大町市の廃村「槍平（旧八坂村）」探訪

2009/12 - 2009/12

　大町市旧八坂村にある廃村「槍平」を訪れました。

　山間地にある集落「槍平」は1627年（寛永12年）に新田開発を目的として設立された村で、最盛期には枝郷も含め200名近い方が暮らしていました。
　しかし、1976年（昭和51年）に旧八坂村の集落整備事業により、家屋の所有権が放棄され、住民の方々は平地に移転してしまいました。

　また、長い歴史を物語るように路傍にはバラエティに富んだ石仏を見ることができ、なかなか楽しい場所です。

エリア 大町(長野)

　集落の入り口にある神明社。周辺には石仏がいっぱい。

　見事な大黒天。

　手前が青面金剛が描かれた「庚申塔」。奥が「二十三夜塔」。これらは「道祖神」とともに集落の一角に祭られることが多いのですが、当地では道祖神のみ他所に移転されています。

　文殊菩薩像。石仏ではあまり見かけない仏様です。

　馬頭観音像。倒れています。
　この辺の集落では農耕馬が飼育されていました。大事にしていた馬が死んだときに、馬頭観音像を立てて供養していました。

　集落にある土蔵。

土蔵全景。二階建てです。

　中には湯のみ、やかん、釜等が残されていました。

　廃屋

　廃屋の台所。壁が崩壊し、むき出しになっていました。

　廃屋内部。木の樽などが放置されていました。

　別の廃屋。

　壊れかけた廃屋。

　

　廃屋の壁。

　なんの機械でしょう？

　潰れた家屋。
　今回見ることができた廃屋も2,3年後にはこのように潰れてなくなってしまうでしょう。
　そう思うと、今回は廃屋たちとの貴重な出会いだったのかも知れません。

　放置されたコロナバン

　昔、これににたミニカーを持っていたような気がします。

　廃村にはさまざまな車が放置されていることがあります。

この旅行記へのコメント （1）

• ateruiさん 2011/11/01 21:14:09

  初めまして

  いや〜すんばらしい廃屋や廃鉱ですねぇ〜
  鳥肌もんです！感激しました！！！
  私もこういうところが大好きで子供の頃たんけんしました！！
  時々来ますのでよろしくお願いします！！enn8801