★ベトナム５★【ミーソン遺跡珍ハプニングやホイアンの市場とか】

2008/02/16 - 2008/02/23

★2008.2.21（木）観光5日目★

★この日の日程
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8：00　　　ツアーバスでミーソン遺跡へ出発

9：30過ぎ　ミーソン遺跡着
11：30　　 現地出発　（のはずだったけど・・）
14：00頃　 ホテルに帰着
午後〜　　 再びホイアン町歩き
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ミーソン遺跡手配内容
前日宿泊ホテルにて英語ツアー手配　＄7（約805円）
シンカフェとかで手配すればもう少し安いと思います。
別途ミーソン遺跡入場券　60,000ドン（約450円）
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ミーソン遺跡はホイアンから約１時間半ほどの所にある
世界遺産にも登録された遺跡。

が・・この地での思い出は遺跡を語るよりなによりまず
語らずにはおれない失敗があり、この人里離れた山に囲まれた
とても神秘的な聖地にて帰りの観光バスに乗り遅れ
置いてけぼりをくらったことである。。
あれほど素晴らしく神秘的な聖地に行ったというのに
いまだに、ミーソン遺跡の写真を見るたび
この置いてけぼりの記憶だけが鮮明によみがえり私の中で
辛い記憶として今も残るばかり(＞▽＜;;

人の話をよく聞いて行動しましょう。
いい年をして、今後のスローガンにしようと思う。


◆目次◆
・観光初日１【旧市街バイクにﾋﾞｸﾋﾞｸしながらの町歩き】
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10221578/

・２日目★２【行きはよいよい帰りは・・ﾎｱﾙｰ・ﾀﾑｺｯｸ】
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10221772/

・３日目★３【ハノイ色々観光　水上人形劇はやっぱ面白い】
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10222050/

・４日目★４【ホイアン町歩き＆ランタン祭り】
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10222132/

・５日目★５【ミーソン遺跡＆ホイアン町歩き】
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10222989/

・６日目★６【再びハノイ★町歩きやホアロー収容所】
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10223212/

・７日目★７【ラストハノイ！ぶらりひやかしドンスアン市場】
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10223582/

・番外編★８【私がベトナムで食べたモノ色々】
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10223589/

・番外編★９【私がベトナムで買ったモノ色々】
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10223704/

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※写真だけガッツリ見たい方はこちらのブログへどうぞ↓
フォトブログ『命みじかし旅せよ乙女』
http://omushimejitrip.blog71.fc2.com/
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エリア ホイアン(ベトナム)

• 交通手段: 観光バス

【ミーソン遺跡】
Thanh Dia Myson(タインディアミーソン）

ミーソンツアーは朝８時にホテルのロビー集合ということだったが観光バス（大型バス）は思いのほか早く到着し7：50位から急かされ、慌てて乗車。
（ホアルータムコックツアーの時は迎えに３０分以上も待たされたので、まさか集合時間より１０分も早く迎えに来るなんて予想外だった。。）

バスは参加ツアー客の各ホテルのピックアップで約３０分ほどかかりようやくホイアンを出発。
トイレ休憩はなしで所要約１時間半ほどで到着。
おそらくピックアップなしで直行すればミーソン-ホイアン間の所要時間は１時間位だろう。

【ミーソン遺跡】
バスが到着した場所から歩いて橋を渡り100メートルほど行くと遺跡までのシャトルジープ乗り場。
（写真のジープ以外にもワゴン車も来る）
結構観光客の団体が多く（ミーソン遺跡は個人で来るよりツアーのほうが効率的でリーズナブル）このシャトル便に乗るのに待ち時間を少々費やす。

【ミーソン遺跡】
ジープを降りてしばらく歩いたところの遺跡管理小屋では１日２回、チャムダンスショーが行われている。

ちらっと流し見しかしなかったが、ダンスショーというよりは舞踊ショーって感じでした。

【ミーソン遺跡】
やっと到着！
簡単にミーソン遺跡とはなんぞや？と、説明するとすると（実は私もよくわかってないけど）ミーソンは２世紀末から１７世紀にかけてベトナム中部から南部にかけて栄えた当時のチャンパ王朝の建造物群。

詳しいことは勉強不足でよくわからないがとにかくこの建物郡が気が遠くなるほど長い時間この土地で存在している歴史上で非常にに貴重なものなんだろうなあということははっきりわかった。

【ミーソン遺跡】
ミーソン遺跡はAからＧまでの７つのグループに分けられていて、約２０の建築物からなっている。

【ミーソン遺跡】

【ミーソン遺跡】
この苔むした雰囲気が時の経過を感じさせます。
カンボジアのタプロームとかもそうですが、自然の風化に任せたような保存状態。
雑草が生い茂り、手入れのされてない感じが尚一層時の流れと歴史を感じさせ、いい雰囲気です。

【ミーソン遺跡】
英語のツアーガイド。
名前は忘れたが、バスの往路「ハンサムな自分に着いて来れば大丈夫」みたいなプチギャグを言って、乗客のささやかな笑いをとっていたのはよく覚えている。

あと他にも
「１１時半に必ずこのバスに戻ってきてください！もし戻ってこなければ、一生ミーソン遺跡です。ミーソンフォーエバー」
なんて小粋なギャグも飛ばしていて、のんきに私も笑ったのですが、まさか自分がまんまとこのギャグのオチになってしまうとはこのときは夢にも思わなかった・・

【ミーソン遺跡】
ミーソン遺跡のレンガ建築は接着剤を使わず、すり合わせて造られたという。
とても自然にエコな建築方法ですね。

【ミーソン遺跡】
長い年月の間朽ちることなく、綺麗に残っている彫刻。

【ミーソン遺跡】
よく見るとこの彫刻単に石を彫ったものではなく
レンガ建築を彫った様子。
半端じゃなく手間ひまかけて彫ったんだろうなあと推測

【ミーソン遺跡】
この遺跡の間からお構いなく生えてくる力強い雑草とのコラボがたまらなく素敵。
アスファルトから生えたど根性大根の葉っぱを思い出す。

【ミーソン遺跡】
ひそかに咲いてる草花もかわいらしく、特にこのホワホワとした小さな花が気になってしょうがない存在だった。
なんていうお花なんでしょうね〜

【ミーソン遺跡】
リンガとは男性器で、生殖のシンボル。
台座の部分は女性性器を表すヨーニと呼ばれる。

シンボルを撫でると女性は子宝に恵まれるらしくたくさんの人が撫でていた。
私は当分必要ないご利益のような気がしたので撫でずに帰ってきました。

【ミーソン遺跡】
草花

【ミーソン遺跡】
なんの動物かはわからないが、ヒンドゥーで崇められている動物牛とかだろうか？

【ミーソン遺跡】
倒れかけている遺跡。
朽ち果てることなく、ピサの斜塔のようにいつまでもこの状態をキープし続けてほしいものです。

【ミーソン遺跡】
遺跡に着いてからは自由行動で、私は友達ともはぐれ一人きままにどんどん歩いて遺跡を見学していたのだが、そもそもこれが間違いだった・・

【ミーソン遺跡】
そろそろ集合時間が迫っているのにかかわらず気がつくと一人辺鄙な場所まで行ってしまい、慌てて友達を探しつつ最初の見学場所に引き返すも、時計はすでに集合時刻１０分前という時刻・・
最初に書いたとおり、遺跡へは歩いたり、ジープに乗ったりで、集合場所へは結構な時間がかかるのだ。
ようやく友達を探すのをあきらめ、半端じゃない心細さで半泣きで走りながら集合場所へと向かう私。
しかもよりによってせっかく日本から持参していた携帯電話もホテルに置いてくるというバカさ加減。

やっとの事で集合場所が見えてきたころ、時計はすでに集合時刻の11：30を上回った11：45・・・・
軽い絶望感を味わいながら走っていると、友達の姿が見えた！！
その感動といったら、まるで数十年生き別れた親に再会したかのような感動だった。（大げさ）

しかし、肝心のツアーバスはとっくに出発した後・・
再び絶望かと思いきや、あらかじめガイドが他のツアーバスに「こいつらを乗せてやってくれ」と根回ししてくれていたようで、往路とはちがうツアーワゴンで無事ホイアンへと帰ることが出来ました。

しみじみ今日という日を教訓として「団体行動では勝手な行動は慎んで、人の話はよく聞いて行動する」という基本中の基本の事を肝に銘じた１日であった。
（ポーランドのヴェエリチカでも同じ失敗してたけどね）

ミーソンに永遠に取り残され、新たな遺跡のひとつにならなくて本当によかった。

でも絶対参加したツアーバスの復路では、私の事をネタにして一笑いしたに違いない。

【ホイアンの市場】
お昼過ぎ無事ホイアンに戻ってきて、ホテルで気を取り直したあと、２日目のホイアン町歩きへと出かける。
友達と市場のあたりをブラブラするも、疲労と心労と体調の具合の悪さも重なり、まさに腑抜けのようになっていた私は、町歩きもかなりうわの空。

【ホイアンの市場】
この人も私同様疲労困憊だったのか、店先で昼寝中。

【ホイアンの市場】
色とりどりの野菜が並んでいて、見ているだけで
目を楽しませてくれる。

【ホイアンの市場】
かわいいカモ？までざるに入ってる。

えーとペット・・じゃないよね？
としたらえーと・・・ﾟﾟ(´O｀)°ﾟ

【ホイアンの市場】
店舗なくとも、威勢のいいおばちゃんたちの声が飛び交う活気溢れる青空市場

日本でもどこでも市場の人って元気で、見ているこっちまで心なしかシャキっとしてくる。

【ホイアン】
川沿いのバクダン通りのレストランに入り、ちょっと遅い昼食タイム。
ほんとは２階席でゆったりしたかったのだが、どこの店も２階席の窓際は大人気なので、すでに埋まっており仕方なく一階の席で川の風景を楽しみつつご飯を食べることに。
食事などについてはまた日を改めて、食事編としてゆっくり記事を作る予定なのでここでは省略します。

目の前には小舟乗りの漕ぎ手やピーナッツのおせんべいのようなものを売る人などがせっせと営業をしており、昼食中の私たちの席にも入れ替わり立ち替わりおばちゃんが販売にやってくる。

【ホイアン】
かれこれ一時間ほど、カオラウとか食べながらトゥボン川と彼女らの働きぶりをぼんやりと眺めていました。
仕事の合間になにやらプリンなどを食べながら談笑している様子。
売り子としてこちらにやってくる時はちょっとびびっちゃうけど、眺めてる分にはとてものどかで面白い光景だった。

【ホイアン】
この日からついに私の喉の痛みも最高潮ということで日本から持参していたマスクを着用し始める。
地元の人たちもマスクは必須のようで、カラフルで顔半分隠れちゃう強盗マスクを着用している。
もっと早くに見習っとけばよかったなあ〜と後悔。

【ホイアン】
地元の人のマスク。
最初は見ていてかなり違和感がありましたが毎日見ていると色んな柄のこのマスクが可愛く見えてきちゃうから不思議。
逆に自分のつけている日本製の普通の白いマスクのほうが目立つのか、ジロジロよく見られました。

でもこのマスク排気ガスから喉を守るだけじゃなく、女性の方は日よけ対策としても必須アイテムのようです。
意外に重宝しそうな一品なんで帰国して着用したいと思いつつもでもやっぱ日本じゃ浮くだろうな
確実に。

【ホイアン】
日本人団体ツアー客を乗せた、シクロの行列
一列に行儀よく並んで運転してる様子が面白い。
ホイアンの旧市街は車が乗り入れ出来ないため
シクロでの観光はぴったりだとガイドブックには
よく書いてあった。

【ホイアン】
あきらかに積載量に無理があるこんな光景もベトナムでは日常茶飯事のようだ。
車位の幅がある原付バイク。

こんなベッドのマット日本だったら間違いなくトラックでの運搬だろうけど、意外と原付でいろんなものが運べるんだな〜とある意味感心。

【ホイアン】
また、見つけたブタの貯金箱。
こんなふうに積んであると非常にかわいいですね。
相場が分からなかったのと、陶器だったので買うのは断念しましたが、今でも気になるベトナム雑貨のひとつ。

【ホイアン】
チョ・ホイアン（ホイアン市場）
とにかくこの辺の路上市場も含め、この辺り周辺が巨大市場といったかんじだった。

ちなみにガイドブックには2008年オープン目指してこの付近に新しい市場を建設中とあり、おそらく新市場だろうと思われる綺麗でヨーロピアンな建物があったのだが、まだオープンはしていないようだった。

でも個人的にはピカピカの市場よりこっちのほうが情緒あって好きなんだけどなあ〜。

【ホイアン】
チョ・ヴァイ・ホイアン（ホイアン布市場）
ホイアン市場横には、ひたすら衣料品、生地がてんこ盛りに並ぶ布市場がある。
ホイアンの町には隣もその隣もそのまた隣も仕立て屋さんというほど仕立て屋が多いのだが、この市場の中の生地屋も勿論テーラーを兼ねている。

私は実際には中に入らず脇から中をチラ見しただけだが、おびただしい数の積み重なった生地の束を見ただけでおなかいっぱいって感じでした。

【ホイアン】
白いアオザイ姿の学生にやっと会えた〜と思ったら
時期的に、カラフルなパーカーを羽織っており
現代っ子版アオザイ制服といったかんじでちょっぴり残念。
ちなみにこのアオザイ姿、自転車に乗るときは長いすそが車輪に絡まったりはしないのか他人事ながら心配ですが。

この旅行記へのコメント （3）

• のびいさん 2011/12/25 22:00:08

  ミーソンいいですね！

  はじめまして！
  １月中旬から一週間ハノイに行く予定です。
  
  飛行機のチケットが取れてハノイから２日間ホイアンに行くことになり、旅行記を色々見ていたらミーソン遺跡に行きたくなってしまいました。
  
  ベトナムは昨年ホーチミンへ行っていて、今年も家族がいるのでハノイに会いに行くんですが、街自体にはあまり興味がわかないんです。。。
  （訪れたら違うものかもしれませんが）
  
  ホイアンは１日目が夕方着、２日目は夜発なので結構タイトなんですが、頑張ってミーソンまで足を伸ばすべきですかねぇ。
  すでにチケット手配はしてあるのですが、無理言って３日間滞在もありかなー、と思っています。
  
  現地は遺跡がずっと広がっているような場所ですか？
  行く道沿いなど、雰囲気はどうでしょう？？
  気温などハノイとは全然違いますか？
  
  また色々教えてください。
  素敵な旅行記を拝見させていただいて、ありがとうございます。
  
  
  

  おむさん からの返信 2011/12/25 23:17:51

  RE: ミーソンいいですね！

  のびいさん初めまして
  コメント頂きありがとうございます^^
  ハノイとホイアンに行かれるんですね
  ハノイの町並みも個人的にはとても興味深く素敵でしたよ。
  さてご質問のミーソン遺跡の件ですが一部うろ覚えなのですが
  覚えてる範囲でお答えさせていただきますね
  
  > ホイアンは１日目が夕方着、２日目は夜発なので結構タイトなんですが、頑張ってミーソンまで足を伸ばすべきですかねぇ。
  →ホイアンの町自体は小さく散策にそれほど時間はかからないのでホイアンの町並みより遺跡のほうに興味がおありでしたら2日目ミーソンまで足を伸ばすのもありだと思います。ただ確かにスケジュールが結構タイトなので可能なら3日滞在出来るのがベストですよね。
  
  > 現地は遺跡がずっと広がっているような場所ですか？
  →個人的な印象は広大に遺跡が広がってるというよりは、こじんまりした遺跡の印象でした。あと現在は分かりませんが修復工事中の部分もあったりしました。
  
  > 行く道沿いなど、雰囲気はどうでしょう？？
  →原生林みたいな雰囲気の細めの遊歩道が長く続いていて道のあちこちにも遺跡が点在していました。私が行った時は2月でしたが観光客も多く賑わってる雰囲気でした。
  私の参加した現地ツアーでは正直滞在時間が短くのんびり全ての遺跡を見学するには時間が足りませんでした。。
  
  > 気温などハノイとは全然違いますか？
  →ホイアン、ミーソン共にハノイよりはだいぶ暖かったです。
  私がハノイ滞在時は雨が多くかなり肌寒かったせいもありますが。
  
  あまり参考にならなかったらすみません。。
  ベトナム旅行楽しんできてくださいね！
  
  omu
  
  > はじめまして！
  > １月中旬から一週間ハノイに行く予定です。
  >
  > 飛行機のチケットが取れてハノイから２日間ホイアンに行くことになり、旅行記を色々見ていたらミーソン遺跡に行きたくなってしまいました。
  >
  > ベトナムは昨年ホーチミンへ行っていて、今年も家族がいるのでハノイに会いに行くんですが、街自体にはあまり興味がわかないんです。。。
  > （訪れたら違うものかもしれませんが）
  >
  > ホイアンは１日目が夕方着、２日目は夜発なので結構タイトなんですが、頑張ってミーソンまで足を伸ばすべきですかねぇ。
  > すでにチケット手配はしてあるのですが、無理言って３日間滞在もありかなー、と思っています。
  >
  > 現地は遺跡がずっと広がっているような場所ですか？
  > 行く道沿いなど、雰囲気はどうでしょう？？
  > 気温などハノイとは全然違いますか？
  >
  > また色々教えてください。
  > 素敵な旅行記を拝見させていただいて、ありがとうございます。
  >
  >
  >

  のびいさん からの返信 2011/12/26 04:27:43

  RE: ミーソンいいですね！

  おむさん
  
  ありがとうございました。
  参考になりました。
  フライトスケジュールなど調整できたらいいなと思います。
  
  基本的に日中１人で過ごすのですが、タムコックのような売り込みが激しいと言われる所に１人で臨むのはどうにも避けたく、素朴なベトナムを楽しめる場所をと思って今色々思案しています。
  
  パフュームパゴタやドゥンラム村あたりも候補です。
  迷うのも結構楽しいものですよね。いい情報をありがとうございました！