2012/07/21 - 2012/07/21
502位(同エリア1178件中)
まみさん
楽しみにしていた昇仙峡ロープウェイのパノラマ台からの眺望は、雲のような濃い霧に包まれて真っ白でした(泣)。
晴れていれば富士山が見られたはずなのに、残念!!
2年半前の2010年1月に、一足早い菜の花と富士山の眺望のコラボを楽しみに出かけた湘南の吾妻公園でも、富士山は見られませんでした。
自宅近くからの方が、よっぽどよく見られます。
追いかけたらダメなのかしら、富士山って?
※富士山と菜の花のコラボは見られなかった吾妻山公園の旅行記
「ひと足早くに春を求めて埼玉からはるばる湘南の吾妻山公園へ(3)青い空と青い海と青い山と一面の黄色い菜の花」(2010年1月22日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10540112/
それはともあれ、石和温泉駅から甲府駅までJRで2駅、さらにそこからバスで50分~1時間かけて、やっと、目指す昇仙峡です。
どうせ行くならスタート地点である昇仙峡口から滝上のロープウェイまで網羅しようと思いましたが、その散策コースは約5kmもある上、途中に急勾配もある上り坂らしいです。
というわけで、私は先にバスで昇仙峡滝上まで行ってしまい、昇仙峡口へ下るコースをとることにしました。
そのため、昇仙峡口から上る王道コースなら最後のハイライトになるはずのロープウェイに、先に乗ります。
だけど、ロープウェイのパノラマ台駅からの眺望は、全く残念でした。
なので、神社とパワースポットをさっと回ったあと、さっさと下りてしまいました。
本当は、甲府駅から出発したバスの運転手さんが薦めてくれた弥三郎岳まで行って、さらに絶景の眺望を楽しもうと思っていたのに。
ちなみに、この旅行記の写真は、ロープウェイのパノラマ台駅に着くまではコンデジのPowerShot SX 200 ISで、パノラマ台駅からは一眼レフのEOS Kiss X5で撮りました。
<石和温泉&昇仙峡の旅行記のシリーズ構成>
□(1)母と母のお友達と一緒に薬石の湯「塊泉」へ
■(2)富士山眺望にまたしても恵まれず(泣)~甲府からバスで昇仙峡滝上のロープウェイでパノラマ台へ
□(3)昇仙峡の2つのミュージーアム:水晶宝石博物館クリスタルサウンドと影絵の森美術館
□(4)仙娥滝・覚円峰・石門~ハイライトがつまった散策道
□(5)思った以上に絶景続きだった天神森エリアの渓谷道路沿い約3km
<タイムメモ>
08:35 石和温泉駅発の普通列車に乗る
09:00 甲府駅発・敷島竜王線のバスに乗る
10:00頃 ロープウェイ駅でバスを下りる
10:20発 ロープウェイでパノラマ台駅へ上る
11:00発 ロープウェイで仙娥滝駅へ下りる
11:15~11:50 水晶宝石博物館クリスタルサウンド
12:00~12:40 影絵の森美術館&ティータイム
12:45~14:30 仙娥滝~覚円峰~石門
14:30~15:00 岩魚塩焼き休憩タイム
15:00~17:15 天神森エリアの渓谷道路沿い約3km
17:20頃 昇仙峡口バス停到着
17:51発 甲府駅方面のバスに乗る
「昇仙峡(しょうせんきょう)は、山梨県甲府市、甲府盆地北側、富士川の支流、荒川上流に位置する渓谷である。1923年(大正12年)に国指定名勝に指定され、さらに1953年(昭和28年)に特別名勝に格上げされている。正式名称は御嶽昇仙峡(みたけしょうせんきょう)であるが、一般には御岳昇仙峡と新字体で書かれる事が多い。秩父多摩甲斐国立公園に属し、同公園を代表する景勝地として知られる。長潭橋(ながとろばし)から仙娥滝までの全長約5キロメートルに亘る渓谷は、川が花崗岩を深く侵食したことにより形成された。渓谷内には、奇岩が至る所に見られる。日本二十五勝、平成の名水百選等に選定されている。」
(ウィキペディアフリー百科事典より引用)
甲府市観光協会公式サイト
http://e-kofu.com/
昇仙峡公式サイト
http://www.shosenkyo-kankoukyokai.com/b/index.html
昇仙峡ロープウェイ公式サイト
http://www.shousenkyo-r.jp/
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朝の石和温泉駅
泊まった温泉「塊泉」から駅まで1kmほどあったので、タクシーを利用しました。
8時20分。
「塊泉」の無料のシャトルバスの始発は9時半なのですが、甲府駅から昇仙峡までバスで50〜1時間かかるというし、本日は午後、雨が降りそうなので、9時半出発では待てませんでした。
ちなみに、この旅行記の前半の写真はコンデジPowerShot SX 200 ISで撮影しています。 -
水色のラインがさわやかな、甲府行き普通列車
なんでも臨時特急が出ていたせいで、8時31分発が8時35分発に変更になったようです。 -
甲府駅にて
石和温泉駅から甲府駅まで2駅でした。乗車時間7分。
甲府駅では、群馬旅行のキャンペン中でした。 -
甲府駅の富士山の壁画
壁画というより……。 -
水晶やさまざまな天然石カラーストーンでできた宝石絵画@
宝石の種類は、違っているものもあるかもしれませんが、青はカイヤナイト(藍晶石)、紫はアメジスト(紫水晶)、緑はアベンチュリン(インド翡翠)、白はハウライトあたりかな。 -
甲府駅南口
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南口バスターミナルは目の前
ネットでバス路線をチェックしたときは、南口を出てバスターミナルに行くまで迷ったりした場合のために時間に余裕を持とう、などと思ったものでした(笑)。 -
昇仙峡行きバス乗り場にて
ただいま8時45分。 -
9時発のバス
敷島竜王線を走るラインで、昇仙峡滝上行き。
このバスは、昇仙峡の入口である昇仙峡口へは行きません。
グリーンライン経由のバスでなければ。
でも、私は昇仙峡滝上に先にバスで行ってしまって、昇仙峡口に下るコースをとるつもりなので、このバスでOK。
運賃は、昇仙峡口までなら570円、途中のグリーンラインまでなら800円、滝上までだと870円。
路線バスの時刻表や路線図はこちらの山梨交通のサイトでチェックしました。
http://yamanashikotsu.co.jp/
甲府周辺の見どころとバス路線の地図はこちら。
http://www.shosenkyo-kankoukyokai.com/images/access_guide_large.gif -
車窓の外の山景色
市街地で1〜2名の乗り降りはあった気がしますが、ここまで乗ってきたのは私ともう1組の3人だけでした。
市街地を離れると、雨が降り出してきました(泣)。 -
美しい岩肌
昨日の激しい雨で落石などがあり、通行止めにでもなっていたら、と心配しましたが、とりあえずその心配はなさそうです。 -
少しずつ高度が上がる渓谷の道路
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宮沢橋近くの人里
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だんだん本格的な雨降りになってきた(泣)
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カーブが多いので、バスはのろのろ安全運転
路線バスで50分かかるところ、タクシーなどでさーっと走ってしまえば、ひょっとしたら30分くらいですむかもしれません。
ただし、甲府駅から昇仙峡までタクシー代は4,000円くらいかかるようです。駅前にあった看板には5,000円以上の値段が書かれていたような覚えが……。
数名で相乗りならよいのですが、1人でその値段は厳しいです。 -
ぬれそぼつ森林
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カーブ続きの山道
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「峠」を越える頃には、あたりはすっかり霧に覆われ
そのまんま、「峠」という名前の停留所がありました。
その後からは、どんどん霧が深まってきました。
まるで雲の中を走っているようでした。 -
霧まみれの峠
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遠回りかもしれないけれど、このラインはなかなか面白い
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再び見えた人里
もうすぐロープウェイ駅近くです。 -
ロープウェイ駅近くでバスを降りる
だいたい10時。甲府駅から1時間かかりました。
バスを降りたら、雨はやんでいました、ラッキー!
霧がかった山頂は神々しいかも@ -
そばにこのような観音像が@
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ロープウェイ駅前の景色
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ロープウェイ乗り場
往復1,000円です。
昇仙峡ロープウェイ公式サイト
http://www.shousenkyo-r.jp/ -
小さな池が裏にあり
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ロープウェイの改札口
ロープウェイは20分間隔で運行しています。
上りの始発は9時。 -
可愛いフクロウのイラスト付きのロープウェイ
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ロープウェイの進む先
なんだかものすごく霧に覆われています。 -
下りロープウェイとすれ違う
だぁれも乗っていませんでした(苦笑)。 -
石で描かれた仙娥滝
ロープウェイの山頂駅であるパノラマ台駅にありました。
これは天然の色石というより、石に色をペイントしたようです。
1つ1つの石にメッセージが書かれてありました。 -
石で描かれた富士山
これもパノラマ台駅にて。 -
石で描かれた長潭橋(ながとろばし)
こちらはふもとの駅にて。
ロープウェイを降りたときにこの絵があることに気付きました。
写真はトリミングしています。 -
石で描かれた覚円峰(かくえんぽう)
これもふもとの駅にて。
制作日は4枚とも1995年5月のゴールデンウィークでした。
それぞれにつき800名〜900名以上の観光客が参加して制作したようです。 -
山頂駅(パノラマ台駅)からの様子
ううーん。 -
霧の森の中のあじさい
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霧に覆われたパノラマ台駅
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パノラマ台の標識
あたりは霧で真っ白。ううーん。 -
パワースポットとしてのロープウェイ山頂駅周辺
ここからは一眼レフのEOS Kiss X5で撮りました。 -
なんでロープウェイのシンボルがフクロウかというと
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パワースポットの和合権現
「水晶発祥の地として有名な金峰山のふもとに、神の摂理か男女の象徴を合わせ持った樹齢三百五十年を経た楢(なら)の木があり、近在の人々から信仰の木として崇拝されてまいりました。
当ロープウェイの開業時(昭和39年)地元のご好意により、この御神木を山頂にお移しし、権現様としてお祀りいたしました。
その後時を経て、自然のうちに良縁起と円満の神様として親しまれるようになりました。平成18年、山梨県の臼太鼓組合より、和合権現に「太鼓判」(太鼓と印判を合体した山梨県の新工芸品)を寄贈していただきました。
今は、この太鼓判を一回だけ打ち鳴らし、幸運・円満を祈願していただく場所として、お客様の人気スポットとなっています。」
(昇仙峡ロープウェイの公式サイトより引用)
http://www.shousenkyo-r.jp/powerspot/ -
私も説明にそって祈願してみようっ!
-
浮富士広場から富士山に向かってお祈りせよとあるけれど……
富士山、どこ? -
福仙人のフクロウの顔出し
-
周辺を歩いてみたけれど……
霧が深いです。ぐすん。 -
八雲神社へ
「永禄七年三月(今より約四百年前)建立の甲斐の国巨摩郡猪狩(こまぐん いかり)村の氏神で、古来より石祠内に石棒を安置して祀り、近郷・近在の民衆からの信仰は厚く、特に縁結びの神様として世に知れ渡りました。
又、金櫻神社の末社として古い参道の要所になっていて、参拝者の道中の安全を祈願したところでもありました。現在では、ロープウェイのお客様には縁結びの祈願で大変人気があります。」
(昇仙峡ロープウェイの公式サイトより引用)
http://www.shousenkyo-r.jp/powerspot/ -
八雲神社を守る狛犬
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狛犬の犬歯に宿る滴
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八雲神社の拝殿
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拝殿の後ろ、石造りの古めかしい本殿
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少しあたりをぶらぶらしてみよう
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古き良き日本文化を偲ぶ
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今は使われていない、福仙人の炭焼き小屋
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見た目からして龍脈が感じられそうな、龍の松
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約束の丘の福を呼ぶ鐘
あたりは濃い霧に覆われています。
天気がよければ、すばらしい見はらしだったでしょうに(泣)。
「約束の丘
うぐいす谷へと行く道の途中、右側の丘です。昇り口の道は鬱金(うこん)の櫻と水晶占いで有名な金櫻神社への古い参道です。昔は参拝者達が、お弁当を使い、しばしの休息と一服をした所です。
この由緒ある丘を、当ロープウェイでは 平成20年1月元旦「約束の丘」と命名いたしました。
恋人同士は夢をふくらませバラ色の将来を! ご夫婦は若き日を思い、今後の健康と円満を!ご家族は、固い絆と家内安全を! それぞれ誓い、旅の良き思い出として是非「約束の丘」へお登りください。」
(昇仙峡ロープウェイの公式サイトより引用)
http://www.shousenkyo-r.jp/powerspot/ -
せっかくなので、お祈りしておきましょう
-
福仙人の杖、とっても重い……
写真を撮るために片手で持つと、ふらふらしてしまいそうでした。 -
ああ、霧のせいで眺望が全くきかず
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もう戻ろうっと
私と一緒に10時20分のロープウェィでここにやってきた人たちは、霧で全く眺望が見えないので長居は無用、とばかりに、次の10時40分発の下りで山を下りてしまいました。 -
古めかしい石のほこら
私もさっさと下りようと思ったけれど、こんな風に写真を撮っていたので、10時40分発は乗り過ごしました。 -
雨上がりのニッコウキスゲ
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天気が良ければ散策のしがいがありそうだったパノラマ台自然遊歩道
弥三郎岳まで徒歩15分ほどで、そこからの眺望もすばらしいそうです。
徒歩15分くらいならチャレンジしたかったです。
でも、この霧では行ってみてもムダでしょう。 -
本来ならここから富士山が見えるはずなのね(泣)
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カメラスタンドの先の景色に富士山は見えず
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パノラマ台駅の売店にて
炭焼きがちょっと珍しかったので、写真を撮らせてもらいました。 -
ロープウェイ駅前の景色再び
あーあ、残念でした。
富士山の眺望は結構楽しみにしていたのに。
でも、雨が降っていなかっただけ、ましかもしれません。
そして、転んでもただでは起きない私(?)は、眺望が全く見られなかった霧の山頂でも、こんなに写真を撮ってしまいました。
というわけで、気を取り直して、予定どおり、昇仙峡口まで散策コースを下ることにしました。
「石和温泉郷に泊まって昇仙峡へ行こう!(3)昇仙峡の2つのミュージーアム:水晶宝石博物館クリスタルサウンドと影絵の森美術館」へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10691116
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