滝紀行◆織田信長にまつわる伝説のある『滝又の滝』（京都市右京区京北）

2009/04/19 - 2009/04/19

常照皇寺での花見を楽しんだ後、この日最後の目的地『滝又の滝』を訪れました。

『滝又の滝』には、織田信長にまつわる伝説があります。
入口から滝までは徒歩約25分（約1.2km）、ちょうど良いハイキングコースです。

エリア 南丹(京都)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

「常照皇寺」から周山街道を南下、笠トンネルの手前を左折し、狭い林道を走ると、滝入口に着きます。

滝入口から『滝又の滝』までは約1.2kmあるようです。
では歩き始めます。

この辺り一帯は北山杉の産地なので、遊歩道も杉木立沿いです。

杉木立の中を通り抜ける遊歩道。

Photo by wife

数えたら、途中７ヶ所で渡渉する場所がありました。
こちらは最初の渡渉箇所です。
“渡渉”といってもほとんどが狭い川幅のところを飛び石づたいに渡るだけです。

７ヶ所の渡渉箇所の内、ここが最も難所でした。

Photo by wife

こちらは最後の渡渉箇所です。

Photo by wife

川の流れがだんだんと急になってきました。
滝が近いのでしょう。

およそ30分位で滝に到着！
途中の遊歩道は、ほとんどアップダウンのない比較的歩きやすい道のりでした。

『滝又の滝』は、落差15ｍの段瀑です。
三段になって落ちる滝ですが、それぞれの段の姿に個性があて美しい姿をしています。
また、水量の大小によって姿がかなり異なるそうです。

また、この滝には下記のような言い伝えがあります。
「織田信長が日蓮宗と浄土宗との宗教問答を命じ、信長の甥の十界因果居士の判定で日蓮宗が負けた。本能寺の変の後、日蓮宗の仕返しを恐れた十界因果居士がこの滝の近くに隠れ住んだという。」

『滝又の滝』の上段部。

『滝又の滝』の滝口。

『滝又の滝』の中段部分。

『滝又の滝』の中段部分。

『滝又の滝』の中段部分。

『滝又の滝』の中段部分の水流は斜めに削られた岩に沿って落ちてゆきます。

『滝又の滝』の下段部分。

『滝又の滝』の下段部分と滝壺。

水勢の割に大きな滝壺を持っています。
きっと、大雨の時などに崖をオーバーハングしてこの滝壺に直接落下し、地面を掘ったものだと思われます。

無心に滝の写真を撮るJOECOOL。

Photo by wife

無心に滝の写真を撮るJOECOOL。

Photo by wife

無心に滝の写真を撮るJOECOOL。

Photo by wife

『滝又の滝』とその周りの風景。
ちょうど日が射しこんできました。

『滝又の滝』の下流の風景。

『滝又の滝』の下流の風景。

Photo by wife

西日が渓流に射しこんで、キラキラと綺麗ですね〜。

日の傾いてきました。
そろそろ戻ることにします。

Photo by wife

"to be continued"