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アメリカ代表と世界選抜(ヨーロッパ国籍以外)の対抗戦である第9回プレジデンツカップが2011年11月17日(木)~20日(日)の4日間オーストラリア・メルボルン近郊のロイヤル・メルボルンGCで開催されました。<br /><br />この大会には石川遼プロが9月18日付の世界ランクにおいて10位をなんとか保持できたので、自動選抜の一員として前回大会(2009年、)に続き、参加することができました。<br /><br />過去の対戦成績は世界選抜の1勝6敗1引き分けと世界選抜が劣勢ですが、唯一の勝利を今回と同じコースで開催された1998年大会で挙げています。したがって、現地では今回も勝利を期待して多いに盛り上がっていました。<br /><br />この大会を観戦することができましたので、現地の資料を使用しながら、大会の様子をまとめてみたいと思います。<br /><br /><br />最初に大会観戦の基礎データを書いておきます。<br /><br />1.観戦方法:<br /><br />日本からこの大会を観戦する場合3つの方法がありました。<br /><br />1)日本の旅行社のツアーに参加する。<br /><br />旅行社には2種類あり、<br /><br />① 主催者(PGATOUR)公認の旅行社<br />  (株)トラベルパートナーズ・・・主催旅行<br />  (株)ワールドブリッジ・・・・・手配旅行<br /><br />② それ以外の旅行社<br />  H.I.S 等<br /><br />①と②の違いは、<br />①の公認旅行社のツアー場合は現地の 「The President Cup 2011 Travel Office」が用意しているトラベル・パッケージ(ホテル+送迎バス+入場券)にメルボルンまでの往復の航空券を付けて販売。<br />②のそれ以外の旅行社の場合は、メルボルンまでの往復の航空券、ホテル、入場券を旅行社が手配し、試合会場には公共交通機関を利用して参加者が行く形が多かった。ただし、初日は現地係員が試合会場まで案内し、後は各自。<br /><br />2)主催者が販売している旅行パッケージ(ホテル+送迎バス+入場券)をインターネットで購入し※、メルボルンまでの往復の航空券は個人で手配。<br /><br />※送迎バスのチケット、入場券と記念品(帽子とタオル)は宿泊ホテルにチェックインした後、ホテルのベルデスクにて渡されました。<br />備考:ホテル⇔試合会場の送迎バスが含まれているのが魅力的だったので、今回はこの方法を利用しました。<br /><br />3)主催者が販売している入場券をインターネットで購入し※、メルボルンまでの往復の航空券、ホテルは個人で手配。<br />試合会場には最寄り駅(2箇所指定されている)まで郊外電車を利用し、これらの駅から試合会場まで無料で運行されているシャトルバスを利用。<br /><br />※入場券は試合会場入り口に設けられていた WILL CALL ブースで受け取る形だと思います。<br /><br />2.入場券:<br /><br />1)デイリー・チケット(Daily Ticket)<br />   11月15日(火)公式練習日 :   60ドル(大人1枚)<br />   11月16日(水)公式練習日 :   60ドル(大人1枚)<br />   11月17日(木)試合1日日 :  110ドル(大人1枚)<br />   11月18日(金)試合2日日 :  110ドル(大人1枚)<br />   11月19日(土)試合3日日 :  130ドル(大人1枚)<br />   11月20日(日)試合最終日 :  130ドル(大人1枚)<br /><br />2)ウイークリー・チケット(Weekly Ticket:11月15~20日)<br />  普通入場券:   475ドル(大人1人)<br />  普通入場券+No.16スタンド:  595ドル(大人1人)<br />  キャプテン・クラブ付※入場券 :   650ドル(大人1人)<br /><br />  ※TOURNAMENT INFORMATION(本文5ページ)で説明<br /><br />3)販売※予定枚数(各日):<br />     A.一般入場券      17,000 ~19,000枚<br />     B.会社招待券       2,500 ~  3,700枚<br />     C.旅行パッケ-ジ     3,000 ~  4,000枚<br /><br /> ※その他、販売用以外に7,150 ~ 9,100枚を予定<br /><br />したがって、入場者数は 29,650 ~ 35,800人 を想定<br /><br />注:11月11日(金)にインターネットで確認したところ、まだデイリー・チケットを販売していたので、「売り切れで入場できない」事態は発生しなかったと思われる。<br /><br /><br />以下、配布された大会資料、無料で毎日配布されていた地元新聞(Herald SUN)、会場内で撮影した写真を参照しながら、大会の様子を報告します。<br /><br />少しずつ内容を増やして行きますので、内容が飛び飛びになる点はしばらくの間(完成するまで)ご容赦ください。

2011年 プレジデンツ・カップ観戦記

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2011/11/15 - 2011/11/20

607位(同エリア1464件中)

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nose51

nose51さん

アメリカ代表と世界選抜(ヨーロッパ国籍以外)の対抗戦である第9回プレジデンツカップが2011年11月17日(木)~20日(日)の4日間オーストラリア・メルボルン近郊のロイヤル・メルボルンGCで開催されました。

この大会には石川遼プロが9月18日付の世界ランクにおいて10位をなんとか保持できたので、自動選抜の一員として前回大会(2009年、)に続き、参加することができました。

過去の対戦成績は世界選抜の1勝6敗1引き分けと世界選抜が劣勢ですが、唯一の勝利を今回と同じコースで開催された1998年大会で挙げています。したがって、現地では今回も勝利を期待して多いに盛り上がっていました。

この大会を観戦することができましたので、現地の資料を使用しながら、大会の様子をまとめてみたいと思います。


最初に大会観戦の基礎データを書いておきます。

1.観戦方法:

日本からこの大会を観戦する場合3つの方法がありました。

1)日本の旅行社のツアーに参加する。

旅行社には2種類あり、

① 主催者(PGATOUR)公認の旅行社
  (株)トラベルパートナーズ・・・主催旅行
  (株)ワールドブリッジ・・・・・手配旅行

② それ以外の旅行社
  H.I.S 等

①と②の違いは、
①の公認旅行社のツアー場合は現地の 「The President Cup 2011 Travel Office」が用意しているトラベル・パッケージ(ホテル+送迎バス+入場券)にメルボルンまでの往復の航空券を付けて販売。
②のそれ以外の旅行社の場合は、メルボルンまでの往復の航空券、ホテル、入場券を旅行社が手配し、試合会場には公共交通機関を利用して参加者が行く形が多かった。ただし、初日は現地係員が試合会場まで案内し、後は各自。

2)主催者が販売している旅行パッケージ(ホテル+送迎バス+入場券)をインターネットで購入し※、メルボルンまでの往復の航空券は個人で手配。

※送迎バスのチケット、入場券と記念品(帽子とタオル)は宿泊ホテルにチェックインした後、ホテルのベルデスクにて渡されました。
備考:ホテル⇔試合会場の送迎バスが含まれているのが魅力的だったので、今回はこの方法を利用しました。

3)主催者が販売している入場券をインターネットで購入し※、メルボルンまでの往復の航空券、ホテルは個人で手配。
試合会場には最寄り駅(2箇所指定されている)まで郊外電車を利用し、これらの駅から試合会場まで無料で運行されているシャトルバスを利用。

※入場券は試合会場入り口に設けられていた WILL CALL ブースで受け取る形だと思います。

2.入場券:

1)デイリー・チケット(Daily Ticket)
11月15日(火)公式練習日 :   60ドル(大人1枚)
11月16日(水)公式練習日 :   60ドル(大人1枚)
11月17日(木)試合1日日 :  110ドル(大人1枚)
11月18日(金)試合2日日 :  110ドル(大人1枚)
11月19日(土)試合3日日 :  130ドル(大人1枚)
11月20日(日)試合最終日 :  130ドル(大人1枚)

2)ウイークリー・チケット(Weekly Ticket:11月15~20日)
  普通入場券:   475ドル(大人1人)
  普通入場券+No.16スタンド:  595ドル(大人1人)
  キャプテン・クラブ付※入場券 :   650ドル(大人1人)

  ※TOURNAMENT INFORMATION(本文5ページ)で説明

3)販売※予定枚数(各日):
 A.一般入場券      17,000 ~19,000枚
 B.会社招待券       2,500 ~ 3,700枚
 C.旅行パッケ-ジ     3,000 ~ 4,000枚

 ※その他、販売用以外に7,150 ~ 9,100枚を予定

したがって、入場者数は 29,650 ~ 35,800人 を想定

注:11月11日(金)にインターネットで確認したところ、まだデイリー・チケットを販売していたので、「売り切れで入場できない」事態は発生しなかったと思われる。


以下、配布された大会資料、無料で毎日配布されていた地元新聞(Herald SUN)、会場内で撮影した写真を参照しながら、大会の様子を報告します。

少しずつ内容を増やして行きますので、内容が飛び飛びになる点はしばらくの間(完成するまで)ご容赦ください。

交通手段
観光バス
旅行の手配内容
個別手配
  • 公式プログラム(The Official Event Program)<br /><br />試合会場にて10ドルで販売。<br /><br />出場者が表紙に記載されている<br /><br />世界選抜(International)<br /><br /> グレッグ・ノーマン (キャプテン)<br /> <br /> ジェイソン・デイ     (WR※7位)<br /> アダム・スコット     (WR10位) <br /> シャール・シュワーツェル  (WR12位) <br /> K.J.チョイ         (WR16位)<br /> キム・キョンテ      (WR21位) <br /> レティーフ・グーセン   (WR34位) <br /> ジェフ・オギルビー    (WR39位)<br /> アーニー・エルス     (WR41位) <br /> Y.E.ヤン           (WR43位)<br /> 石川遼           (WR 47位)<br /> ロバート・アレンビー  (WR 55位:キャプテン推薦)<br /> アーロン・バデリー   (WR 56位:キャプテン推薦) <br /><br />※WRは2011年9月18日付 Official World Golf Ranking の順位<br />

    公式プログラム(The Official Event Program)

    試合会場にて10ドルで販売。

    出場者が表紙に記載されている

    世界選抜(International)

     グレッグ・ノーマン (キャプテン)
     
     ジェイソン・デイ     (WR※7位)
     アダム・スコット     (WR10位)
     シャール・シュワーツェル  (WR12位)
     K.J.チョイ         (WR16位)
     キム・キョンテ      (WR21位)
     レティーフ・グーセン   (WR34位)
     ジェフ・オギルビー    (WR39位)
     アーニー・エルス     (WR41位)
     Y.E.ヤン          (WR43位)
     石川遼           (WR 47位)
     ロバート・アレンビー  (WR 55位:キャプテン推薦)
     アーロン・バデリー   (WR 56位:キャプテン推薦)

    ※WRは2011年9月18日付 Official World Golf Ranking の順位

  • 米国選抜(United States)<br /><br /> フレッド・カプルス(キャプテン)<br /><br /> マット・クーチャー       (PCR※1位、WR8位) <br /> スティーブ・ストリッカー   (PCR2位、WR5位) <br /> ダスティン・ジョンソン    (PCR3位、WR6位) <br /> ウェブ・シンプソン      (PCR4位、WR13位) <br /> ニック・ワトニー       (PCR5位、WR11位) <br /> フィル・ミケルソン      (PCR6位、WR9位) <br /> ババ・ワトソン        (PCR7位、WR15位) <br /> デビット・トムズ       (PCR8位、WR18位) <br /> ハンター・メイハン      (PCR9位、WR23位) <br /> ジム・フューリック      (PCR10位、WR24位)<br /> ビル・ハース  (PCR12位、WR45位:キャプテン推薦)<br /> タイガー・ウッズ(PCR29位、WR49位:キャプテン推薦) <br /><br />※PCRは 2011 PGA TOUR Presidents Cup のランキング(2011年9月18日付)。<br />このランキングはWR(過去2年間)と異なり、過去1年のデータに基ずいている。この違いがPCPとWRの順位の差に反映されている。<br /><br />今大会後の「USチームは最近調子が良い選手が選ばれており、世界選抜のWRによる過去の実績重視と選定基準が異なる」とのノーマンキャプテンの世界選抜の選定基準の見直し発言につながる。<br /><br />左側の集合写真は1998年世界選抜が初めて勝利した時のもので、中央のカップのすぐ上に丸山茂樹選手が写っている。右は2009年のもの。<br />

    米国選抜(United States)

     フレッド・カプルス(キャプテン)

     マット・クーチャー      (PCR※1位、WR8位)
     スティーブ・ストリッカー   (PCR2位、WR5位)
     ダスティン・ジョンソン    (PCR3位、WR6位)
     ウェブ・シンプソン      (PCR4位、WR13位)
     ニック・ワトニー       (PCR5位、WR11位)
     フィル・ミケルソン      (PCR6位、WR9位)
     ババ・ワトソン        (PCR7位、WR15位)
     デビット・トムズ       (PCR8位、WR18位)
     ハンター・メイハン      (PCR9位、WR23位)
     ジム・フューリック      (PCR10位、WR24位)
     ビル・ハース  (PCR12位、WR45位:キャプテン推薦)
     タイガー・ウッズ(PCR29位、WR49位:キャプテン推薦)

    ※PCRは 2011 PGA TOUR Presidents Cup のランキング(2011年9月18日付)。
    このランキングはWR(過去2年間)と異なり、過去1年のデータに基ずいている。この違いがPCPとWRの順位の差に反映されている。

    今大会後の「USチームは最近調子が良い選手が選ばれており、世界選抜のWRによる過去の実績重視と選定基準が異なる」とのノーマンキャプテンの世界選抜の選定基準の見直し発言につながる。

    左側の集合写真は1998年世界選抜が初めて勝利した時のもので、中央のカップのすぐ上に丸山茂樹選手が写っている。右は2009年のもの。

  • この公式プログラムの60ページ(上の写真)から4ページに渡り、プレジデント・カップの特殊性ついての特集記事が掲載されている。<br /><br />ここでは、日頃のツアーの試合と異なるのチーム・プレイに起因するプレッシャー(The Unique Pressures of TEAM PLAY)をテーマに考察している。<br /><br />このなかの、2ページ目中央に2009年の遼くんと加藤君の写真が掲載されている。<br /><br />その他に、世界選抜で掲載されている選手は<br /><br />エルス選手とスコット選手(左端、上部の写真)<br /><br />ノーマンキャプテンとオグリビー選手(左端、下部の写真)<br /><br />のみです。<br /><br />

    この公式プログラムの60ページ(上の写真)から4ページに渡り、プレジデント・カップの特殊性ついての特集記事が掲載されている。

    ここでは、日頃のツアーの試合と異なるのチーム・プレイに起因するプレッシャー(The Unique Pressures of TEAM PLAY)をテーマに考察している。

    このなかの、2ページ目中央に2009年の遼くんと加藤君の写真が掲載されている。

    その他に、世界選抜で掲載されている選手は

    エルス選手とスコット選手(左端、上部の写真)

    ノーマンキャプテンとオグリビー選手(左端、下部の写真)

    のみです。

  • 続いて、4ページ目にも、遼くんが登場。<br /><br />キャプションは「2009年プレジデンツカップのフォアサムに勝利し、USチームのフレッドカプルスから祝福される石川遼(日本)」<br /><br />2009年大会で3ポイント獲得したことに対する世界の評価は、私達が日本で感じる以上に高いことを表しているのでしょうね。<br /><br />すばらしい!

    続いて、4ページ目にも、遼くんが登場。

    キャプションは「2009年プレジデンツカップのフォアサムに勝利し、USチームのフレッドカプルスから祝福される石川遼(日本)」

    2009年大会で3ポイント獲得したことに対する世界の評価は、私達が日本で感じる以上に高いことを表しているのでしょうね。

    すばらしい!

  • 72ページから4ページにわたり、ロイヤル・メルボルンGCの責任者は今回使用されるコースの歴史と特徴を解説。<br /><br />この中で興味を引いた箇所を取り上げると、<br /><br />● ロイヤル・メルボルンGCは西コース(18H)と東コース(18H)から構成されているが、プレジデンツカップでは西コースの12Hと東コースの6Hを組み合わされた非常に戦略性の高い18Hとなっている。<br /><br />● 西コースはスコットランドのリンクスをこよなく愛したマッケンジーが1929年にここを訪れた時、この地のすばらしい景観(大きくうねる大地、大きくて荒々しい砂丘、あちこちに咲く野生の花々、バンカーを作るのに最適な砂)に惹かれて、設計した。<br /><br />● マッケンジーは特にセントアンドリュースのオールドコースが好きで、このロイヤル・メルボルンGCにこのリンクスに内在する戦略性を取り入れている。<br />● また、マッケンジーはマスターズが開催されているオーガスタGCのボビージョーンズとの共同設計者でもある。<br /><br />

    72ページから4ページにわたり、ロイヤル・メルボルンGCの責任者は今回使用されるコースの歴史と特徴を解説。

    この中で興味を引いた箇所を取り上げると、

    ● ロイヤル・メルボルンGCは西コース(18H)と東コース(18H)から構成されているが、プレジデンツカップでは西コースの12Hと東コースの6Hを組み合わされた非常に戦略性の高い18Hとなっている。

    ● 西コースはスコットランドのリンクスをこよなく愛したマッケンジーが1929年にここを訪れた時、この地のすばらしい景観(大きくうねる大地、大きくて荒々しい砂丘、あちこちに咲く野生の花々、バンカーを作るのに最適な砂)に惹かれて、設計した。

    ● マッケンジーは特にセントアンドリュースのオールドコースが好きで、このロイヤル・メルボルンGCにこのリンクスに内在する戦略性を取り入れている。
    ● また、マッケンジーはマスターズが開催されているオーガスタGCのボビージョーンズとの共同設計者でもある。

  • ● このコースの特徴は世界一と言われるほどフェアーウエイが広いので、初心者でもそれなりに楽しむことができる。しかし、良いスコアで上がろうとすると、ピンへのアプローチが容易な場所が限られるので、フエアウエイへの落としどころは極端に狭くなる。<br /><br />掲載されている写真のキャプション<br /><br />左上:谷越えの中距離のパー3、3番ホール。グレッグ・ノーマンが”今まで体験した中で、グリーンが最も自然のまま残されている”と述べた。<br /><br />右上:短いパー4、6番ホール、ワンオンを狙うプレーヤーもいる。だが、その試みは多くのトラブルに見舞われる。<br /><br />左下:パー3、13番ホールのグリーン、正確なティーショットが要求される。

    ● このコースの特徴は世界一と言われるほどフェアーウエイが広いので、初心者でもそれなりに楽しむことができる。しかし、良いスコアで上がろうとすると、ピンへのアプローチが容易な場所が限られるので、フエアウエイへの落としどころは極端に狭くなる。

    掲載されている写真のキャプション

    左上:谷越えの中距離のパー3、3番ホール。グレッグ・ノーマンが”今まで体験した中で、グリーンが最も自然のまま残されている”と述べた。

    右上:短いパー4、6番ホール、ワンオンを狙うプレーヤーもいる。だが、その試みは多くのトラブルに見舞われる。

    左下:パー3、13番ホールのグリーン、正確なティーショットが要求される。

  • 79ページから出場選手のプロフィールが記載されており、133ページに石川遼選手が登場。<br /><br />キャプション:<br /><br />この日本の若者の評判がいつにない興奮をプレジデンツカップ(2011)にもたらす。<br /><br />3月に、石川遼は日本の太平洋岸を襲った3月11日の地震と津波による被災者を助けるため今シーズンの獲得賞金を全て寄付することを約束した。<br />同時に、彼が記録した全てのバーディに対して1個あたり$1,200の寄付を続けている。<br /><br />PERSONAL<br />石川遼はその温かな微笑みと礼儀正しい態度から”はにかみ王子”、訳すと&quot;Bashful Prince&quot;、と呼ばれている。<br />ゴルフは6才の時お父さんに教わっった。<br /><br />PGA TOUR VICTORIES<br />PGAツアーでは未勝利だが、インターナショナル・ツアーでは11勝している。<br />2007年からの各年の勝利が記載されている。(JGTOの9勝の他に2008年の関西オープン、2009年のロイヤル・トロフィーが各1勝として記載されている。)<br /><br />2011PGA TOUR HIGHLIGHTS <br />WGC−ブリジストン招待で4位タイが最高順位<br /><br />NATIONAL TEAMS プレジデンツカップ2回、ロイヤルトロフィー1回<br /><br />PRESIDENTS CUP RECORD 3-2-0 (3勝2敗0引き分け)

    79ページから出場選手のプロフィールが記載されており、133ページに石川遼選手が登場。

    キャプション:

    この日本の若者の評判がいつにない興奮をプレジデンツカップ(2011)にもたらす。

    3月に、石川遼は日本の太平洋岸を襲った3月11日の地震と津波による被災者を助けるため今シーズンの獲得賞金を全て寄付することを約束した。
    同時に、彼が記録した全てのバーディに対して1個あたり$1,200の寄付を続けている。

    PERSONAL
    石川遼はその温かな微笑みと礼儀正しい態度から”はにかみ王子”、訳すと"Bashful Prince"、と呼ばれている。
    ゴルフは6才の時お父さんに教わっった。

    PGA TOUR VICTORIES
    PGAツアーでは未勝利だが、インターナショナル・ツアーでは11勝している。
    2007年からの各年の勝利が記載されている。(JGTOの9勝の他に2008年の関西オープン、2009年のロイヤル・トロフィーが各1勝として記載されている。)

    2011PGA TOUR HIGHLIGHTS 
    WGC−ブリジストン招待で4位タイが最高順位

    NATIONAL TEAMS プレジデンツカップ2回、ロイヤルトロフィー1回

    PRESIDENTS CUP RECORD 3-2-0 (3勝2敗0引き分け)

  • 金庚泰選手の紹介(134ページ)<br /><br />キャプション:<br /><br />前途有望な選手が初登場。<br /><br />アジアツアーでの成功により、キム・キョンテはアジアのゴルフファンの間で希望の星となっている。<br />2007年、ヨーロッパ・ツアーの Jonnie Walker Classic でプロとしてのデビューを飾り、翌月には韓国内のツアーで初勝利を上げた。PGAツアーでは4位が最高成績。<br /><br />PERSONAL<br />10才の時、ティーチング・プロのお父さん、キム・キチャン、からゴルフを教わる。<br /><br />PGA TOUR VICTORIES<br />未勝利。K.T.キムはPGAツアーのフル・メンバーではないが、キャリアーはあまりないにもかかわらず、すでにインターナショナルで6勝を上げている。<br /><br />2011 PGA TOUR HIGHLIGHTS<br /><br />・・前文略・・2年連続で参戦している日本ゴルフツアーの長嶋茂雄招待セガ・サミーカップにおいて、石川遼に4打差をつけて勝利した。<br />WGC−ブリジストン招待で6位タイに入り、初のトップ10入りを果たした。ウンダム・チャンピオンシップにおいて4日間とも60台を記録する強さを見せ、4位タイに入った。これがPGAツアーでの最高順位。<br /><br />NATUONAL TEAMS プレジデンツカップ1回、ワールドカップ1回<br />

    金庚泰選手の紹介(134ページ)

    キャプション:

    前途有望な選手が初登場。

    アジアツアーでの成功により、キム・キョンテはアジアのゴルフファンの間で希望の星となっている。
    2007年、ヨーロッパ・ツアーの Jonnie Walker Classic でプロとしてのデビューを飾り、翌月には韓国内のツアーで初勝利を上げた。PGAツアーでは4位が最高成績。

    PERSONAL
    10才の時、ティーチング・プロのお父さん、キム・キチャン、からゴルフを教わる。

    PGA TOUR VICTORIES
    未勝利。K.T.キムはPGAツアーのフル・メンバーではないが、キャリアーはあまりないにもかかわらず、すでにインターナショナルで6勝を上げている。

    2011 PGA TOUR HIGHLIGHTS

    ・・前文略・・2年連続で参戦している日本ゴルフツアーの長嶋茂雄招待セガ・サミーカップにおいて、石川遼に4打差をつけて勝利した。
    WGC−ブリジストン招待で6位タイに入り、初のトップ10入りを果たした。ウンダム・チャンピオンシップにおいて4日間とも60台を記録する強さを見せ、4位タイに入った。これがPGAツアーでの最高順位。

    NATUONAL TEAMS プレジデンツカップ1回、ワールドカップ1回

  • TOURNAMENT INFORMATION<br /><br />主催者が販売していた旅行パッケージ(Travel Package)に含まれていた大会資料<br /><br />14ページ(表紙、裏表紙を除く)の資料で,この大会を観戦するに必要な情報が事細かに記載されている。<br /><br /><br />この写真は表紙と裏表紙<br /><br />裏表紙には次回大会の日程が記載されている。<br /><br /><br />2013年 プレジデンツカップ<br /><br />日時: 2013年9月30日(月)〜 10月6日(日)<br /><br />場所: アメリカ、オハイオ州コロンバス、ダブリン<br />     ミュアフィールド・ビレッジGC<br /><br />    MUIRFIELD VILLAGE GOLF CLUB<br />    DUBLIN - COLUMBUS, OHIO - USA

    TOURNAMENT INFORMATION

    主催者が販売していた旅行パッケージ(Travel Package)に含まれていた大会資料

    14ページ(表紙、裏表紙を除く)の資料で,この大会を観戦するに必要な情報が事細かに記載されている。


    この写真は表紙と裏表紙

    裏表紙には次回大会の日程が記載されている。


    2013年 プレジデンツカップ

    日時: 2013年9月30日(月)〜 10月6日(日)

    場所: アメリカ、オハイオ州コロンバス、ダブリン
         ミュアフィールド・ビレッジGC

        MUIRFIELD VILLAGE GOLF CLUB
        DUBLIN - COLUMBUS, OHIO - USA

  • TOURNAMENT INFORMATION (本文1ページと2ページ)<br /><br />1ページ目は SCHEDULE OF EVENTS<br /><br />注目すべき箇所は TUESDAY - NOVEMBER 15(公式練習1日目)<br />8:30 A.M.  US Team Photo (Practice Range)<br />9 A.M.    US Team Practice<br />9:30 A.M.  International Team Photo (Practice Range)<br />10 A.M.   International Team Practice<br /><br />世界選抜は遼くんが遅れたためチームの写真(大会会場に大き掲示)を撮影できず、撮影は翌16日に延期された。<br /><br />2ページ目に WILL CALL LOCATION AND HOURS の項目で、予約したチケットの受け取りに関する記載がある。<br /><br />筆者コメント:<br />海外ではクレジットカードで購入したチケットは会場入口に設けられた Will Call Ticket Office で受け取るのが一般的。今回のプレジデントカップにおいても主催者のホームページで(Ticket Master AU 経由)購入したチケットはレシートとクレジットカードを提示してこの方式で受領したと思われる。<br /><br />

    TOURNAMENT INFORMATION (本文1ページと2ページ)

    1ページ目は SCHEDULE OF EVENTS

    注目すべき箇所は TUESDAY - NOVEMBER 15(公式練習1日目)
    8:30 A.M.  US Team Photo (Practice Range)
    9 A.M.    US Team Practice
    9:30 A.M.  International Team Photo (Practice Range)
    10 A.M.   International Team Practice

    世界選抜は遼くんが遅れたためチームの写真(大会会場に大き掲示)を撮影できず、撮影は翌16日に延期された。

    2ページ目に WILL CALL LOCATION AND HOURS の項目で、予約したチケットの受け取りに関する記載がある。

    筆者コメント:
    海外ではクレジットカードで購入したチケットは会場入口に設けられた Will Call Ticket Office で受け取るのが一般的。今回のプレジデントカップにおいても主催者のホームページで(Ticket Master AU 経由)購入したチケットはレシートとクレジットカードを提示してこの方式で受領したと思われる。

  • 入場ゲート手前に設けられた Will Call Ticket Office の様子:<br />11月16日(公式練習日2日目)早朝<br /><br />チケットの販売も兼ねているが行列ができている様子はなく、WILL CALLの標識が出た窓口が2箇所だけ開いていた。

    入場ゲート手前に設けられた Will Call Ticket Office の様子:
    11月16日(公式練習日2日目)早朝

    チケットの販売も兼ねているが行列ができている様子はなく、WILL CALLの標識が出た窓口が2箇所だけ開いていた。

  • TOURNAMENT INFORMATION (本文3ページ)<br /><br />このページには禁止事項”PROHIBITED ITEMS”として、14項目が列挙されている。<br /><br />選手と観客にとってより良い環境を作るための制限事項として、下記の品物は持ち込み禁止。<br /><br />● 音を出す電子機器(electronic devices)<br />● カメラとビデオ(camcoders)、木曜日〜日曜日の間<br />● 寸法が 40 x 30 x 20cmを超えるバッグまたは手荷物<br />  全ての品物は検査される。<br />● サイン(signs)、ポスターまたはバーナー(banners)<br />● テレビとラジオ(試合会場にて入手した物は除く)<br />● 外部で入手した食べ物(food)と飲み物(beverages)<br />● 容器(containers)とクーラボックス(coolers)、アイスボックス(esky&#39;s)も含む<br />● ペット(pets)<br />● 展望鏡/潜望鏡(periscopes)<br />● 自転車(bicycles)<br />● はしご(ladders)<br />● 折り畳み式肘掛け付または庭用の椅子(lawn chairs)<br />● 箱(boxes)と牛乳運搬ケース(milk crates)<br />● 武器(どのような種類であろうとも)<br /><br />身体および所持品は検査されます。禁止されている品物は車に置いておくか、有料※のクロークに預けてください。ただし、預かれない品物もあります。<br /><br />筆者コメント:<br />日本から3脚の小さな折り畳み椅子を持参していた。試合初日はこの椅子は持ち込み禁止と言われ、※5ドルを払ってクロークに預けさせられた。帰りにこの椅子を受け取る時、「PGAツアーの方針が変わったので、明日から持ち込んで良いよ!」との助言。金曜日から試合会場内でこの椅子を使用した。<br /><br />カメラの持ち込みは厳禁。木曜日(試合1日目)は特に検査が厳しく、バッグ、リュックの中の品物を全て出して調査が行われおり、見つかると5ドル払ってクロークに預けさせらていた。<br />

    TOURNAMENT INFORMATION (本文3ページ)

    このページには禁止事項”PROHIBITED ITEMS”として、14項目が列挙されている。

    選手と観客にとってより良い環境を作るための制限事項として、下記の品物は持ち込み禁止。

    ● 音を出す電子機器(electronic devices)
    ● カメラとビデオ(camcoders)、木曜日〜日曜日の間
    ● 寸法が 40 x 30 x 20cmを超えるバッグまたは手荷物
      全ての品物は検査される。
    ● サイン(signs)、ポスターまたはバーナー(banners)
    ● テレビとラジオ(試合会場にて入手した物は除く)
    ● 外部で入手した食べ物(food)と飲み物(beverages)
    ● 容器(containers)とクーラボックス(coolers)、アイスボックス(esky's)も含む
    ● ペット(pets)
    ● 展望鏡/潜望鏡(periscopes)
    ● 自転車(bicycles)
    ● はしご(ladders)
    ● 折り畳み式肘掛け付または庭用の椅子(lawn chairs)
    ● 箱(boxes)と牛乳運搬ケース(milk crates)
    ● 武器(どのような種類であろうとも)

    身体および所持品は検査されます。禁止されている品物は車に置いておくか、有料※のクロークに預けてください。ただし、預かれない品物もあります。

    筆者コメント:
    日本から3脚の小さな折り畳み椅子を持参していた。試合初日はこの椅子は持ち込み禁止と言われ、※5ドルを払ってクロークに預けさせられた。帰りにこの椅子を受け取る時、「PGAツアーの方針が変わったので、明日から持ち込んで良いよ!」との助言。金曜日から試合会場内でこの椅子を使用した。

    カメラの持ち込みは厳禁。木曜日(試合1日目)は特に検査が厳しく、バッグ、リュックの中の品物を全て出して調査が行われおり、見つかると5ドル払ってクロークに預けさせらていた。

  • TOURNAMENT INFORMATION (本文4ページ)<br /><br />このページに MOBILE DEVICE(携帯電話、スマートフォンなど)および 写真(PHOTOGRAPHY)の取り扱い方針が記載されている。<br /><br />MOBILE DEVICE POLICY<br /><br />プレジデンツカップ2011において、試合会場における MOBILE DEVICE を使用して良い。試合会場においては以下に記載するガイドラインが遵守されなければならない。<br />MOBILE DEVICE とはなにを示すのか?ここでは音声およびデータを送受信できる機器と定める。<br /><br />● 常に機器から音を発しない状態に設定すること<br />● 電話の送信、受信は許可された場所でのみ行うこと<br />● データ通信(文章の入力、Eメール等)はどこで行っても良い。ただし、選手が打つ体勢に入った時※(係員が手を上げた時)はこれらの行為は許されない。<br />※as players are in position to complete<br />● 録音と録画(Audio or video capture)は常時禁止<br />● これらの項目に違反した時は試合会場からの即時退場を命じられることになる。少なくとも、試合終了まで機器を押収されることを覚悟しておくこと。<br /><br />PHOTOGRAPHY POLICY<br /><br />● 静止画(still photography)の撮影は火曜日と水曜日※のみ許される。<br />● 試合期間中(木曜日〜日曜日)、静止画(still photography)の撮影は常時禁止。<br />● これらの項目に違反した時は試合会場からの即時退場を命じられることになる。少なくとも、試合終了まで機器を押収されることを覚悟しておくこと。<br /><br />※公式練習日<br /><br />筆者コメント:<br />試合中(木曜日〜日曜日)、いたるところで アイフォーン、アイポッドによる写真撮影が堂々と(禁止されているとの認識があるとは思えない様子で)行われていた。マーシャル(係員)が注意する様子もなく、選手がティーショットを打つ場面でもたいてい3〜4人がアイフォーン、アイポッドを構えていた。撮影しても音は全くしなかったが、驚いてしまった。今もって、何が起こっていたのか(禁止されていたのかどうか)良く解らない。<br /><br />外国のアイフォーン、アイポッドは写真撮影時に音がでない?携帯電話で強制的に音が出るように設計しているのは日本だけ?<br /><br />TOILETS<br /><br />試合会場内の5箇所に仮設トイレが設けられていた。<br /><br />設備内容は以下の写真と説明を参照<br /><br />

    TOURNAMENT INFORMATION (本文4ページ)

    このページに MOBILE DEVICE(携帯電話、スマートフォンなど)および 写真(PHOTOGRAPHY)の取り扱い方針が記載されている。

    MOBILE DEVICE POLICY

    プレジデンツカップ2011において、試合会場における MOBILE DEVICE を使用して良い。試合会場においては以下に記載するガイドラインが遵守されなければならない。
    MOBILE DEVICE とはなにを示すのか?ここでは音声およびデータを送受信できる機器と定める。

    ● 常に機器から音を発しない状態に設定すること
    ● 電話の送信、受信は許可された場所でのみ行うこと
    ● データ通信(文章の入力、Eメール等)はどこで行っても良い。ただし、選手が打つ体勢に入った時※(係員が手を上げた時)はこれらの行為は許されない。
    ※as players are in position to complete
    ● 録音と録画(Audio or video capture)は常時禁止
    ● これらの項目に違反した時は試合会場からの即時退場を命じられることになる。少なくとも、試合終了まで機器を押収されることを覚悟しておくこと。

    PHOTOGRAPHY POLICY

    ● 静止画(still photography)の撮影は火曜日と水曜日※のみ許される。
    ● 試合期間中(木曜日〜日曜日)、静止画(still photography)の撮影は常時禁止。
    ● これらの項目に違反した時は試合会場からの即時退場を命じられることになる。少なくとも、試合終了まで機器を押収されることを覚悟しておくこと。

    ※公式練習日

    筆者コメント:
    試合中(木曜日〜日曜日)、いたるところで アイフォーン、アイポッドによる写真撮影が堂々と(禁止されているとの認識があるとは思えない様子で)行われていた。マーシャル(係員)が注意する様子もなく、選手がティーショットを打つ場面でもたいてい3〜4人がアイフォーン、アイポッドを構えていた。撮影しても音は全くしなかったが、驚いてしまった。今もって、何が起こっていたのか(禁止されていたのかどうか)良く解らない。

    外国のアイフォーン、アイポッドは写真撮影時に音がでない?携帯電話で強制的に音が出るように設計しているのは日本だけ?

    TOILETS

    試合会場内の5箇所に仮設トイレが設けられていた。

    設備内容は以下の写真と説明を参照

  • 大型車が入れる場所(休憩所/Public Village と9番フェアウエイ横)に設置されていた大型トイレ設備<br /><br />写真は休憩所/Public Village のキャプテン・クラブ内に設けられていた設備<br /><br />男女それぞれに2ユニット(合計4ユニット)が設置されており、各ユニット内部には6つの個室と共同の手洗い、ペーパータオル等が用意されていた。

    大型車が入れる場所(休憩所/Public Village と9番フェアウエイ横)に設置されていた大型トイレ設備

    写真は休憩所/Public Village のキャプテン・クラブ内に設けられていた設備

    男女それぞれに2ユニット(合計4ユニット)が設置されており、各ユニット内部には6つの個室と共同の手洗い、ペーパータオル等が用意されていた。

  • 小型車しか入れない場所(11番ティーグランド近く、12番グリーン近く、14番フェアウエイ横)に設けられていた小型トイレ設備(日本と同じような設備)<br /><br />トイレに大行列という光景は見られなかった。ギャラリースタンドとかコースの周囲に腰をすえて見ている方が多いので、利用時間が分散化するのでしょうか?<br /><br />写真は11番ティーグランド近くに設けられていた設備<br /><br />

    小型車しか入れない場所(11番ティーグランド近く、12番グリーン近く、14番フェアウエイ横)に設けられていた小型トイレ設備(日本と同じような設備)

    トイレに大行列という光景は見られなかった。ギャラリースタンドとかコースの周囲に腰をすえて見ている方が多いので、利用時間が分散化するのでしょうか?

    写真は11番ティーグランド近くに設けられていた設備

  • TOURNAMENT INFORMATION (本文5ページ)<br /><br />この5ページで面白いと思ったのは、<br /><br />FAN VISION PRESENTED CITI と THE PRESIDENT CUP RADIO<br /><br />会場コースの12箇所(12ホール)に大型テレビが設置されており、テレビ放送(ライブ)と同じ画像が常に映されていた。ギャラリースタンドに座りこのテレビの映像を見ながら、音声はプレジデントカップ専用のイヤフォーン式ラジオ(THE PRESIDENT RADIO:会場内にて20ドルで販売)で聞いている観客が多く見られた。<br /><br />また、大型テレビを見れないギャラリーのために、小型の携帯端末(FAN VISION)が有料※で提供されており、コース内のどこででもテレビ放送(ライブ)とチャンネルを切り替えてコースマップ、ホールマップ、試合データを見ることができるようになっていた。<br />ただし、これを利用しているギャラリーはあまり見かけなかった。<br /><br />※CITIが提供しているが、1日利用で20ドルの寄付が必要<br /><br /><br />THE CAPTAIN CLUB<br /><br />会場内の休憩所の片隅に大型テント(1,000人くらい収容可能)が設けられており、キャプテン・クラブ付入場券を購入すると、このテントに入場可能。<br /><br />このテント内にはテーブル、椅子、大型テレビ、飲食物の販売所およびトイレが用意されていた。<br />

    TOURNAMENT INFORMATION (本文5ページ)

    この5ページで面白いと思ったのは、

    FAN VISION PRESENTED CITI と THE PRESIDENT CUP RADIO

    会場コースの12箇所(12ホール)に大型テレビが設置されており、テレビ放送(ライブ)と同じ画像が常に映されていた。ギャラリースタンドに座りこのテレビの映像を見ながら、音声はプレジデントカップ専用のイヤフォーン式ラジオ(THE PRESIDENT RADIO:会場内にて20ドルで販売)で聞いている観客が多く見られた。

    また、大型テレビを見れないギャラリーのために、小型の携帯端末(FAN VISION)が有料※で提供されており、コース内のどこででもテレビ放送(ライブ)とチャンネルを切り替えてコースマップ、ホールマップ、試合データを見ることができるようになっていた。
    ただし、これを利用しているギャラリーはあまり見かけなかった。

    ※CITIが提供しているが、1日利用で20ドルの寄付が必要


    THE CAPTAIN CLUB

    会場内の休憩所の片隅に大型テント(1,000人くらい収容可能)が設けられており、キャプテン・クラブ付入場券を購入すると、このテントに入場可能。

    このテント内にはテーブル、椅子、大型テレビ、飲食物の販売所およびトイレが用意されていた。

  • ”THE PRESIDENT CUP RADIO”の写真<br /><br />直接耳にかけるラジオ。試合1日目に10ドルで購入<br /><br />チャンネルは2つあり、一つはテレビ放送(ライブ)の音声。<br /><br />試合会場にたくさん設置されている大型テレビの映像とこのラジオの音声を聞くことで、他のホールの状況がつかめる。<br /><br />もう一つのチャンネルはプレジデンツカップの実況ラジオ放送(会場内にスタジオが設けられていた)

    ”THE PRESIDENT CUP RADIO”の写真

    直接耳にかけるラジオ。試合1日目に10ドルで購入

    チャンネルは2つあり、一つはテレビ放送(ライブ)の音声。

    試合会場にたくさん設置されている大型テレビの映像とこのラジオの音声を聞くことで、他のホールの状況がつかめる。

    もう一つのチャンネルはプレジデンツカップの実況ラジオ放送(会場内にスタジオが設けられていた)

  • TOURNAMENT INFORMATION (本文6ページ)<br /><br />試合会場までの公共交通機関の案内<br />(PUBLIC TRANSPORTATION)<br /><br />コース周辺に設けられた駐車場の収容能力に限られているので、公共交通機関を利用して来場して欲しいとの依頼。<br /><br />電車では<br /><br />Sandringham Line の Sandringham 駅 と Frankston Line の Mentone 駅から11月15日(火)から11月20日(日)の間、無料のシャトルバスを運行。<br /><br />これらの最寄り駅までメルボルン市内から約30分<br /><br /><br />自転車では<br /><br />試合会場内への乗り入れは禁止されているが、自転車での来場は歓迎。<br /><br />入場門(E2)に自転車の駐輪場を用意

    TOURNAMENT INFORMATION (本文6ページ)

    試合会場までの公共交通機関の案内
    (PUBLIC TRANSPORTATION)

    コース周辺に設けられた駐車場の収容能力に限られているので、公共交通機関を利用して来場して欲しいとの依頼。

    電車では

    Sandringham Line の Sandringham 駅 と Frankston Line の Mentone 駅から11月15日(火)から11月20日(日)の間、無料のシャトルバスを運行。

    これらの最寄り駅までメルボルン市内から約30分


    自転車では

    試合会場内への乗り入れは禁止されているが、自転車での来場は歓迎。

    入場門(E2)に自転車の駐輪場を用意

  • TOURNAMENT INFORMATION (本文7ページと8ページ)<br /><br />メルボルン市内からの郊外電車の路線図<br /><br />一番上がメルボルン市内(ループ)<br /><br />◎印 Sandringham LIne の Sandringham 駅 と<br />   Frankston Line の Mentone 駅

    TOURNAMENT INFORMATION (本文7ページと8ページ)

    メルボルン市内からの郊外電車の路線図

    一番上がメルボルン市内(ループ)

    ◎印 Sandringham LIne の Sandringham 駅 と
       Frankston Line の Mentone 駅

  • TOURNAMENT INFORMATION (本文9ページと10ページ)<br /><br />西コース(18H)と東コース(18H)から18ホールを選び、プレジデンツカップ用のコースを設定。<br />具体的には、<br />1番(←西3番)、2番(←西4番)、3番(←西5番)、4番(←西6番)、5番(←西7番)、6番(←西10番)、7番(←西11番)、8番(←西12番)、9番(←西17番)<br />10番(←西18番)、11番(←東1番)、12番(←東2番)、13番(←東3番)、14番(←東16番)、15番(←東17番)、16番※(←東18番)、17番(←西1番)、18番(←西2番)<br />※東コースの18番(招待客用のテントが林立)をプレジデンツカップでは16番に変更している。マッチプレーでは16番ホールぐらいで決着が付く場合が多いからでしょうね。<br /><br />試合会場の15箇所に500人から1,000人を収容可能なギャラリー・スタンドが設けられおり、各スタンドの正面(見える位置)に大型テレビが設置されていた。その他、フェアウエイの横にも数箇所で大型テレビが設置されていた。<br /><br />これらの大型テレビには試合中は常時テレビ放送(ライブ)と同じ映像が流れており、ギャラリー・スタンドに座っていれば目の前のホールの試合を見ながら、他のホールの様子も解るようになっていた。このため、早朝から最後の選手が通り過ぎるまで同じ場所に陣取っている観客が多かった。<br /><br />

    TOURNAMENT INFORMATION (本文9ページと10ページ)

    西コース(18H)と東コース(18H)から18ホールを選び、プレジデンツカップ用のコースを設定。
    具体的には、
    1番(←西3番)、2番(←西4番)、3番(←西5番)、4番(←西6番)、5番(←西7番)、6番(←西10番)、7番(←西11番)、8番(←西12番)、9番(←西17番)
    10番(←西18番)、11番(←東1番)、12番(←東2番)、13番(←東3番)、14番(←東16番)、15番(←東17番)、16番※(←東18番)、17番(←西1番)、18番(←西2番)
    ※東コースの18番(招待客用のテントが林立)をプレジデンツカップでは16番に変更している。マッチプレーでは16番ホールぐらいで決着が付く場合が多いからでしょうね。

    試合会場の15箇所に500人から1,000人を収容可能なギャラリー・スタンドが設けられおり、各スタンドの正面(見える位置)に大型テレビが設置されていた。その他、フェアウエイの横にも数箇所で大型テレビが設置されていた。

    これらの大型テレビには試合中は常時テレビ放送(ライブ)と同じ映像が流れており、ギャラリー・スタンドに座っていれば目の前のホールの試合を見ながら、他のホールの様子も解るようになっていた。このため、早朝から最後の選手が通り過ぎるまで同じ場所に陣取っている観客が多かった。

  • ロイヤル・メルボルンGC付近の航空写真(Google Map を借用)<br /><br />このコースは住宅街にあり、縦横に道路が走っているので、シャトルバス等の渋滞は見られなかった。また、試合終了後の非常に混む時間帯でもバス待ちの大きな行列は見られなかった。<br /><br />今回、特に驚いたのは駐車場(空色の部分)。隣のゴルフ・コースのフェアウエイに車をどんどん入れて駐車場として利用していた。3日目は一日中雨が降っていたのに、車の通路の芝生が変色しているだけでわだちができている様子はなかった。よほど硬いフェアウエイなのでしょうね。<br />

    ロイヤル・メルボルンGC付近の航空写真(Google Map を借用)

    このコースは住宅街にあり、縦横に道路が走っているので、シャトルバス等の渋滞は見られなかった。また、試合終了後の非常に混む時間帯でもバス待ちの大きな行列は見られなかった。

    今回、特に驚いたのは駐車場(空色の部分)。隣のゴルフ・コースのフェアウエイに車をどんどん入れて駐車場として利用していた。3日目は一日中雨が降っていたのに、車の通路の芝生が変色しているだけでわだちができている様子はなかった。よほど硬いフェアウエイなのでしょうね。

  • TOURNAMENT INFORMATION (本文11ページと12ページ)<br /><br />13ページは車での来場者のために、駐車場、ドライブ経路等の説明。<br /><br />駐車料金は一日15ドル。駐車場への入場時に支払うことも出来るし、インターネットで予約(前払い)可能とのこと。<br /><br />12ページの最後にプレジデンツカップの慈善的寄付(CHARITABLE GIVING)について記載。<br /><br />● 1994年にこの大会が始まって以来、世界中の15カ国の380以上の慈善団体に23ミリオン・ドル(23億円)を超える金額が配布されている。<br />筆者コメント:公式プログラムによると、2009年の大会では4.2ミリオン・ドル(4億2千万円)が寄付されたとのことです。<br />● 他のスポーツ・イベントと異なり、プレジデントカップでは選手に対して参加報酬は支払われない。懸賞金(purse)も賞金(prize)もない。<br />● その代わり、この大会で得られた収益の一部を配布される慈善団体かゴルフに関連するプロジェクトを出場選手が指定することができる。<br /><br />以下略<br /><br />遼くんも寄付先の慈善団体(東日本大震災関連?)を指定したのでしょうね。<br /><br /><br />

    TOURNAMENT INFORMATION (本文11ページと12ページ)

    13ページは車での来場者のために、駐車場、ドライブ経路等の説明。

    駐車料金は一日15ドル。駐車場への入場時に支払うことも出来るし、インターネットで予約(前払い)可能とのこと。

    12ページの最後にプレジデンツカップの慈善的寄付(CHARITABLE GIVING)について記載。

    ● 1994年にこの大会が始まって以来、世界中の15カ国の380以上の慈善団体に23ミリオン・ドル(23億円)を超える金額が配布されている。
    筆者コメント:公式プログラムによると、2009年の大会では4.2ミリオン・ドル(4億2千万円)が寄付されたとのことです。
    ● 他のスポーツ・イベントと異なり、プレジデントカップでは選手に対して参加報酬は支払われない。懸賞金(purse)も賞金(prize)もない。
    ● その代わり、この大会で得られた収益の一部を配布される慈善団体かゴルフに関連するプロジェクトを出場選手が指定することができる。

    以下略

    遼くんも寄付先の慈善団体(東日本大震災関連?)を指定したのでしょうね。


  • TOURNAMENT INFORMATION (本文13ページと14ページ)<br /><br />13ページは入場券に関する補足的な説明。<br /><br />14ページはこの大会のホスト(OFFICIAL HOST)である、メルボルン市の宣伝。

    TOURNAMENT INFORMATION (本文13ページと14ページ)

    13ページは入場券に関する補足的な説明。

    14ページはこの大会のホスト(OFFICIAL HOST)である、メルボルン市の宣伝。

  • 11月15日(火)公式練習1日目<br /><br />ホテルからの送迎バスを降りて、手荷物検査場へ<br /><br />試合初日(木曜日)の手荷物検査で日本から持参した三脚の椅子(写真)の持込が拒否※され、5ドル払ってクロークに預けることに。<br /><br />※帰りに椅子の返却を受ける時、「PGAの基準が変更され、明日から持ち込み許可になった」とのこと。係りの方は「朝、禁止したのは私達ではなくPGAツアー」と強調していた。<br /><br />手前にこんな看板が設置されていた。<br /><br />この看板の左側フェンス沿いを300mぐらい行った所が、シャトルバスの乗降所<br /><br />

    11月15日(火)公式練習1日目

    ホテルからの送迎バスを降りて、手荷物検査場へ

    試合初日(木曜日)の手荷物検査で日本から持参した三脚の椅子(写真)の持込が拒否※され、5ドル払ってクロークに預けることに。

    ※帰りに椅子の返却を受ける時、「PGAの基準が変更され、明日から持ち込み許可になった」とのこと。係りの方は「朝、禁止したのは私達ではなくPGAツアー」と強調していた。

    手前にこんな看板が設置されていた。

    この看板の左側フェンス沿いを300mぐらい行った所が、シャトルバスの乗降所

  • 試合会場への入場門。 午前9時に到着。<br /><br />続々とギャラリーが集まっている。<br /><br />この手前で手荷物検査とボディー・チェックが実施されていた。<br /><br />練習日はカメラの持ち込み、撮影が許可されていたが、試合日はカメラが見つかれば全てクロークに預けさせられていた。クロークの料金は5ドル。<br /><br /><br />

    試合会場への入場門。 午前9時に到着。

    続々とギャラリーが集まっている。

    この手前で手荷物検査とボディー・チェックが実施されていた。

    練習日はカメラの持ち込み、撮影が許可されていたが、試合日はカメラが見つかれば全てクロークに預けさせられていた。クロークの料金は5ドル。


  • 入場ゲートと試合会場の間の通路には出場選手の旗がずらっと立ち並んでいる。

    入場ゲートと試合会場の間の通路には出場選手の旗がずらっと立ち並んでいる。

  • 遼くんはキム・キョンテ選手と並んでいる。

    遼くんはキム・キョンテ選手と並んでいる。

  • インターナショナル・チームのドライビングでの練習風景<br /><br />備考:練習日の2日間は写真撮影が許可されています。念のため・・

    インターナショナル・チームのドライビングでの練習風景

    備考:練習日の2日間は写真撮影が許可されています。念のため・・

  • キム・キョンテ選手はすでに到着し練習中<br /><br />遼くんの姿は見当たらなかった

    キム・キョンテ選手はすでに到着し練習中

    遼くんの姿は見当たらなかった

  • ドライビング・レンジの裏、試合会場への通路の傍に、ファストフードと飲み物(温と冷)を提供するテント(Public Catering)が設けられていた。<br /><br />エッグとベーコンのマフィン($14.50)と(カフェ・)ラテ($4.50)で朝食をとる。<br /><br />どちらも美味しかった。

    ドライビング・レンジの裏、試合会場への通路の傍に、ファストフードと飲み物(温と冷)を提供するテント(Public Catering)が設けられていた。

    エッグとベーコンのマフィン($14.50)と(カフェ・)ラテ($4.50)で朝食をとる。

    どちらも美味しかった。

  • ドライビング・レンジからコースに入ると、2011年プレジデント・カップの巨大横断幕が飾られている。

    ドライビング・レンジからコースに入ると、2011年プレジデント・カップの巨大横断幕が飾られている。

  • この横断幕には2009年の試合から連続出場選手のシーンがアレンジされており、<br /><br />石川選手が大きく2箇所に写っている。

    この横断幕には2009年の試合から連続出場選手のシーンがアレンジされており、

    石川選手が大きく2箇所に写っている。

  • 休憩所(Public Village)の風景。<br /><br />広大な敷地の周囲にスーベニア・ショップ、ファースト・フード店、トイレ等が配置されている。

    休憩所(Public Village)の風景。

    広大な敷地の周囲にスーベニア・ショップ、ファースト・フード店、トイレ等が配置されている。

  • 休憩所の入り口に過去の試合のパネルが展示されている。<br /><br />2009年の世界選抜チームは石川遼選手が主役!<br /><br /><br />石川選手とエルス選手が3勝をあげたが、アーニー・エルス選手は最終日のシングル・マッチで負けてしまった。

    休憩所の入り口に過去の試合のパネルが展示されている。

    2009年の世界選抜チームは石川遼選手が主役!


    石川選手とエルス選手が3勝をあげたが、アーニー・エルス選手は最終日のシングル・マッチで負けてしまった。

  • 1998年のプレジデンツカップの主役は丸山茂樹選手!<br /><br />この年はこの試合会場(ロイヤル・メルボルンGC)において、米国以外で初めて開催され、世界選抜チームが初めてUSチームに勝った大会(過去における唯一の勝利)。<br /><br />この年、丸山選手はランク8位で選ばれ、尾崎将司選手が辞退したため尾崎直道選手がランク10位に繰り上がり、日本から2名が出場した。<br /><br />丸山選手はこの大会で全勝(5勝)し、大会のMVPに選ばれた。<br />尾崎選手はフォア・ボールで丸山選手と組み、2試合に出て2勝をあげた。<br />

    1998年のプレジデンツカップの主役は丸山茂樹選手!

    この年はこの試合会場(ロイヤル・メルボルンGC)において、米国以外で初めて開催され、世界選抜チームが初めてUSチームに勝った大会(過去における唯一の勝利)。

    この年、丸山選手はランク8位で選ばれ、尾崎将司選手が辞退したため尾崎直道選手がランク10位に繰り上がり、日本から2名が出場した。

    丸山選手はこの大会で全勝(5勝)し、大会のMVPに選ばれた。
    尾崎選手はフォア・ボールで丸山選手と組み、2試合に出て2勝をあげた。

  • 5番ホール(135m※、パー3、ショート)のギャラリー・スタンド<br /><br />この5番ホールは西コースの7番を利用。<br /><br />グリーン奥の左右に2台のスタンド(それぞれ、約250人収容)が設けられている。<br /><br />ここが空いていたので、ここから練習風景を見ることにする。<br /><br />※オーストラリアはゴルフ場も全てメートル表示

    5番ホール(135m※、パー3、ショート)のギャラリー・スタンド

    この5番ホールは西コースの7番を利用。

    グリーン奥の左右に2台のスタンド(それぞれ、約250人収容)が設けられている。

    ここが空いていたので、ここから練習風景を見ることにする。

    ※オーストラリアはゴルフ場も全てメートル表示

  • 5番ギャラリー・スタンドからの眺め<br /><br />中央上部に大型テレビが映っている。試合日には各ホールに設けられているこのような大型テレビにプレジデンツカップのテレビ放送(ライブ)の映像が流されていた。<br />この大型テレビから音声は流れないので、ギャラリーは耳掛け式のラジオ(20ドルで購入)でテレビの音声を聞いていた。

    5番ギャラリー・スタンドからの眺め

    中央上部に大型テレビが映っている。試合日には各ホールに設けられているこのような大型テレビにプレジデンツカップのテレビ放送(ライブ)の映像が流されていた。
    この大型テレビから音声は流れないので、ギャラリーは耳掛け式のラジオ(20ドルで購入)でテレビの音声を聞いていた。

  • USチームは4人一組で3組に別れての練習ラウンドを行っている。<br /><br />お揃いのユニフォームは緑色のシャツにベージュのズボン。<br /><br />切られているカップ以外に2〜3箇所にティー・ペグを立ててパットの練習をしている。<br /><br />US、インターナショナルとも各チームはほぼ同じ場所にペグを立てていたので、過去の試合データに基ずくピンの位置なのでしょう。<br /><br />グリーン上ではキャディー同士が会話している風景が良く見かけられた。

    USチームは4人一組で3組に別れての練習ラウンドを行っている。

    お揃いのユニフォームは緑色のシャツにベージュのズボン。

    切られているカップ以外に2〜3箇所にティー・ペグを立ててパットの練習をしている。

    US、インターナショナルとも各チームはほぼ同じ場所にペグを立てていたので、過去の試合データに基ずくピンの位置なのでしょう。

    グリーン上ではキャディー同士が会話している風景が良く見かけられた。

  • 仲良く並んで、パットの練習<br /><br />一番手前がターガー・ウッズ<br /><br />奥に向かって順に<br />スティーブ・ストリッカー<br />ババ・ワトソン<br />ウエッブ・シンプソン

    仲良く並んで、パットの練習

    一番手前がターガー・ウッズ

    奥に向かって順に
    スティーブ・ストリッカー
    ババ・ワトソン
    ウエッブ・シンプソン

  • USチームに続いて、インターナショナル・チームが到着。<br /><br />ユニフォームは空色のシャツにベージュのズボン。<br /><br />第1組は<br />ジェフ・オギルビー、レティフ・グーセン、Y.E.ヤンの3人組<br />(あと一人は遼くんの予定だった?)<br /><br />第2組(写真)は<br />アダム・スコット、チャール・シュワーツェル、ロバート・アレンビー、アーニー・エルスの4人組<br /><br />左上シュワーツエル選手の足元(赤丸印)に注意。ウエッジではなく、パターを持っている。<br /><br />

    USチームに続いて、インターナショナル・チームが到着。

    ユニフォームは空色のシャツにベージュのズボン。

    第1組は
    ジェフ・オギルビー、レティフ・グーセン、Y.E.ヤンの3人組
    (あと一人は遼くんの予定だった?)

    第2組(写真)は
    アダム・スコット、チャール・シュワーツェル、ロバート・アレンビー、アーニー・エルスの4人組

    左上シュワーツエル選手の足元(赤丸印)に注意。ウエッジではなく、パターを持っている。

  • このホールは受けグリーンに作られているが、アンジュレーションと傾斜がきつい。<br />奥の斜面にに当てて、バックスピンで戻す選手が数名いた。<br /><br />タイガーは失敗し奥のバンカーにいれたので、バンカー・ショットを3回試みたがピンに寄らなかった。<br /><br />奥にこぼれた想定で赤丸印の場所からアプローチ練習する選手がいたが、最初ウエッジを持ってもすぐにパターに持ち替えていた。地面が硬い?

    このホールは受けグリーンに作られているが、アンジュレーションと傾斜がきつい。
    奥の斜面にに当てて、バックスピンで戻す選手が数名いた。

    タイガーは失敗し奥のバンカーにいれたので、バンカー・ショットを3回試みたがピンに寄らなかった。

    奥にこぼれた想定で赤丸印の場所からアプローチ練習する選手がいたが、最初ウエッジを持ってもすぐにパターに持ち替えていた。地面が硬い?

  • 第3組(写真)は<br /><br />ジェイソン・デイ、アーロン・バデリー、K.J.チョイ、キム・キョンテ <br />の4人組<br /><br />

    第3組(写真)は

    ジェイソン・デイ、アーロン・バデリー、K.J.チョイ、キム・キョンテ 
    の4人組

  • 16番ホール(410m、パー4)のスタンドに移動。<br /><br />左のフェアウエイが16番(東コースの18番を利用)、右が17番(西コースの1番を利用)。フェアーウエイは広く、両側の林もそんなに茂っていない。<br /><br />石川選手が少々曲げてもラフ程度で止まってくれるのでは?<br />ただし、ガード・バンカーに入れると難しそう。<br /><br />USチームの4人組が登場(タイガー・ウッズ、スティーブ・ストリッカー、ババ・ワトソン、ウエッブ・シンプソン)<br />

    16番ホール(410m、パー4)のスタンドに移動。

    左のフェアウエイが16番(東コースの18番を利用)、右が17番(西コースの1番を利用)。フェアーウエイは広く、両側の林もそんなに茂っていない。

    石川選手が少々曲げてもラフ程度で止まってくれるのでは?
    ただし、ガード・バンカーに入れると難しそう。

    USチームの4人組が登場(タイガー・ウッズ、スティーブ・ストリッカー、ババ・ワトソン、ウエッブ・シンプソン)

  • グリーンは非常に硬くて、中央に落ちた球はほとんど奥にこぼれていた。返しを練習していたが、下り傾斜でウエッジではスピンが効かないらしく、パターを使う選手が多かった。<br /><br />各チームともグリーン端のこの位置にペグを立てて、転がりを調べていた。何日目かにピンが切られるのでしょう。<br /><br />アプローチが難しそう。

    グリーンは非常に硬くて、中央に落ちた球はほとんど奥にこぼれていた。返しを練習していたが、下り傾斜でウエッジではスピンが効かないらしく、パターを使う選手が多かった。

    各チームともグリーン端のこの位置にペグを立てて、転がりを調べていた。何日目かにピンが切られるのでしょう。

    アプローチが難しそう。

  • 中央、緑のシャツの選手がタイガー・ウッズ。<br /><br />笑顔も出て、リラックスしている。<br /><br />

    中央、緑のシャツの選手がタイガー・ウッズ。

    笑顔も出て、リラックスしている。

  • 午後2時すぎまで、石川選手の到着を待ったが、現れないので3時の連絡バスでホテルに帰る。<br /><br />アメリカチームのビッグネーム(ミケルソン選手、タイガー等)も揃って練習しており、遼くんの姿が練習で見られなかったのは何か違和感のある光景だった。<br /><br />このことが、後に(1日目のフォアサムに負けた後)現地の新聞において大きな波紋を呼ぶことになるとは。

    午後2時すぎまで、石川選手の到着を待ったが、現れないので3時の連絡バスでホテルに帰る。

    アメリカチームのビッグネーム(ミケルソン選手、タイガー等)も揃って練習しており、遼くんの姿が練習で見られなかったのは何か違和感のある光景だった。

    このことが、後に(1日目のフォアサムに負けた後)現地の新聞において大きな波紋を呼ぶことになるとは。

  • 11月16日(水)公式練習2日目<br /><br />9時前に会場に到着。<br /><br />昨夜の雨も明け方には上がり、どんどん晴れ間が広がってくる。<br />ただ、出場選手の国旗がはためき、風はかなり強い。<br /><br />

    11月16日(水)公式練習2日目

    9時前に会場に到着。

    昨夜の雨も明け方には上がり、どんどん晴れ間が広がってくる。
    ただ、出場選手の国旗がはためき、風はかなり強い。

  • 今日は遼くんもドライビングレンジで、インターナショナル・チームの皆と一緒に元気に練習している。<br /><br />

    今日は遼くんもドライビングレンジで、インターナショナル・チームの皆と一緒に元気に練習している。

  • かなり離れていた場所で練習していたジェイソン・デイ選手が遼くんの所に近寄り、ピンクの箱(タイマー?)に興味を示し、何やら質問。

    かなり離れていた場所で練習していたジェイソン・デイ選手が遼くんの所に近寄り、ピンクの箱(タイマー?)に興味を示し、何やら質問。

  • 遼くんが使用方法を丁寧に説明していた。もちろん通訳なしの英語。<br /><br />午後には隣で練習していたグーセン選手に声をかけられ、この箱の説明をしていたので、仲良くなる小道具としても価値があるかな。

    遼くんが使用方法を丁寧に説明していた。もちろん通訳なしの英語。

    午後には隣で練習していたグーセン選手に声をかけられ、この箱の説明をしていたので、仲良くなる小道具としても価値があるかな。

  • 今日の練習は午前9時から<br /><br />遼くん、アーニー・エルス、ジェイソン・デイ、アーロン・バデリーの組み合わせで<br /><br />1組目にスタート。<br /><br />

    今日の練習は午前9時から

    遼くん、アーニー・エルス、ジェイソン・デイ、アーロン・バデリーの組み合わせで

    1組目にスタート。

  • エルス選手がティーで狙う方向等を説明。<br /><br />グリーンにあがるとエルス選手のキャディーが遼くんと加藤君にグリーンの傾斜とピンの切られる場所についてずっと説明している。<br /><br />エルス選手はほったらかし(笑)<br /><br />ポイント、ポイントではエルス選手も説明に参加。<br /><br />この時点では、ノーマンキャプテンからエルス選手に依頼があったのだと考えていたが・・・

    エルス選手がティーで狙う方向等を説明。

    グリーンにあがるとエルス選手のキャディーが遼くんと加藤君にグリーンの傾斜とピンの切られる場所についてずっと説明している。

    エルス選手はほったらかし(笑)

    ポイント、ポイントではエルス選手も説明に参加。

    この時点では、ノーマンキャプテンからエルス選手に依頼があったのだと考えていたが・・・

  • 2番ホール(476m、パー5、ロンク)のバンカー回りのラフ<br /><br />恐ろしい!<br /><br />この2番ホールとして西コースの4番を使用。

    2番ホール(476m、パー5、ロンク)のバンカー回りのラフ

    恐ろしい!

    この2番ホールとして西コースの4番を使用。

  • 2番ホール、バンカーのエッジ。<br /><br />グリーンから球が落ちるように傾斜させている。<br /><br />グリーンに乗っても、落とし場所と球の回転が悪いと<br />すぐにバンカーへ

    2番ホール、バンカーのエッジ。

    グリーンから球が落ちるように傾斜させている。

    グリーンに乗っても、落とし場所と球の回転が悪いと
    すぐにバンカーへ

  • 遼くん、早速バンカー練習。<br /><br />さすがリカバリーは上手。ギャラリーから拍手。

    遼くん、早速バンカー練習。

    さすがリカバリーは上手。ギャラリーから拍手。

  • 3番ホール(161m,パー3、ショート)<br /><br />この3番ホールとして西コースの5番を使用。<br /><br />バデリー選手のボールはグリーンに乗ったが、スピンが強すぎたので15mほどグリーンから転げ落ちる。<br /><br />手前のフェアウエイのラフ際(赤●から赤◎へ)まで転げ落ちてでやっと止まる。

    3番ホール(161m,パー3、ショート)

    この3番ホールとして西コースの5番を使用。

    バデリー選手のボールはグリーンに乗ったが、スピンが強すぎたので15mほどグリーンから転げ落ちる。

    手前のフェアウエイのラフ際(赤●から赤◎へ)まで転げ落ちてでやっと止まる。

  • 3番ホールでも奥のバンカーから数回バンカーショットの練習。<br /><br />横に出して、傾斜で寄せる、直接狙いスピンで止める等の技術を駆使するが奥からはなかなかピンに寄らない。

    3番ホールでも奥のバンカーから数回バンカーショットの練習。

    横に出して、傾斜で寄せる、直接狙いスピンで止める等の技術を駆使するが奥からはなかなかピンに寄らない。

  • 4番ホール(401m,パー4、ミドル)<br /><br />この4番ホールとして西コースの6番を使用。<br /><br />フェアーウエイを歩いている間もエルス選手が身振り、手振りで何かを遼くんに説明している。<br /><br />攻略法を伝授している様子。<br /><br />エルスさんありがとう!

    4番ホール(401m,パー4、ミドル)

    この4番ホールとして西コースの6番を使用。

    フェアーウエイを歩いている間もエルス選手が身振り、手振りで何かを遼くんに説明している。

    攻略法を伝授している様子。

    エルスさんありがとう!

  • 4番もドックレッグしており見通しが悪い。<br /><br />このホールには直角部に観察台が設けられている。<br /><br />4番が終わった所で、デイ選手とバデリー選手がこの組から離れ11番ホールにワープ。<br /><br />2人の組にして、遼くんの練習時間を増やすための配慮かな・・・<br /><br />それとも、若者2人はラウンドを早めに切り上げる?<br /><br />後日談:<br />当日はこのように書いたのですが、海外では試合前日は軽めの調整が常識で、18ホール回るのは「ありえないこと!」だそうです。

    4番もドックレッグしており見通しが悪い。

    このホールには直角部に観察台が設けられている。

    4番が終わった所で、デイ選手とバデリー選手がこの組から離れ11番ホールにワープ。

    2人の組にして、遼くんの練習時間を増やすための配慮かな・・・

    それとも、若者2人はラウンドを早めに切り上げる?

    後日談:
    当日はこのように書いたのですが、海外では試合前日は軽めの調整が常識で、18ホール回るのは「ありえないこと!」だそうです。

  • こんな白黒のカラスのような鳥がゴルフコースに出没<br /><br />「どこで赤ちゃんが泣いてるの?」と聞き間違えるようなかわいい鳴き声でした。<br /><br />マグパイ(Australian Magpie)という名前で、カラスではなくカササギフエガラス属とのこと。カラス(ガラス)とついているのにカラスでない?この違いは良く解らない。

    こんな白黒のカラスのような鳥がゴルフコースに出没

    「どこで赤ちゃんが泣いてるの?」と聞き間違えるようなかわいい鳴き声でした。

    マグパイ(Australian Magpie)という名前で、カラスではなくカササギフエガラス属とのこと。カラス(ガラス)とついているのにカラスでない?この違いは良く解らない。

  • 5番ホール(135m,パー3、ショート)でノーマン・キャプテンが顔をみせる。<br /><br />確か7番ホールまで一緒に回っていたと思う。<br /><br />各ホール間の通路はロープで仕切られているが、ここにはサインを求める人が並んでいる。<br /><br />ノーマンキャプテン、エルス選手が気軽にサインするので、遼くんも日本では見られないほどリラックスしてサインに応じていた。<br /><br />海外に出ると、日本での常日頃の緊張感から開放されるのでしょうか。<br />伸び伸びとした若者の表情をしていて、見ていて安心!<br /><br /><br />

    5番ホール(135m,パー3、ショート)でノーマン・キャプテンが顔をみせる。

    確か7番ホールまで一緒に回っていたと思う。

    各ホール間の通路はロープで仕切られているが、ここにはサインを求める人が並んでいる。

    ノーマンキャプテン、エルス選手が気軽にサインするので、遼くんも日本では見られないほどリラックスしてサインに応じていた。

    海外に出ると、日本での常日頃の緊張感から開放されるのでしょうか。
    伸び伸びとした若者の表情をしていて、見ていて安心!


  • 6番ホール(285m,パー4、短いミドル)<br /><br />西コースの10番を使用。グリーン手前に巨大なバンカー(崖)が待ち構えている。<br /><br />エルス選手がこのバンカー横のフェアウエイに打った後、遼くんと何やら相談している。<br /><br />遼くん、ドライバーでワンオンを狙う。バンカーを超え、グリーン手前のラフへ。ここのラフは草が生い茂っている。<br /><br />明日からどうする? ワンオン狙いか・・・請うご期待!<br /><br />と練習2日目に書きましたが、試合2日目のフォアサムで強風に流され、このバンカー(赤◎)へ。第2打はグリーン奥へホームラン。

    6番ホール(285m,パー4、短いミドル)

    西コースの10番を使用。グリーン手前に巨大なバンカー(崖)が待ち構えている。

    エルス選手がこのバンカー横のフェアウエイに打った後、遼くんと何やら相談している。

    遼くん、ドライバーでワンオンを狙う。バンカーを超え、グリーン手前のラフへ。ここのラフは草が生い茂っている。

    明日からどうする? ワンオン狙いか・・・請うご期待!

    と練習2日目に書きましたが、試合2日目のフォアサムで強風に流され、このバンカー(赤◎)へ。第2打はグリーン奥へホームラン。

  • 7番ホール(416m,パー4、ミドル)<br /><br />西コースの11番を使用。<br /><br />全日(練習日も試合も)、バンカー均し専門の係員※がバンカー・レーキを持って、選手と一緒に回っている。<br />この係員がこのホールで遼くんのバンカー・ショットの跡を均した後、遼くんに彼の帽子へのサインを依頼。遼くんは快くサインをしていた。<br /><br />この係員に遼くんが一番お世話になっていたので、快くサインするのも当然といえば当然かも(笑)<br /><br />※キャディーは一切バンカーに入ることはなく、この係員が跡を均す。<br /><br />大会初日(木曜日)のフォアサムで遼くんが6番に続き、このグリーンへのアプローチで失敗、現地新聞のネタになるとは想定外。<br /><br />

    7番ホール(416m,パー4、ミドル)

    西コースの11番を使用。

    全日(練習日も試合も)、バンカー均し専門の係員※がバンカー・レーキを持って、選手と一緒に回っている。
    この係員がこのホールで遼くんのバンカー・ショットの跡を均した後、遼くんに彼の帽子へのサインを依頼。遼くんは快くサインをしていた。

    この係員に遼くんが一番お世話になっていたので、快くサインするのも当然といえば当然かも(笑)

    ※キャディーは一切バンカーに入ることはなく、この係員が跡を均す。

    大会初日(木曜日)のフォアサムで遼くんが6番に続き、このグリーンへのアプローチで失敗、現地新聞のネタになるとは想定外。

  • 9番ホール(401m,パー4、ミドル)<br /><br />西コースの17番を使用。<br /><br />グリーンは広いがアンジュレーションがきつく、ロングパットは難しそう。<br /><br />西コースの13番〜16番は道路(Cheltenham Rd)を挟んだ北側にあるので、この4ホールをプレジデント・カップでは使用していなかった。

    9番ホール(401m,パー4、ミドル)

    西コースの17番を使用。

    グリーンは広いがアンジュレーションがきつく、ロングパットは難しそう。

    西コースの13番〜16番は道路(Cheltenham Rd)を挟んだ北側にあるので、この4ホールをプレジデント・カップでは使用していなかった。

  • 10番ホール(396m、パー4、ミドル)<br /><br />西コースの18番を使用。 遼くん、ナイス・ショット。フェアウエイへ<br /><br />このホールまで、ティー・ショットはエルス選手と大体同じ位置にボールを打っていた。<br /><br />飛距離もほぼ同じ。<br /><br /><br />私達はここで昼食へ。<br /><br />

    10番ホール(396m、パー4、ミドル)

    西コースの18番を使用。 遼くん、ナイス・ショット。フェアウエイへ

    このホールまで、ティー・ショットはエルス選手と大体同じ位置にボールを打っていた。

    飛距離もほぼ同じ。


    私達はここで昼食へ。

  • CAPTAIN CLUB付入場券を購入していたので、Public Village の片隅に設けられているキャプテンクラブのテントへ<br /><br />この入口で入場券を提示すると、腕にバンドを巻いてくれる。<br /><br />その後は、このバンドを見せれば一日中何度でも出入り可能。<br /><br /><br /><br />

    CAPTAIN CLUB付入場券を購入していたので、Public Village の片隅に設けられているキャプテンクラブのテントへ

    この入口で入場券を提示すると、腕にバンドを巻いてくれる。

    その後は、このバンドを見せれば一日中何度でも出入り可能。



  • キャプテンクラブのテント内の様子<br />(公式練習日2日目の昼食時間帯)<br /><br />11月19日(試合3日目)は雨が降っていたので、この中は超満員だった。<br /><br />正面の大型テレビの右側に遼くんとY.E.ヤンさんの写真(2009年プレジデンツカップ)が飾られている。<br /><br />

    キャプテンクラブのテント内の様子
    (公式練習日2日目の昼食時間帯)

    11月19日(試合3日目)は雨が降っていたので、この中は超満員だった。

    正面の大型テレビの右側に遼くんとY.E.ヤンさんの写真(2009年プレジデンツカップ)が飾られている。

  • キャプテンクラブのテント内で販売されていた温かい食事と飲み物のメニュー<br /><br />この他、冷たい食事(サンドイッチ、サラダ等)と飲み物(ジュース、水等)の販売コーナーがあった。<br /><br />また、このテントの別の場所ではグレッグ・ノーマン経営のワイナリーのワイン※、クラウン・ビールが生産している各種ビールが独占販売されていた。<br /><br />※これらの会社はこの大会のスポンサー(PREFERRED SUPPLIERS)になっており、会場内での独占販売が認められている。<br />これが「外部から飲食品の持込禁止」が設定されている背景。<br /><br />※日本の新聞で「遼くんがグレッグ・ノーマンのワインなので断れなかった」と言ったとの記事が出たのは、プレジデンツカップの会場(パーティも)ではワインはグレッグ・ノーマン経営のワイナリーのものしか提供されていなかったから。

    キャプテンクラブのテント内で販売されていた温かい食事と飲み物のメニュー

    この他、冷たい食事(サンドイッチ、サラダ等)と飲み物(ジュース、水等)の販売コーナーがあった。

    また、このテントの別の場所ではグレッグ・ノーマン経営のワイナリーのワイン※、クラウン・ビールが生産している各種ビールが独占販売されていた。

    ※これらの会社はこの大会のスポンサー(PREFERRED SUPPLIERS)になっており、会場内での独占販売が認められている。
    これが「外部から飲食品の持込禁止」が設定されている背景。

    ※日本の新聞で「遼くんがグレッグ・ノーマンのワインなので断れなかった」と言ったとの記事が出たのは、プレジデンツカップの会場(パーティも)ではワインはグレッグ・ノーマン経営のワイナリーのものしか提供されていなかったから。

  • これがメニューに書かれている<br /><br />Wagu Beef Burger with fries  $14.50 と<br /><br />Gourmet Sausage with fries  $14.50<br /><br />Gourmet Sausage(ホットドッグ風)とフレンチ・フライは美味しかったが、<br />Wagu Beef Burger(ハンバーガー風)は中の牛肉のパテが硬くパサパサでもう一つの味だった。

    これがメニューに書かれている

    Wagu Beef Burger with fries  $14.50 と

    Gourmet Sausage with fries  $14.50

    Gourmet Sausage(ホットドッグ風)とフレンチ・フライは美味しかったが、
    Wagu Beef Burger(ハンバーガー風)は中の牛肉のパテが硬くパサパサでもう一つの味だった。

  • 食事の後は昨日と同じく16番ホールの観覧席(1000人ぐらい収容)へ:注<br /><br />丁度、タイガ・ウッズの組がグリーン上でパットの練習中。<br /><br />スティーブ・ストリッカーがウッズにパットの指導をしている(驚)<br /><br />ストリッカーが教えるとウッズのかなりのロングパットがポンポン入る。<br />これにもまた驚いた。<br /><br />注:試合期間中は有料の予約席になるので、今日でこのギャライー・スタンドともお別れ。<br />

    食事の後は昨日と同じく16番ホールの観覧席(1000人ぐらい収容)へ:注

    丁度、タイガ・ウッズの組がグリーン上でパットの練習中。

    スティーブ・ストリッカーがウッズにパットの指導をしている(驚)

    ストリッカーが教えるとウッズのかなりのロングパットがポンポン入る。
    これにもまた驚いた。

    注:試合期間中は有料の予約席になるので、今日でこのギャライー・スタンドともお別れ。

  • 18番ホール(419m、パー4) 大勢の日本人カメラマンが同行。<br /><br />タイガーの組の後に16番に来たときはいつの間にか、エルス選手、K.J.チョイ選手と3人の組になっていた。途中でチョイ選手が加わった様子。<br /><br />16番でエルス選手は練習を切り上げ、後の2ホールはチョイ選手と回る。<br /><br />エルスさん、お年なのに長時間にわたり遼くんの練習に付き合ってくれて、ありがとう!日本での好感度、グーンとアップですよ〜<br /><br />後日談:<br />当日はこのように書いたのですが、遼くんの到着遅れがエルス選手の日頃の調整法ではありえない負担を掛けたことは明らかでしょう。当日は暑かったですからね。

    18番ホール(419m、パー4) 大勢の日本人カメラマンが同行。

    タイガーの組の後に16番に来たときはいつの間にか、エルス選手、K.J.チョイ選手と3人の組になっていた。途中でチョイ選手が加わった様子。

    16番でエルス選手は練習を切り上げ、後の2ホールはチョイ選手と回る。

    エルスさん、お年なのに長時間にわたり遼くんの練習に付き合ってくれて、ありがとう!日本での好感度、グーンとアップですよ〜

    後日談:
    当日はこのように書いたのですが、遼くんの到着遅れがエルス選手の日頃の調整法ではありえない負担を掛けたことは明らかでしょう。当日は暑かったですからね。

  • 午後、遼くんはチョイ選手、グーセン選手に次いで、3人目にドライビング・レンジに登場。<br /><br />練習を少し見て、午後3時のシャトル・バスでホテルに帰る。<br /><br />この後、4時から開会式が会場内にて開催されたが、有料とのことなので参加を見合わせる。<br /><br />

    午後、遼くんはチョイ選手、グーセン選手に次いで、3人目にドライビング・レンジに登場。

    練習を少し見て、午後3時のシャトル・バスでホテルに帰る。

    この後、4時から開会式が会場内にて開催されたが、有料とのことなので参加を見合わせる。

  • 11月17日(木) 試合1日目(フォアサム・マッチ)<br /><br />今日も晴天(ホテルからの眺め)。暑くなりそう!<br /><br />今週の予報は雨気味とのことだったが、予報が外れてラッキー。<br /><br />

    11月17日(木) 試合1日目(フォアサム・マッチ)

    今日も晴天(ホテルからの眺め)。暑くなりそう!

    今週の予報は雨気味とのことだったが、予報が外れてラッキー。

  • 入門ゲートで対戦表( DAILY PAIRINGS )が配布されている。<br /><br />第1日目はエルス・石川組がワトソン・シンプソン組と第1組で対戦

    入門ゲートで対戦表( DAILY PAIRINGS )が配布されている。

    第1日目はエルス・石川組がワトソン・シンプソン組と第1組で対戦

  • 交互にティーショットを打つフォアサム・マッチなので、奇数ホール(1番、3番・・・)のティーショットは遼くんが担当。<br /><br />2番ホール(472m、パー5)、バーティーを取り、1アップ。<br /><br />3番ホール(178ヤード、パー3)<br />遼くんがティーショットを大ダフリ、グリーンにはるかに届かない大ピンチ。エルス選手が絶妙なアプローチで25cmに寄せ、遼くんがパーをセーブ。このホールは引き分け。<br /><br />4番ホール(416ヤード、パー4)は遼くん組、5番ホール(144ヤード、パー3)はUS組がそれぞれバーディで取る。この時点で、遼くん組の1アップ。<br /><br />6番ホール(313ヤード、パー4)、シンプソン選手が5mのパットを決め、バーディ。このホールで追いつかれ、タイ(A/S)。<br /><br />この長いパットを沈めたことで、米国ペアの意気が上り、次のホールへ。<br /><br />7番ホール(434ヤード、パー4)<br />ワトソン選手、300ヤード超えのティーショットを見せるが、右側のラフ。シンプソン選手、ラフからナイスリカバリー、グリーン花道のフェアウエイに戻す。エルス選手、フェアウエイから第2打、これもグリーンに乗らず左側フェアウエイ。<br />遼くん、パターで14mのアプローチを試みるが、3.4mショート。ワトソン選手、ほぼ同じ13mのアプローチをパターで攻め、1.2mに寄せる。<br />エルス選手が外し、ボギー。シンプソン選手が入れ、USチームが1アップと逆転。<br /><br />エルス・石川組の痛恨のパット・ミス(特に遼くんの1stパット)から、完全に流れが米国チームに傾き、<br />このホールから、ワトソン・シンプソン組のチームワークが冴えを見せ始る。<br /><br />特に、9番ホールでは、ワトソン選手のティーショトが乱れ、フェアウエイ・バンカーへ、遼くんのティーショットはフェアウエイをキープ。遼くん組のチャンス・ホールかと思われたが、シンプソン選手がバンカーからスーパーショットを打ち、ピンまで1mに付ける。このホール遼くん組がバーディを取ったが、ワトソン選手がこの1mのパットを入れバーディ。USチームは隙を見せない。<br /><br />8番ホール以降、遼くん組はノーボギー、2バーディで回ったが、USチームがノーボギー、5バーディで回ったため、16番ホールで2&4の完敗。<br /><br />herald Sun 紙の全体講評ではシンプソン選手の9番ホールのショットをこの日随一と褒め、米国ペアが18ホールで7アンダーと素晴らしいパフォーマンスを見せたので、エルス・石川組の敗戦も仕方ないとの雰囲気だったが・・・・

    交互にティーショットを打つフォアサム・マッチなので、奇数ホール(1番、3番・・・)のティーショットは遼くんが担当。

    2番ホール(472m、パー5)、バーティーを取り、1アップ。

    3番ホール(178ヤード、パー3)
    遼くんがティーショットを大ダフリ、グリーンにはるかに届かない大ピンチ。エルス選手が絶妙なアプローチで25cmに寄せ、遼くんがパーをセーブ。このホールは引き分け。

    4番ホール(416ヤード、パー4)は遼くん組、5番ホール(144ヤード、パー3)はUS組がそれぞれバーディで取る。この時点で、遼くん組の1アップ。

    6番ホール(313ヤード、パー4)、シンプソン選手が5mのパットを決め、バーディ。このホールで追いつかれ、タイ(A/S)。

    この長いパットを沈めたことで、米国ペアの意気が上り、次のホールへ。

    7番ホール(434ヤード、パー4)
    ワトソン選手、300ヤード超えのティーショットを見せるが、右側のラフ。シンプソン選手、ラフからナイスリカバリー、グリーン花道のフェアウエイに戻す。エルス選手、フェアウエイから第2打、これもグリーンに乗らず左側フェアウエイ。
    遼くん、パターで14mのアプローチを試みるが、3.4mショート。ワトソン選手、ほぼ同じ13mのアプローチをパターで攻め、1.2mに寄せる。
    エルス選手が外し、ボギー。シンプソン選手が入れ、USチームが1アップと逆転。

    エルス・石川組の痛恨のパット・ミス(特に遼くんの1stパット)から、完全に流れが米国チームに傾き、
    このホールから、ワトソン・シンプソン組のチームワークが冴えを見せ始る。

    特に、9番ホールでは、ワトソン選手のティーショトが乱れ、フェアウエイ・バンカーへ、遼くんのティーショットはフェアウエイをキープ。遼くん組のチャンス・ホールかと思われたが、シンプソン選手がバンカーからスーパーショットを打ち、ピンまで1mに付ける。このホール遼くん組がバーディを取ったが、ワトソン選手がこの1mのパットを入れバーディ。USチームは隙を見せない。

    8番ホール以降、遼くん組はノーボギー、2バーディで回ったが、USチームがノーボギー、5バーディで回ったため、16番ホールで2&4の完敗。

    herald Sun 紙の全体講評ではシンプソン選手の9番ホールのショットをこの日随一と褒め、米国ペアが18ホールで7アンダーと素晴らしいパフォーマンスを見せたので、エルス・石川組の敗戦も仕方ないとの雰囲気だったが・・・・

  • 試合1日目(フォアサム・マッチ)の結果<br /><br />インターナショナル・チームは”1勝3敗2引き分け”<br /><br />USチームに2ポイントのリードを許す。<br /><br /><br />なお、左のスコアは会場で毎日配布された DAILY PAIRINGS のデータを加工しました。

    試合1日目(フォアサム・マッチ)の結果

    インターナショナル・チームは”1勝3敗2引き分け”

    USチームに2ポイントのリードを許す。


    なお、左のスコアは会場で毎日配布された DAILY PAIRINGS のデータを加工しました。

  • この日の Herald Sun スポーツ1面で取り上げられたのはアーロン・バデリー。<br /><br />デイと並びオーストラリア期待の若手で、16番ホールでほぼ勝利を手に入れていただけに、引き分けでも批評は厳しい。<br /><br />確かに、デイ・バデリー組(オーストラリア人若手ペアー)が勝っていれば、3対3の引き分けだったので、無理もないが・・・・

    この日の Herald Sun スポーツ1面で取り上げられたのはアーロン・バデリー。

    デイと並びオーストラリア期待の若手で、16番ホールでほぼ勝利を手に入れていただけに、引き分けでも批評は厳しい。

    確かに、デイ・バデリー組(オーストラリア人若手ペアー)が勝っていれば、3対3の引き分けだったので、無理もないが・・・・

  • デイ・バデリー組 VS ジョンソン・クッチャー組の対戦スコア<br /><br />デイ・バデリー組は1度もダウンすることなく、3番ホールから終始リードを保っている。11番ホールで3打差までリードを広げ、12番ホールで1打詰められたが、2打差を保ったまま16番を迎える。<br />クッチャーが7mのバーディ・パットを既に外し、バデリーが6mの下りのバーディ・パットを入れれば勝利を掴める。<br /><br />デイは勝利を確信し、余裕持った表情でバデリーのパットを眺めている。<br />バデリーがパットを打つ、「入ったか?」、無情にもボールはホールをかすめる。デイの表情は呆然とした様子に変わっている。<br /><br />このデイの表情を見た瞬間にこのマッチの流れが大きく変化したのを感じた。<br />上の写真はこの16番ホールでパットを外した瞬間のバデリーの表情。<br /><br />この後は、デイ・バデリー組が17番、18番と連続してボギーを打ち、みすみす勝利を手放し、引き分けに終わる。<br />

    デイ・バデリー組 VS ジョンソン・クッチャー組の対戦スコア

    デイ・バデリー組は1度もダウンすることなく、3番ホールから終始リードを保っている。11番ホールで3打差までリードを広げ、12番ホールで1打詰められたが、2打差を保ったまま16番を迎える。
    クッチャーが7mのバーディ・パットを既に外し、バデリーが6mの下りのバーディ・パットを入れれば勝利を掴める。

    デイは勝利を確信し、余裕持った表情でバデリーのパットを眺めている。
    バデリーがパットを打つ、「入ったか?」、無情にもボールはホールをかすめる。デイの表情は呆然とした様子に変わっている。

    このデイの表情を見た瞬間にこのマッチの流れが大きく変化したのを感じた。
    上の写真はこの16番ホールでパットを外した瞬間のバデリーの表情。

    この後は、デイ・バデリー組が17番、18番と連続してボギーを打ち、みすみす勝利を手放し、引き分けに終わる。

  • 同じく、Herald Sun スポーツ面で大きく取り上げられたのはスコット・チョイ組 VS ウッズ・ストリッカー組<br /><br />この対戦は7&6の大差でスコット・チョイ組が勝利。<br /><br />右の写真は、ウッズとスコットのキャディー(スティーブ・ウイリアムズ)の試合終了後の握手の様子。<br /><br />スティーブ(タイガーの前キャディー)の手を握りながらも、冷たく睨み付けている目が印象的。<br />この瞬間を捉えたカメラマンの手腕に拍手。

    同じく、Herald Sun スポーツ面で大きく取り上げられたのはスコット・チョイ組 VS ウッズ・ストリッカー組

    この対戦は7&6の大差でスコット・チョイ組が勝利。

    右の写真は、ウッズとスコットのキャディー(スティーブ・ウイリアムズ)の試合終了後の握手の様子。

    スティーブ(タイガーの前キャディー)の手を握りながらも、冷たく睨み付けている目が印象的。
    この瞬間を捉えたカメラマンの手腕に拍手。

  • スコット・チョイ組 VS ウッズ・ストリッカー組の対戦スコア<br /><br />2009年のプレジデンツ・カップ(4勝無敗)、2010年のライダー・カップ(2勝1敗)でペアを組んでおり、米国チーム最強の呼び声が高かった。<br /><br />ただし、2010年の事件以来、ウッズは不調にあえいでおり、今回はランク的には28位と圏外であったが、カプルスキャプテンの「12年間も世界No.1だった選手がチーム入りしていないのはおかしい。」との意向で推薦された。<br /><br />このような背景もあり、タイガーが復調している(する)かどうか非常に注目されたが、この試合を見る限るでは一方的に敗れ去り復調の様子は見えなかった。

    スコット・チョイ組 VS ウッズ・ストリッカー組の対戦スコア

    2009年のプレジデンツ・カップ(4勝無敗)、2010年のライダー・カップ(2勝1敗)でペアを組んでおり、米国チーム最強の呼び声が高かった。

    ただし、2010年の事件以来、ウッズは不調にあえいでおり、今回はランク的には28位と圏外であったが、カプルスキャプテンの「12年間も世界No.1だった選手がチーム入りしていないのはおかしい。」との意向で推薦された。

    このような背景もあり、タイガーが復調している(する)かどうか非常に注目されたが、この試合を見る限るでは一方的に敗れ去り復調の様子は見えなかった。

  • Herald Sun 107面の遼くんに関する記事<br /><br />スポニチの記事(11月18日付)では<br /><br />石川の初日のプレーについて、地元で発行部数1、2を争う「ヘラルド・サン」が18日付で大きく掲載。「期待はずれの若き王者」の見出しのもと、「これだけピンに寄らないショットを繰り返すのは、このレベルではありえない」などと酷評した。記事には石川に対する間違った記述も多いが、本来のショットを見せて汚名を返上するしかない。<br /><br />と書かかれ、各スポーツ紙、テレビまで取り上げ日本では大騒ぎになったとのこと。<br /><br />各紙が一斉に記事にした理由は現地で大騒ぎになったからではない。非常に単純で、試合会場で毎朝無料配布される新聞(ヘラルド・サン:試合のスポンサーの1社)にセンセーショナルなこの記事が載り、日本から派遣された全て記者がこの記事を見て、取材がいらない美味しい(日本の読者の興味を引く)ネタと考え、一斉に日本に原稿を送ったから。<br /><br />ちゃんとこの記事を書いたヘラルド・サンの記者(Mark Hayes)に取材して、記事を書いたのは舩越園子さんのみ。<br /><br />上記のスポニチの記事では「記事には石川に対する間違った記述も多いが・・・」と書いているが、このオーストラリア人のゴルフ記者は(必要以上に)辛らつな表現を使用しているが、内容は極めて正確な記事を書いている。<br /><br />チームの勝敗に関しては、「16ホールを3アンダーで回り、石川・エルス組のパーフォーマンスは悪くない」「米国ペアが良すぎた」と書きながら、遼くんにこれほど辛辣な言葉を投げつけている背景とは何か?<br /><br />「オーストラリアの観客(結果としてマスコミも)は、どうしても今回のプレジデンツ・カップで勝って欲しかった」ので、遼くんが「初日のチーム練習に参加しなかったことがどうしても許せなかった」からだと私は想像しています。それほど、オージーの勝利に対する執念はすごかった!<br /><br />日本の報道は「14日(月)に搭乗予定だった航空機が欠航になった」から「初日のチーム練習に参加できなかった」と書いていますが、実際は少し異なり、「欠航になる前から練習には一部しか参加できなかった」のでは・・<br /><br />「CM撮影が日曜日に入っていたので、(シュワーツェル選手も金庚泰選手も搭乗した)13日(日曜日)夜の飛行機を予約できなかった。」「仕方ないので、15日(火)午前10時30分に到着する14日(月)午後日本発の飛行機を予約していた」しかし「この航空機が欠航になった」その結果「メルボルン空港到着が午後2時過ぎになり、この日は全く練習に参加できなかった」が実際の出来事と思われます。<br /><br />この記者が問題にしているのは「CM撮影をプレジデンツ・カップの公式練習より優先させた」点だと思います。<br /><br />SCHEDULE OF EVENTS<br /> 注目すべき箇所は TUESDAY - NOVEMBER 15(公式練習1日目)<br /> 9:30 A.M.  International Team Photo (Practice Range)<br /> 10 A.M.   International Team Practice<br />このような公式スケジュールが発表されていました。<br /><br />最初の午前10時30分にメルボルン空港に到着する航空機では、この練習時間に間に合わないのははっきりしています。<br /><br />米国のビッグ・ネームも余裕を持ってメルボルンに入り、皆で揃って初日からペアを組んで練習に参加していることを考えると、遼くんのマネージメントの責任者の「プレジデンツ・カップに対する意識の低さ」は明らかで、スケジューリングの失態は明らかでしょう。<br /><br />このオーストラリア人の記者から見ると「こんなにプレジデンツ・カップを軽く見ているのなら、参加するな!最初から参加を辞退しろ!」と言いたいぐらいの怒りだったと想像します。<br />

    Herald Sun 107面の遼くんに関する記事

    スポニチの記事(11月18日付)では

    石川の初日のプレーについて、地元で発行部数1、2を争う「ヘラルド・サン」が18日付で大きく掲載。「期待はずれの若き王者」の見出しのもと、「これだけピンに寄らないショットを繰り返すのは、このレベルではありえない」などと酷評した。記事には石川に対する間違った記述も多いが、本来のショットを見せて汚名を返上するしかない。

    と書かかれ、各スポーツ紙、テレビまで取り上げ日本では大騒ぎになったとのこと。

    各紙が一斉に記事にした理由は現地で大騒ぎになったからではない。非常に単純で、試合会場で毎朝無料配布される新聞(ヘラルド・サン:試合のスポンサーの1社)にセンセーショナルなこの記事が載り、日本から派遣された全て記者がこの記事を見て、取材がいらない美味しい(日本の読者の興味を引く)ネタと考え、一斉に日本に原稿を送ったから。

    ちゃんとこの記事を書いたヘラルド・サンの記者(Mark Hayes)に取材して、記事を書いたのは舩越園子さんのみ。

    上記のスポニチの記事では「記事には石川に対する間違った記述も多いが・・・」と書いているが、このオーストラリア人のゴルフ記者は(必要以上に)辛らつな表現を使用しているが、内容は極めて正確な記事を書いている。

    チームの勝敗に関しては、「16ホールを3アンダーで回り、石川・エルス組のパーフォーマンスは悪くない」「米国ペアが良すぎた」と書きながら、遼くんにこれほど辛辣な言葉を投げつけている背景とは何か?

    「オーストラリアの観客(結果としてマスコミも)は、どうしても今回のプレジデンツ・カップで勝って欲しかった」ので、遼くんが「初日のチーム練習に参加しなかったことがどうしても許せなかった」からだと私は想像しています。それほど、オージーの勝利に対する執念はすごかった!

    日本の報道は「14日(月)に搭乗予定だった航空機が欠航になった」から「初日のチーム練習に参加できなかった」と書いていますが、実際は少し異なり、「欠航になる前から練習には一部しか参加できなかった」のでは・・

    「CM撮影が日曜日に入っていたので、(シュワーツェル選手も金庚泰選手も搭乗した)13日(日曜日)夜の飛行機を予約できなかった。」「仕方ないので、15日(火)午前10時30分に到着する14日(月)午後日本発の飛行機を予約していた」しかし「この航空機が欠航になった」その結果「メルボルン空港到着が午後2時過ぎになり、この日は全く練習に参加できなかった」が実際の出来事と思われます。

    この記者が問題にしているのは「CM撮影をプレジデンツ・カップの公式練習より優先させた」点だと思います。

    SCHEDULE OF EVENTS
     注目すべき箇所は TUESDAY - NOVEMBER 15(公式練習1日目)
     9:30 A.M.  International Team Photo (Practice Range)
     10 A.M.   International Team Practice
    このような公式スケジュールが発表されていました。

    最初の午前10時30分にメルボルン空港に到着する航空機では、この練習時間に間に合わないのははっきりしています。

    米国のビッグ・ネームも余裕を持ってメルボルンに入り、皆で揃って初日からペアを組んで練習に参加していることを考えると、遼くんのマネージメントの責任者の「プレジデンツ・カップに対する意識の低さ」は明らかで、スケジューリングの失態は明らかでしょう。

    このオーストラリア人の記者から見ると「こんなにプレジデンツ・カップを軽く見ているのなら、参加するな!最初から参加を辞退しろ!」と言いたいぐらいの怒りだったと想像します。

  • 11月18日(金) 試合2日目(フォアボール・マッチ)<br /><br />今日も晴れ(午前7時、ホテルの部屋からの眺め)。<br /><br />昨日より、少し雲が多い。<br /><br />午後、サンダーストーム(雷雲)が来るとの予報が出ているので<br />試合開始が2時間早まり、1組(遼くんとエルス選手)の<br />スタートは9時35分に早まる。

    11月18日(金) 試合2日目(フォアボール・マッチ)

    今日も晴れ(午前7時、ホテルの部屋からの眺め)。

    昨日より、少し雲が多い。

    午後、サンダーストーム(雷雲)が来るとの予報が出ているので
    試合開始が2時間早まり、1組(遼くんとエルス選手)の
    スタートは9時35分に早まる。

  • 第2日目もエルス・石川組がワトソン・シンプソン組と第1組で対戦<br /><br />(昨日と同じ組み合わせ)<br /><br />昨日の敗戦の雪辱を期待したが・・・

    第2日目もエルス・石川組がワトソン・シンプソン組と第1組で対戦

    (昨日と同じ組み合わせ)

    昨日の敗戦の雪辱を期待したが・・・

  • 2009年のプレジデント・カップをテレビで見た時はそれほど感じませんでしたが、今回オーストラリア人の観客に混じって観戦していると、オージーの勝利に対する思いの強烈に圧倒されます。 <br /><br />今日の4番ホール、 <br /><br />遼くんが2打目をグリーン奥にこぼし、少し手前のグリーンにババ・ワトソンが乗せた後の3打目のシーンをテレビが放映したと思います。 <br /><br />この3打目、遼くんは旨くピンに寄せましたが、ワトソンの球は同じような位置から打ったのにピンを過ぎても止まらず、グリーンの外のフェアウエイに10mくらい転げ落ちてしまいました。 <br /><br />この時、遼くんのパットにはやんやの喝采、ワトソンのパットにもそれ以上の地鳴りのようなやんやの喝采が鳴り止みませんでした。球だ転がるにつれてどんどん拍手、喝采が大きくなるのですよ。観客に混じっていて、鳥肌が立つと同時に「遼くんは大変な試合に参加しているな〜」と恐ろしくなってしまいました。 <br /><br />サッカーの試合で「アウエイの試合は大変」と聞いていましたが、今回は「アウエイ」の恐ろしさ実感しました。観客が「敵の傷口に塩を擦り込んでいる」と感じる雰囲気です。 <br />「良いプレーには拍手しましょう!」との日本のマナーはどこかの絵空事に感じてしまいます。 <br /><br />日本では有り得ない応援風景ですよ。まさに、観客を含めた「戦」で、勝利以外の善戦はカップ戦においてまったく評価されないとも感じました。 <br /><br />他方、これに耐え、跳ね返す米国ペアーの精神力に感心すると同時に、オージーと一緒に米国チームのミスに拍手し、喜んでいる自分にも驚いてしまいます。 <br /><br />これって、楽しいので病みつきになるかも・・・・このホールで遼くんがパーパットを入れ、シンプソンが外し、AS(オール・スクウェア)に戻したので、皆で飛ぶ跳ねて大喜びしてしまいました。 <br /><br />米国の試合(再来年)では逆なのでしょうね。選手のハートが強くなるはずです。

    2009年のプレジデント・カップをテレビで見た時はそれほど感じませんでしたが、今回オーストラリア人の観客に混じって観戦していると、オージーの勝利に対する思いの強烈に圧倒されます。

    今日の4番ホール、

    遼くんが2打目をグリーン奥にこぼし、少し手前のグリーンにババ・ワトソンが乗せた後の3打目のシーンをテレビが放映したと思います。

    この3打目、遼くんは旨くピンに寄せましたが、ワトソンの球は同じような位置から打ったのにピンを過ぎても止まらず、グリーンの外のフェアウエイに10mくらい転げ落ちてしまいました。

    この時、遼くんのパットにはやんやの喝采、ワトソンのパットにもそれ以上の地鳴りのようなやんやの喝采が鳴り止みませんでした。球だ転がるにつれてどんどん拍手、喝采が大きくなるのですよ。観客に混じっていて、鳥肌が立つと同時に「遼くんは大変な試合に参加しているな〜」と恐ろしくなってしまいました。

    サッカーの試合で「アウエイの試合は大変」と聞いていましたが、今回は「アウエイ」の恐ろしさ実感しました。観客が「敵の傷口に塩を擦り込んでいる」と感じる雰囲気です。
    「良いプレーには拍手しましょう!」との日本のマナーはどこかの絵空事に感じてしまいます。

    日本では有り得ない応援風景ですよ。まさに、観客を含めた「戦」で、勝利以外の善戦はカップ戦においてまったく評価されないとも感じました。

    他方、これに耐え、跳ね返す米国ペアーの精神力に感心すると同時に、オージーと一緒に米国チームのミスに拍手し、喜んでいる自分にも驚いてしまいます。

    これって、楽しいので病みつきになるかも・・・・このホールで遼くんがパーパットを入れ、シンプソンが外し、AS(オール・スクウェア)に戻したので、皆で飛ぶ跳ねて大喜びしてしまいました。

    米国の試合(再来年)では逆なのでしょうね。選手のハートが強くなるはずです。

  • 試合2日目(フォアボール・マッチ)の結果<br />

    試合2日目(フォアボール・マッチ)の結果

  • 11月19日(土) 試合3日目<br /><br />午前:フォアサム・マッチx5組<br /><br />午後:フォアボール・マッチx5組<br /><br />午前5時、ホテルの窓の外はまだ暗い(写真)。<br />街灯に照らされた路面が光っている。雨が降っている。<br /><br />遼くんが午前のフォアサム・マッチにエルス選手と組んで出場することになったので、6時のシャトル・バスでホテルを出発する予定。<br /><br />今日はどうしても勝って欲しい。

    11月19日(土) 試合3日目

    午前:フォアサム・マッチx5組

    午後:フォアボール・マッチx5組

    午前5時、ホテルの窓の外はまだ暗い(写真)。
    街灯に照らされた路面が光っている。雨が降っている。

    遼くんが午前のフォアサム・マッチにエルス選手と組んで出場することになったので、6時のシャトル・バスでホテルを出発する予定。

    今日はどうしても勝って欲しい。

  • 今日は朝から雨が降り続き、試合開始が午前7時過ぎと早朝だったこともあり、ギャラリーが比較的少なく、1番ホールから遼くんの組に付いて回ることがでました。 <br /><br />本当に、今日は良い日でしたね。 <br /><br />1番、2番を相手に取られ、2ダウンのスタート。3番、5番と遼くんがすばらいティーショットを打ち、AS(オール・スクウェア)に戻すとオージーからやんやの喝采と拍手。 <br />6番では、エルス選手の打ったフェアウエイ・センターの球の第二打をミス。グリーン奥にこぼすとオージーから大きなため息がもれる。続けざまに7番も落とし、また2ダウンになると、周りのオージーから「今日もダメか〜」との思いが感じられる。 <br /><br />私達は「2ダウンで粘れ!まだまだチャンスがくる!今日はなにがあっても勝って!」と声に出さずに懸命に応援。 <br /><br />10番に来ると、雨の中2重3重の人垣ができ、遼くんが第二打をグリーンに乗せると、遠くから大歓声、呼応するかのごとく周りのオージーも拍手、拍手。アメリカチームも同じく乗せるが拍手はパラパラ。 <br />このホールで1ダウンに戻すと、割れんばかりの歓声。 <br /><br />12番を取り、AS(オール・スクウェア)に戻すと、周りのオージーが手を突き上げ、歓声を上げている。、 <br /><br />ここまで来ると、14番で取られ、1ダウンになっても周りの熱気は冷めない。「次のホールで戻せ!」と押せ押せムード。 <br /><br />この熱気がボールを後押ししたのか、アメリカチームは15番、16番と連続して林の中に打ち込む。 <br /><br />16番のパットを遼くんが落ち着いて決め1アップにすると、大歓声が上がる。同時に周りのオージーから昨日までとは少し違う「ここは、RYO に任せておけば安心だ」といった信頼感が感じられる。 <br /><br />17番はピンチ。アメリカチームの第二打は快心の当たりでベタピン。バーディ確実。 <br />エルス選手の第二打はグリーンに乗ったが、かなり遠い。 <br />グリーンに近づくほど、この距離が遠く感じれれる。一緒に歩いていたオージー達も、だんだん静かになる。「これは?」と感じている様子。 <br /><br />遼くんが長いパットを強気に沈めると、周りのオージー達が(私達も)歓声を上げながら、踊り狂う。 <br />グリーンの近くの数箇所で、「RYO!」、「RYO!」 の声が上がる。 <br />18番、応援のクライマックス。遼くんが勝利のパットをキッチリと決めると、拍手、歓声と同時に「RYO!」、「RYO!」、「RYO!」の大歓声。 <br /><br />遼くん、アーニー、グレッグ、加藤君、みんな嬉しそうで、良い笑顔。 <br /><br />途中、色々なことがあたけど、良いフィナーレでした。 <br /><br />遼くん、ここまで辛かったね。こっちまで、ジーンときてしまったよ。 <br /><br /><br />最後に、午後のフォアボールの選手発表が休憩所の大テレビあった時、周りのオージー達から「RYOの名前がない」「RYOはどうしたんだ?」「どうして出ないんだ?」等の遼くんのフォアボール・マッチへの出場を期待する声が挙がっていたことを補足しておきます。 <br />この遼くん組の勝利が決まる前、フォアボール・マッチの出場選手は決まっていたようですね。 <br />

    今日は朝から雨が降り続き、試合開始が午前7時過ぎと早朝だったこともあり、ギャラリーが比較的少なく、1番ホールから遼くんの組に付いて回ることがでました。

    本当に、今日は良い日でしたね。

    1番、2番を相手に取られ、2ダウンのスタート。3番、5番と遼くんがすばらいティーショットを打ち、AS(オール・スクウェア)に戻すとオージーからやんやの喝采と拍手。
    6番では、エルス選手の打ったフェアウエイ・センターの球の第二打をミス。グリーン奥にこぼすとオージーから大きなため息がもれる。続けざまに7番も落とし、また2ダウンになると、周りのオージーから「今日もダメか〜」との思いが感じられる。

    私達は「2ダウンで粘れ!まだまだチャンスがくる!今日はなにがあっても勝って!」と声に出さずに懸命に応援。

    10番に来ると、雨の中2重3重の人垣ができ、遼くんが第二打をグリーンに乗せると、遠くから大歓声、呼応するかのごとく周りのオージーも拍手、拍手。アメリカチームも同じく乗せるが拍手はパラパラ。
    このホールで1ダウンに戻すと、割れんばかりの歓声。

    12番を取り、AS(オール・スクウェア)に戻すと、周りのオージーが手を突き上げ、歓声を上げている。、

    ここまで来ると、14番で取られ、1ダウンになっても周りの熱気は冷めない。「次のホールで戻せ!」と押せ押せムード。

    この熱気がボールを後押ししたのか、アメリカチームは15番、16番と連続して林の中に打ち込む。

    16番のパットを遼くんが落ち着いて決め1アップにすると、大歓声が上がる。同時に周りのオージーから昨日までとは少し違う「ここは、RYO に任せておけば安心だ」といった信頼感が感じられる。

    17番はピンチ。アメリカチームの第二打は快心の当たりでベタピン。バーディ確実。
    エルス選手の第二打はグリーンに乗ったが、かなり遠い。
    グリーンに近づくほど、この距離が遠く感じれれる。一緒に歩いていたオージー達も、だんだん静かになる。「これは?」と感じている様子。

    遼くんが長いパットを強気に沈めると、周りのオージー達が(私達も)歓声を上げながら、踊り狂う。
    グリーンの近くの数箇所で、「RYO!」、「RYO!」 の声が上がる。
    18番、応援のクライマックス。遼くんが勝利のパットをキッチリと決めると、拍手、歓声と同時に「RYO!」、「RYO!」、「RYO!」の大歓声。

    遼くん、アーニー、グレッグ、加藤君、みんな嬉しそうで、良い笑顔。

    途中、色々なことがあたけど、良いフィナーレでした。

    遼くん、ここまで辛かったね。こっちまで、ジーンときてしまったよ。


    最後に、午後のフォアボールの選手発表が休憩所の大テレビあった時、周りのオージー達から「RYOの名前がない」「RYOはどうしたんだ?」「どうして出ないんだ?」等の遼くんのフォアボール・マッチへの出場を期待する声が挙がっていたことを補足しておきます。
    この遼くん組の勝利が決まる前、フォアボール・マッチの出場選手は決まっていたようですね。

  • 第3日目午前、エルス・石川組はハース・クーチャー組と第2組で対戦<br /><br />試合3日目午前(フォアサム・マッチ x 5組※)の結果<br /><br /><br />※キム・キョンテ選手と Y.E.ヤン選手は休み<br /><br />

    第3日目午前、エルス・石川組はハース・クーチャー組と第2組で対戦

    試合3日目午前(フォアサム・マッチ x 5組※)の結果


    ※キム・キョンテ選手と Y.E.ヤン選手は休み

  • 第3日目昼に発行された対戦表( DAILY PAIRINGS )<br /><br />第3日目午後は遼くんとアレンビー選手が休み

    第3日目昼に発行された対戦表( DAILY PAIRINGS )

    第3日目午後は遼くんとアレンビー選手が休み

  • 試合3日目午後(フォアボール・マッチ x 5組)の結果

    試合3日目午後(フォアボール・マッチ x 5組)の結果

  • 11月20日(日) 試合最終日(シングルス・マッチ)<br /><br />昨日の雨も上がり今日は良い天気になりそう(ホテルからの眺め)

    11月20日(日) 試合最終日(シングルス・マッチ)

    昨日の雨も上がり今日は良い天気になりそう(ホテルからの眺め)

  • 最終日朝に配布された対戦表( DAILY PAIRINGS )<br /><br />遼くんはババ・ワトソン選手と第3組で対戦<br /><br />(ワトソン選手とは3回目の対戦)

    最終日朝に配布された対戦表( DAILY PAIRINGS )

    遼くんはババ・ワトソン選手と第3組で対戦

    (ワトソン選手とは3回目の対戦)

  • インターナショナル・チームの敗戦は残念でしたが、昨日の最終日は一段と楽しい一日でしたね。 <br /><br />私達は朝早くから5番グリーン(パー3)横のスタンド(2ブロックで約800人収容)に陣取り、正面に設置されている巨大画面でテレビの実況放送を見ていました。 <br /><br />画面で、ババ・ワトソン選手が3番ホールで奥からのパットを失敗し、ボールがグリーンの外に転げ落ち始めると、スタンドで「GO!」「GO!」「GO!」の大合唱が始まり、ラフでやっと止まると歓声、笑い声、拍手で大騒ぎでしたよ。 <br />

    インターナショナル・チームの敗戦は残念でしたが、昨日の最終日は一段と楽しい一日でしたね。

    私達は朝早くから5番グリーン(パー3)横のスタンド(2ブロックで約800人収容)に陣取り、正面に設置されている巨大画面でテレビの実況放送を見ていました。

    画面で、ババ・ワトソン選手が3番ホールで奥からのパットを失敗し、ボールがグリーンの外に転げ落ち始めると、スタンドで「GO!」「GO!」「GO!」の大合唱が始まり、ラフでやっと止まると歓声、笑い声、拍手で大騒ぎでしたよ。

  • 試合最終日(シングルス・マッチ)の結果

    試合最終日(シングルス・マッチ)の結果

  • USAチームの失敗に対するオージーの反応をレポートしました。昨日は同じスタンドに長時間いたので、オージーの選手のプレーに対する反応が大体解りました。これをレポートします。 <br /><br />インターナショナル・チーム(ホームチーム) <br /><br />●有り得ないほどのプレー(勝利、チップイン、10mのパットを入れる等)に対して <br /> オージーの反応:特大の拍手と歓声、両手を挙げ、名前の連呼し、飛び跳ねる <br /><br />●非常に良いプレー(ベタピン、3〜5mのパットを入れる)に対して <br /> オージーの反応:大きなの拍手と歓声(両手・片手を挙げてワオーと叫ぶ) <br /><br />●良いプレー(グリーンに乗せる、パットを入れる)に対して <br /> オージーの反応:大きなの拍手と歓声 <br /><br />●失敗のプレー(短いパットを外す、パットで大きくオーバーする) <br /> オージーの反応:軽い溜息、次に成功したときには大きな拍手と歓声 <br /><br /><br />USA・チーム(アウエイ・チーム) <br /><br />●有り得ないほどのプレー(勝利、チップイン、10mのパットを入れる等)に対して <br /> オージーの反応:大きな拍手 <br /><br />●非常に良いプレー(ベタピン、3〜5mのパットを入れる)に対して <br /> オージーの反応:おざなりの拍手 <br /><br />●良いプレー(グリーンに乗せる、パットを入れる)に対して <br /> オージーの反応:反応なし、静か <br /><br />●平凡なプレー(バンカーショットが3mほど行過ぎる、アプローチが寄らない等) <br />オージーの反応:かなり大きな拍手 <br /><br />●失敗のプレー(短いパットを外す、パットで大きくオーバーする) <br /> オージーの反応:大きなの拍手と歓声(両手・片手を挙げてワオーと叫ぶ)、 <br /> 重要な局面では飛び跳ねて喜ぶ。 <br /><br />USAチームのプレーに対してブーイングすることはありませんが、失敗に対しては拍手と歓声で哄笑するのが基本のように感じました。 <br /><br />なお、テレビでは現場マイクの音量を下げて放送しているので良く解りませんが、味方が勝利、チップイン、10mのパットを入れる等の状況では地鳴りのような大変な音量になっています。今日の遼くんのプレーでは11番のチップインがこれに当たります。 <br /><br />このプレーはこちらのテレビで今日のハイライトの一場面として繰り返し放送しています。その他はメーハン選手の最初の勝利、タイガーのバンカーショット、チョイ選手のバンカーからのチップイン、キム・キョンテ選手の18番のアプローチとウイニング・パットが入っていたように思います。 <br />

    USAチームの失敗に対するオージーの反応をレポートしました。昨日は同じスタンドに長時間いたので、オージーの選手のプレーに対する反応が大体解りました。これをレポートします。

    インターナショナル・チーム(ホームチーム)

    ●有り得ないほどのプレー(勝利、チップイン、10mのパットを入れる等)に対して
     オージーの反応:特大の拍手と歓声、両手を挙げ、名前の連呼し、飛び跳ねる

    ●非常に良いプレー(ベタピン、3〜5mのパットを入れる)に対して
     オージーの反応:大きなの拍手と歓声(両手・片手を挙げてワオーと叫ぶ)

    ●良いプレー(グリーンに乗せる、パットを入れる)に対して
     オージーの反応:大きなの拍手と歓声

    ●失敗のプレー(短いパットを外す、パットで大きくオーバーする)
     オージーの反応:軽い溜息、次に成功したときには大きな拍手と歓声


    USA・チーム(アウエイ・チーム)

    ●有り得ないほどのプレー(勝利、チップイン、10mのパットを入れる等)に対して
     オージーの反応:大きな拍手

    ●非常に良いプレー(ベタピン、3〜5mのパットを入れる)に対して
     オージーの反応:おざなりの拍手

    ●良いプレー(グリーンに乗せる、パットを入れる)に対して
     オージーの反応:反応なし、静か

    ●平凡なプレー(バンカーショットが3mほど行過ぎる、アプローチが寄らない等)
    オージーの反応:かなり大きな拍手

    ●失敗のプレー(短いパットを外す、パットで大きくオーバーする)
     オージーの反応:大きなの拍手と歓声(両手・片手を挙げてワオーと叫ぶ)、
     重要な局面では飛び跳ねて喜ぶ。

    USAチームのプレーに対してブーイングすることはありませんが、失敗に対しては拍手と歓声で哄笑するのが基本のように感じました。

    なお、テレビでは現場マイクの音量を下げて放送しているので良く解りませんが、味方が勝利、チップイン、10mのパットを入れる等の状況では地鳴りのような大変な音量になっています。今日の遼くんのプレーでは11番のチップインがこれに当たります。

    このプレーはこちらのテレビで今日のハイライトの一場面として繰り返し放送しています。その他はメーハン選手の最初の勝利、タイガーのバンカーショット、チョイ選手のバンカーからのチップイン、キム・キョンテ選手の18番のアプローチとウイニング・パットが入っていたように思います。

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