【2010ペルーの旅(4)】　インカの宿場　オリャンタイタンボ

2010/05/03 - 2010/05/03

ゴールデンウィークをフルに活用して、南米ペルーへ。
個人手配のひとり旅ながら、行ってる場所は結構メジャーだったりします。
まあ、せっかくペルーまで行けば、マチュピチュもチチカカ湖もナスカも見たいので（＾＾；

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【旅の行程】　●：この旅行記の部分です。

○4/29（木）
成田1845→ロサンゼルス1300　（SQ12）シンガポール航空
午後：ロサンゼルス滞在（サンタモニカ、UCLA）
【宿泊】ロサンゼルス空港付近

○4/30（金）
ロサンゼルス1320→リマ2355　（LA601）ラン航空
リマ空港内で一夜を明かす

○5/1（土）
リマ525→クスコ640　（LP123）ランペルー航空
クスコ空港で、ピサックを通ってオリャンタイタンボまで現地バスツアーに便乗
ピスカクーチョまでタクシー移動
ピスカクーチョ1610→アグアスカリエンテス1724　（PERU RAIL）
【宿泊】アグアスカリエンテス

○5/2（日）
午前：マチュピチュ・ワイナピチュ登山
マチュピチュ1622→ピスカクーチョ1803　（PERU RAIL）
のはずが、なぜか運休　1900発の列車に変更
ピスカクーチョ→オリャンタイタンボ（PERU RAILの送迎車）
【宿泊】オリャンタイタンボ

●5/3（月）
午前：オリャンタイタンボ遺跡
オリャンタイタンボ→ウルバンバ→クスコ
午後：クスコ散策
【宿泊】クスコ

○5/4（火）
終日：クスコ→プーノ（現地のツアーバスで途中の遺跡を見ながら移動）
【宿泊】プーノ

○5/5（水）
終日：ウロス島、タキーレ島
【宿泊】プーノ

○5/6（木）
フリアカ850→リマ1025　（LP123）ランペルー航空
午後：リマ市街散策
【宿泊】リマ

○5/7（金）
ナスカ日帰り

○5/8（土）
リマ0140→ロサンゼルス0825　（LA2604）ラン航空
ロサンゼルス1445→成田（5/9）1810　（SQ11）シンガポール航空
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エリア ペルー

昨日は夜遅くに着いた、オリャンタイタンボという場所。
朝起きて宿の外に出てみて、その清々しい光景に気づく。

青空に高い山が映えていて、素晴らしい。行ったことはないので想像でしかないが、ネパールのポカラもこんなような場所なんじゃないかと思った。
ちなみにタンボとは、ケチュア語で「旅籠」という意味だそう。つまり、ここはインカの宿場町なのです。

昨日は夜メシを食べ損ねてしまったので、朝食をたっぷり頂き、さっそく村散策も兼ねてオリャンタイタンボ遺跡を見に行くことに。
広場に出ていくと、リュックを担いだ西欧人バックパッカーが集団で歩いていた。これから、マチュピチュに向かってインカ道トレッキングに出発なのだろうか。

ほんとに小さい村ながらも、食事処や宿などは充実していそう。なかなか良い雰囲気です。一泊して正解だった。

看板が、建物によく馴染んでいる。
好きですねぇ、こういうの。

さて、目の前にある段々畑状の遺跡に入場する。

まずは、この段々畑を登っていく。
普段ならたいしたことないはずだが、高地のせいか、若干息切れする＾＾；

段々畑を登っていくと、ちょっとした広場に出て、そこには6個の巨石が並べられている。
これが、この遺跡の目玉なんだろうけど、なんだかよくわからない。何か神殿などの作りかけのようにも見えるが、その目的は解明されていないのだとか。

高地ゆえに登るのも、ちょっと疲れるけれども、ここからの景色がまた素晴らしい。
それは絶景とかいうものではなく、ちょっと遠くには山に囲まれ、すぐ下にはオリャンタの小さな村が見えるだけなのですが、のどかでとても落ち着くんですよね。
ワイナピチュの絶景も良かったけど、こういう場所も心地よくて、すぐに降りてしまうのは勿体ない！

階段状の段々畑

遺跡内には灌漑用水路などもありました。これはオリャンタの村にもあり、インカの時代の水路が現在もタイル道の隣に流れていて、風景を作り出しています。

オリャンタイタンボの路地裏を彷徨う。

午前は、たっぷりここで時間を費やしたので、そろそろクスコに向かいます。宿から荷物をピックアップして、オリャンタの市場の前へ。
ここに、ウルバンバまで行くコレくティーボ（乗り合いのワゴン車）が発着します。

市場の前は、子供たちの遊び場となっていて、待ち時間の間、眺めていて飽きません。

「ウルバンバ〜ウルバンバ〜」と叫んでいる声が聞こえたので、振り返るとワゴン車が待機していた。あっ、これか。
どうやら荷物は屋根の上に積まれるようだが、ちょっと心配だったので、車内に持ち込ませてもらった。狭いのにすまぬ。。。

ワゴン車は、定員（以上）になるまで客待ちをしてから出発。目の前の椅子もないところに、ちょこんと子供が座っていて、乗っている間お見合い状態でした（笑）
とはいっても、向こうもおとなしくしていたが、時々こっちを見つめてにやにやしてくる。その瞬間からにらめっこごっこ開始です（笑）

そんな30分間を経て、車はウルバンバに到着。ここで、クスコまでの乗り合いバスに乗り継ぎです。

ウルバンバのバス待合所。
売店がいくつか並んでいます。

ここからクスコまでは、1時間以上かかるのですが、値段は3ソル（100円程度）と安い。
このバスもまた満員になるまで詰め込みます。

その間は、とうもろこしとか果物などの販売するおばちゃんが乗ってくる乗客に声かけてくる。

ウルバンバを出発したバスは、すぐに坂道をぐんぐんと登っていきます。そうか、クスコはここより標高が高かったんだ。これまで、先にマチュピチュに逃げてきたゆえ、高山病にならずに済んでいるけど、クスコでも大丈夫かな。

途中のどっかの町（わからん）では、お祭りやってました。行進が遅いので、バスは反対車線を使って強引に追い越して行きました。