2010極寒の岩手　盛岡・台温泉、そして遠野

2010/03/08 - 2010/03/09

昨年訪れた台温泉
やどの料理に惚れて、今年も行くことにしました。

じゃあ、一日目に盛岡へ行ってみよう。
それで宿に泊まった後は、帰る前に民話の里・遠野へ行ってみよう、ということになりました。


食べて
歩いて
鼻たれるくらい寒くて　そんな3月上旬の旅でした。

エリア 遠野(岩手)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JR特急 徒歩

市内循環バスに乗って、まずは石川啄木の新婚当時の家に行ってみました。入場は無料です。

が、ひたすら寒かったです。むかしは暖房などもそろってなかったろうし、大変だったでしょう・・・それで昔は結核でなくなる方も多かったんでしょうね。

同じく啄木の家

雪が積もってるし・・・　でも大分前のものらしかったですね。前年は積もりまくってブリザードまで吹いたらしい、と言うのに比べると天国です。

啄木見学が終わったら、ふらふらと人の居るほうへ・・・

ふと見つけた焼肉やさんに突入。
お腹も空いてたし、寒いし。これで前沢牛堪能しようかね。

土地土地の習慣がありますので、ちょっとびっくり。

いきなりキムチ、たまご、たれと皿、そしてもやしの和え物が出てきます。

たまご？　と思ったけど、後でしょうゆ卵にしてご飯に掛けて食べました。

生きてて良かった、と思いながらおいしい焼肉を堪能しました。

私たちが入店したときは2組目だったけど、10分程度であれよあれよと言う間に満席。ふー決断早くてよかったぁ。

と、いうことで寒さをこらえて台温泉のお宿へやってきました。

岩手って車借りて回らないとダメだね、今度そうしよう、と話し合いました。でも市内でおいしいせんべいたくさん買ったもんね。

お宿は、台温泉の松田屋旅館本館です。炉端でご飯は我が家だけ！　それを狙って日曜泊にしたんですもの。ウフフ。

炉端で食事、を謳う旅館は割りとありますが、ほとんどは2点ほど炙ったものを配られて終わり。

が、ここは違います。じつはほぼ炉端で焼くものばっかりなんです。このお皿のほかにも岩手のブタ肉、もち、お魚を焼いて、ひっつみ汁とご飯とデザート。
お腹空かせていかないと、悔しい思いをします。

なんか食べ物の写真ばかりですね。これは朝食です。別館で頂きました。

お部屋は狭くてなんてことないし、アウトトイレ（廊下）。笑。寒くて夜はあまり行きたくないくらい。
でもお湯がいいし、なんたって炉端がいいし、また行くと思います。

スタッフのオバちゃんたちも、自然なやさしさでいい方ばかりですし。

台温泉の町並み。

すぐ隣に花巻温泉があり、奥には鉛温泉もあり。特に花巻温泉は大規模なホテルばかりですが、ここは小さくて静かです。

そういうのが好きな人にはうってつけでしょうね。ただし、バスの便が少ないので計画的にいかないといけません。

松田屋本館ロビー

国内旅行はたいてい自分ですべて手配しますが、飛行機と違って新幹線は早く買っても安くならないので、JRのツアーを使いました。

民話の里、遠野へやってきました。

一言で言うと、遠野も車借りないとダメだと思います。うちは時間もなかったのでなんとか見ちゃいましたが、駅から徒歩圏だと超寒いだけで疲れます。


これは「とおの昔話村」です。面白かったですけど、すごーーく寒かったです。（それしかないのか、という感じですが）
ビデオを見るところがあって、そこはあかあかとストーブが焚いてあって、しばしオットと2人で温まりました。

ここは柳田国男氏の定宿をそのまま生かしたつくりだそうです。

そういうの聞くと、ありがたい感じがすごくします。
ひな飾りもきれいです。

ところで「遠野に行った」と軽く書きましたが、花巻から40分？くらい掛かるし、本数が凄く少ないので、電車で行くなら計画性が大事です。

階段箪笥

こういうの大好きなんですよねえ。
実は前日、盛岡で「岩谷堂」のたんすショールームを見学させてもらったんです。そしたらお姉さんが、「3月後半には家具市をやるんで、安くなるんです」とおっしゃってました。次回は3月後半に行きます！

もうまた食べ物になっちゃいました。
ほかにもちょこちょこ遠野はみたんですけど、写真がないだけです。

寒風吹きすさぶ中、オットと2人、ジンギスカンで有名な「あんべ」さんへ。駅から徒歩圏です。
入ったらうちだけでしたけど、またあっという間にお客さんで満席。

フフフ

ここは、基本ランチでもジンギスカン食べない人はないらしく、座ったらオーダーする前にジンギスカン鍋がデン、と置かれます。

あー美味しかった♪


ここで今回の旅行記は終わりです。
次回は車借りようっと・・・