湯本温泉ホテル枕水を探検するその１～館内探検編～

2010/12/30 - 2010/12/31

年末恒例県内1泊旅行。
今年は長門湯本温泉の老舗、ホテル枕水です。
着いて早々「お風呂見せて」とお願いしましたら、快く見学させていただいたのでした（感謝）

エリア 長門市・長門湯本温泉(山口)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝からの雨が雪に変わりました。
昼前には雪はやみ、晴れてきたものの、道が心配だし、ダメ元でむちゃぶりする予定なので早めに出発。

道にほとんど雪が残ってなかったので、これなら大丈夫かと、山口からの経路途中にある秋吉台の雪景色を見ようと展望台へ寄り道です。

道にないものは、秋吉台にも残ってなかったのでした。

陰にはかろうじて雪が残ってたので、カルスト台地の雪景色風に撮ってみました。

さて、先を急ぎましょう。

その後も雪はほとんどないまま、美祢方面から北上し、無事に湯本温泉に到着です。
のちに宿の人に聞いたところによると、九州や広島からのお客さんの中には、大雪で当日キャンセルになってしまった方もいたそうです。

今宵の宿、ホテル枕水の場所は分かっているけれど、入口が難しいらしいです。
お隣の山村別館の辺りから気をつけておかないと、と思ったら、山村別館を過ぎてすぐあった道を通過しちゃいました・・・

とりあえず、信号のところから左折してみるかあ。

山村別館 / しぇふず 宿・ホテル

湯本温泉入口の交差点（三叉路）から左折したら、歩道を通って入るように看板があったので、おっかなびっくり通って無事に玄関前に到着です。

ちなみに、この写真は翌朝。
写真撮る直前に一時的に大雪が降ったもので、あっというまに真っ白になりました。

玄関前の駐車場に無事に停められました。
クマの右側の建物は、山村別館の離れの師衣釜厨（しぇふず）。
山村別館に宿泊してここの足湯を利用してから、すでに３年経過しているようです。
http://4travel.jp/traveler/yamakuni/album/10207602/

当初通る予定だった道は、あっちの下り坂から下って

山村別館 / しぇふず 宿・ホテル

坂道上がって・・・って急すぎです。
雪があったら、無理ですね。

後でわかったことには、このまま坂を上がらず通過すれば、

ホテル裏手にも停められたのでした。
こちらが１階、フロントは３階。
こっちの出入り口も、後の散策でずいぶん利用しました。

車を停めたところが正面玄関。
ここは記念撮影用みたいですね。
後ろの右の掛け軸、夏に泊まった湯田温泉の栄屋さんや、雪舟庭のある常栄寺前の碑にも同じ言葉がありました。
この辺の流行りなのかな？

常栄寺 寺・神社・教会

かなり早い時間でしたけど、チェックイン。
大浴場の写真を撮れないかお願いしてみましたら、岩風呂の方だけなら、とＯＫ。
でも、まだお掃除中だから、状況確認のためしばし待ちます。

待ってる間にチェックインのサービス。
お抹茶に金平糖。

ロビーには熱帯魚。
グッピーの赤ちゃんが生まれたそうです。

お正月飾り〜

とやってましたら、撮りに行けるようになりましたので、フロントのお姉さんと一緒に1階へ。

大浴場は１階と２階にありまして、男女入れ替え制です。
昼間の時間は、岩風呂は男性用。
下駄箱はなくて、履物の見分けを付けるための洗濯ばさみが活躍してました。

ベビーベッド〜

なんて遊ぶのは、大浴場の写真を撮ってからです。
鏡に写っているロッカーは有料の貴重品入れ。
日帰り入浴客用なんでしょう。
帰りに聞いてみたら、１５時から２０時まで７００円で日帰り入浴できるそうです。

予想していたよりも大きくて、趣のある岩風呂大浴場です。

露天風呂もあります。
屋根がないので、雨降り用に傘が置いてありました。
使う機会がなくてよかったです。

露天風呂を撮りに行ったら、ちょうどお掃除中でした。
邪魔になるので室内撮ろうと思ったら、案内してくれたフロントのお姉さんがお掃除のお兄さん（？）に声をかけてくださって、どうぞ状態です。

庭園露天風呂なもので、かなり葉っぱが入っちゃうようで、網が活躍しています。
ドーミーのリゾート系ホテルみたいに、お客が入ってるときにすくえる網もあったらいいのかも。

お客が入る前から岩から温泉が流れでてますけれど、設置されている竹からもわざわざお湯を出してくださいました。
なかなかの勢いで出てくるなあ、と思ったら、これ、打たせ湯になってました。

再び中へ。
お目当てのものは

探すまでもなく、すぐに目につきました。
鎮座してます。

霊験あらたかな如意宝珠だそうです。
お風呂に入らず、これだけ見に来られるお客さんもいるとか。

願い事がかなったところを想像しながらなでるといいそうです。
なでなでなで。

クマの願いは、2代目が見つかって楽隠居らしいですが、当分無理そうです。

ここは休憩所かな？
神社の役割かも？
湯守さんに聞いてみましたら、「お客さんが来るころにはいないから、どう使ってるか分からないねえ」とのこと。たしかに。

湯守のお兄さん（？）はネットサーフィンが御趣味だそうなので、ブログの方を紹介しておいたけど、たどり着けたかな？

宝珠の近くから、露天の入口まで。
かなりの広さです。
岩風呂でこれだけ解放感があるところは初めてかも。
松田屋ホテルや修善寺の菊屋にも立派な岩風呂があったけど、岩が重厚過ぎてちょっと圧迫感があったりします。
お湯は源泉加温と循環と併用だそうですが、アルカリ性のなめらかなお湯でよかったです。
正直、これまで湯本温泉のお湯は何か所か入ってますが、なめらか具合は一番いいかも。
湯田温泉も、今のところお湯質で一番気に入ってるのは湯別当野原。
やっぱり老舗はお湯の管理がいいのかな？
（あくまで私見です。）

お子さん向けの洗面器やおもちゃが色々とありました。

宝珠の側にも洗い場があります。
部屋数が３０室くらいらしいので、2か所にあったら少々は対応できそうです。

無事に岩風呂が撮れて、ロビーに戻ってみれば、御部屋の準備もできてたようです。
ということで部屋に行きます。

部屋でゆっくりはするわけもなく、客室係りの人がいなくなったら速攻で部屋の写真を撮って、大浴場が使える１５時と同時に今度は２階の千珠風呂へ。

番台のはなこさんがお出迎えです。

後ろの冷水機、コップが紙コップじゃないのがいい感じです。

速攻で来たかいがありまして、誰もいません。
しめしめ。

紙おむつも置いてあります。

岩風呂の方にもあったんですけど、設置されているこれはドライヤー。
湯田温泉の老舗、湯別当野原にもタイプが違うのが置いてあったなあ。
昔はこういうのが主流だったんでしょうか？

効き目は正直イマイチです。
普通にドライヤー使った方がいいですね。

湯田温泉　湯別当　野原 宿・ホテル

２階のお風呂は１５時から２０時半までが女性用。
こっちは洋風？
浴槽は２つに仕切らせてますが、違いはよく分かりません。
両側に洗い場があるので、それぞれ分散して入ってもらうためかな？

湯本温泉の風景っぽい気もしなくもないけど？

こちらにもお子さん用がたくさんあります。

こっちの大浴場のウリは、大きな丸いお風呂。
檜じゃなくて高野槙だそうです。
造ってどうやって宣伝しようかと思ってたら、ちょうど秋篠宮家の悠仁様が生まれてお印が高野槙になったので、説明がしやすくなって助かったんだとか。

さきほどの見学会の時は、まだお風呂に蓋がしてあるので、ってことで撮影できなかったのでした。
これに蓋がしてあるってのも、見て見たかったなあ。

和風だけど、ジェットバスもついてたりします。

１階は屋根なし露天、こちらは屋根付き囲い付き。
屋根の半分は透明（よく車庫とかに使われてる波状の板）なので、日がよく入って解放感があります。
周りが囲っているのも、風よけになりそうです。
一番大きな目的は、周りからみえないようになんでしょうけれど。

お風呂の後は館内うろうろ。
ロビーのある３階のエレベーター前に、かまぼこ板の絵馬がありまして自由に書けます。
その横にも珠。

あればすりすり。

お向かいにはおもちゃや絵本。
大浴場といい、お子さん向けなサービスが多いですね。
マンガもあったけど、ちょっと種類が少なくて読みたいものもなかったです。
金子みすゞとか、近松門左衛門（長門出身という説あり）関連も置いてあったらよかったかな。

１階にはゲームコーナーもあります。
なぜか名称は「ファミコンコーナー」。時代を感じます。
横にはカラオケルームもありました。

温泉卓球は３０分５００円だそうです。

１階の大浴場の横には、ミニ水族館コーナー。
ロビーは熱帯魚で、こちらはすぐそばを流れる音信（おとずれ）川に住む魚たち。
こっちの方が好みです。

オヤニラミににらまれ

大きなドンコさんとお友達になったり。

１階からそのまま外に散歩も出られますが、それはあとのお楽しみにしまして、

とりあえず、部屋に戻って夕食に備えることにしたのでした。

この旅行記へのコメント （2）

• 犬のおまわりさんさん 2011/01/05 07:05:02

  本年もよろしくお願いいたします。

  くに・クマさんおはようございます。
  
  恒例の年末
  旅行拝見いたしました。
  
  雪はいかがですか？
  こちらのは、間違いなく
  ご利益ありそう〜
  
  どん兵衛のきつねくんには、
  どうも無さそうですよね(笑)
  
  
  それでは・・・また続きを楽しみにしています。
  
  犬のおまわりさんｗａｎｗａｎ(^。^)y-.。o○

  くに・クマさん からの返信 2011/01/06 06:16:11

  今年もよろしくお願いいたします。

  犬のおまわりさん、おはようございます。
  
  おだやかなお正月を過ごされましたか？
  雪はそれほどでも・・・と思ったら、下関に入っている間にドカ雪が降っていたようです。
  これからも降りそうな感じで、戦々恐々です。
  
  > こちらのは、間違いなく
  > ご利益ありそう〜
  
  ご利益のあった人は多いようです。
  ちょっと願い事が多すぎて神様があきれられたようで、お正月にはアンラッキーなことがありましたが、先を期待しましょう。
  
  > どん兵衛のきつねくんには、
  > どうも無さそうですよね(笑)
  
  旅行記で拝見したきつね君ですね。
  どん兵衛神社って訳でもなかったんですね。投げ込む感覚は、私にもよくわかりません。
  ご利益はともかく、お賽銭は集まりそうですね（笑）
  
  それでは、今年もよろしくお願いします。