初春のレッサーパンダ紀行【３】 大牟田市動物園　桃の節句のレッサーパンダガイド！！そらちゃん、レン君　今年はどうなのかな？？

2013/03/03 - 2013/03/03

３月３日桃の節句は大牟田市動物園を訪問です。
主目的は月に一度のレッサーパンダ・ガイドで大牟田ＺＯＯのお内裏様レン君とお雛様そらちゃんに会うことです。
写真を見てもらうと一目瞭然ですがここ大牟田ＺＯＯのレン君とてつもなくイケメンなパンダ、美形パンダ姉妹として名高いお姉ちゃんのメイファちゃん（市川市動植物園）、ミンファちゃん（鯖江市西山動物園）と比べても全く遜色のないキラッキラぶりは何度会っても感嘆しまいます。
ちょうど今はレッサーパンダの恋の季節、レン君と姉さん女房そらちゃんの関係もとっても気になります。


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/traveler/jillluka/album/10652280/

エリア 大牟田(福岡)

昨夜は佐賀に宿泊、一夜明けて今日は佐賀から西鉄の路線バスで柳川へ、柳川駅から西鉄電車に乗って大牟田駅へ、大牟田駅からは徒歩約１５分で大牟田市動物園に到着です。
入園料は大人３６０円です。

大牟田市動物園 動物園・水族館

今日は１３時１５分から月に１度のレッサーパンダのガイドの日なんです、もちろんいつ見ても可愛い大牟田のレッサーパンダですがガイドの日は更に可愛い姿を見ることができるんです。

レッサーパンダ舎は園内の一番奥、そこに向かう道すがらいつものようにいろいろな動物に挨拶をしていきます。
先ず初めにプールのゴマちゃんに挨拶し、その横の鳥舎のペリーさんを表敬訪問・・・ペリーさんは来園５１年目！！

そして触れあえるヤギさんに挨拶をしつつ、ホンドギツネのタクヤ君のところへ。
動物園にとっては地味な存在のホンドギツネですが、なんかタクヤ君とは個人的に波長が合うんですよね、いつも挨拶しちゃいます。

そして猛獣舎へ。
２０１１年７月６日生まれのリラちゃん、誕生日が一緒なので親近感が湧きます。
まだ１歳の可愛い女の子なのですが、なんと昨年まだ０歳の男の子のあさひ君が来たので少し人気を取られ気味？？
将来いい夫婦になって子孫を残してほしいです。

猛獣舎の後はゾウ、カンガルー、キリンとご挨拶し、やっと最奥のレッサーパンダ舎に到着です。

大牟田市動物園に暮らしているのは、
１９９７年７月１２日北九州市到津の森公園生まれのしょうた（将太）君、
２００２年６月２４日群馬サファリパーク生まれのそら（空）ちゃん、
２００８年６月２１日市川市動植物園生まれのレン君、
の３匹。

基本的には１３時頃までそらちゃん＆レン君、その後がそらちゃん＆しょうた君が屋外に出ることが多いようです。
レン君かしょうた君の屋外に出ていない方は屋内展示場にいます。

いつもの定位置でお昼寝しているのがそらちゃん。
後でキーパーさんとお話をしている時に教えてもらったのですが、そらちゃんのお母さんはいしかわ動物園のメロンちゃんで双子の兄（弟？）は野毛山動物園の海（うみ）君だったのですね。
メロンちゃんには先週会ったばかり、そして、来週は関東出張のついでに野毛山に寄って海君に会うつもりなので聞いてびっくりしました。

そして、元気に歩き回っているのレン君。
相変わらずのキラッキラぶり！！
レン君のお姉ちゃんのメイファちゃん（市川市動植物園）やミンファちゃん（鯖江市西山動物園）もとっても美形なパンダですが、レン君の美パンダぶりも相当なもの！！
僕はレン君を見るたびに何故だか若い頃の谷原章介さんを思い出すのです（笑）

そして屋内をせっせと歩き回るしょうた君。
僕が見ている間は一時も立ち止まらずに歩き回っていましたので全然写真が撮れません（苦笑）
左目が白内障で、昨年はぎっくり腰にもなったしょうた君なので元気に歩く姿が見れてほんと嬉しいです。
キーパーさんによると寒い日の朝は展示場に出す前にカイロで腰を暖めてあげるそうです。

そらちゃんに少し上に陣取るレン君、これが２匹の定位置なのかよく見る光景です。
気になるのはやはりこの２匹の恋模様・・・キーパーさんのお話では「もう恋の季節は終わりましたが、今年は可能性がない訳ではないです」とのこと、期待して待ちましょう。

動物の体内時計の正確さにはいつも感心させられます、１３時１５分からのレッサーパンダ・ガイドを数分後に控え主演女優そらちゃんが木から降りてきました。

さあ１３時１５分、レッサーパンダ・ガイドのスタートです。

大牟田ＺＯＯのレッサーパンダ・ガイドは１年半前にも見たことがありますが、その時もそらちゃんがお立ち台、レン君が地上にいました。

今日はレッサーパンダの毛にテーマを絞ったガイドでした。

「レッサーパンダの手のひらがどうなっているかレン君に見せてもらいましょう」ｂｙキーパーさん

「やみろ〜」ｂｙレン君

そう言う場合はリンゴを与えてっと（笑）

レッサーパンダの手のひらは毛がびっしりでミトンの様になっています。

そらちゃんはお立ち台上からリンゴを催促。
背中から尻尾まで綺麗な弧を描いてますね。

リンゴ・ゲットなそらちゃん。
そらちゃんはキーパーさんが”主演女優”と呼ぶのも納得の賢い女の子、キーパーさんが「こっち降りてきて」と言うと降りてくるし、「丸太を登って」とお願いすると登ってくれるんですよ。
キーパーさんとの信頼感のなせる業なんでしょうね。

一方、まだまだリンゴの誘惑に負けてしまい主演男優にはなりきれないレン君。
でも、今年の恋のシーズンにはキーパーさんから「そらちゃんに優しくしないとだめだよ」と諭されると素直に従いそらちゃんに優しく毛繕いしてあげた（普段なら飛び掛かる）そうですよ。

でも、このリンゴ命で甘えてくる姿がレン君の真骨頂！！

キーパーさんをよじ登る！！

主演女優そらちゃんはキーパーさんの指示に従い台秤の上へ。
レサーパンダはモコモコなので重く見られがちですが案外軽くてそらちゃんは板の重さ１ｋｇを引いて約７．２ｋｇでした。
レン君も同じくらい、しょうた君はもともと小柄な上に年齢を重ねて痩せていまったので現在の体重は約５ｋｇだそうです。

台秤から降りてご褒美のリンゴをもらうそらちゃん。

ガイドのお仕事は全てそらちゃんに任せっきりのレン君、でもレッサーパンダのやんちゃさを体現してくれました！！それはそれで大きな仕事ですね。

約１５分でレッサーパンダのガイドは終了・・・ありがとうございます、勉強になりました。

ここでレン君は屋内に収容、代わりにしょうた君が屋外に出てきます。

レン君と一緒に屋内に一旦入ってしまったそらちゃんが再び出てきました。

そしてしょうた君登場です！！
左目の白内障はだいぶん進行しているようですが元気に歩き回り、レン君がマーキングした場所で丹念にマーキングし縄張りを主張します。

木にだって登れます！！
でも、実は昨年の１２月３１日にしょうた君が木から落ちるのをキーパーさんが目撃したそうで、特にしょうた君に怪我はなかったようですが、キーパーさんは大晦日の閉園後に転落しても安全なように通称”しょうたネット”を張ったそうです。

ここでレッサーパンダ舎を離れ、大牟田市動物園で今一番注目の子に会いに行くことにします。

その子はライオンのあさひ君！！なんと２０１２年８月８日生まれ！！まだまだ可愛い子ライオンです。

１月に訪問した時には公開開始からあまり間が無かったこともあり放飼場の階段の上でそれこそ借りてきた猫状態だったあさひ君（旅行記→http://4travel.jp/traveler/jillluka/album/10738615）でしたが、あれから２カ月経ち振舞いにも余裕が感じられます。

１月にはお客さんの顔を見ては「ウッ」っと威嚇の声を上げていましたが、今ではお客さんの目の前にも平気で来れるようになりました！！

生後７ヶ月ですもんね、ほんとはお母さんの尻尾で遊んでる頃なんですよね。
天井から吊り下げられた竹筒で遊びまくるあさひ君でした。

キーパーさんをお母さん代わりにして立派な若獅子になって、リラちゃんとの間に子孫を残してほしいですね。

あさひ君があまりにも可愛らしいので猛獣舎前に長居していたら１４時３０分からの”トラ舎の裏側探検”のイベントが行われるのに遭遇しました。

長蛇の列！！人気のトラジロウ君に間近で会えると聞き僕も列に並ぶことにしました。

昨年までは放飼場の関係で朝夕の短い時間しか展示されなかったベンガルトラのトラジロウ君ですがこのお正月明けから終日展示になったそうです。
大牟田ＺＯＯのアイドル・メスのベンガルトラ（ホワイトタイガー）のホワイティちゃんに比べるとやはりかなり大柄なトラジロウ君です。

ちなみにこのイベントは「トラジロウ君がお肉に飽きるまで」の開催だそうで、もしトラジロウ君が満腹になったらこの時間はバックヤードに収容されているライオンのリラちゃんがリリーフを務めるとの事・・・実際この日も最後の方はリラちゃんが急遽登板したそうです。

いつも大満足の大牟田市動物園のおかげで僕の大牟田の街の印象はすこぶる良いのですが、今日は大牟田駅でとっても嬉しいことが。
子供の頃に憧れた”銀のハチイチ”に会えたんです！！
元々は関門トンネル専用の機関車で海水による腐食を防ぐためにステンレスのボディを与えられました・・・かっこいい！！

大牟田駅 駅

帰りは行きと逆のコースで西鉄電車で柳川駅へ。

柳川駅の構内には雛人形が飾られていました。
柳川から佐賀に掛けての地域は雛人形で有名なのですね。

柳川から佐賀までは西鉄バスです。
途中、大川市の筑後川の手前でバスを降りて周辺を散策しました、この辺りはのだめの故郷ですよね〜、筑後川の堤防道路はドラマにも何度も出てきましたもんね。

１９８７年３月に廃止された国鉄佐賀線の筑後川橋梁はとっても貴重な昇開橋。
大型船が通る時には鉄橋が上がり、列車が通る時には鉄橋が下がります。
佐賀線は廃止により列車が通ることはなくなりましたが、この筑後川橋梁は現役の昇開橋で人道橋として使用されています（現在は改修工事中で通行禁止で、２０１３年７月１日から通行が可能となるそうです）。

ここも漫画とドラマで使われていましたね、ベトベン（のだめ風）。
てっきり本当にベトベンと言う店名かと思ってたのですが、看板には見にくいですがちゃんと”ー”が２つあって店名は”ベートーベン”だったんですね！！
また”のだめカンタービレ”再読したくなりました・・・どっかで大人買いしようかな・・・。

さすが佐賀県！！電線の上にはカラスではなくカササギ！！
素敵すぎます！！

この旅行記へのコメント （4）

• まみさん 2013/03/14 06:31:21

  おちゃめなレンくん

  いやがっている体勢なのに、顔はキラッキラの王子さま顔。
  ギャップ萌え@

  jilllucaさん からの返信 2013/03/14 21:41:46

  RE: おちゃめなレンくん

  まみさん
  
  こんばんは〜。
  
  > いやがっている体勢なのに、顔はキラッキラの王子さま顔。
  > ギャップ萌え@
  
  キラッキラなんですよ〜。
  でも、実物はもっとキラキラですよ、会うたび「ほ〜」って溜息ついてしまいます。
  
  jillluca

• 大目付さん 2013/03/05 23:37:59

  jilllucaさん、今晩は〜

  何か甘えているようですね。またレサパンを見に行きたいです。
  
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜大目付〜

  jilllucaさん からの返信 2013/03/08 08:06:52

  RE: jilllucaさん、今晩は〜

  大目付さん
  
  おはようございます。
  
  > 何か甘えているようですね。またレサパンを見に行きたいです。
  
  キーパーさん（の持ってるリンゴに？）甘えてるレン君です。
  ４月頃に王子動物園でオフ会したいですね〜。
  
  jillluca