米子旅行記(ブログ) 一覧に戻る
青春18きっぷでムーンライト九州に乗って山陽・山陰の行きたかったところをまわってきました。<br />鳥取の前半は、まず足立美術館。<br />この旅は、<br />成田−香港−(台北)−関空−京都−新大阪−門司港−下関−岩国−宮島−広島−石見銀山−足立美術館−境港−三朝温泉−三徳山三佛寺投入堂−岡山−羽田<br />という11日間の一部です。<br />

青春18きっぷの旅4 すごい日本庭園足立美術館と純金の茶釜

0いいね!

2007/08/22 - 2007/08/22

310位(同エリア318件中)

0

17

megmegu

megmeguさん

青春18きっぷでムーンライト九州に乗って山陽・山陰の行きたかったところをまわってきました。
鳥取の前半は、まず足立美術館。
この旅は、
成田−香港−(台北)−関空−京都−新大阪−門司港−下関−岩国−宮島−広島−石見銀山−足立美術館−境港−三朝温泉−三徳山三佛寺投入堂−岡山−羽田
という11日間の一部です。

同行者
一人旅
交通手段
JRローカル

PR

  • 世界遺産に登録された石見銀山に行った翌日。<br />大田市のお宿あすてらすのすぐ横が駅。<br />7:15 大田市 → 8:58 安来  山陰本線<br />大田市は、島根県を走る山陰本線のほぼ真ん中ぐらいにある。<br />日本海沿いに走る鈍行列車が大好きや。<br />見飽きることがない景色のうえに、この日は雲がきれいやった

    世界遺産に登録された石見銀山に行った翌日。
    大田市のお宿あすてらすのすぐ横が駅。
    7:15 大田市 → 8:58 安来  山陰本線
    大田市は、島根県を走る山陰本線のほぼ真ん中ぐらいにある。
    日本海沿いに走る鈍行列車が大好きや。
    見飽きることがない景色のうえに、この日は雲がきれいやった

  • 出雲のあたりは、のどかやけど歴史の長さも感じられて飛鳥に似てるかなあ。<br />出雲大社にもいつか行ってみたい。

    出雲のあたりは、のどかやけど歴史の長さも感じられて飛鳥に似てるかなあ。
    出雲大社にもいつか行ってみたい。

  • 出雲を過ぎると宍道湖が見えてきた。<br />大きいなあ。<br />日本の湖でで7番目に大きいそうや。<br />玉造温泉を過ぎると松江。<br />ほとんどのお客さんがここで降りはった。<br />

    出雲を過ぎると宍道湖が見えてきた。
    大きいなあ。
    日本の湖でで7番目に大きいそうや。
    玉造温泉を過ぎると松江。
    ほとんどのお客さんがここで降りはった。

  • 松江から4つ目の駅が安来(やすぎ)。<br />ひょっとこ顔のどじょうすくいの民謡、安来節のとこ。<br />こじんまりとしてて、日中は無人駅やねんて。<br />

    松江から4つ目の駅が安来(やすぎ)。
    ひょっとこ顔のどじょうすくいの民謡、安来節のとこ。
    こじんまりとしてて、日中は無人駅やねんて。

  • 足立美術館のシャトルバスが来るのを20分ぐらい待ってた。<br />9:25 安来駅 → 9:40 足立美術館  シャトルバス<br />何にもないとこにあるから、この無料シャトルバスがあるんで助かる。<br />

    足立美術館のシャトルバスが来るのを20分ぐらい待ってた。
    9:25 安来駅 → 9:40 足立美術館  シャトルバス
    何にもないとこにあるから、この無料シャトルバスがあるんで助かる。

  • 足立美術館は、地元出身の実業家、足立全康(あだちぜんこう)氏が1970年に71歳で開館したもんやそうや。<br />日本一の横山大観のコレクションと、広大な日本庭園が有名。<br />

    足立美術館は、地元出身の実業家、足立全康(あだちぜんこう)氏が1970年に71歳で開館したもんやそうや。
    日本一の横山大観のコレクションと、広大な日本庭園が有名。

  • 米国に日本庭園専門の雑誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング(Journal of Japanese Gardening )」っていうのがあるそうで、その日本庭園ランキングで2003年から2007年まで5年連続で日本一に選ばれてる。<br />

    米国に日本庭園専門の雑誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング(Journal of Japanese Gardening )」っていうのがあるそうで、その日本庭園ランキングで2003年から2007年まで5年連続で日本一に選ばれてる。

  • 2005年の説明によるると、全国693か所の名所・旧跡を対象に「庭そのものの質の高さ」「建物との調和」「利用者への対応」などを総合的に判断するんやそうや。この年の2位は京都の桂離宮。<br />

    2005年の説明によるると、全国693か所の名所・旧跡を対象に「庭そのものの質の高さ」「建物との調和」「利用者への対応」などを総合的に判断するんやそうや。この年の2位は京都の桂離宮。

  • 静岡やと伊豆長岡の三養荘や訶耶寺(まかやじ)、青森の盛美園(せいびえん)とか京都の無鄰菴(むりんあん)などが25位までに入ってる。<br />

    静岡やと伊豆長岡の三養荘や訶耶寺(まかやじ)、青森の盛美園(せいびえん)とか京都の無鄰菴(むりんあん)などが25位までに入ってる。

  • 入館料は2200円もするけど、サイトの割引券を持っていったから2000円やった。<br />お庭は見事の一言やった。

    入館料は2200円もするけど、サイトの割引券を持っていったから2000円やった。
    お庭は見事の一言やった。

  • 息を飲むよう美しい日本庭園の裏には、庭師さんの力がある。<br />真剣なまなざしで、枝ぶりをチェックしてはった。<br />

    息を飲むよう美しい日本庭園の裏には、庭師さんの力がある。
    真剣なまなざしで、枝ぶりをチェックしてはった。

  • この美術館にはお茶室と喫茶室が2つずつあって、それぞれ異なる景色が眺められる。<br />そのなかの「寿楽庵」っていう立礼席のお茶室に入った。<br />横山大観の「白沙青松」をイメージして作られた白砂青松庭に面してて、壁に開けられた長四角の2つの窓が、生の掛軸「双幅対」になってる。<br />

    この美術館にはお茶室と喫茶室が2つずつあって、それぞれ異なる景色が眺められる。
    そのなかの「寿楽庵」っていう立礼席のお茶室に入った。
    横山大観の「白沙青松」をイメージして作られた白砂青松庭に面してて、壁に開けられた長四角の2つの窓が、生の掛軸「双幅対」になってる。

  • 裏に純金の茶釜があって、それで沸かしたお湯でお抹茶をたててくれはる。<br />招福、延命に効果があるといわれてるそうや。<br />

    裏に純金の茶釜があって、それで沸かしたお湯でお抹茶をたててくれはる。
    招福、延命に効果があるといわれてるそうや。

  • お茶碗は島根県にある窯元のを12客あって、私のは安来にある鼓焼やった。お菓子は「緑風(りょくふう)」っていう銘の栗と白いんげんを使うたの。<br />松江の風流堂製で美術館専用のお菓子やそうや。<br />お茶のお味はようわからへんけど、結構なお手前でした。一服 850円。<br />屋久杉で造られた釣戸棚の戸板も横山大観が描きはったもんやねんて。<br />

    お茶碗は島根県にある窯元のを12客あって、私のは安来にある鼓焼やった。お菓子は「緑風(りょくふう)」っていう銘の栗と白いんげんを使うたの。
    松江の風流堂製で美術館専用のお菓子やそうや。
    お茶のお味はようわからへんけど、結構なお手前でした。一服 850円。
    屋久杉で造られた釣戸棚の戸板も横山大観が描きはったもんやねんて。

  • 日本画の展示室は2階。「あなたが選ぶこの一点!」が夏季の特別展。<br />印象に残ってるのは、小林古径の阿新丸、川端龍子の愛染、平山郁夫の祇園精舎かな。<br />質量ともに日本一という横山大観の作品はそんなに感動せえへんかったなあ。<br />

    日本画の展示室は2階。「あなたが選ぶこの一点!」が夏季の特別展。
    印象に残ってるのは、小林古径の阿新丸、川端龍子の愛染、平山郁夫の祇園精舎かな。
    質量ともに日本一という横山大観の作品はそんなに感動せえへんかったなあ。

  • 安宅コレクションにしても、石橋美術館にしてもコレクターの眼っていうもんがあると思うんやけど、足立全康さんのは、有名な日本画をできるだけ集めるっていうようにしか感じられへんかった。<br />入り口近くにある陶芸館の北大路魯山人室、河合寛次郎茶室のほうがおもしろかった。<br />河井寛次郎は安来の生まれやそうや。<br />もうひとつのお茶室「寿立庵」は、お抹茶一服と拝観料で1500円もかかるねんて。<br />

    安宅コレクションにしても、石橋美術館にしてもコレクターの眼っていうもんがあると思うんやけど、足立全康さんのは、有名な日本画をできるだけ集めるっていうようにしか感じられへんかった。
    入り口近くにある陶芸館の北大路魯山人室、河合寛次郎茶室のほうがおもしろかった。
    河井寛次郎は安来の生まれやそうや。
    もうひとつのお茶室「寿立庵」は、お抹茶一服と拝観料で1500円もかかるねんて。

  • 足立美術館は、お庭が一番やった。<br />2時間ほど美術館で過ごして、シャトルバスで米子駅まで送ってもろた。<br />乗客は私一人だけでなんや申し訳なかった。<br />11:45 足立美術館 → 12:15 米子駅 シャトルバス<br />30分ほどで到着。<br />今度は境港をめざす。

    足立美術館は、お庭が一番やった。
    2時間ほど美術館で過ごして、シャトルバスで米子駅まで送ってもろた。
    乗客は私一人だけでなんや申し訳なかった。
    11:45 足立美術館 → 12:15 米子駅 シャトルバス
    30分ほどで到着。
    今度は境港をめざす。

この旅行記のタグ

0いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP