ニュージーランドの旅行記～ワイオタプ・サーマル・ワンダーランド編～

2006/07/19 - 2006/08/18

ニュージーランドに行ったとき、ワイオタプ・サーマル・ワンダーランド(Wai-O-Tapu Thermal Wonderland)にも行ってきました。かなりの写真を撮ったので、これ用の旅行記を作りました。ここの入場料は大人NZ$25、子供NZ$8.5でした。ここも値上がりしたようです。私はもちろん子供料金で入場（笑）　年齢チェックはまったくありませんでした。NZって、どこも大人と子供の料金にかなりの差があるように感じます。

エリア ロトルア(ニュージーランド)

入場すると早速すごい色した川（ワイオタプ川）が見えます。もうすでに硫黄臭いです。かなり。写真ではあまり強く色が写らないのですが、実際に見るとわけわかんない色してます。この川にはいろいろな物質が混じってるため、魚がいないんだそうです。

一つ目の見所、デビルズホーム(Devil’s Home)です。硫黄によってこの色になったそうです。

二つ目、レインボークレーター(Rainbow Crater)の看板です。

レインボークレーター内部。遠くから見てても結構蒸し暑く感じます。

三つ目、サンダークレーター(Thunder Crater)の看板。

サンダークレーター内部。湯気出すぎで、よく見えません・・・。このクレーター、1968年に出現したそうです。

四つ目、デビルズインクポット(Devil’s Ink Pots)です。水が黒鉛と原油を押し上げているため、こんな色をしているんだそうです。

デビルズインクポット。すごい色・・・。

五つ目、アーティストパレット(Artist’s Parette)の看板。・・・読めません。

アーティストパレット。ここも湯気が出てます。

六つ目、オパールプール(Opal Pool)です。硫黄泉です。

オパールプール。硫黄によって、黄緑色をしています。

七つ目、ボードウォーク(Crossing the Terrace on the Boardwalk)です。すごいところに板がかかっています。奥にあるのが八つ目のプリムローズ台地(The Primrose Terrace)です。

ボードウォーク途中にある、九つ目、ジーンバッテン間欠泉(Jean Batten Geyser)です。ジーンバッテンというのは、ロトルアの有名な飛行家の名で、1931年にワイオタプに来たことを記念して名づけられたそうです。この間欠泉、南風が強く吹いているときのみ、3m吹き上げるそうです。

12個目、ブライダルベール滝(Bridal Veil Falls)の看板。

ブライダルベール滝・・・だと思うんですが、はたして「滝」と呼べるものなのかどうか・・・？たまたま水量が少なかっただけなのかもしれませんが。

13個目、ワイオタプ間欠泉(Wai-O-Tapu Geyser)です。水位が下がった時のみ、吹き出すそうです。

14個目、アラムクリフ(Alum Cliffs)です。ここはけっこう歩きづらかったです。

ここは主な見所ではありませんが、一応写真撮っときました。ここも水が変な色をしてます。

歩道のすぐそばにあった水溜り・・・っていうとなんか変ですが、温泉的なものです。写真には写っていませんが、時々ボコッとなります。もちろん、手ぇ突っ込んでみました（笑）　ほんとはダメなのに・・・。では感想。見ため冷たそうですが、かなり熱いです。50〜60℃ぐらい？

これも歩道脇にあった温泉。もちろんこれにもタッチ（笑）　こっちもさっきのと同じくらい熱かったです。よく見ると左の方から泡が出てるのがわかると思います。

これも温泉。これも同じような熱さでした。右の穴からお湯が湧き出てきます。右上の肌色の物体は私の兄の手です。

16個目、オイスタープール(Oyster Pool)です。硫黄池で、形が牡蠣っぽいからこう名づけられたようです。

17個目、硫黄鍾乳洞(Sulphur Cave)です。硫黄ガスが冷却・結晶化してできたそうです。

18個目、ナコロ湖の滝(Lake Ngakoro Waterfall)です。落差はあまりありません。小規模です。

ナコロ湖です。敷地の端っこに位置しています。静かな場所です。

シャンパンプール近くを撮った写真です。なんかすごい色してます。

そして21個目、一番の目玉(？)のシャンパンプール(The Champagne Pool)です。直径は65m、深さは62m（！）　炭酸ガス入りの泡が出ているそうです。

シャンパンプール・その2。お湯には金・銀・水銀・硫黄・砒素・タリウム・アンチモンなどが含まれているんだそう。水温は74度だそうです。

シャンパンプール近くの写真。湯気が出てます。

22個目、インフェルノクレーター(Inferno Crater)です。中では泥がボコボコなっています。

インフェルノクレーターの中。最近、泥が20mほど噴き上げたという記録があるようですが、ほんとでしょうか・・・？

23個目、バーズネストクレーター(Bird’s Nest Crater)です。バーズネストっていうのは鳥の巣という意味です。

バーズネストクレーター内部。なぜバーズネストクレーターっていうかというと、クレーターの壁に鳥の巣があって、クレーターの熱で卵が孵るからだそうです。

24個目、硫黄鍾乳洞(Sulphur Cave)です。近くに塩素系の池があって、それが料理に使われるとのことですが、どんな風に使うんでしょうか・・・？

硫黄鍾乳洞内部。意外と普通な色してます。

最後の25個目、デビルズバス(Devil’s Bath)です。

デビルズバス。ほんととんでもない色してます。シャンパンプールの水と硫黄と砒素が混じりあってこんな色をしてるそうです。

これもデビルズバス。砒素の含有割合が高いほど強い緑色になるそうです。

そこら辺のクレーター。サーマルワンダーランド、大人はちょっと高いですが、結構長い時間見て回れるし、インパクトあるので、来る価値は十分あると思います。ロトルア行く方はいかがでしょうか？

おまけ。サーマルワンダーランドに行く道の途中にあるマッドプール(Mud Pool)です。サーマルワンダーランド内ではないので、料金はタダです。人がかなり多かったと思います。

ここは名のとおり泥の池で、そこら中でひっきりなしに泥がボコボコなってます。

泥がはねる瞬間を撮ろうとしましたが、うまく撮れません・・・。

泥がはねた直後です。これ撮るためにひたすらカメラ構えてました。ほんとはもっとでかいのを撮りたかったのですが・・・。

なんか浴槽みたいな形してます。もしかして人工？この中でもボコボコなっていました。

マッドプールです。けっこうな広さあります。いたるところで湯気が立ち上っています。

ときどき大きく噴き出したりします。写真は撮れませんでしたが、高さ1mぐらいのものもありました。

おまけ。帰りに見た虹です。NZに1か月ほどいましたが、かなりの回数虹を見ました。

余談ですが。NZでスノーボードしたかったし、NZ航空がシーズン中はスキー・ボード類による荷物超過は（10kgまで)タダにするっていうことだったので(ちなみに受託手荷物とあわせた重量の限界は32kg、それ以上はkgあたり5000円)、私マイボード持っていきました。兄に頼まれたものとかいがスーツケースにいっぱい入ってたので、スーツケースとあわせた重さなんと31.3kg(笑)　あんまり笑い事じゃありませんが。残り700gでした。こんな感じに行きは(危なかったけど)なんの問題もありませんでした。ところが。帰りのウェリントンでのチェックインにて。私は英語話せない人間なので、チェックインのとき兄についてきてもらいました。では、チェックインのやり取りの一部始終。
兄「このボードもチェックインお願いします。」
カウンターの人(以下　カ)「いや、重量20kgまでです。」
兄「いやいや、待ってくださいよ。何でですか？」
カ「だって20kgまでですから。」
兄「え、なんで20kgまでなんですか？シーズン中は超過してもいいはずですよ？」
カ「いや、20kgまでです。(チケット指差して)ここにも20kgって書いてあるじゃないですか。」
兄「彼(私のこと)は日本発つときボードも持って来たんですよ？帰りはダメって、そんな話ないですよ。」
カ「I don’t know(知りません)」
しゅーりょー。話になんないので、その場ではチェックインしないで、違うカウンターに当たってみることにしました。が。同じ対応されました・・・。ちなみに、もし超過料金払ってボード運ぶとしたら、NZ$500くらいかかったと思います。円換算で4万也。ありえないので、スーツケースだけチェックインして、ボードは泣く泣く兄に預けていくことに・・・。旅のほんと最後にすばらしくイヤ〜な思い出できました・・・。もちろん、NZ航空にそのことを言って成田までボード運んでもらう・・・っていうか運ばせるつもりですが。