ツェルマット（Zermatt）

2005/08/28 - 2005/08/30

2005年8月27日(土)からから9月5日(月)までの10日間の日程で、スイスとイタリアに出かけました。チューリッヒ1泊→ツェルマット2泊→サン・モリッツ2泊→ルガーノ2泊→ミラノ1泊の8泊10日です。
8月28日(土)午後にツェルマットに到着しました。

ツェルマット滞在に利用したホテルは
Hotel Parnass
Vispastrasse 4, CH-3920 Zermatt
Tel: [phone]
Fax: [phone]
E-mail: [e-mail]

エリア ツェルマット(スイス)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: KLMオランダ航空

Sunnegga paradiseを利用して、ツェルマットからスネガまで、トンネルの中を高速で上り、わずか約3分で頂上駅（2,300ｍ）に到着（16:30 Zermatt→16:33 Sunnegga）しました。
ここから約1.5時間かけて、ツェルマットまで下山しました。

ここから、初心者向けから上級者向けまで様々なハイキングコースが出ていました。下山路は初心者向けの約1.5時間のコースですが、実際にはかなりきつい下り坂や歩きにくいところもありました。

マッターホルンを見ながら下りました。

ねずみ返しの小屋が並び、牛や羊が放牧されていた、素朴で長閑なフィンデルン村を通過しました。

フィンデルン村を通り過ぎると、草原はなくなり、針葉樹の林道が続きます。

しばらく進んだところで、ゴルナーグラート鉄道の線路を横切りました。

さらに下りるとゴルナーグラート鉄道の鉄橋と滝が見えるところに出ました。
この辺りから、Winkelmattenという村になり、ツェルマットまで美しい家並みを見ながら歩きました。

2005年8月28日から2泊したHotel Parnassの部屋から見えた朝のマッターホルン。日本で予約するときに、「マッターホルンが見えるお部屋を希望」とメールで伝え、希望通りのお部屋になりました。

Hotel Parnass
Vispastrasse 4, CH-3920 Zermatt
Tel: [phone]
Fax: [phone]
E-mail: [e-mail]

始発のゴルナーグラート登山鉄道（Gornergrat Bahn）でゴルナーグラート（Gornergrat）に行きました。
08:00 Zermatt GGB→08:42 Gornergrat

途中駅でセントバーナード犬を連れた男性が乗車しました。

ゴルナーグラート登山鉄道から一緒だったセントバーナード犬は展望台で記念撮影のためにお仕事で来ていたのでした。

登山鉄道の終点、標高3,089ｍのゴルナーグラート展望台からは、マッターホルン、ゴルナー氷河、アルプスの山々のダイナミックなパノラマが楽しめます。朝一番に行ったこともあり、展望台も空いていて、爽快な気分になりました。

真ん中の双子の山の左側がカストール（Castor, 4228ｍ)で右側がポルックス（Pollux, 4092m)。

正面にリスカム（Liskamm、4527m）がくっきりと見えました。

ゴルナーグラート展望台にあるホテル・クルムは、このように長期の工事中でした。

ゴルナーグラート(Gornergrat)から標高2,815ｍのローテンボーデン駅（Rotenboden)を通過して、標高2,582ｍリュッフェルベルグ（Riffelberg）まで、2駅分、約2時間のハイキングを楽しみました。
このあたりはハイキングコースがよく整備されていて、少しのハイキングなら、特別な装備がなくても、楽しめます。

ローテンボーデン駅の近くで、ゴルナーグラート鉄道を写しました。
ゴルナーグラート展望台からこの少し前までは、これという道はなく、ごつごつした岩や石ころのある岩場や険しい斜面を降り続けなければなりませんでした。特に見るものはない（≒滑らないように降りることに真剣で写真も写さなかった）のですが、マッターホルンを見ながら、そしてマッターホルンに近づきながら、アルピニスト気分で山歩きをしたという達成感が嬉しかったです。
雨のあとなどは、滑ると大けがをしそうな感じでしたので、無理をしないで、このローテンボーデン駅あたりからハイキングをするほうがよいかもしれません。

シュバルツナーゼ（Valais Blacknose,blacknose sheep）の群れに出会いました。
顔全体が真っ黒で、目がどこについているのかわかりにくく、本当に愛嬌のある羊です。ぬいぐるみを売っていたら買いたいと思いました。
スイスではヴォー州で、珍しい羊が集まる羊のコンテストがあり、ここツェルマットの羊も参加するそうです。

ゴルナーグラート登山鉄道は午前中は１時間に２、３本の頻度で走っています。10時を過ぎると、多くの乗客を乗せていました。

ローテンボーデン駅から少し下ったところに、リッフェルゼーという小さな湖があり、“逆さマッターホルン”を見ることができました。

風がなければ、鋭角的で美しい“逆さマッターホルン”を見ることができます。ずっと見ていましたが、少しでも風があると、さざ波が立って、ぼやけてしまうのです。
人気もなく、静まり返った湖で、自然の造形に圧倒されました。本当にお薦めのスポットです。

このあたりからやや急な斜面の草原を下って行きました。

マッターホルンを見ながら、リュッフェルベルグまで歩きました。
リュッフェルベルグからツェルマットまではゴルナーグラート登山鉄道で帰りました。
10:58 Riffelberg→11:27 Zermatt

昼はホテルで休憩して、午後はロープウェイを乗り継いでクライン・マッターホルンに行きました。
SB401 13:14 Zermatt→13:19 Furi
SB2401 13:30 Furi→13:38 Trockener Steg
SB3401 13:45 Trockener Steg→13:55 Klein Matterhorn

ツェルマットの足は馬車と電気自動車です。

Hotel Parnassのエントランスです。この電気自動車で駅まで迎えに来ていただきました。