メテオラへのドライブ１日目　（ギリシャ旅行　その１）

2006/06/04 - 2006/06

１週間のギリシャ旅行。前半はアテネを基点にメテオラまでドライブ。
アテネ郊外の空港でレンタカーを借り、朝7時30分に出発。空港からハイウェイでアテネ市街北部を経由し北上。テーベのＩＣでハイウェイを降り、そこから一般道で西へ。デルフィの手前のディストモという街で脇道にそれて、オシオス・ルカス修道院に寄り道。修道院見学後、10時30分過ぎにデルフィ到着。ギリシャ文字の標識は読みにくく、ハイウェイのICの名称が東京で買っていった道路地図の表記とは異なっていた事などもあり、ここまでの道程で２度ほど道を間違え、遠回りをする羽目になった。
遺跡を見学後にデルフィの町で昼食をとった。デルフィの町は遺跡と同様、岩山の急斜面にぽつんと位置しており、街の南北方向の道は全て石段。メインストリートに小さな宿屋が並ぶが、大抵１階がレストランになっており、そのレストランのテラスからは眼下にイテアの街とその向こうにコリンティアコス湾の眺望が開けており、絶景。
デルフィを14時30分に出発し、パルナッソス山の西側から峠を越えてラミアの街まで北上する。ラミアの街の先でまたひと山越え、そこからは比較的平坦な道を北西に進み、トリカラ経由でカランバカに18時到着。やや飛ばし気味に走ったこともあり、予定より早く着いた。

エリア デルフィ(ギリシャ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

朝7時30分にアテネ空港を出発。空港からそのまま高速に乗り、アテネ郊外を通過し、北方向へ。制限速度は100km/hだが、周りの車は結構それよりも飛ばしていた。

１時間ほど走ってテーベのＩＣで降りる。．．．といっても降りるべきＩＣを２度も間違ってしまった（どのＩＣの標識にも"THIVA"と書いてあり、地図の記載と違ったのでよくわからなかった）。写真はテーベからデルフィに向かう道での風景。道路わきの糸杉の並木が雰囲気をかもしだしている。快晴で気持ちがよい。

デルフィに近づくと周囲に山が多くなってくる。こちらの山はごつごつした岩山で背の高い木が少ない。山間の道を進むにつれ、雲が多くなってくる。

世界遺産のオシオス・ルカス修道院。ディストモで左に曲がり尾根沿いの山道を15分程走って到着。観光バスが寄らないためか、人は少ない。

ダフニ修道院群、オシオス ルカス修道院群及びヒオス島のネア モニ修道院群 史跡・遺跡

オシオス・ルカス修道院。「人里離れた」という感じの場所に建てられているので、時間までがゆったりと流れているよう。

修道院の門の上に飾られたモザイク画。

主聖堂の堂内のモザイク画。

主聖堂の堂内のモザイク画。

デルフィに10時30分頃に到着。天気が曇ってきた。駐車場に車を停めて早速見学。
写真は野外劇場とアポロン神殿。

デルフィ遺跡 史跡・遺跡

遺跡の一番上のところにあるスタディオン（競技場）。「お約束」で走ってみる妻。

「神託」が行われたアポロン神殿。
また空に晴れ間が見えてきた。

12時30分頃にデルフィの街で昼食をとる。メニューは「観光客用」といった軽いコースメニュー。フェタチーズがドーンとのったグリークサラダが気に入って、旅行中何度も食べた。

食事をしている間にまた快晴に。デルフィ遺跡に戻り、今度はアテナ・プロナイアの神域を見学。

デルフィ遺跡 史跡・遺跡

アテナ神殿

14時30分にデルフィを出発。ラミアまではずっとくねくねした峠道。ラミアからひとつ峠を越えた後トリカラまでひたすら一本道。道中は極端に信号が少なく、ラミアとカルディスタの街中の信号で１回ずつ停まった他は、写真のガソリンスタンドに停まっただけで、その他はノンストップ。トラックの追い抜きを何度もしたりと結構運転は疲れた。

カランバカで夕食。ハーブとオイルと塩の効いたグリークサラダをおつまみにギリシャビール「Mythos」を一杯やるのはなかなかのもの。

「ギリシャ旅行　その２」に続く　（http://4travel.jp/travelogue/10072296）