南米大陸北上「水の旅」イグアスの滝ブラジル側

2008/08/25 - 2008/08/25

世界三大瀑布と言われながらも、NHK放送のプロが選ぶ世界遺産ベスト30では他の二つをダントツに離して上位に君臨したイグアスの滝。私の中の優先度も上位でした(@動画)。
最大落差(80m)ではビクトリアの滝(87m)に、水量ではナイアガラの滝に及びませんが、全幅3000mは他の２倍３倍もあり、大小さまざまな滝(ほとんど大)が表情豊かな景観を楽しませてくれます。
ブラジル・アルゼンチンの国境を流れるイグアス川にあって、それぞれの国の国立公園に入場料を払って見ることができますが、滝のそばに橋はありません。対岸は目の前にあっても大きく回り込んで行き来することになります。20から30kmくらいでしょうか。その間に両国の検問所でそれぞれ出国手続き・入国手続きがあります。往復する場合は当然倍の手間がかかります。両岸どちらもゆっくり見るにはやはり1日ずつ費やされたほうがよろしいかと思います。

ビューイング姿勢を乱暴にひとことで表すと、ブラジル岸は「見上げる」、アルゼンチン側は「見下ろす」眺望が多いかと思います。
今回はブラジル岸からの情景をお楽しみください。

利用した旅行会社
http://www.eurasia.co.jp/

エリア イグアスの滝周辺(ブラジル)

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ブラジル側から最初に目にする風景

日本の滝のように山中にあるのではなく、平野部に大地の裂け目として出現する。

まわりは亜熱帯樹林だが、このように風情のある小滝も。

対岸のアルゼンチン側。
右手に見えるはサン・マルティン滝(アルゼンチン独立の父と呼ばれる人の名)

イグアス産のオオムラサキ蝶

ラフティング？　
こっちまで来ないと思うけど

断崖にせり出す展望橋が見えてきた。

時間は午後４時すぎ。

ガイドブックによっては太陽光線の傾きから、ブラジル側は午前中、アルゼンチン側は午後に見ると良いとありますが、

んーどうでしょう？　ビューティフルなレインボーですねぇ!

す、吸い込まれそう

展望橋を先へと進みます。

鉄砲水があったらひとたまりもありませんな、人間は。
山中じゃないから、ないか!?

最奥が「悪魔のノド笛」
明日間近で見ます。

下流方面
やがてイグアス川がパラナ川に合流する。
そこが三国国境地点(パラグアイ、ブラジル、アルゼンチン)

苔むす岩は和の心

中央の川鵜が存在感をアピール。
誰も注目していない、私以外。

崖の上の展望台から望む

ブラジル側展望橋全景
よくこんなところに掛けました。
建設事故はなかったんでしょうか。

アルゼンチン側の展望橋
悪魔のノド笛はあの向こう

再びブラジル側展望橋をあとにする

釣り巣鳥(つりすどり)の巣

【動画】釣り巣鳥
http://video.nifty.com/cs/catalog/video_metadata/catalog_080920123373_1.htm
＠niftyビデオ共有

谷底のボート基地に向かいます。
まずは電気自動車のトレーラーで。

谷底近くは道が細くうねって勾配が急なため、途中の広場でジープに乗り換えて行きます。

アドベンチャーボート発着基地

濡れたくない人はここで完全防備の上下かっぱ。
ポンチョを羽織った程度では無駄でしょう。
カメラの簡易防水用にビニール袋をサービスしてくれる。

アドベンチャーボート。
２０人乗りほど。

アルゼンチン側のボート基地か？

バンジージャンプ台！?
ではないようです。
単なる荷の上げ下ろしに使うそうです。

両岸から滝の整列が出向かえてくれます。

上の方で「下流方面」と銘打ったあの写真の真ん中を逆進して来ている様子をイメージしてください。

上流に向かって

加速！

ブラジル側展望橋を川面より見上げる

深山ではないが幽谷
夕刻

このうねり

ｷﾀ─(T∀T)─!!

【動画】イグアスの滝を浴びる
http://video.nifty.com/cs/catalog/video_metadata/catalog_080920123389_1.htm
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防水カメラです

夕刻なので水着は乾かなかった─
合羽が正解だった。