４月２４日、バルバドス空港からトリニダードトバゴに出国した。強制送還の危機からすくってくれたＢＷＩＡのシモンさんにお礼が言いたくてオフィスを訪ねたが、この日は午後からの出社とのことで、お礼の伝言をお願いした。<br />入国審査はあれほど厳しかったのに、出国審査は厳しくなく、スムースに搭乗できた。<br />悪夢のバルバドスを脱出したものの、トリニダードトバゴは審査が厳しいことで有名、それに加えて私は日本人には必要なビザを取っていなかった。２５日のカラカス行きフライトまで２４時間のトランジットビザをくれるだろうか、またバルバドスのように入国拒否されないだろうか、と今回は日本帰国のリターンeチケット、カリブ諸国への予約予定航空券リスト、カラカスへのアエロポスタル航空の予約リストなどの資料を揃え、スムースに通している入国審査官を捜した。すると、優しそうな若い女性審査官がてきぱきとチェックして短時間で通していた。不安をかかえながらこの列に並ぶと今回は作戦成功、トランジットビザを依頼すると、にっこりしてすぐにスタンプを押してくれたので胸を撫でおろした。またしても女性に助けられた。<br />滞在時間が１５時間しか無いので急いで今回の旅ではこれまでで一番高価な一泊４８米ドルのパー・メイ・ラス・インホテルを予約、タクシーでチェックインするとすぐにバルバドスを管轄する在トリニダードトバゴ日本大使館にむかった。大使館では就業時間を過ぎていたのに山口書記官が中に通してくださり、バルバドスで６時間近く拘束され、大使館への連絡もさせてくれなかったことなどを報告するとていねいに聞いていただけた。今後、日本人旅行者がこんな目にあわないように、バルバドスから強制退去させる判断をする時には日本大使館に連絡するように申し入れしていただけることになった。大使館に対しては、以前ローマでモロッコのビザを申請に行った際にぞんざいな扱いをされた思い出があって、良い感情をもっていなかったが、外交官の人柄でこんなに違うものかと驚いた。大使館にはドミニカで医学を学んでいる日本人の青年が黄熱病の接種の指導を受けに来ており、親切な対応ぶりにまた驚いた。<br />ポートオブスペインでは１９００年代初期に建造された植民地時代の「壮麗なる７軒」と呼ばれるいろんな様式の建物や市民のオアシス、クイーンズパークサバンナ公園なども見ることができて、短時間だったが満足できる滞在だった。<br />（トリニダードトバコでの経費）<br />移動、交通費−バルバドスからトリニダードトバゴへの航空券１２７ドル、１５２００円タクシー２回２５００円計１７７００円<br />宿泊費−１日分４８米ドル・５８００円<br />食費−１１６０円<br />雑費−８００円<br />合計２５４６０円<br />（写真はクイーンズパークサバンナ公園)<br />

中南米・バックパッカーの旅【３７】トリニダードトバゴで日本大使館を訪問

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2006/04/24 - 2006/04/25

23位(同エリア33件中)

#美術館・博物館

さすらいおじさんさん

４月２４日、バルバドス空港からトリニダードトバゴに出国した。強制送還の危機からすくってくれたＢＷＩＡのシモンさんにお礼が言いたくてオフィスを訪ねたが、この日は午後からの出社とのことで、お礼の伝言をお願いした。
入国審査はあれほど厳しかったのに、出国審査は厳しくなく、スムースに搭乗できた。
悪夢のバルバドスを脱出したものの、トリニダードトバゴは審査が厳しいことで有名、それに加えて私は日本人には必要なビザを取っていなかった。２５日のカラカス行きフライトまで２４時間のトランジットビザをくれるだろうか、またバルバドスのように入国拒否されないだろうか、と今回は日本帰国のリターンeチケット、カリブ諸国への予約予定航空券リスト、カラカスへのアエロポスタル航空の予約リストなどの資料を揃え、スムースに通している入国審査官を捜した。すると、優しそうな若い女性審査官がてきぱきとチェックして短時間で通していた。不安をかかえながらこの列に並ぶと今回は作戦成功、トランジットビザを依頼すると、にっこりしてすぐにスタンプを押してくれたので胸を撫でおろした。またしても女性に助けられた。
滞在時間が１５時間しか無いので急いで今回の旅ではこれまでで一番高価な一泊４８米ドルのパー・メイ・ラス・インホテルを予約、タクシーでチェックインするとすぐにバルバドスを管轄する在トリニダードトバゴ日本大使館にむかった。大使館では就業時間を過ぎていたのに山口書記官が中に通してくださり、バルバドスで６時間近く拘束され、大使館への連絡もさせてくれなかったことなどを報告するとていねいに聞いていただけた。今後、日本人旅行者がこんな目にあわないように、バルバドスから強制退去させる判断をする時には日本大使館に連絡するように申し入れしていただけることになった。大使館に対しては、以前ローマでモロッコのビザを申請に行った際にぞんざいな扱いをされた思い出があって、良い感情をもっていなかったが、外交官の人柄でこんなに違うものかと驚いた。大使館にはドミニカで医学を学んでいる日本人の青年が黄熱病の接種の指導を受けに来ており、親切な対応ぶりにまた驚いた。
ポートオブスペインでは１９００年代初期に建造された植民地時代の「壮麗なる７軒」と呼ばれるいろんな様式の建物や市民のオアシス、クイーンズパークサバンナ公園なども見ることができて、短時間だったが満足できる滞在だった。
（トリニダードトバコでの経費）
移動、交通費−バルバドスからトリニダードトバゴへの航空券１２７ドル、１５２００円タクシー２回２５００円計１７７００円
宿泊費−１日分４８米ドル・５８００円
食費−１１６０円
雑費−８００円
合計２５４６０円
（写真はクイーンズパークサバンナ公園)

エリア

ポートオブスペイン(トリニダード・トバゴ)

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 100万円以上

交通手段: タクシー

ポートオブスペインの街の光景。
1900年代初期に建造された植民地時代の「壮麗なる7軒」と呼ばれるいろんな様式の建物
1900年代初期に建造された植民地時代の「壮麗なる7軒」と呼ばれるいろんな様式の建物
1900年代初期に建造された植民地時代の「壮麗なる7軒」と呼ばれるいろんな様式の建物
1900年代初期に建造された植民地時代の「壮麗なる7軒」と呼ばれるいろんな様式の建物
1900年代初期に建造された植民地時代の「壮麗なる7軒」と呼ばれるいろんな様式の建物
クイーンズパークサバンナ公園
クイーンズパークサバンナ公園
在トリニダードトバコ日本大使館
在トリニダードトバコ日本大使館

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この旅行記へのコメント（3）

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唐辛子婆さん 2006/04/30 13:51:39

さすらいおじさんの親切さ、律儀さに一票！

さすらいおじさん、こんにちは、

バルバドスでは大変でしたね。
おじさんの粘り強さには脱帽です。
私だったら電話中に「早く切れきれ」言われた時点で
ギブアップかも。

そして、喉もと過ぎればなんとやらがフツーなのに
ちゃんと大使館に出向いて
次の旅行者が不愉快な思いをしないようにしてくださるなんて
感激しました。

大使館の方の親切さにも感激しました。

今後ともお気をつけて旅をお続けください。
コスタリカにはいつごろ？

　　〜唐辛子婆〜

さすらいおじさんさんからの返信 2006/04/30 22:57:56

RE: さすらいおじさんの親切さ、律儀さに一票！

唐辛子婆さん

バルバドスはいいおきゅうでした。
大使館のかたが親切で、これも驚きでした。
大使館はトラブル対応が多く、旅行者には安全勧告するだけかとおもっていましたから。

中米は5月15日メキシコカンクンから下る予定です。コスタリカは5月末バスで訪問予定です。また報告します。

さすらいおじさんさんからの返信 2006/04/30 22:57:57

RE: さすらいおじさんの親切さ、律儀さに一票！

唐辛子婆さん

バルバドスはいいおきゅうでした。
大使館のかたが親切で、これも驚きでした。
大使館はトラブル対応が多く、旅行者には安全勧告するだけかとおもっていましたから。

中米は5月15日メキシコカンクンから下る予定です。コスタリカは5月末バスで訪問予定です。また報告します。

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