ちょっとだけメキシコ（いざ国境を越える）

2007/08/21 - 2007/08/21

ロスから車で4時間半でいよいよメキシコに入る。45度の世界。華氏で112度でした。でも意外に暑くない。焚き火の前で、ちょっと暑いなあ　と思うでしょう?そんな感じ。

エリア ロサンゼルス(アメリカ)

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: レンタカー

ロスからパームデザートまでフリーウェイを行き、そこから111号線で南下。アメリカ側最後の町カレクシコのホリデーインを見つけて、一休み。

国境のゲート。何とフリーパス。車に乗ったまま、パスポートも見せずにスイスイと通ってしまった。一瞬帰りに不安を覚える。

国境を入って、迎えの車を待つ間、ふと気がついたら、銀行の前にはライフルを構えた兵隊（お巡りさん?単なるガードマン？）が２人。3人。4人。エッ、エッ？結局5人。「危ない町」の予感。

国境はちゃちなへいで、ちょっと奥に見えるトタンっぽい塀がそれ。

国境で人を待つタクシー。

あのゲートひとつで、どうしてこうも雰囲気が変わっちゃうんだろう?

もちろんスペイン語。表記もスペイン語。通貨はペソ。国境を入ると両替所がずらっと並んでいた。

靴磨きが2ドル50．アメリカの4分の1の価格。そうそう、タバスコってアメリカ人が作ってるんだとか。メキシコ人が、こぞって、タバスコの悪口を言っていたのにはびっくり。Salsa　Habanera（ハバネラ---そんな名前のお菓子があったっけ。）がおいしいよと、勧めた上に買ってくれた。70円ぐらい。

メキシコレストランにも連れて行ってくれたが、ここでまた、「アメリカの偽メキシコ料理よりおいしいよ。」と言われた。コロナビールだって、メキシコ人はまずいから飲まないんだとか。この2国、相当仲が悪いのかな。

アメリカに住んでいるメキシコ人のイメージより、確かにメキシコにいるメキシコ人の方がずっとキリッという感じ。

帰りは別の国境からアメリカに入国。今度はさすがにパスポートを眺めていた。「どうしてメキシコに来たのか?」「どのぐらいいたのか?」とか、国境なら訊きそうなことを一応訊いていた。「どうやってメキシコまで来たのか?」の質問には、とぼけて「マップクエストの手助けで！」と、とっさに答えていた。そうしたら笑い出して、「はい、行って。」と無事入国。

行きも通ったが、カリフォルニアの砂漠に広がる塩の湖。Salton Sea。車窓から見ると実に美しく、周りに観光客らしき姿が無いのが、ちょっと不思議。

そこで車から降りてみて、理由がわかったような。
まず、臭い。その上に、大量のハエと蚊。とてものんびり立っていられない。

ただし、水の中には沢山の小魚が泳いでいた。

こんなところに長居は無用。ひたすらロス目指して車を走らせたのです。

パームスプリングス付近で、山火事を見かける。まあロス名物ですね。

このあたりで38度。メキシコの45度の後だけに、涼しく感じるのだから、人間ってすごい。

ロスまでもうちょっと。きれいな夕日でした。

この旅行記へのコメント （2）

• Gruss Gott さん 2008/03/21 05:27:42

  おはようございます

  TAMkoku1さんおはようございます。
  メキシコに入られたとの文を見て、おじゃましました。
  実はぼくも同じルートで入国しようとして、でもレンタカーの契約がメキシコ不可だったので、パトカーにすぐ止められて引き換えした経験があります。
  TAMkoku1さんはたぶんご自分の車?なのでしょうか?すごい!!
  
  イギリスで生活されたりフランス語もできたり、しかもアップグレードの飛行機で旅行されたり。
  すごい方なのだとお見受けしました。
  これからも楽しく読ませていただきます。

  M-koku1さん からの返信 2008/03/23 11:31:34

  RE: おはようございます

  のんてぃーさん
  
  ご訪問有難うございました。
  メキシコは、本当は2〜3日泊まろうかと思っていたのですが、
  結局スペイン語のできない自分がついていっても
  技術者の手助けにならないと判断。
  一応お客様への顔出しということで
  ロスから往復しました。
  途中で一泊しましたが、カリフォルニア側で泊まりました。
  技術者の青年には数泊してもらいましたが、
  アルコール好きにはたまらなく素敵な町だったようです。
  
  行動範囲が広いので、マイルが貯まります。
  それをたまの休暇に利用して、ビジネスに乗りますが、
  その数時間のために何十時間というツラ〜イ
  エコノミー災禍が隠れています。
  忍耐の賜物なんです。　（＾O＾）
  
  また遊びに来てください。