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長水山下山後、いつものごとく滝めぐりです。近場の滝はほとんど行ったことがあるため、養父市大屋町を目指しました。ここは道路脇の滝やほとんど歩くことなく見ることのできる滝がまだ残されています。あとは天気と相談です。

滝めぐりシリーズ72 雨中の滝めぐり修行 兵庫県養父市大屋町

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2008/06/28 - 2008/06/28

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GOTOCHAN

GOTOCHANさん

長水山下山後、いつものごとく滝めぐりです。近場の滝はほとんど行ったことがあるため、養父市大屋町を目指しました。ここは道路脇の滝やほとんど歩くことなく見ることのできる滝がまだ残されています。あとは天気と相談です。

同行者
一人旅
交通手段
自家用車

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  • まず最初に訪れたのが龍涎の滝です。国道29号線から県道6号に入りひたすら進みます。養父市大屋町に入り、樽見橋のバス停のところで右折し道なりに進むと左カーブの右手に見えます。道路も広くなっており、交通量も非常に少ないので短時間なら路上駐車も可能でしょうが、滝の横に1台分の駐車スペースもあります。本当に道路脇の超お手軽滝です。落差20m。龍涎とはなんとなくかっこいい名前ですが、「龍のよだれ」です。

    まず最初に訪れたのが龍涎の滝です。国道29号線から県道6号に入りひたすら進みます。養父市大屋町に入り、樽見橋のバス停のところで右折し道なりに進むと左カーブの右手に見えます。道路も広くなっており、交通量も非常に少ないので短時間なら路上駐車も可能でしょうが、滝の横に1台分の駐車スペースもあります。本当に道路脇の超お手軽滝です。落差20m。龍涎とはなんとなくかっこいい名前ですが、「龍のよだれ」です。

  • 上段。

    上段。

  • 中段。

    中段。

  • 下段。滝壺の底がどうも人工的に改良されているようなのが残念です。

    下段。滝壺の底がどうも人工的に改良されているようなのが残念です。

  • 道路を少し登ると、滝の上段が横から見えるポイントがありました。滝の向こう側にはユキノシタが咲いていました。

    道路を少し登ると、滝の上段が横から見えるポイントがありました。滝の向こう側にはユキノシタが咲いていました。

  • 龍涎の滝の後横行渓谷に向かいました。1年ほど前に一度訪れましたがその時は道路沿いのお手軽滝だけを見ました。この1年で多少は知識を得ており、一の渡滝という横行川本流に懸かる最大の滝があることを知っていました。道路からは見えないということですが、明蓮橋付近にあるというところまでは知識としてありました。<br /><br />明蓮橋から見た上流の渓谷です。モミジが多く紅葉の季節はいいでしょうね。

    龍涎の滝の後横行渓谷に向かいました。1年ほど前に一度訪れましたがその時は道路沿いのお手軽滝だけを見ました。この1年で多少は知識を得ており、一の渡滝という横行川本流に懸かる最大の滝があることを知っていました。道路からは見えないということですが、明蓮橋付近にあるというところまでは知識としてありました。

    明蓮橋から見た上流の渓谷です。モミジが多く紅葉の季節はいいでしょうね。

  • 橋の下流で川に下りて下流側を見たところです。先が落ち込んで見えなくなっているところが滝です。

    橋の下流で川に下りて下流側を見たところです。先が落ち込んで見えなくなっているところが滝です。

  • 一の渡滝は三段の滝で、落差は10mです。これは上段と中段です。中段が最大の落差です。このころから急に雨脚が強くなってきました。一旦車に戻り雨具を装着しました。

    一の渡滝は三段の滝で、落差は10mです。これは上段と中段です。中段が最大の落差です。このころから急に雨脚が強くなってきました。一旦車に戻り雨具を装着しました。

  • これが下段です。これが滝全景を写せる精一杯のポイントでした。このポイントに来るのに結構苦労したのですが、実は対岸にもっと楽に、しかも滝の姿をほぼ真正面から見ることのできる絶好の撮影ポイントがあることを知りました。

    これが下段です。これが滝全景を写せる精一杯のポイントでした。このポイントに来るのに結構苦労したのですが、実は対岸にもっと楽に、しかも滝の姿をほぼ真正面から見ることのできる絶好の撮影ポイントがあることを知りました。

  • 落っこちないように気をつけながら下段の滝壺までたどり着きました。上方に見えるのが明蓮橋です。

    落っこちないように気をつけながら下段の滝壺までたどり着きました。上方に見えるのが明蓮橋です。

  • 中段の滝壺の横あたりから。

    中段の滝壺の横あたりから。

  • 下段の滝壺です。

    下段の滝壺です。

  • さらに上流に向けて車を走らせると、やがて右手に滝が見えます。これが落差20mの一の掘滝で、1年前にはこの滝は見ましたが、その時はあまり水量が多くありませんでしたが、この日はそこそこの水量でした。

    さらに上流に向けて車を走らせると、やがて右手に滝が見えます。これが落差20mの一の掘滝で、1年前にはこの滝は見ましたが、その時はあまり水量が多くありませんでしたが、この日はそこそこの水量でした。

  • なかなか美しい姿で、上段にも滝が見えます。ところがこのあと帰りがけに通った時(約1時間半後)に凄い姿になっていました。

    なかなか美しい姿で、上段にも滝が見えます。ところがこのあと帰りがけに通った時(約1時間半後)に凄い姿になっていました。

  • さらに上流に進むと左手にこの無名滝があります。落差は10mほど。

    さらに上流に進むと左手にこの無名滝があります。落差は10mほど。

  • 横行渓谷の林道の終点まで来ました。1年前はここから瀞川・氷ノ山林道に入り国道29号線に向かいました。途中、逆水の滝と羊ヶ滝があります。雨はますます強くなる一方で、今回はもちろんここから引き返します。その前に三ツ滝に行くかどうか悩んでいましたが、この案内で300mほどということで行くことにしました。ところがこれが血を見ることに…

    横行渓谷の林道の終点まで来ました。1年前はここから瀞川・氷ノ山林道に入り国道29号線に向かいました。途中、逆水の滝と羊ヶ滝があります。雨はますます強くなる一方で、今回はもちろんここから引き返します。その前に三ツ滝に行くかどうか悩んでいましたが、この案内で300mほどということで行くことにしました。ところがこれが血を見ることに…

  • 林道を200mほど歩くと、三ツ滝遊歩道の入口があります。そこから山道ですが数分で滝が見えました。同時に3つの滝が見えるところから三ツ滝と名付けられており、乗鞍のものと同じです(行ったことないけど)。実際には1枚の写真に3つの滝全てを写すことはできない位置関係です。また、三の滝は滝上部しか見えておらず草むらを掻き分けて近づかなければ全体の姿は見えません。    これが一番右にある落差30mの一の滝です。

    林道を200mほど歩くと、三ツ滝遊歩道の入口があります。そこから山道ですが数分で滝が見えました。同時に3つの滝が見えるところから三ツ滝と名付けられており、乗鞍のものと同じです(行ったことないけど)。実際には1枚の写真に3つの滝全てを写すことはできない位置関係です。また、三の滝は滝上部しか見えておらず草むらを掻き分けて近づかなければ全体の姿は見えません。    これが一番右にある落差30mの一の滝です。

  • 中央の二の滝。落差は20mです。最も水量豊富な滝です。実際に、一の滝と三の滝はほとんど水の落ちていない時があるそうですが、二の滝だけは水量豊富なようです。滝壺付近へは下りていくことができそうですが、かなりの急斜面であり、雨で地面が緩んでいそうなため自重しました。

    中央の二の滝。落差は20mです。最も水量豊富な滝です。実際に、一の滝と三の滝はほとんど水の落ちていない時があるそうですが、二の滝だけは水量豊富なようです。滝壺付近へは下りていくことができそうですが、かなりの急斜面であり、雨で地面が緩んでいそうなため自重しました。

  • 落差15mの三の滝。この滝は比較的容易に滝下に行くことができました。この滝は涸れ滝であることが多いそうなので、雨の中来た甲斐があったようです。その代償もあったようですが…<br /><br />車に戻るとズボンに血痕があるのに気付きました。すると手首のところに何やら気色悪い茶色いものがくっついています。ヒルでした。ヒルにあうのがいやで、ヒル情報のあるところへは近づかないようにしていたのですが、まさかこんなところで襲われるとは。一般には標高の低いところにいるということで、標高1000mのところにいるとは思いませんでした。三の滝の滝下に下りるときに手をついたりしたのでその時にやられたのでしょう。いろいろと全身を点検しましたが幸いにも1匹だけでした。結構傷もついているのに全く痛みがないので気付かないわけです。血が止まらないのには困りました。

    落差15mの三の滝。この滝は比較的容易に滝下に行くことができました。この滝は涸れ滝であることが多いそうなので、雨の中来た甲斐があったようです。その代償もあったようですが…

    車に戻るとズボンに血痕があるのに気付きました。すると手首のところに何やら気色悪い茶色いものがくっついています。ヒルでした。ヒルにあうのがいやで、ヒル情報のあるところへは近づかないようにしていたのですが、まさかこんなところで襲われるとは。一般には標高の低いところにいるということで、標高1000mのところにいるとは思いませんでした。三の滝の滝下に下りるときに手をついたりしたのでその時にやられたのでしょう。いろいろと全身を点検しましたが幸いにも1匹だけでした。結構傷もついているのに全く痛みがないので気付かないわけです。血が止まらないのには困りました。

  • 気を取り直して来た道を引き返しました。途中、小滝のあるところが見えたので1枚。苔といい木々といいなかなかいい雰囲気です。

    気を取り直して来た道を引き返しました。途中、小滝のあるところが見えたので1枚。苔といい木々といいなかなかいい雰囲気です。

  • 帰りがけに一の掘滝を見てびっくり。なんと流れ落ちる水が泥水になっているではありませんか。上流に工事現場でもあるのでしょうか?支流の滝でそれほどの水量ではありませんが、雨が降り続くと横行渓谷も泥水の流れになってしまうかもしれません。<br /><br />血はなかなか止まりません。

    帰りがけに一の掘滝を見てびっくり。なんと流れ落ちる水が泥水になっているではありませんか。上流に工事現場でもあるのでしょうか?支流の滝でそれほどの水量ではありませんが、雨が降り続くと横行渓谷も泥水の流れになってしまうかもしれません。

    血はなかなか止まりません。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • JOECOOLさん 2008/07/02 22:51:29
    ついにヒル体験!
    こんばんは!
    龍涎の滝って名前すら知りませんでしたが、なかなか立派な姿じゃないですか!横谷渓谷の滝群も美しいですね。

    メールで予備知識はありましたが、ついにヒルにやられましたか!
    しかも手首に吸い付くとは...。
    聞いただけでゾクっとしてしまいますが、1匹だけだったのが不幸中の幸いでしたね。からだ中あちこちをやられていた...なんてことになったら大変なことですから。

    不動七重の滝、楽しみです。
    ではまた...。

    by JOECOOL

    GOTOCHAN

    GOTOCHANさん からの返信 2008/07/03 19:44:34
    RE: ついにヒル体験!
    こんばんは

    龍涎の滝は、そうめん滝級のお手軽滝です。そうめん滝よりさらに田舎にありますけれど…
    帰りがけにそうめん滝の前を通りましたが、そうめんではなくあの岩肌が隠れるくらいの水量でした。さすがに土砂降りで車を停めて写真を撮る元気はありませんでした。

    水量に難のある滝は梅雨時が絶好の滝めぐりシーズンですが、そういう滝に限って、ヤマビルの生息地です。困ったもんです。だから姫路市の旧夢前町や旧安富町の滝に近づけていないのです。しかも生息域を着実に広げているらしいです。ヒル対策を考えてみる必要がありそうです(思い切ってウェーダーでも使いましょうか)。

    不動七重滝はヒルはいないはずです…

    GOTOCHAN

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