
2007/08/16 - 2007/08/16
83位(同エリア235件中)
Huskyjazzさん
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私が美術館が好きなことは何となく分かりますよね。(しつこく何度も書いてるもんなぁ。)本屋とミュージアムとコーヒーショップっていうのが本当に好きな私。活動的でないですね。「あうとどあ」ってのが似合わない私。
さて、ミネアポリス美術館。(へぇへぇ、分かってますよ、美術館ならニューヨークやパリやスペインやイタリアにいいもんが一杯あるってんでしょ?アメリカの地方都市で有名な美術館なんかないよってね。卑屈になるなよって。)
ミネアポリス美術館のよいところは、一般入館料がタダだということである。コレクションはゴッホであろうと(因に世界でゴッホを所有する19の美術館の一つがここです。)モネであろうとルノアールであろうと、鑑賞はタダ。眺め放題。何度でも通ってしまう。
もしあなたがミネアポリスの昔の姿を見たかったら、3階のギャラリー303へ行こう。フォークアートのギャラリーの隣りにミネアポリスやセントポールの昔の景観を描いた風景画が集められている。1800年代の風景画はアメリカ人やイギリス人の画家によるもので、写真とは違った趣きがある。今の街の様子と比べたら、100年ちょっとしか過ぎていないのに、何か深い歴史への想いを感じてしまう。ギャラリーが閑散としていると、絵の中に取り込まれそうな気がするほどだ。
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著作権はとか考えるけど、コレクションのサイトから好きな絵画を選んで,自分のメールアドレスに送ったり、eポストカードを送ったりできるようになっている。さて、これは1848年のセントアンソニー滝。今はコンクリートで整備されているけど、自然の滝で、水力発電も行なわれた。
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1888年作。ミネアポリスのセントアンソニー滝のそばにあった製粉工場の風景。
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1850年作。スネリング砦は今も当時のまま保存されていて、独立記念日等に当時の様子を再現した催しが行われる。歴史的には白人入植によって周辺のネイティブ・アメリカンとの抗争があり、多くのインディアンが虐殺されるという暗い史実がある。
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これも製粉工場の様子とミシシッピ河、セントアンソニー滝を描いた風景。当時鉄道が河沿いを走っていたことも分かる。ストーンアーチ橋は今も河にかかっている。
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「グランドラウンド」という景観道路のシーニックバイウェイがミネアポリス市内に指定されているけれど、そのコースにあるミネハハ公園は昔から市民の憩いの場だった。「ミネハハ」というのはダコタ族の言葉で「笑う水」という意味。雨の後のミネハハ・クリークというタイトルの1897年の作品。
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ロウリーヒルというのは今もご近所として残っている。1888年には市をこんな風に見下ろしていたんですね。
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竜巻というのは中西部ではお馴染みだけど、市内に現れることは少ない。このセントポールを襲う竜巻というタイトルの絵は、コワい。1893年作。
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セントクロイ川というのはミシシッピ河の支流で、今もちょっとドライブして訪れるにはよい場所。市内から約30分くらい。今も美しい川が流れている。こんな岩の突き出したところを今もリバークルーズのツアーで巡ることができる。1847年作。
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そんなセントクロイ川にも製粉所があったんですね。1847年作。
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ミシシッピ河を行く蒸気外輪船。今もクルーズはセントルイスやニューオリンズとセントポールを旅することができる。1865年作。
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