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ジブチから陸路国境を渡って到着した街アッサブから、首都アスマラまで直通のバスに乗って、意気揚々としていたら、途中検問で、「パーミッションはないのか!」っと叩き降ろされてしまいました。次のバスは翌々日。何もないアッサブの街で日がなお茶そして過ごしました。それでも声を掛けてくれる人々はとても親切で、しみじみと旅情を楽しみました。

エチオピア、ソマリランド、ジブチ、「エリトリア」-4

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2004/12 - 2004/12

24位(同エリア32件中)

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イチロー

イチローさん

ジブチから陸路国境を渡って到着した街アッサブから、首都アスマラまで直通のバスに乗って、意気揚々としていたら、途中検問で、「パーミッションはないのか!」っと叩き降ろされてしまいました。次のバスは翌々日。何もないアッサブの街で日がなお茶そして過ごしました。それでも声を掛けてくれる人々はとても親切で、しみじみと旅情を楽しみました。

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  • アッサブって地図上だと結構大きな街のように見えるんですよね。でもこの写真見てください。街中はこんな感じです。今回の旅、ソマリア、ジブチから、どうやってエリトリアに行けばいいのか、確かな情報はほとんどなく、どうなるんだろうって不安がいっぱいでした。そんな気持ちで旅して、ようやく到着した最終目的国エリトリア。最終目的地、エリトリアの首都アスマラまでもう一息だ。アッサブに到着した朝、バス乗り場前の青空喫茶店で、翌朝のアスマラ行きのバスの切符売りを発見。キップを購入。バスの出発時間を尋ねると明日の朝3時だと言う。何度も聞き返した。朝早すぎるよ。エチオピアでは朝5時だの6時だのの出発が多く、やれやれって思ってたのに、ここエリトリアではさらに早い。それでもバスに乗っちゃえば、アスマラに連れてってくれるんならま、よいでしょう。朝3時なんて中途半端なので、宿はとらず、バスで寝かせてもらいました。

    アッサブって地図上だと結構大きな街のように見えるんですよね。でもこの写真見てください。街中はこんな感じです。今回の旅、ソマリア、ジブチから、どうやってエリトリアに行けばいいのか、確かな情報はほとんどなく、どうなるんだろうって不安がいっぱいでした。そんな気持ちで旅して、ようやく到着した最終目的国エリトリア。最終目的地、エリトリアの首都アスマラまでもう一息だ。アッサブに到着した朝、バス乗り場前の青空喫茶店で、翌朝のアスマラ行きのバスの切符売りを発見。キップを購入。バスの出発時間を尋ねると明日の朝3時だと言う。何度も聞き返した。朝早すぎるよ。エチオピアでは朝5時だの6時だのの出発が多く、やれやれって思ってたのに、ここエリトリアではさらに早い。それでもバスに乗っちゃえば、アスマラに連れてってくれるんならま、よいでしょう。朝3時なんて中途半端なので、宿はとらず、バスで寝かせてもらいました。

  • で、翌朝3時バスは出発。1時間ほど走った検問で、外国人の我々はパスポートチェックを受ける。「パーミッションはないのか?」「ない。必要なのか?何とか通してもらえないか??」結果はNG(涙)。バス代も帰らず。夜明けまで、検問所でぼーっと待って、若造に連れられて、街へと帰る。車で1時間のところからだから、かなり歩かされた。ひと歩きすると、ミリタリ施設があり、そこで先導者が交代、人から人に渡されて、アッサブの街まで帰り、ここでパーミッションが取れるからとさんざん待たされては、ここでは出せない、あっちへ行け、こっちへ行けと、建物を転々と歩かされ、丸1日かかって、ようやくパーミッションをゲット。はー疲れた。次のアスマラ行きのバスはあさってだそうだ。少し休もう。宿で事情を話すと、ディスカウントしてくれました。ありがとう、エリトリアに人って親切なんですね。<br />ムダになったアスマラ行バス:139エリトリア・ナクファ。パーミッション10ナクファ。ホテル:ペンションアッサブ割引でツイン40ナクファ。

    で、翌朝3時バスは出発。1時間ほど走った検問で、外国人の我々はパスポートチェックを受ける。「パーミッションはないのか?」「ない。必要なのか?何とか通してもらえないか??」結果はNG(涙)。バス代も帰らず。夜明けまで、検問所でぼーっと待って、若造に連れられて、街へと帰る。車で1時間のところからだから、かなり歩かされた。ひと歩きすると、ミリタリ施設があり、そこで先導者が交代、人から人に渡されて、アッサブの街まで帰り、ここでパーミッションが取れるからとさんざん待たされては、ここでは出せない、あっちへ行け、こっちへ行けと、建物を転々と歩かされ、丸1日かかって、ようやくパーミッションをゲット。はー疲れた。次のアスマラ行きのバスはあさってだそうだ。少し休もう。宿で事情を話すと、ディスカウントしてくれました。ありがとう、エリトリアに人って親切なんですね。
    ムダになったアスマラ行バス:139エリトリア・ナクファ。パーミッション10ナクファ。ホテル:ペンションアッサブ割引でツイン40ナクファ。

  • 一つ前の写真をみていただければわかるように、アッサブ、何もすることがないんです。次のバスが出るまで、青空喫茶でお茶しながら行きかう人を眺めたりしながら、ただただぼーっと過ごしました。もはやこれが得意技です。宿にはイエメン人がいて、「ここからイエメンまで船だと数時間で着くよ。一緒に来ないか。飛行機でアスマラからイエメンに行くより早いしずっと安いよ」と誘われたんですが、、ここまで来て、最終目的地のアスマラを見ずして旅を終えるわけにはいかない。再びアスマラ行きのバスに乗り込みました。再度同じ検問、どきどきしながらパーミッションを見せると、今度は問題なし。バスは紅海に沿って北上、砂漠の中の道を走り、廃墟の街から廃墟の街へとたどっていく。写真は途中の廃墟の街にて。ミシュランの地図上では丸で書かれている街なんだけど、砂の上に数件のほったて小屋があるだけの、街というより集落ばかり。同じ地図上の丸で表現されていても、日本の町とはあまりにも違う。そんなことも考えました。

    一つ前の写真をみていただければわかるように、アッサブ、何もすることがないんです。次のバスが出るまで、青空喫茶でお茶しながら行きかう人を眺めたりしながら、ただただぼーっと過ごしました。もはやこれが得意技です。宿にはイエメン人がいて、「ここからイエメンまで船だと数時間で着くよ。一緒に来ないか。飛行機でアスマラからイエメンに行くより早いしずっと安いよ」と誘われたんですが、、ここまで来て、最終目的地のアスマラを見ずして旅を終えるわけにはいかない。再びアスマラ行きのバスに乗り込みました。再度同じ検問、どきどきしながらパーミッションを見せると、今度は問題なし。バスは紅海に沿って北上、砂漠の中の道を走り、廃墟の街から廃墟の街へとたどっていく。写真は途中の廃墟の街にて。ミシュランの地図上では丸で書かれている街なんだけど、砂の上に数件のほったて小屋があるだけの、街というより集落ばかり。同じ地図上の丸で表現されていても、日本の町とはあまりにも違う。そんなことも考えました。

  • 数年前のエチオピアとの戦争の影響で国連の兵士にはしょちゅう出くわしました。アッサブではインド人の人から声をかけられたりしました。

    数年前のエチオピアとの戦争の影響で国連の兵士にはしょちゅう出くわしました。アッサブではインド人の人から声をかけられたりしました。

  • 「アスマラは最高だよ。美しい町だよ」バスの中で散々きかされて、期待に胸膨らませて。朝4時過ぎ出発したバスは途中一泊して翌午前中アスマラに到着。なるほど、アッサブとは比べ物にならない、立派な首都ですね。モスクや教会周辺、マーケットなど散策を楽しませていただきました。

    「アスマラは最高だよ。美しい町だよ」バスの中で散々きかされて、期待に胸膨らませて。朝4時過ぎ出発したバスは途中一泊して翌午前中アスマラに到着。なるほど、アッサブとは比べ物にならない、立派な首都ですね。モスクや教会周辺、マーケットなど散策を楽しませていただきました。

  • アスマラの中心地には、かつてイタリア領時代の名残で、小洒落たペイストリーやピザ屋がたくさんあります。アジス他エチオピアの街にも多いですね。まんおじして、アフリカ名物アスマラのペイストリーに。

    アスマラの中心地には、かつてイタリア領時代の名残で、小洒落たペイストリーやピザ屋がたくさんあります。アジス他エチオピアの街にも多いですね。まんおじして、アフリカ名物アスマラのペイストリーに。

  • オシャレなペイストリーでスイーツやカフェをたしなみながら、地元の人々をウオッチング。これも旅の楽しみです。

    オシャレなペイストリーでスイーツやカフェをたしなみながら、地元の人々をウオッチング。これも旅の楽しみです。

  • 中心街はオシャレな感じのアスマラですが、マーケットのお土産やは結構素朴でしたね。いわゆるツーリストなんてまだまだ滅多に来ないのでしょう。ツボやらほうきなどが多く、周辺の町や国からやってきた人向けのお土産やばかりでした。でも、それはそれで素朴で楽しかったです。

    中心街はオシャレな感じのアスマラですが、マーケットのお土産やは結構素朴でしたね。いわゆるツーリストなんてまだまだ滅多に来ないのでしょう。ツボやらほうきなどが多く、周辺の町や国からやってきた人向けのお土産やばかりでした。でも、それはそれで素朴で楽しかったです。

  • アスマラからはイエメニア航空でサナアへ。アフリカの角、エチオピア、ソマリランド、ジブチ、エリトリアと陸路での旅もおしまいです。思ったより大変だった。でも振り返ると、、今となっては思い出深い旅でした。<br />(写真はアスマラのマーケットにて)

    アスマラからはイエメニア航空でサナアへ。アフリカの角、エチオピア、ソマリランド、ジブチ、エリトリアと陸路での旅もおしまいです。思ったより大変だった。でも振り返ると、、今となっては思い出深い旅でした。
    (写真はアスマラのマーケットにて)

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