2010/05/06 - 2010/05/15
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funasanさん
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MSCスプレンディダはチビタベッキアを19:00に出港し、翌日の朝8:00にジェノバに入港。寝ている間に次の寄港地まで移動してくれるクルーズは実に合理的である。
写真:客室のバルコニーからの眺め
私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/
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朝6:00起床。バルコニーに出てみると夜が明けかけている。もうじっと寝ておれない。早速、一人で展望デッキ(写真)に出かける。
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今日の日の出は朝6:05の予定であるが、東の空には雲が覆い太陽は見れない。残念。誰もいない展望デッキ(写真)を歩く。
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デッキ14にある屋外プールと同じフロアーに並べられた多数のテーブル(写真)。昼間、お客が散らかしたゴミや汚れは夜の間に掃除され、朝には綺麗に整頓されている。
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客船が寄港地へ入港するシーンは感動ものである。まだ見ぬジェノバ(写真)の風景に期待を寄せて展望デッキに上る。
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小高い丘へ階段状に建物が連なるジェノバ(写真)は美しい街である。これは期待が持てる。
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早めにビュッフェレストラン(写真)に行き、朝食を済ませる。MSCスプレンディダには3000名以上の乗客が乗っているので朝食レストランは大混乱するかな?と思ったがそれ程でもなかった。
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カフェテリア「ボラボラ」の入り口付近は混雑しているが、船の後方に行けば行くほどお客は少なくなり、窓側の席に座って静かに食事を楽しめる。写真:ジェノバ港
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9:30下船してジェノバ観光に出かける。この日はツアーに参加せず妻と二人でジェノバ市内を見てまわる。まずは、バルビ通りにある王宮(写真)に行く。参考:ジェノバ歴史地区観光ツアー代金一人32ユーロ(約4000円)を節約し、自分の足でまわる。
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王宮の外側は質素であるが、内側(写真)は色彩も鮮やかで外側との対比が面白い。
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ここは17世紀に建築が開始されたバルビ家の大邸宅(写真)で、1830年頃にサルデーニャ王のサヴォイア家の住まいとなったため、王宮と呼ばれている。
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王宮(写真)の内部に入場してフレスコ画で装飾された「鏡の間」、玉座が置かれた「謁見の間」等を鑑賞する。
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王宮の前に教会があったので入ってみる。教会内部(写真)の装飾の豪華さにびっくり。シーンと静まりかえった教会は荘厳な雰囲気がする。
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王宮の斜め前に「大学宮殿」(写真)がある。昔の宮殿を大学として使っているもので、学生さん達が部屋で勉強している。
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その脇の廊下や階段を勝手に通って屋上(写真)まで見学に行く。
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バルビ通りの終点には大きな教会「アンヌンツィアータ教会」(写真)がある。
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実に立派な教会で内部(写真)も凄い。徒歩での観光は疲れるので天井壁画を眺めながら少し休む。教会は天然クーラーのきいた無料の休憩所である。
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次に小さな商店やカフェテリアがある静かな「カイローリ通り」(写真)を歩く。妻はヨーロッパの古い街が大好きなので、足どりも軽くご機嫌である。
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カイローリ通りから5分も歩けば、ジェノバの繁栄の象徴である「ガリバルディ通り」(写真)に至る。ここには豪華な宮殿群が集中している。
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ガリバルディ通りにある「白の宮殿」(写真)。16世紀に建築され18世紀にバロック風ファサードや中庭が造られた。
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ガリバルディ通りにある「赤の宮殿」(写真)。17
世紀後半、ブリニョーレ・サーレ家の兄弟によって建築された。 -
ガリバルディ通りにある「トウルシ宮」(写真)。現在は市庁舎として利用されている。今まで歩いてきたジェノバの一帯は「レ・ストラーデ・ヌオーヴェとロッリの邸宅群」として世界遺産(文化遺産)に登録されている。
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ジェノバの中心地「フェッラーリ広場」(写真)まで足を延ばす。5月の青い空に噴水の水しぶきが心地よい。正面の黄色の建物は「ドウカーレ宮殿」の裏側。
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フェッラーリ広場の前に建つ「アカデミア宮殿」(写真)。今日は5月8日の土曜日なので人がいっぱい広場に集まってきている。
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ドウカーレ宮殿の正面(写真)前の広場にはマーケットが立ち並び、チーズ、ハム、フルーツなどの食品の展示販売をしている。地元の人に混じってチーズ・ハムの試食をする。うまい。
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サン・ロレンツオ教会(写真)は素晴らしい。キリストが最後の晩餐に使ったといわれる聖杯が宝物殿に収められているという。
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サン・ロレンツオ教会の正面(写真)は黒と白の大理石で出来ており不思議な重厚感がある。
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最後にドーリアの館とサン・マッテオ教会(写真)まで見学してジェノバの歴史的建造物巡りを終了する。
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ジェノバの中心フェッラーリ広場からクルーズターミナルまで再び建物見学をしながら歩いて帰ってきた。徒歩観光4時間半。疲れた〜。14:00 MSCスプレンディダに乗船。
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我々夫婦は出来るだけお金を節約して、寄港地では食事をとらないことにしている。船に帰れば豪華なランチ(写真)が待っている。さあ、食べるぞー
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デッキ14のカフェテリアは12:00〜16:00まで、ランチバイキングがオープンしており、午後まで寄港地観光して帰ってきてもランチに間に合うようになっている。デザート類(写真)も沢山あるので自然に体重は増えていく。
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寄港地観光しなくてもクルーズには遊びがいっぱい。MSCスプレンディダには室内プール(写真)がある。天井は移動式のサン・ルーフになっているので暖かい。
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しかし、プールの水温は低く、私の体感温度からすると冷たすぎる。ひと泳ぎしてすぐにプールサイドのジャグジーで体を温める。ジャグジーは国際交流の絶好の場、気楽に外人に声をかけよう。
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屋外プールサイドのステージではインストラクターがエアロビの指導をしている。男も女もレッツ・トライ。
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メインロビー(写真)中央のステージでは夕方5:45
からライブ演奏がはじまる。 -
ピアノ四重奏の「ハーミテージ・カルテット」(写真)の演奏がいい。特に、ヴァイオリニストの技巧が素晴らしい。しかし、メインロビーはいつも人が集まり話し声でうるさい。折角の名演奏も台無し。残念!
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「Los Paraguayos」(写真)の陽気な音楽もある。両方の楽団が交代で出場しライブ演奏は深夜1時まで続く。
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17:15から全員参加の避難訓練に参加して客室(写真)に帰ってくる。朝から夕方まで良く遊んだ。熱いシャワーを浴びてバスローブに身を包みベッドに倒れ込む。気持ちいい〜。
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18:00 MSCスプレンディダはジェノバを出港し次の寄港地マルセイユ(フランス)に向かう。天気が回復しバルコニーから見る海(写真)が青い。
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メインダイニングのディナーは2回入れ替え制で、1stシーティングは18:30から、2ndシーティングは21:00からスタートする。写真:夕陽がバルコニーを照らす
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我々はディナーの前にゆっくり休養し、海に沈む夕陽も楽しむために2ndシーティングを選択。
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今日のサンセット(写真)は20:37と遅い。午後8時頃になると空がピンクに輝き出す。
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遠くに豪華客船(写真)が見える。地中海に沈む夕陽とクルーズ船、絵になる風景に満足する。
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客室のベッドで十分休養し、お腹を空かせてダイニングルームに行く。本日の前菜は「生ハムとカンタループメロン」(写真)を選択。メロンはとろけるような甘さがありデリシャス、生ハムは少し塩が効きすぎている。
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スープは「ミートコンソメスープ」、昨日のリゾットが美味しかったので今日も「アスパラガスのリゾット」(写真)を注文。Good.
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メイン料理に妻は「カレイの衣付きハーブ焼き」(写真)を注文。
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私は「鶏胸肉のマルサラソース」(写真)を注文。妻とシェアして味わったが両方ともGood. 最後に、デザートとして「ダブルチョコレートパフェ」と「本日のアイスクリーム」連日連夜フルコースディナーが味わえるクルーズは美食家にはたまらない魅力では?
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ディナー終了は22:40頃。眠たい目をこすりながらシアター(写真)に行く。23:00開演。言葉不要の素晴らしいショーが見れるので、これは外せない。
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夜の展望デッキ(写真)を散歩して深夜0時頃客室に帰る。朝から夜まで遊び続け、食べまくりで体の疲れがピークにきている。ベッドに入って熟睡である。お休みなさい。
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