2006/04/14 - 2006/04/14
2662位(同エリア2886件中)
まみさん
今年3度目の宝塚観劇は、これもまた念願の「ベルサイユのバラ」のオスカル編です。
これでおそらく当分、宝塚には行かないだろうと思ったら、またしてもデジカメを構えてパチリ、パチリ。劇場内の売店では、「ベルサイユのバラ」限定販売の菓子も買って帰りました。
というより、やっぱりまだ手にしたばかりのオモチャ、デジカメにまだまだ夢中なせいで、ちょっとでも非日常場面があれば、写真を撮ってみよう!という気になるのです。
前回は劇場内の写真をすでに撮っていますので、劇場1Fにある歌劇グッズショップ「キャトルレーヴ」の写真をメインに撮りました。
昼の公演だったため、公演が終わった後でもまだ営業中でしたので、帰りにもゆっくり寄ることができました。
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本日の公演ポスターです。
本日の座席も1階席です。14列目の61番。
1階席は3階にあります。背景にあるのは階段。でも開演前は2台あるエスカレーターが2台とも上りエスカレーターになるので、階段を使うのは下りが混雑する帰りだけ@
ポスターを見ると、アンドレ役はトリプルキャストです。
今回の公演でアンドレ役を演じたのは、1番奥の方。3人ともこうしてメイクした顔はよく似ているので、キャスト表を見ないとわかりませんでした。この方はアンドレ役ではないときは、ジェローデル役をやるようです。
真ん中の方は特別出演らしいです。
1番手前の方は、今回はアラン役でした。
オスカルの隣にいる女性は、てっきりアントワネットかと思っていましたが、ロザリーでした。
確かに素敵なドレスを身につけ、ティアラやネックレスが豪華ですが、アントワネットのドレスの豪華さはこの比ではありませんでしたっけ。
ちなみに、オスカル編ではアントワネットもフェルゼンも登場しませんでした。
幼い日にアンドレがジャルジェ家に引き取られてオスカルと出会った場面の後は、すぐにオスカルがフランス衛兵隊の隊長として任につく前日でしたから。
まあ、確かに原作でも、オスカルが近衛兵を辞した後は、アントワネットたちとの接点はほとんどなかったですね。 -
休憩時間に1階の歌劇グッズショップ「キャトルレーヴ」に行ってみることにしました。
2階からショップを見下ろします。
階段の踊り場には、ポスターを撮っている人の姿が見えます。
2階の奥の人混みは、喫茶・軽食「ラウンジ」があるところです。 -
ショップの前のポスターとウィンドウの向こうのショップの様子をファインダーに収めます。
ショップの中に明るさが合ってしまったので、ポスターが暗めになってしまいました(泣)。 -
ショップに入ってまず、バラのモチーフの小物に目が惹かれました。
ステキ〜! 乙女チック@
お値段は、ハンカチ1,260円。……高いっ!
(100円グッズので十分な人なので、私@)
シース1,300円。シースって、何?
フラットバック2,000円。トートバック2,800円。
まあ、限定品というか、ブランド品みたいなものでしょうからね。 -
ショップの中の様子です。そこかしこにバラの装飾@
商品はブロマイドが多いです。
ショップの構造は逆L字型で、突き当たりを右にも続いています。
休憩時間は空いていました。 -
ブロマイドを買うほどではありませんが、小物はちょっといいかもしれない@
軍服やドレスのメモ帳です。かっわい〜っ!
赤いのが近衛兵で、青いのがフランス衛兵隊、ドレスはアントワネットのものでしょう。 -
軍服のメモ帳とブロマイドとバッジです。
バッジは、フィナーレで女優さんたちが勢揃いするときに手にしているシャンシャンをかたどったもののようです。かわいらしくまとめられた白い花束の真ん中にろうそくが突きささっています。
バッジはピンクとブルーがありますが。 -
公演後、またショップに寄ります。
階段を下りる途中で撮りました。自動演奏のピアノも一緒にファインダーに収めて。
公演が終わった後なのでゆっくりできるからでしょう、ここから見てもかなり混雑しているのがわかります。 -
ショーウィンドウに陳列されています。
バラのポーチとかハンカチはやっぱりステキです。買わなかったけれど@ -
これこれ、これを撮りたかったので、もう一度寄ったんです。
なんだと思います?
退団記念のマスコットですって。よくわからないけど、可愛い@ -
ショップ内のショーウィンドウです。
お洋服のメモ帳が見やすく展示されていたので、また撮りました。
茶色いフロックコートは、アントワネット編でフェルゼンをスウェーデンまで迎えに行ったジェローデルが来ていた気がしますが……。
アンドレが来ていたコートはえんじ色で、こんなに装飾たっぷりではなかったし、平民の彼はひらひらした絹のシャツは着ません。 -
2Fのおみやげ売店「プチ・レヴュー」で販売されていた、「ベルサイユのバラ」の記念の東京宝塚限定販売のお菓子。
バニラクッキー12個入り、630円。 -
でも私が買ったのは、こっち。
「夢の宝塚」ホワイトチョコサンド。18枚入り1,050円。
4Fのおみやげ・プログラム売店「ショップ」で買いました。
食べる前に、公演ちらしとあらすじ・キャスト表と一緒に並べてみました。 -
「夢の宝塚」ホワイトチョコサンド。18枚入り1,050円。
ボックスのふたを開けたところ。空間が余ったので、ポストカード立てを加えました。
フランス印象派のカミーユ・ピサロの「ポントワーズへの道」です。
公演の感想は……いやぁ、アンドレがかっこよかった、アンドレがかっこよかった、ひたすら、アンドレがかっこよかったです。
原作はソラで台詞が言えるくらい、一時期はまったのでアンドレのかっこよさは今さらなのですが、宝塚ではアンドレも男装の麗人ですから、余計に魅力が増していたように思います。
いうなれば、現実にいないからこそ、夢を託せる王子様みたいなかんじです。
ほんと、今さらですが、アンドレって、つくづく、女にとって実においしいナイトです。
身分が平民ですが、いや、平民だからこそ、お嬢様のオスカルを常に立てて、控えめで、影からずっと守っています。1つ年上で男としての包容力もあり、なによりも、幼い頃からオスカル一筋で、オスカルを深く愛し、命をかけて守る覚悟があります。
ま、一度、オスカルに結婚話が出たとき、他の男のものになるなら自分の手で……とオスカルとの無理心中を考えましたけど、おとなしいだけの男ではない、というところも魅力的です@
もちろん、オスカルもそんなアンドレの信頼と忠誠に値するだけ「いい女」です。美貌といい、信念といい、生き様といい、「極上の女」でしょう。主人としてアンドレに対して責任を持ち、友情に報いる誠実さを常に示し、恋人関係になる以前に、人間として信頼関係があった2人です。
宮廷シーンが一切なかったのは、衣装は少し華やかさが劣りましたが、かわりに軍服姿が多く見られたので、かっこよかったです。
閲兵式や革命の戦いのシーンは、しびれました。
オスカルとアンドレが初めて結ばれた夜と、市民が武装蜂起して革命が勃発してからアンドレの死、バスチーユ攻撃、それからオスカルの死までの場面は、アントワネット編とかぶっていました。台詞や動きもわざと同じにしていたようです。
ただ、その中で、ちょっとずつアントワネット編と違う要素があるのが、私のように両方見ている人にとっては、なかなか興味深い演出だと思いました。
衣装や宮廷シーンがないのでなかったけれど、オスカル編ではアントワネット編とは違う派手さがありました。ちょっと目がテンになったくらい。
メリーゴーランドの木馬が2度、出てきたんです。
ああ、いやいや、正確には、ペガサスの木馬。羽の生えた白馬です。
1回目に搭乗したのは1幕目の終わりで、軍神マルスの姿でペガサスにまたがるオスカルです。
オスカルが珍しく自分の肖像画を描かせる気になり、それが完成したとき、すでに失明しているアンドレには頭の中で思い浮かべることしかできません。肖像画を見たいという想いにオスカルへの思慕をこめてアンドレがソロで歌った背景で登場したわけですが……まさしくメリーゴーランドのように、ゆらゆらと宙に浮いて登場したのには、ちょっと唖然。
2回目は2幕目の終わり。戦死したオスカルを、先に死んだアンドレが迎えに来た場面です。ガラスの馬車に乗って、それを引いていたのが、ペガサスの木馬@
他にもロザリーがオスカルへの切ない片思いを歌った場面なども、幻想チックでした。
そんな風に、アントワネット編に比べると、オスカル編は幻想のシーンが多かったように想います。
オスカル編というのは、女性の自立と生き方を考えさせられる、ある意味、重いところがあるので、敢えてミーハーな感想でまとめました@ -
劇場を出て帰路につきます。
東京メトロの日比谷駅と有楽町駅を結ぶ地下道です。
日比谷には昔、よく通る機会があったのですが、しばらくぶりに来たら……正確には、私のこの観劇趣味が始まって間もない3年前の2003年に日生劇場に行ったときですが……なかなかナイスになっていてびっくりしました。
この壁の写真の街角は、イタリアでしょうか。旅情を誘われてしまいます。 -
東京メトロの日比谷駅と有楽町駅を結ぶ地下道です。
私が向かうのは有楽町線です。
壁の写真は、運河に自転車となると……オランダあたりかしら。 -
東京メトロの日比谷駅と有楽町駅を結ぶ地下道です。
喫茶店のそば。右手のプランターのあるあたりにあります。
劇場開演までちょっと時間があるときは、地上の喫茶よりもこういうところの方が、まだ物価が安いでしょう。たぶん。 -
東京メトロの日比谷駅と有楽町駅を結ぶ地下道です。
公衆電話があるこの写真が1番気に入っています@
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この旅行記へのコメント (4)
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- 萌愛さん 2006/04/19 13:30:16
- オスカル
- やっぱりオスカルよいわぁ!
私もまみさんも 「ベルばら」から卒業したか疑問ですね。
ポスター見て よだれが…はしたなくも。
- まみさん からの返信 2006/04/19 22:54:00
- RE: オスカル
- 萌愛さん、こんにちは。書き込みありがとうございます。
ベルバラは、大人になってだいぶたった今でも、意味が深いですね。
はじめて読んだ少女の頃(ウキャッ@)のときは、オスカルの生き様とかアンドレの愛とかはよくわからなかった記憶があります。
まあ、一方で、夢見る乙女!? から卒業しきれてないかもぉと思わなくもないです、たしかに@@
- 萌愛さん からの返信 2006/04/20 00:32:15
- RE: 夢見る乙女?
- の年頃は、とつくに過ぎても←だからこそかも、少女の頃とは思い入れが違ってオスカルの女性としての生き方とかアンドレの男性的魅力を感じるのかも知れませんね。少女の頃はアンドレに男性感じなかった私です。宝塚にしたって結構年齢いってる人がファンやってますもの(^^ゞ
女の子は何歳になってもおんなのこで良いような…(^^ゞていい訳!
- まみさん からの返信 2006/04/20 22:44:44
- RE: RE: 夢見る乙女?
- 萌愛さん、こんにちは。返信ありがとうございます。
乙女といえる時期をすぎたからこそ、余計に夢を見るのかも……でも頭の隅はちゃんと冷静でね@
私も少女の頃は、アンドレにピンと来なかった覚えがあります。
アンドレが女にとって「おいしい」と思えるようになったのは、大人になってからですねぇ。
昔はむしろフェルゼンだったかな〜。
でもベルバラがアニメ化されたとき、アンドレ役の声を俳優の志垣太郎さんがやったときには、やはり声に影響されて、アンドレの男ぶりがぐっとあがった気がしました。
宝塚のチケットがとれたあと、これまたレンタルビデオで、久しぶりにそのアニメも借りてみてしまいました@
(要するに劇場へは行くけど、映画のたぐいはみんなレンタルですませてしまうんですよね、私。)
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