2006/04/29 - 2006/04/29
1410位(同エリア2137件中)
まみさん
川越の喜多院といえば、やっぱり五百羅漢の拝観は欠かせないでしょう。
羅漢とは、たしか、仏教の聖人の中では1番位が下なのですが、尊敬を受けるにふさわしい聖者であるには変わりません。
(ちなみに位が上になると、菩薩とか、如来になります。西洋かぶれの私もこれくらいはなんとかわかるのは、一時期、桑原水菜さんの「炎の蜃気楼」(集英社コバルト文庫)にハマったからです@)
ここの五百羅漢の特徴は、500以上もありながら、1つとして同じ顔のものはなく、そして見ていると、どれかしら、知人に似ているものがあるとか。
それを言うなら、自分に似てる羅漢像もいるってことですかねぇ。
そのいろんな表情を見るのを楽しみに拝観しました。
そして気になったお顔の羅漢さまの写真も撮って来ました。
どの羅漢さまを撮ろうかなぁと選んでいるうちに、私の好み、というか、ツボにはまるのは、どこか無理して笑っているようなお顔だということに気付きました。
理由をこじつけるなら、酸いも甘いも知った上で、「人生、なんとかなるもんさ」と悟ったような笑いを浮かべている顔に惹かれたようです。
この好みって、ある程度、年齢たってからでしょうね、きっと。だって我ながら、なんか渋いっ!って思いますもの。
ずっと昔にこの五百羅漢を拝観したときの好みの傾向とは、きっとかけ離れているはずです。
親子で好みの羅漢さまを比べてみるのも、案外、面白いかもしれません。
五百羅漢のほか、この旅行記では、喜多院の行き帰りに撮った川越市内の写真も集めました。
ただし、川越市内観光といえば「蔵造りの家」や「時の鐘」などですが、それらの写真は撮っていませんので、あしからず。
疲れていて、そっちまで足を延ばす気力はありませんでした。
川越市内の写真といっても、ちょっといいなぁと思った建物の写真が主です。
その中には、お土産屋や休憩どころなので、観光客誘致の意図がばりばりうかがえるものもありますけどね。
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五百羅漢、入ってすぐです。
ここに来るは初めてではないのですが、思ったより小さな区画に感じられました。
しかし、ずらりとと並んでいます。
さすが、全部で538体、あるだけのことはあります。こうやって見ると、なかなか壮観です。
奥の高座にいるのは、左から、阿弥陀如来、釈迦如来、地蔵菩薩だそうです。
この写真では見づらいですが、釈迦如来の両脇には、少し低い位置に、脇侍の文殊菩薩と普賢菩薩がいます。 -
五百羅漢、ずらり。
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少しアングルを変えて、五百羅漢、ずらりんこ。
阿弥陀如来、釈迦如来、地蔵菩薩も見えます。 -
ざっと見て回った限りですが、気になって撮った羅漢さまをご紹介します。
泣き笑いのような顔の羅漢さま。これが私の1番のお気に入りです。
でも、もし何か台詞をつけるとしたら、
「うっ、持病のさしこみが……」ってかんじ?! -
おじいさんの笑いというかんじで、気に入りました。
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ありゃま。
倒れそうになっているのを支えているのかもしれないですが、なんかSMチックに見えてしまいますぅ。 -
幼い甥が、ときどきこんな顔するような気が……。
4才の子と比べるのは、ちょっと可哀想かな。
(伯母バカ承知で補足しますが、女の子と見間違えるような、すんごく可愛いくて品のある顔つきをしている甥です、念のため@) -
「誰じゃ、わしのこと、不細工と思っているのは!」
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「どんまい、どんまい」(死語!?)
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「まったく、近ごろの若いもんときたら」
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「ぴ、ぴぃーす」
(でも指が折れてる……) -
「もう、知らないっ! 泣いちゃうから」
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「困ったもんじゃ」
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五百羅漢のある区画の門です。川越の紋章が見えます。
でも、五百羅漢の拝観入口はここではなく、みやげ品店の脇です。ちょっと分かりにくいのでご注意。
入場券のもぎりも、みやげ品店のおばさんがします。 -
ここからは、市内散策の写真です。
ちょっと古風な素敵なお宅の門前に、ツバキの花が。
ツバキもちょうど撮りたいと思っていたんですよ。
ツバキ、ですよね? -
喜多院門前そば屋さん。お薦めは、よもぎうどん?
のれんに徳川の紋が。
蔵造りの建物って、こんなかんじの屋根をしてた気が……。 -
古風な造りのお宅。
建て直す前の昔の祖父の家の2階部分が、こんなかんじだった気がします。
ちょっとだけ、なつかしいかも@ -
おお、時の鐘か……!?
と思ったら、違いました。こちらもそば屋さん。
喜多院の北参道にあるお店です。 -
喜多院の山門を出たところにあります。
川越銘菓芋菓子のお店。 -
手作り豆腐屋さん。
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ピンクのツツジと鐘楼。
これ、実は、成田山川越別院の鐘楼でした。
ちょっと寄ってみることにします。 -
成田山川越別院の本殿はあまり写真意欲が湧きませんでしたが、脇のこんな一画に惹かれました。
石の柵に名前が記されているのは、拝納した人や店の名前でしょう。
亀屋。川越のお菓子の老舗だった気が。
いも膳。ずっと昔に食べに行ったことあります@
芋だけの懐石というか、コース料理を食べました。 -
奥には、縁結び弁財天の祠が。
下には、恋おみくじ。
彫刻は、水掛不動尊。 -
縁結び弁財天の祠の後ろは、池になっていて、亀がぞろぞろいました。
この奥には水子供養の祠がありました。
縁結びに水子。意味深な組み合わせです。
さすがにその写真を撮るのは控えました。
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この旅行記へのコメント (3)
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- 旅のトランクルームさん 2006/05/07 16:09:16
- 川越・・・
- こんにちわ(^^♪
訪問(\'-\'*)アリガト♪
川越なら近場のような気がするのですが・・・
いつでも行けると思うとこほど行かないものですねぇ^^;;
こんな珍しいお寺があるとは思いませんでした!
お陰で新しい発見ができましたヾヾ(*^▽^*)〃〃
旅々
- まみさん からの返信 2006/05/07 17:32:16
- RE: 川越・・・
- 旅々さん、こんにちは。書き込みありがとうございます。
川越は近場ですか。
おっしゃるとおり、近場ほど、いつでも出かけられるという余裕か、なかなか行かないものですねぇ。
私の場合はデジカメがきっかけになりました。
旅々さんも、ぜひ川越にいらしてください。
私から云うのもなんなんですが、たしかに川越は観光に力を入れて成功したところだなぁと納得させられます。
あと、数年前に友人と出かけたときは、なかなかファッショナブルな服が、とても安く買えると喜んでいましたっけ。
-
- 萌愛さん 2006/05/01 23:23:25
- 好きです…石関係
- 私も山陰で寺院など色々行きました←旅行記はまだ…
日展とか境港で2冊旅行記を作りました。また覗いてやってくださいね。
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