2010/09/10 - 2010/09/14
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キリさんですさん
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あこがれのローマとフィレンツエをノンビリと一人で散策することを目的とした、イタリア一人旅の最終編です。本編は夕暮れ時のアルノ川沿いの道を夕陽を浴びたフィレンツエの街並みとピサの斜塔見学を中心に掲載しています。運よく天気も連日快晴で最高の景色を堪能することが出来ました。 ミケランジェロ広場では偶然、結婚式を挙げたばかりの二人を囲んだダンスパーティを見ることができました。 フィレンツエの街並みを背景にしたダンスと音楽に世界各国から来た観光客から拍手喝采で素晴らしい光景を目にすることが出来、忘れられない旅となりました。夕陽に映えるアルノ川とともにその感動の一部でも感じていただけると幸いです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ローマを出発してユーロスターで無事フィレンツエに到着と思ったのですが。小さな駅なので一緒に降りた地元の婦人に聞いてみると「この駅はFirenze Campo Diですよ」とのこと。ユーロスターの停車するフィレンツエの駅は一つと思っていたが中央駅のほかにもあるとは。多少の予定外のことがあっても慌てなくなったので冷静に12番バスに乗り換え、地元の乗客たちと歓談しながら中央駅に到着。これも旅の思い出の一つであり、結構楽しかったです。
-
こちらが中央駅のサンタ・マリア・ノヴェラ駅です。
駅前が広々としており綺麗な駅です。
宿泊したのは「アリナリ」という名前の小さなホテルで駅から歩いて1分でした。
スタッフは優しく一人旅にはとても使いやすいホテルでした、宿泊客の大半が日本の若い女性だったのには驚きました。 -
翌朝、早く起きて「さあフィレンツエの街を歩くぞ」と勇んで出発。
駅の近くのサンタマリア・ノヴェッラ教会です。
幾何学模様のファサードが朝日を浴びて綺麗でした。
ドメニコ派の聖堂として建てられたフィレンツエ・ゴシック様式の代表的な建築物だそうです。 -
続いて、夢にまでみたドウオモとフィレンツエの街並みです。南側にそびえるジョットの鐘楼に昇って撮ったものです。ここもサンピエトロ大聖堂のクーポラに負けず400段以上の階段を登るので足腰が弱くならないうちに行かれたほうが良いですよ。途中に景色の良い休憩場所があるので「誰もいないしこの辺でいいか」との誘惑に負けずに昇りきらないとこの景色は見れません。
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同じくジョットの鐘楼の屋上からの景色です。
映画「冷静と情熱のあいだ」の再会の場面を思い出します。
映画や写真では何回も見た景色ですが、やはり生のフィレンツエの街並みは違いますね。 早朝なのでこの屋上には私一人だけで、素晴らしい景色と静寂を独り占めできる喜びに感動しました。 -
今、登ったジョットの鐘楼です。今度はドウオモの上に昇ろうと入り口に向かっていたら日本の男子学生に声を掛けられた。英国留学が終わり帰りがけにヨーロッパ各地を一人旅しているとのこと。日本の将来に失望して元気がないので何とか励まそうと1時間近くも立ったまま熱い議論。なんだか疲れてきて「ドウオモに昇るのは次回の楽しみにとっておこう」と自分に言い訳をして、この場所を去った。
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適当にシニョリーア広場の方に歩いている途中にあった「ダンテの家」です。
大道芸人が建物の前に立っていました。 -
いきなりポンテ・ヴェッキオです。(笑い)
途中は街歩きを楽しんでいたので写真をとるのを忘れていました。
ここは撮らないとマズイと慌てて撮った写真です。 -
また急にドイツ中年女性とのツーショットです。(笑い)
写真を撮るのが飽きてきたので二人連れのドイツ人とフィレンツエの印象などの道端での対話会です。
「フィレンツエの街は洒落た雰囲気で良いですが、この三人には似合わないですね」のジョークが受けて大笑いとなり、すっかり打ち解けて楽しいひと時でした。 -
日本にも行ってみたいとの話題が出たので「日本はメタボに厳しい国なので、日本に入国するにはあと20KGは減量したほうが良いですよ」とアドバイスしたら
「頑張るので、日本に行ったら案内してください」との真面目な答え。本気モードなので私の携帯番号をメモ書きして渡した。(本当に日本に来るのかな)
別れ際に撮った写真です。笑顔が素敵でした。 -
いったんホテルに帰り休憩後、散策の再開です。
しばらくは近辺を観光してみます。
ホテルから歩いてサンマルコ広場に行く途中で道に迷い、このような建物と出会いました。 この建物は何でしょう。 -
やっとサンティッツマ・アヌンツイアータ広場を見つけました。
三方を柱廊に囲まれた広場で、中央に騎馬像と2つの噴水があり、ひっそりとした落ち着いた広場です。 -
広場に面したところに孤児養育院あります。
ブルネレスキの設計により1445年に建てられた欧州最古の孤児院だそうです。
アーチと純白の円形浮彫が綺麗です。 -
サンタマリア・マッダレーナ・デ・バッツイ教会です。
15世紀の画家ペルジーノの代表作である「十字架に架かるキリスト」があるそうです。 -
細い路地をアルノ川方向へ歩きサンタクローチェ教会に到着しました。
ミケランジェロ、ガリレオ・ガリレイ、マキャベリの墓があることで有名です。
イタリア最大の会派フランチェスコ会の壮大な教会だそうです。
教会前に広い広場があり市民の憩いの場となっています。 -
グラツイエ橋を渡りピッティ宮殿に来ました。内部にはパラティーナ美術館をはじめ7つの美術館と博物館およびボーボリ美術館があります。
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アルノ川沿いを歩いてミケランジェロ広場に向かいます。
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フィレンツエ全景を最も綺麗に撮れるミケランジェロ広場からの風景です。
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ミケランジェロ広場にいた米国から来た6人のグループの最も若い青年と一緒に撮った写真です。 男性3人、女性3人の賑やかなグループで、この時は写真を撮りあった程度で別れたのですが、偶然にも後で駅の構内で再会することになりました。
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ミケランジェロ広場の先にあるサン・ミニアート・アル・モンテ教会です。
この教会は3世紀半ばキリスト教迫害時代に殉教した聖人ミニアートの墓の上に建てられたものだそうですが礼拝堂も含め気品を感じる教会です。
この教会で結婚式を挙げたカップルの素敵なダンス・パーティーを見ることができました。 本編の最後に紹介します。 -
夕食後、翌日のピサ行きのチケットを買うために駅へ。ここで先程別れた米国の6人グループと偶然再会。リーダ格の青年と「どちらが先にチケットを買えるか」の競争となった。券売機の言語は私は英語で彼はイタリア語のハンデをつけた。初めての操作だったが比較的スンナリいったが途中で「BASE」の選択と「カード種別」の選択で戸惑ったが現金購入にして無事購入。彼は左側の券売機だったのでカード購入しかできず途中でギブアップ。近くのBARで全員から「先生」の祝福を受けてビールで乾杯。隣のエクアドルのカップルも参加して大宴会となった。
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翌日は前夜の楽しかった宴会の余韻に浸りながらピサへ。この写真は同じ車両に乗り合わせた昨日のエクアドルの青年がわざわざ移動してきて撮ってくれたもの。
米国グループは探したが乗ってないのでチケットを買えなかったのかなと心配。 -
フィレンツエから約1時間ピサの駅に到着。田舎の駅といった風情があります。
不思議なのが折角買ったチケット(しっかり刻印済み)なのに乗降時および車内で検札もない。そもそも駅の構内に改札口もなければ駅員もいませんでした。 早速ピサ街歩きに出発することにします。 -
ピサ駅から斜塔まで歩いて20分くらいとのことなのであまり早く着いてもしょうがないので途中で寄った教会です。名前は分かりません。
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途中で渡ったアルノ川です。 フィレンツエよりもかなり下流になるので幾分流れが穏やかな感じです。 川を見ているうちに今日はフィレンツエに戻ったら夕暮れのアルノ川をたっぷりと散策しようと気合が入りました。
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ドウオモ広場の教会です。 名前は分かりません。
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ピサの斜塔に到着。
写真の撮る方向が悪く傾きがあまりわかりません。
(これではピサにある単なる塔です)
方向を変えて斜塔を支えるポーズを撮ってもらったが斜塔と手が離れすぎていて何とも間の抜けた写真なので、やむなくこちらの写真にしました。 -
昔はコルシカやサルデーニャまでもピサ共和国として栄えおりヴェネチア等と権力を競った海運王国の面影が残っています。
帰りもピサ駅の自動券売機でチケットを購入し昼過ぎにはフィレンツに戻った。(帰りもやはり検札はなくノーチェックでした) -
昼食後、シャワーを浴びて昼寝をタップリとして、いよいよ夕暮れのアルノ川沿いの散策に出発。 かなりの枚数を撮ったのですが似たような写真ばかりとなったので私が選んだベスト5に絞って掲載します。
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夕陽に映えるアルノ川沿いの街並みです。
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夕陽に映えるアルノ川沿いの街並みです。
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夕陽に映えるアルノ川沿いの街並みです。
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夕陽に映えるジョットの鐘楼です。
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最後にミケランジェロ広場近くのサン・ミニアート・アル・モンテ教会でなぜか教会の中に偶然参列させられて結婚式を見ているところです。
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結婚式終了後に新郎・新婦がミケランジェロ広場に向かってバックの楽団に合わせてパレードしているところです。
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フィレンツエの伝統的な街並を背景にして新婚カップルと仲間たちによるダンスパーティ、そしてそれを見守る世界各国の旅人たちの暖かい眼差しです。
今の日本に欠けている「伝統を守る努力」、「仲間を大事にして明日を夢みている若者たち」「幸せを見守る暖かい心」がここにはあるのだなジーンときました。
以上でイタリア一人旅は終わりとします。
心に残る思い出の旅となりました。
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