【大歩危⇒脇町】 ②［脇町］『南町うだつの町並み』

2007/05 - 2007/05

翌日は、［吉野川］中流の［脇町］を訪れました。

････素晴らしいところです。

エリア 吉野川・阿波・脇町(徳島)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JALグループ JR特急 JRローカル 徒歩

朝、宿泊した宿から撮った［吉野川］の風景。

お世話になった宿は［大歩危祖谷阿波温泉あわの抄］。とてもリーズナブルで満足できました。
【http://4travel.jp/domestic/area/shikoku/tokushima/awaikeda/awaikeda/hotel/HL027394-10061533.html】

［脇町］に到着。

［ふれあい橋］から撮った［吉野川］の風景。
ホント、雄大かつ美しい河です｡｡｡

【JR徳島線：穴吹駅→徒歩3分】

［脇町劇場オデオン座］

山田洋次監督の映画『虹をつかむ男』の舞台となった劇場。
これを機に、1930年代当時の姿に修復したそうです。

【JR徳島線：穴吹駅→徒歩約30分】

［オデオン座］場内。
二階席から舞台を見下ろす。

写真では解りづらいのですが、
舞台の中央が回転する「回り舞台」という仕掛けになっています。

舞台から正面客席を撮影。

この他にも、舞台下の「奈落」という所も見学できました。

『南町うだつの町並み』

［脇町］はかつて阿波藍で栄えた商人たちの町だそうです。
その町並みを今も遺すのが［南町通り］。
『うだつ』を上げた、白壁と本瓦の日本家屋が約400mにわたって軒を連ねます。

【［オデオン座］→徒歩1分】

ここの家々のほとんどが、江戸時代〜昭和初期の商家だそうです。

そのうち幾つかの家屋は一般公開されていて、室内も見学できたりします。
私が見学させてもらった大きな屋敷は、たくさんの部屋や蔵、庭もあり、裏手にはかつての舟着場なんかもありました。
当時そこで住込みで働いていた人達の「落書き」が部屋の壁にそのまま遺っていた（それも結構たくさん）のが面白かった。

『うだつ』とは、家屋の二階の壁から外側に1mほど突き出た袖壁。（写真中央部）
漆喰塗りで、本来、隣家からの延焼を防ぐ為の防火壁だったそうです。
建築費が高額だったため、いつしか、立派な『うだつ』ほど富の象徴となったそう。

現在使われている「うだつが上がらない」の語源はそこから。

お昼はこの通りの食事処で『そば米雑炊』を食べました。
雑炊はもちろん、付き物の豆腐が濃厚でサイコー！に美味かった。

この通りの家々の多くは、今も現役であり、普通に住民の方々が暮らしています。

店の方のお話に拠ると、住民の方々にとって、この景観を維持する為には（経済的な面も含めて）大変な苦労も必要であるとのこと。今迄ももちろん、これからも。
私達が旅先でこうした素晴らしい風景に出会えるのも、地域の方達の苦労･尽力があってこそなのだな、と改めて気付き、感謝しました。



初めての［徳島］でしたが、本当に良いところで、大好きになりました。
まだまだ、奥の深そうな［徳島］。。。
また行かなくては。

この旅行記へのコメント （2）

• Lotusさん 2010/02/09 22:42:44

  気になる四国

  ヴェー玉さん、こんばんは。
  
  いつもご訪問と投票をありがとうございます。
  
  ヴェー玉さんの旅行記に出合ってから、とても
  四国に憧れを持つようになりました。
  うだつの街並みも綺麗ですね！
  いつも印象的なのが川の写真です。
  ヴェー玉さんは川が好きなんですか？
  
  ここ数日は私の住む新潟は凄まじい悪天候で
  きっと暖かいだろう四国に憧れを抱いてしまいます。
  
  Lotus

  ヴェー玉さん からの返信 2010/02/11 09:20:40

  RE: 気になる四国

  おはようございます、Lotusさん。
  
  そう言われてみると確かに、川（もしくは水の在る風景）好きなのかも。
  （自分では気付かなかったデスｗ）
  ［吉野川］に［四万十川］、
  四国の川ってホント感動するくらい綺麗でした！
  
  今日も新潟の天気予報は雪マークですね。
  ここ最近は滑りに行かなくなってしまったんですが、
  新潟と言えば、「スキー場！雪景色が眩しい！」ってゆー、
  ステレオタイプのイメージを持ってしまう私。。。
  でも、地元の方々にとっては大変ですよね、雪。
  
  日本って小さい国土なのに、各地方の気候風土が様々で面白いですよね。
  しかも、季節によってもそれぞれ表情が変化するし。
  
  沖縄旅行は残念でしたが、リベンジ？期待してます！
  （あと四国上陸も。。。）
  
  でわまたっ。