2011/08/04 - 2011/08/05
128位(同エリア182件中)
ROSARYさん
- ROSARYさんTOP
- 旅行記794冊
- クチコミ408件
- Q&A回答133件
- 827,525アクセス
- フォロワー61人
二度目のブータン。仏教寺院を巡りながら、GNP(グロス・ナショナル・ハピネス)の秘密を探る旅です。
その7は、ブータン最後の目的地、パロ。表紙写真は、パロ・ゾン(リンプン・ゾン)とその上に小さく見えるタ・ゾン。
・チミ・ラカン遠望
・ドチュ・ラ
<パロ>
・キチュ・ラカン
・ドゥゲ・ゾン
・タ・ゾンとリンプン・ゾン
・ドゥク・チョデン・ラカン
・パロの街並み
・パロ空港
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
プナカをでて、しばらくプナツァン・チュぞいを走ります。
写真、道路が川沿いを走って、谷を越えるためにぐるっと回っているのがわかります。
棚田の向こう、なだらかな丘の上に建つのはチミ・ラカン。前回来た時はあそこまで菜の花畑の中をハイキングしました。 -
2時間ほどで、標高3150mのドチュ・ラ。
帰りも霧に包まれて、ヒマラヤの姿は拝めませんでした。 -
ドチュ・ラから谷のほうを見たところ。つづら折れの道路が見えます。
-
今回は4WDのRVでしたが、前回はこんな感じのマイクロバス。屋根に荷物を積んで旅しました。
サスペンションの悪いバスでたどるヘアピン・カーブの連続は、車に弱い人には拷問のようですよね。
ブータン旅行では、まず車酔いにならないことが大事です(笑) -
さて、峠から転がるように下りてきて、1時間半ほどでパロ近郊に到着。標高2300mほどですから、1000m弱の下りですね。
小さな野菜市が開かれていました。 -
野菜を運んできた人。ついでにトマトを買っていくようです。
-
家族で写真を撮ってくれと頼まれました。
-
キチュ・ラカン。
田んぼの中にあって、村のお寺という風情ですが、実は7世紀までさかのぼるという由緒あるお寺。
以前に来た時にいっぺんに気にいってしまいました。 -
キチュ・ラカンの中庭には年中実をつけているミカンの木があります。写真向って右側。
お堂の中は撮影禁止ですが、金色に輝く何体もの仏像や、床にはめこまれた山サンゴや瑪瑙などの宝石がとても印象的です。 -
イチオシ
この日は偉いお坊さんが訪問されており、普段は扉の外からしか拝見できないご本尊を、ちょっとだけですが直に拝むことができました。
お堂にはラッパや太鼓といった儀式の道具も並んでいて、常にも増して荘厳な感じ。
お坊さん、靴がちがいますね。手に持つお数珠でも位の違いがわかるようです。 -
キチュ・ラカン、入り口の内側に描かれていた人魚。
-
同じく多聞天。
勢いのある筆致が、ブータンの他の壁画とは随分印象が違います。 -
お堂のまわりは、ぐるっとマニ車が取り巻いています。
濃い紫のムクゲが白い壁に映えていました。 -
マニ車のうしろには、仏が描かれたスレートの板が納められています。
-
お坊さんたちもマニ車を回しながら。
-
先頭の方が、大僧正だそうです。ガイドのペマさんによれば、ジェ・ケンポに次ぐ位の方だとか。
今日はタクツァン寺院から大勢の僧侶とともにいらしていました。 -
お坊さん、バスに満載です。
-
岩山の中腹に、斜めに白く見えるのがタクツァン寺院。
下から登ると2時間半くらい。山道と階段の上り下り、かなりきついです。
今回はパスしましたが、まさに聖域といった霊気を感じる場所でした。 -
アマンコラ・パロはさらにパロ・チュをさかのぼったところにあります。
軽い昼食のあと、ドゥゲ・ゾンまでお散歩に出かけました。
7000m級の山がすぐ近く(60kmほど先)にそびえる場所だけあって、清冽な水の流れ。 -
途中、農作業をやっていました。
牛にひかせた犂の様子がよくわかります。 -
ドゥゲ・ゾン手前の民家。おしゃれな感じです。
-
ドゥゲ・ゾンの遠景。
1951年にあった火災以来、廃墟となってしまっています。 -
道標。ここが0ポイントです。自動車道路はこの先には通じていないのです。
-
対チベットの最前線にあったゾン。堅牢な砦という印象です。
-
崩れた屋根の隙間から空が見えます。
-
崩れた塔と、谷底に続く秘密の道。籠城する際に、水を汲みに下りた道と言われています。
-
イチオシ
ゾンの入り口です。
訪れる人もいない、夕暮れのゾンでしばし過去に想いを馳せましょう。 -
入り口から見たウツェ。ちゃんと残っているように見えますが…
-
裏から見るとこの通り。漆喰が落ち、窓も壊れています。
-
牛が我が物顔に歩き回っていました。
-
ちょうど下校時間。高校生かな。
-
牛も帰宅時間。農作業を終えての帰りでしょうか。
-
じゃがいも、たくさん収穫できましたね。
私たちもホテルに戻りましょう。 -
帰りのドゥルク・エアが5時間以上ディレイとなったので、翌日も観光することができました。
ディレイのせいでバンコクから日本への帰国便に乗り継げず、変更不能のチケットだったため、買い直さなければならなかったのですけどね。
タ・ゾンの建つ丘から見た、パロの街。川の両側に耕地が広がっています。これ以上耕地を減らさないために、建築規制ができたとのことです。
ヒマラヤは・・・雲に隠れています。 -
イチオシ
タ・ゾン。中は国立博物館になっています。入り口でカメラを預けなければなりません。
荷物も持って入れないので、貴重品だけ身につけるようにします。 -
タ・ゾンを出たところでカメラを返してもらえました。
眼下にパロ・ゾンが見えます。四角く取り囲んだ回廊の真ん中にウツェ(天守閣)が建つ、わかりやすい構造。
山側に入り口があるのが見えます。 -
入り口のところには僧侶がくつろいでいました。
-
ゾンに入ってすぐの廊下は壁画が満載。おなじみの四天王図や、正面には六道輪廻図が見えます。
-
ウツェの正面。カメラに収まりきりません。
-
周囲の回廊部分は役所になっています。
正面は裁判所。地元の方が判決を待っているようです。 -
ゾンの寺院、正面です。
中は太い柱と木の床が印象的。 -
パロ・ゾンの扉。
-
ゾンの脇を下りて行く途中に出会ったお坊さん。携帯で何を話しているのでしょうね。
僧侶になるために修行を始めても途中で断念する青年が増えているのだとか。でも通常の教育を受けていないため仕事に就くことが難しく、失業者となってしまうケースも多いそうです。
情報が多くなると、誘惑も増えますものね。
立派なお坊さんになってほしいと思います。 -
イチオシ
パロ・ゾンの谷側。よくみると、細い道があります。
10月の国王の結婚イベントの際に、国王夫妻が上の入り口ではなく、かつてあった下の入り口から入城するために、道が整備されているのだそう。 -
伝統様式の橋をわたって、市街地に向います。
-
こちらは名実ともに村のお寺、ドゥク・チョデン・ラカンです。
-
お寺からでてきた老夫婦。お昼をとりにでかけて、また午後戻ってくるらしいです。
-
パロのメインストリート。きれいな車が並んでいます。お土産ものは数も種類も限られているので、首都ティンプーで探すほうがよさそうです。
少し散策したら、そろそろ帰る時間。 -
パロ空港。待合室には歴代国王の写真が掲げてあります。
-
空港の売店。品ぞろえは少ないですが、王妃がスポンサーをしているタラヤナ財団のショップもありました。ブータンの伝統的な織物を売っています。
-
空港からみたパロ・ゾンと、その上のタ・ゾン。
-
ドゥルク・エアに乗り込みます。
ブータンともお別れ。再訪を心に誓って。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
52