桜と鹿男と三角縁神獣鏡の黒塚古墳

2008/03/30 - 2008/03/30

黒塚古墳・・・もともと、特に特徴のない街中の前方後円墳。
前方後円墳が身近にあること自体が特殊な環境に思えるが、
奈良や京都ではよくあること。
とくに近くに祟神天皇陵や系景行天皇陵のような巨大な
前方後円墳があればよけいにめだたない。
ところが、三角縁神獣鏡33面，刀剣や鉄鏃などの鉄製品や
甲胄の副葬品が出土したおかげで専門家の間では有名になった。そしてふつうの町内の公園の横に資料館ができた。
そればフジテレビの番組「鹿男あおによし」の中で番組内の
重要なポイントとなる場所の設定になつて一躍脚光を浴びた。

名阪道路を天理でおり、国道169号線を奈良とは逆の方向に
進むこと20分。

途中で天理市を通り、左手に町内何個分もある巨大な「天理教
本部」を横目進む。にのどまんなか、「柳本」の交差点を越え
てすぐのところに左には祟神天皇陵の入り口、右にサークルKが
ある。そこてぜ何も考えずにサークルKの駐車場にはいる。

よくよく見ると向かって右に店舗、左手の駐車場の奥にまた
駐車場があるのに気づく。そこが黒塚古墳の駐車場だ。

ここに車をとめて、奥を見るとちいさな案内板があり、その
案内板に沿って路地を歩いていくとたどり着く。

決して街中に入ってはいけない。むちゃくちゃ狭くて入った
ら大変だから・・。

エリア 天理(奈良)

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

3.30はたまたま1日だけ「桜祭り」で模擬店がでていた。

黒塚古墳は無料の資料館、公園、自由に上れる
前方後円墳から成り立っている。

資料館は写真自由というめずらしいところ。
これはうれしい。

よくよく見ると、「鹿男あおによし」のポスター
がさりげなく飾ってある。

このように勉強できる

古墳にもいろいろあるんです。

ここが番組のキモとなる場所。ここに来たら

「あれ、1枚多い!!」と叫びましょう。

そうすればあなたもすっかり「鹿男」です

上からみたところ

「三角」だ!!

「卑弥呼の鏡はどれ?」

全部で33枚

このアングルも重要なポイント

「目だよ、先生!!」(番組のセリフです)

外は桜が満開

作品名「邪馬台国」

これが「三角」

「三角」と桜

いざ、古墳へ

前方後円墳の円墳の部分
エンタープライズ号のデッキ部みたい・・・

ここからは古墳の聖域?

古墳から見た資料館

同じく、てっぺんから

後円墳から前方墳を見たところ

前方墳から後円墳を見たところ

てっぺんにあった説明図

前方後円墳の美しいフォルムと桜をお楽しみください

あれ、卑弥呼の鏡があつた・・・
1つ1000円・・ちょっと高いかな・・・・
でも、鏡よりは亀の甲羅に見えるのは私だけ?

模擬店のある公園の風景