●紅葉散策(2）裏磐梯・天元台　（10/16-18）　<br /> 　　　　09.10.19　悠遊人<br /><br />　先週に続き､今回の紅葉は東北である。特に植生の関係で紅葉は東北が一番だと思っている。東北にはもみじやナナカマドなど赤く色づく木々が多い。さらに一つの山にいろんな木々が生えているため､その色づきや時期が微妙にちがい､さまざまなグラデーションを成す。20代､30代､40代､50代とそれぞれの美しい各地の紅葉をしっかり目に焼き付けておきたい。<br /><br />10/16（金）新幹線で新白河へ。そこから車で昨年開通した甲子トンネルを抜け､まず観音沼へ。<br />ときおり見える山の紅葉がこれからの期待を膨らませてくれる。天気はすこぶる快晴。<br />　ここから会津西街道を北に向かうのだが､縁辺には「塔のへつり」や「大内宿」､「会津若松」などの有名観光地もある。これらは素通りし､喜多方手前から東に折れ､雄国沼に向かう。<br />猫魔山のカルデラ湖といわれるこの沼の水は裏磐梯桧原湖に流れていくのだが､車では西側の喜多方から登るのが一般的。<br />　喜多方のラーメンを食べ､蔵通りを散策し､今日泊まりの熱塩温泉へ。泉質は名前のごとくナトリウム､カルシウムが多く､ややしょっぱい。<br /><br />10/17(土）今日の天気も晴れ曇りといったところ。<br />近くの旧熱塩駅舎を訪ねる。1985年まではここまでJRが通っていたのだ。ロックフィルの日中ダムに寄り､トンネルを抜ければ山形県米沢市だ。街道でりんごや洋ナシを買い､上杉神社へ。<br />「天地人」の舞台はさすが観光客であふれている。上杉景勝やJ.Fケネデイが最も尊敬する日本人政治家として知られる上杉鷹山の銅像に向かい、神社を参拝して早々に天元台に向かう。<br /><br />　白布温泉を過ぎ、ロープウエイ乗り場からゴンドラで一挙天元台へ。さらにリフトを3本乗り継いで西吾妻山2032mの9合目近くまで登る。横風が強い。紅葉はゴンドラ真下あたりが最も見ごろ<br />のよう。リフトの下りはエーデルワイスが繁るゲレンデを歩いて下る。第一ゴンドラ終点から見渡す紅葉はみごと。今日の宿は運よく確保できた白布温泉で。有名なワラ葺きの「西屋」やさらに登ったところにある新高湯温泉の「吾妻屋」はもちろん予約でいっぱいであった。<br />　 <br />10/18（日）今日も快晴。ただうすもやがかかったようで空の青さがいまいち足りない。<br />白布温泉から西吾妻スカイバレーを抜け、一路裏磐梯桧原湖沿いを走り､中津川渓谷へ。いつもはバスで素通りしていたものだが､今回は車を降り､橋から下を覗いてみるとやはりすばらしい紅葉が。<br /><br />その後､五色沼を少し歩き､毘沙門沼から裏磐梯山を眺め､猪苗代から高速道に乗る。<br /><br />まとめ<br /><br />　1.このあたりの紅葉はいま高度1､000ｍあたりが見ごろである。（10/17頃）<br />　2.紅葉は植生の豊かさから東北がいい。紅､黄､緑､空の青､雲の白の調和は実にすばらしい。<br />　3.これだけの美しい紅葉を鑑賞しないのは､まことにもったいない話し。<br />　4.東北地方は加えて温泉に恵まれており､それらを巡るのも実に楽しいことである。<br />　5.福島県は観光に力をいれてるせいか,道路が実によく整備されている。　　　<br />　 <br />　<br />

天元台と裏磐梯の紅葉

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2009/10/16 - 2009/10/18

58位(同エリア67件中)

#紅葉

悠遊人（ゆうゆうじん）さん

●紅葉散策(2）裏磐梯・天元台　（10/16-18）　
　　　　09.10.19　悠遊人

　先週に続き､今回の紅葉は東北である。特に植生の関係で紅葉は東北が一番だと思っている。東北にはもみじやナナカマドなど赤く色づく木々が多い。さらに一つの山にいろんな木々が生えているため､その色づきや時期が微妙にちがい､さまざまなグラデーションを成す。20代､30代､40代､50代とそれぞれの美しい各地の紅葉をしっかり目に焼き付けておきたい。

10/16（金）新幹線で新白河へ。そこから車で昨年開通した甲子トンネルを抜け､まず観音沼へ。
ときおり見える山の紅葉がこれからの期待を膨らませてくれる。天気はすこぶる快晴。
　ここから会津西街道を北に向かうのだが､縁辺には「塔のへつり」や「大内宿」､「会津若松」などの有名観光地もある。これらは素通りし､喜多方手前から東に折れ､雄国沼に向かう。
猫魔山のカルデラ湖といわれるこの沼の水は裏磐梯桧原湖に流れていくのだが､車では西側の喜多方から登るのが一般的。
　喜多方のラーメンを食べ､蔵通りを散策し､今日泊まりの熱塩温泉へ。泉質は名前のごとくナトリウム､カルシウムが多く､ややしょっぱい。

10/17(土）今日の天気も晴れ曇りといったところ。
近くの旧熱塩駅舎を訪ねる。1985年まではここまでJRが通っていたのだ。ロックフィルの日中ダムに寄り､トンネルを抜ければ山形県米沢市だ。街道でりんごや洋ナシを買い､上杉神社へ。
「天地人」の舞台はさすが観光客であふれている。上杉景勝やJ.Fケネデイが最も尊敬する日本人政治家として知られる上杉鷹山の銅像に向かい、神社を参拝して早々に天元台に向かう。

　白布温泉を過ぎ、ロープウエイ乗り場からゴンドラで一挙天元台へ。さらにリフトを3本乗り継いで西吾妻山2032mの9合目近くまで登る。横風が強い。紅葉はゴンドラ真下あたりが最も見ごろ
のよう。リフトの下りはエーデルワイスが繁るゲレンデを歩いて下る。第一ゴンドラ終点から見渡す紅葉はみごと。今日の宿は運よく確保できた白布温泉で。有名なワラ葺きの「西屋」やさらに登ったところにある新高湯温泉の「吾妻屋」はもちろん予約でいっぱいであった。
　
10/18（日）今日も快晴。ただうすもやがかかったようで空の青さがいまいち足りない。
白布温泉から西吾妻スカイバレーを抜け、一路裏磐梯桧原湖沿いを走り､中津川渓谷へ。いつもはバスで素通りしていたものだが､今回は車を降り､橋から下を覗いてみるとやはりすばらしい紅葉が。

その後､五色沼を少し歩き､毘沙門沼から裏磐梯山を眺め､猪苗代から高速道に乗る。

まとめ

　1.このあたりの紅葉はいま高度1､000ｍあたりが見ごろである。（10/17頃）
　2.紅葉は植生の豊かさから東北がいい。紅､黄､緑､空の青､雲の白の調和は実にすばらしい。
　3.これだけの美しい紅葉を鑑賞しないのは､まことにもったいない話し。
　4.東北地方は加えて温泉に恵まれており､それらを巡るのも実に楽しいことである。
　5.福島県は観光に力をいれてるせいか,道路が実によく整備されている。　　　
　
　