蓼科山登山　何も見えず・・・

2011/05/28 - 2011/05/28

5月最後の週末、蓼科山に登ってきました。
台風が接近してきていることもあり、予定していた小屋泊は
やめて、日帰りにしました。
　
小雨がぱらつき、周囲は雲・霧で景色は見れず、、、
予想された状況ではあったのですが。
頂上付近の北側斜面は、まだ雪がだいぶ残っていました。

登山中であったのはわずか2グループ＋1個人！
もくもくと修行のように登りました。

エリア 白樺湖・蓼科・車山(長野)

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回の登山ルート

竜源橋→天祥寺原→将軍平→山頂→女神茶屋→竜源橋


立科町観光課のページより。
http://www.shirakaba-ski.jp/tateshinayama.htm


※女神茶屋から竜源橋までは舗装された下り坂なので、
　この地図の所要時間は、逆だと思われます。
　まぁ、どちらにしろ10分程度の違いですが…

さて、出発です

竜源橋からの入り口はわかりやすく、すぐわかります
9：25出発。ちょっと遅いですが。

しばらくは足場のよい道が続きます

苔が見事できれいです。

その上に小さな木が生えています

笹の中を進みます

小雨がぱらついてきました

この沢も、雨が降ったらわたれなくなるかも
しれません

10時50分

天祥寺原につきました。

左に折れ、将軍平方面へ進みます。
道標があるので、わかりやすいです。

ここ数日の雨の影響か、水溜りが多く、また
道がそのまま小川になっていたりもします

もうすでに足元グチャグチャ。
こんなとき、ゴアテックスの靴でよかったと
思いますね。

鹿でしょうか？

こんな風に幹の皮がはがれているのを
たくさん見かけました

先頭のYさんがうまいこと導いてくれます

ひたすら川を登って行きます。
登山道が川になったのか。。。

雨がふったのもあるんでしょうけど、
雪解け水もたくさん流れてきてるんでしょうね

さてもう少しがんばります

残雪が現れました。

「将軍平へ１０分」でしょうか？

こういうのがあると、少し安心します。

そういえば、今回登ったルート中の道標には、
方面こそかいてあれ、距離表示・時間表示が
かいてありませんでした。　あったら親切なんですが。

気をつけて前の人の後を追います。

雪を不用意に踏んでいくと、実は
下が雪解けで空洞だったりして。

何度か足がズボ！！　とはまりました。
危ない危ない。

12時30分　将軍平、蓼科荘に到着です

ここで初めて人に会いました。
６−７人の家族連れと、ご夫婦の２グループ。

この後、頂上を経て下山途中で単独登山の人
に会うまで、誰とも会いませんでした

水分と炭水化物を補給します。

まわりは霧で、何も見えませんよ、、、

蓼科荘。宿泊も可能です。

こけももティーが気になります

1泊2食で7500円だったら、良心的な方では
ないでしょうか

中に入ってみます。
薪ストーブがありますね

ほんと「山小屋」って感じです。
いろいろお土産もあります。

小屋番のおっちゃんに情報を聞きます。
天気が天気だけに、お客さんはまったくいません

こぢんまりした山小屋です

本当はここか山頂の小屋で一泊する予定だったのですが、
明日は確実に台風が近づいてくるので、泊まらず下山
することに。

とりあえずトイレを借りて先に進みます。協力金200円です。

さぁ、頂上までもうひと踏ん張り

なんか、だんだん雪が多くなってきます。

さっきの小屋で、軽アイゼンをレンタルして
くればよかったかな、、、などと考えます

でも、もうあの小屋には戻らないので、借りても
返せないしな、、、

あと5分だそうで。

さぁがんばれ

これ、登りはまだいいけど、
下りはもっと怖いだろうなと思いました。

こんなんがこの先続いたら本当にやばい、、、

と思っていると、頂上の小屋が見えた！！

ほっとします。

みんなで喜び半分、安心半分。

おもわず真ん中を歩くMが「キターーーー」と
心の叫びを印す

蓼科山頂ヒュッテ。

ここにも協力金制のトイレがあります。

いつもはビールをおいしくいただくところですが、
こんな天気だし、、、第一寒い！

ということで、小屋のなかも見ずにそのまま
すぐ横の山頂へ

こんなシンプルな標がたっています

13時40分登頂　　標高2530m　　日本百名山の一つ。

ここからいい景色が見えたはずなんだけどなー

山小屋にとまって、夕日とご来光を拝むのが、
なによりの楽しみだったんですが。

あまり登頂したという実感がわきません。
なんでだろ？

視界が悪くて、どこがどっちやらさっぱり。

さて、帰りは女神茶屋の方へ下ります

13時45分　下山開始！

山頂周囲はこんな岩場ばっかり

大きな岩がごろごろしていて、その上を
乗り越えながら進みます

鎖で下りるところ

岩場が終わり、森林がでてきました。

比較的整備された、歩きやすい道です

後半はひたすら笹の中を進みます。

同じような景色がずっと続き、「あと
どんくらいなんやろ〜」ってみんなで言いながら
歩いていました。

距離か時間のめやすを書いた道標がほしい！

ついに！！！　道路が見えました。

ゴーーール!

みんなで喚起の声をあげます。

逆にここから登るコースもありです。
が、あの雪と川を下るのは、嫌な感じです。
Yさんが勧めてくれた、今回の回り方で
よかったと思いました

女神茶屋

もちろんやってません

いちにち数便。

今はここ、走ってるのかな？

竜源橋に向かうのに、舗装道路のゆるい下りを歩きます。

途中に「女の神展望台」があります。

八ヶ岳、南アルプスが見える！！！



はずなんだけど。

下のほうは雲の海です。

本当になにも見えなかった山登りで、
体力づくりの修行みたいでした。
花もあまり咲いてなかったしな、、、

でもいけてよかったです
また天気の良いときにいきたいです