キューバで宿泊した個性的な３つの宿

2010/12/30 - 2011/01/02

キューバにはコロニアルなホテルやカサ・パルティクラルという民宿のようなホテルなど様々なタイプがあるということなのでハバナ滞在の３泊４日の３泊の全てを違うホテルに泊まって楽しんでみましたので、ここではその３種類の宿を紹介させていただきます。
カサ・パルティクラルというホテルはキューバ人と深く接したい人には最高の宿だと思います。家のタイプ、オーナーのタイプにより全く違った雰囲気を味わうことができホームステイしているような感じで楽しかったです。但し当たり外れが有ると思いますので選択肢が有る場合はいくつか回ってオーナーさんや部屋を吟味してみることをお勧めします。
個人的には２泊目の宿がとても気に入りました。

エリア ハバナ(キューバ)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: エアカナダ
• 旅行の手配内容: 個別手配

１泊目

コロニアルスタイルのラケルホテルです。
旧市街の中心部にあり何をするにも便利です。

ロビーには石造とステンドグラスがありました。

日本では見かけることは少ないですが海外では多くの鉄格子のエレベーターが現役で稼動しています。
エレベーターはこんな感じでシンプルな方がいいと思いました。正直、日本は安全性や快適さを求めすぎだと思います。

中央は吹き抜けになっており天井にはガラスが入っているため採光性抜群です。

エキストラベッドを入れてもらって３人で利用しても余裕なくらい部屋は広かったです。

屋上に登ってみました。

上の写真の塔みたいなところの中から撮影した写真です。

景観はあまり美しくないのが残念ですが夜は星が綺麗でした。

２泊目

茶色い車が停まっているところが入り口で３階がカサ・パルティクラルです。

長い通路沿いに部屋が４つほど並んでいて突き当たりはキッチンでホテルのような造りになっていました。
母一人子一人で生活しているお宅でした。

ベッドが２つしか無いので私はソファーで寝ました。

おしゃれに飾られたリビングルーム
置物はオーナーさんが趣味で作られたそうです。

不思議な形をしたシャワーです。
電源がジョーロのような部分に接続されているということは、ここで一旦水を温めてお湯を出しているということなのでしょうか。

ベランダからは遊園地とモロ要塞が見えます。

ベランダの反対側の風景です

一人１０ＣＵＣと高めなのですがキューバの家庭料理を食べられるチャンスなので宿にお願いしました。
これが正解でシンプルな味付けで美味しいキューバ料理を満喫できました。
左奥はお赤飯のような物。キューバでライスを食べるのは意外でした。
手前は芋と豚肉です。

日が暮れてきました。

今晩は２０１１年の年越しです。
街を見た感じ年越しの雰囲気は一切無かったので、そういった習慣は無い国なのかと思っていたのですが、０時を過ぎた直後、対岸の要塞の砲台から無数の空砲が打たれ凄まじい音が町中に響き渡りました。その直後、あっちこっちのベランダから外に向ってバケツで水が撒かれ始めました。もちろん我々も参加しました。
３階から大量の水をぶち撒くのって快感ですね♪

色合いがおしゃれなキッチンでオーナーさんが朝食を作ってくれています。

これが作ってくれた朝食
スペイン風のオムレツとパパイヤとコーヒーと絞りたてのオレンジジュースです。
とても美味しかったです〜

屋上を見せてくれるというので連れて行ってもらいました。
これが屋上に登った階段なのですが柵が無いので帰りは気をつけないとそのまま下に落ちてしまいます。

屋上に出ました〜

素晴らしい眺めじゃないですか〜

要塞もはっきり見えます。

写真を撮るたびにオーナーさんは大喜び
もっと撮れ、あれも撮れと大騒ぎでした。

なぜかナイキのマークが。。。

部屋に日本のポスターを発見しました。
お亡くなりになられた漁師の旦那さんが日本に行った際に買ったようです。

３泊目

サンタマリアという街の隣町で利用したカサ・パルティクラル
２階部分に２部屋あり貸切でしたが整備が行き届いておらず少し残念。浴槽は漏電しておりシャワーを浴びると感電という軽い恐怖も味わいました。
近所の方など不特定多数人々が１階で一日中飲み会をしていました。特に気になりませんでしたが深夜２時過ぎまでコンサート会場のような大音量でラテンのダンスソングが流れていてとても不思議なちょっと怪しい宿でした。

コレが部屋。
ベッド以外は何もありません。

奥に写っているのがオーナーさんで家族構成は不明。キューバ人としては珍しく物静かでいろいろと謎の人でした。
手前に写っている人も謎で孫が居ると言いながら朝は若い女性とデート帰りでした。


おしまい