東海一の露天風呂　水明館佳留萱山荘に泊まる旅　①高山へ

2009/11/28 - 2009/11

東海一の大露天風呂、という巨大露天風呂に入りたくて憧れていた佳留萱山荘。
混浴なのでなかなか勇気が湧かず、勇気が出てからもなかなか同行者が見つからなかったのですが、職場のうら若きお嬢さんが「混浴？全然平気ですよー行きましょう行きましょう♪」
いとも簡単に同意してくれました。
早速予約を取ろうとしましたがあいにく紅葉の季節で満室続き。
１１月終わりにやっと出発することとなりました。

エリア 飛騨高山・古川(岐阜)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急

大阪発高山行きJR特急「ワイドビューひだ２５号」で出発しました。
大阪から名古屋まで新幹線で行き、ワイドビューひだに乗り換えると３時間で高山まで行けますが、この２５号なら乗り換え無しで高山まで。乗車時間は少し長く約４時間です。

久しぶりの列車の旅に心浮き立ちます。
同じように浮き立ったてっちゃん達に混じって普段は撮らないようなこんな写真も撮りまくり♪
なかなかキュートです。

乗車してみると確かにワイドビュー。
窓が広くて長めが良さそうです。

ワイドビューはいいのですが、見晴らし重視のためでしょうか？通路と座席の間に段差がありました。
これ、うっかりすると踏み外しそうでちょっと焦りました。
よそ見しながらトイレに立とうとして、がくっといきそうに。あやうく踏みとどまりましたが、見事にこけているおじさんもいました。

やがて列車の右側に美しい景色も見えるようになってきました。犬山城、日本ラインなどこのあたりの景勝地ではアナウンスも入ります。

大阪岐阜間は車内販売がありませんでしたが、岐阜以降はワゴンでの販売がはじまりました。岐阜までになかったせいか結構な勢いで売れていました。お弁当も売り切れに。
お腹が空いてきたけど、高山まであとすこし。がまんです。

ワイドビューひだ２５号は大阪を５両編成で発車し、岐阜で名古屋から来た車両と連結します。

さらに高山で切り離し。

高山駅に着きました！
思ったより寒くはなく、爽やかな風が心地よい感じです。
駅前のロッカーに荷物を預け、
新穂高温泉郷までのバスチケットを購入しました。

濃飛バスのチケット。
ロープーウェイにも乗る予定だったのでお得なフリー乗車券を購入しました。
片道くらいは列車に乗ってみたくて今回は往路はJRにしましたが、大阪−高山間も往復高速バスで移動する場合はさらにお得なセットもあります。

有名なさるぼぼがたくさんぶら下げられています。

レトロな立派な建物の精肉店。

これは懐かしい、ビクターのわんちゃんではないですか。
蓄音機はないけれど小さいわんちゃんもいます。

懐かしい雰囲気ただよう商店街をぬけ、お昼は高山ラーメンを食べることにしました。
入ったのは「つづみ」。
おばあちゃんをはじめとするご家族でやっておられるお店でした。

中華そばとワンタンを頼んでみました。
ほのかに甘めのあっさりしたスープが美味しい。チャーシューも柔らかくて口の中でほろほろです。
麺の量はひかえめなので、ラーメン屋に入るとたいてい満腹になりすぎる私もぺろりといけました。逆に男性やおなかがぺっこぺこの時は大盛りにしないともの足りないと思われます。
私達はこのあとも買い食いする予定だったのでちょうどでした。

飛騨牛コロッケや鯛焼きやらをつまみ食いしながら観光客でごったがえす三之町までやって来ました。
店先でせんべいを焼いている店から、香ばしい抜群にいいにおいがただよってきます。
ここで買ったニンニク醤油のせんべいは美味しかったです。

おなかもいっぱいになったし、地酒でも買っていくかーと
杉玉を探します…
あったあった！

酒屋さんが数軒見つかりました。
どれに入ろう、とりあえず軒先に試飲可能とあったところに入ってみます。

中に入って何種類か試飲させてもらいましたが、なかなか決まりません。
元々あまり飲めない私はそれだけでなんだかご機嫌な感じなってきました。

結局絞りきれずに、ミニボトル５本のセットを購入。

お向かいの酒屋さんに『清酒スムージー』の貼り紙があるのを発見し、食いつく酒豪のお嬢ちゃん。
早速中へ。
スムージー、ちょっと味見させてもらいましたがカクテル風でとても美味しかったです。

升酒を飲んでいる人が多かったです。

水で動いているからくり人形だそうです。
高山にはからくり人形館もあるそうで、今回は時間がなくて行けませんでした。残念。

そろそろバスの時間です。
せっかくラーメンであたたまったものの、季節はずれのスムージーで一気に冷え込み、さらに日も傾いてきて
「寒い寒い」と呟きながら駅までダッシュで戻りました。