは当然のことながら撮影禁止です。

千光寺は、約1,200年前に弘法大師の10大弟子の一人真如親王によって建立されましたが、永禄７年の武田軍の飛騨攻めの時焼け落ち、後の飛騨国主となった高山城主金森公が再建したのが現在の堂宇であり、高野山真言宗の修禅観法の道場として山岳仏教の古風を伝えます。

円空仏寺宝館は、円空の作品が約60点展示されており、円空と千光寺の関わり合いを知ることが出来ます。