2010/05/06 - 2010/05/15
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funasanさん
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朝7:30、MSCスプレンディダはバルセロナに入港。天気は回復し雲ひとつない青空が広がる。今日は素晴らしいバルセロナ観光が期待できる。しかし、出港は14:00と早く、最終乗船時刻は13:30。朝8:30には下船しバルセロナ観光に飛び出す。
写真:早朝のMSCスプレンディダ
私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/
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旅に出ると目覚まし時計が鳴る前に目覚めてしまう。朝6:00、バルコニーに出てみると水平線(写真)が赤く染まっている。朝焼けだ‥‥。
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防寒用のウインドヤッケを羽織って一人で展望デッキ(写真)へと急ぐ。妻は熟睡中。
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素晴らしい日の出(写真)だというのに、展望デッキの人影は少ない。ほとんどの客は遊び疲れて未だ夢の中か?
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今日の日の出は6:37,水平線上に朝日が見えてきた。しかし、早朝のデッキは寒い。
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カフェテリア(朝6:30より営業)でカップに熱々のコーヒーを注いでデッキに立つ。進行方向に港が見えてきた。バルセロナ入港は近い。
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そして、地中海から真っ赤な太陽が昇る。荘厳な日の出(写真)。熱いブラックコーヒーを飲みながら豪華客船の展望デッキで日の出を見る。こんな幸せはない。
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朝焼けのバルセロナ(写真)。MSCスプレンディダは非常にゆっくりとバルセロナ港に入港する。
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朝7:00には、妻を起こしてカフェテリア(写真)へ朝食を食べに行く。今日は忙しい。
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朝7:30、バルセロナ入港完了。展望デッキから眺めるバルセロナ(写真)は輝いている。
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MSCスプレンディダ最後尾の展望デッキにある「ゼン・エリア」(写真)。ガウディを連想させるタイル張りのプール・ジャグジーがある。
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ゼン・エリアのプールサイドから「モンジュイックの丘」(写真)を見る。モンジュイックの丘にある絶景のカフェテリアに行って港に停泊するMSCスプレンディダを眺める。これが今日のバルセロナ観光のフィナーレ。
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朝8:30,バルセロナ観光に出発。下船すると、クルーズターミナルにはツアー用の大型バス(写真)が何台も停まっている。今回もツアーには参加せず、妻と二人で自由にバルセロナを見てまわる。
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クルーズターミナルでタクシーに乗り「ゴシック地区」に近いライエタナ通りで下車する。正面に凄い建物(写真)があったので中に入ってみる。
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中に入ってみると天井壁画(写真)が見事で宮殿の様な雰囲気がする。この建物は中央郵便局であった。普通に郵便局として営業している。参った!さすがスペイン‥
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ライエタナ通りを港からゴシック地区方面へと歩く。この通りにはパリやウイーンの街と比べても遜色のないくらい立派な建物(写真)が並んでいる。
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我々にとってバルセロナ訪問は2度目で、前回はガウディの足跡を中心にバルセロナ観光をした。よって今回は非ガウディの見所をまわる。装飾が見事な建物(写真)が続く。
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中央郵便局からライエタナ通りを北に500mくらい歩いていくと、左手に突然古い城壁のような建物(写真)が現れる。これは15世紀に建てられたカタルーニャ・ゴシックの貴族の館で現在は「市歴史博物館」になっている。
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「市歴史博物館」前は小さな緑地になっており、その一角に宮殿のような高級マンション?(写真)が建っている。1階はカフェ。
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ゴシック地区の中心「カテドラル」(写真)に行く。この大聖堂はバルセロナが隆盛を誇っていた13〜15世紀に建てられたもの。
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カテドラル内部(写真)に入る。建築年代が古いせいか内部はそれ程華美ではない。正面の中央祭壇の前で祈りをささげる(実は休憩)
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カテドラルに対面して立派な建物(写真)が並ぶ。この中にホテル「コロン」があり、内部見学をしてトイレを借りて出てくる。(私のよくやる裏技)
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カテドラルの裏側に何の変哲もないスペースがある。ガイドブックを読まなければ通り過ぎる場所だが、ここは由緒ある「王の広場」(写真)。正面が王宮で、右の四分円の階段は「新大陸到達の航海からもどったコロンブスが、イサベル女王に謁見するために上った階段」という。
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再びライエタナ通りにもどり、北に進む。相変らず豪華なビル(写真)が立ち並ぶ。この先を右折する。
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狭い路地のような場所に「カタルーニャ音楽堂」(写真)がある。20世紀初頭のバルセロナで、ガウディ以上に名声を博した天才建築家「ドメネク・イ・モンタネール」の傑作。
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カタルーニャ音楽堂(写真)は現在もコンサートホールとして使われている。音楽堂内部も凄いらしいので見学しようと試みたがだめだった。
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音楽堂から少し東方向に歩いていくと「カタルーニャ広場」(写真)に出る。ここはバルセロナの街の中心となる場所である。
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カタルーニャ広場の周囲で見つけた面白い建物(写真)
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街の中心カタルーニャ広場から、港の中心コロンブスの塔まで一直線に「ランブラス通り」(写真)が伸びている。新緑のプラタナスの並木が美しい。それにしてもすごい人出だ。今日は5月10日、月曜日の午前中。この群集は観光客?地元の人?
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カタルーニャ広場から地下鉄に乗って「エスパーニャ」(スペイン広場)で下車。ここから少しモンジュイックの丘方面に歩くと、壮大なる建築美を誇る「カタルーニャ美術館」(写真)が見えてくる。これは感動もの‥‥。
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カタルーニャ美術館まで上り、振り返ってバルセロナ市街を眺める。ここは中世のキリスト教美術を一同に集めた美術館で世界でも例がないという。時間がないので素通りしてモンジュイックの丘を登る。
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ここからが大変だった。モンジュイックの丘は広くて道も曲がりくねっている。徒歩ではとても時間がかかる。写真:モンジュイックの丘より見たバルセロナ市街とサグラダ・ファミリア聖堂
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前回のバルセロナ観光の時に見た絶景のカフェテラスにたどり着く時間がない。丘の上なのでタクシーも来ない。あきらめてゴンドラ駅(パルク・モンジュイック駅)前でタクシーを待つ。かなり待ってやっと来たタクシーに乗って船(写真)に帰る。
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午後1時頃、我が家(写真)に到着。やれやれひと安心!最終乗船時刻13:30には間に合ったが、万一、モンジュイックの丘にタクシーが来なかったら?寄港地の自由観光は無理は禁物!
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部屋で一休みしてから夕食時間まで夫婦別行動を取る。妻は室内プール・ジャグジーへ、私はバー・ラウンジ巡りへ。デッキ6にあるラペルティーボ・バー(写真)の窓側の席でくつろぐ。
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デッキ6のラ・ピアツェッタ(写真)はいつも賑わっている。菓子パン、チョコレート、アイスクリーム、コーヒー等を売っており、いつでもティータイムがとれる。
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営業時間は朝8:00から深夜1:00までと長く、夕方17:45からは2名交代でピアノ独奏、ピアノ&歌のライブ演奏がある。これも楽しみ。
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ラ・ピアツェッタのラウンジ席(写真)がいい。ここは非常に気品がありいつもすいている。
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思い切ってダンスレッスン(写真)にも参加してみた。デッキ6最後尾にある立派なダンスホール「ザ・アフト・ラウンジ」では毎晩様々なダンスレッスンが行われている。
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そして、今夜のドレスコードは「フォーマル」。私はダークスーツ、妻はイブニングドレスに着替えてメインロビー(写真)に降りていく。
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黒いイブニングドレスに身を包み、きらびやかな階段を上る妻の後ろ姿はまるで女優「黒木瞳」‥‥。
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フォーマルの夜は実に華やかで、日本ではありえない非日常の自分を演じれる。ディナーまで少し時間があるので、「女優さん?」とピアノバーに行く。
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本日はガラ・ディナーと称して特別メニュー(グレードアップ)のようである。いつものように、妻とシェアして多種類の料理を味わう。前菜?フェンネルとパルメザンチーズのフラン(カスタードプディング)クリームソース
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前菜?マカジキの燻製とディル(ハーブの一種)ヨーグルトのきゅうりサラダ(写真)‥‥実に美味い‥‥
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本日のサラダ、スープ、リゾットと続き、メイン料理?ラム肉のグリル ハーブソース(写真)‥‥実に美味い‥‥
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メイン料理?の変わりにベジタリアン料理として「野菜のてんぷら」(写真)があったので注文してみる。悪くない。Good.
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デザート?「ガトーオペラ、チョコレートとコーヒ−のケーキ」(写真)Good
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ノーシュガー(果糖使用)のデザートとして「スワン・シュークリーム」(写真)見事な白鳥で食べるのはおしい‥‥。
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夕食後フォーマルウエアーのままシアターに行く。今夜はショーのはじまる前に船長とシニアオフィサー(写真)の紹介がある。一人づつ名前が呼ばれステージに現れる。拍手!
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最後にキャプテンが登場し、ひときわ大きな拍手がわきあがる。船長「マッティア・マンツィ」(写真)の挨拶
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この旅行記へのコメント (5)
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- ponchanさん 2010/05/22 13:06:24
- 初めまして
- 初めてお邪魔させていただきます。素敵なクルーズの旅行記とても参考になります。
実は6月3日から同じクルーズを予約しています。
友達と二人で出かけます。
なにか、特別なご助言がありましたら、是非お知らせください。
ヨーロッパは年1、2回行ってますが、クルーズは初めての経験なので、少し不安です。
それでは、次のアップを楽しみにしています。
- funasanさん からの返信 2010/05/22 13:54:48
- RE: 初めまして
- Ponchanさん
はじめまして。
私のクルーズ旅行記がお役に立てて光栄です。
以下、気がついたことです。
?乗船すると「MSCスプレンディダへようこそ」という日本語の船内案内(21ページ)がもらえます。これを読めば船内生活がだいたい分かります。
?毎日客室に届けられる日本語の「船内新聞」に様々な「その日の情報」が載っています。特に、レストラン、ラウンジ、エンターテイメント、等の情報をしっかりつかんで、その日の遊びのプランを立てるといいです。
?MSCスプレンディダには日本人スタッフの「節子さん」がフロントにいます。分からないことがあったら遠慮なく聞きにいくといいです。彼女の勤務時間は船内新聞に載っています。
以下、私の個人的お願いです。
?有料レストラン「ロリーボレストラン(地中海料理)」に行き、ピアニスト「ルカ・グアルカ」さんのピアノ演奏を聴いてください。(彼が居たら)
M.funahashiから聞いたと言ってもらえればありがたいです。
?MSCスプレンディダの図書室に私の出版した本「熟年世代に送る、安くて豪華に旅する方法」(舟橋栄二著)が寄贈してあります。お暇な時にご覧ください。
では、よい船旅を!
funasan より
- ponchanさん からの返信 2010/05/22 14:19:38
- RE: ありがとうございました
- 貴重なアドバイスありがとうございました。
地中海レストランには行くつもりでしたので、楽しみです。
そして、ピアノ演奏、聞けるといいですね。その時はfunasanからの推薦だと話します。
本も出版されているんですね。ぜひ、読んでみたいです。
いろいろ楽しみと不安でいっぱいですが、満喫するつもりです。
お天気に恵まれるいいんですが。
- ponchanさん からの返信 2010/07/05 10:05:06
- RE: 楽しかったです
- 連絡が遅くなりすいません。6月からのクルーズから戻ってきました。funasanのアドバイスもあり、快適に船上生活を楽しんできました。また、機会がありましたら、是非行きたいと願ってます。これからも楽しい旅行記楽しみにしています。
ありがとうございました。
- funasanさん からの返信 2010/07/07 11:23:41
- RE: RE: 楽しかったです
- お帰りなさい。
クルーズは楽しめましたか?
地中海クルーズは寄港地が多くて非常に忙しいです。
本当にクルーズの醍醐味を味わうには
「寄港地のない日が多い」クルーズを選ぶ必要があります。
できれば一日おきに「寄港地」「洋上のクルーズ」があれば
優雅な船旅が実現します。
次回のクルーズの参考にしてみてください。
では、また。
funasan より
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